不登校の子供がいたら私は、親に協力して次のようなことをするでしょう。
次に書くことはもちろん年齢によって適齢期が変わります。
文字が読め、書けるようにする。
最初は日本語。読み書きの能力は、日常的な使用機会がないと、全く身に付かないというのは、あるでしょうね。子供のころ、年賀状を書くのが苦痛でした。
「紙媒体の本を読む、日記をつける、手紙を書く、伝言に手書きのメモを書くだけでも」との助言ですが、親も書かないといけないですね。
一定の学齢になったら英語。
算数。
電卓については、使い方のわからない中学生もいるというのを思い出して書きましたが、集計のような時に使うだけにとどめて、算数は両手の指を使ったりして数の概念に慣れる、頭の中で整理して数えたりするのが必要というのはありますね。
炊事、洗濯、掃除、5歳ぐらいからを推奨。
買い物は中学生くらいからでしょうか。リーズナブルな価格のもので食品や衣服、身の回りの品を整えられるように教えます。金銭感覚に必要な価値の見極めはアルバイトなどで自分で稼ぐようにならないと身につかないとのご指摘は、その通りと思います。
社会、理科は、生きていくうえで必要な範囲で。私の中学の理科の教師はほとんど何も教えなかった。
パソコンの使い方に親しませる。子供だからと言って旧式のパソコンではなく、最新のものを与える必要がとのご意見です。確かに旧式のものは反応が遅かったりしてストレスがあります。
検索機能を使いこなせれば、文字で書かれた世界は無限に広がります。
なお、パソコンに親しむと手書きで物を書くことが少なくなります。できるだけ物を書く機会を作ったほうが良い。
パソコンの仕組みに関心を持ったら、壊れてもよいパソコンを与え、いじらせて仕組みを学ばせる。これから先、パソコンやスマホのセットや調整は自分でやらないといけない。
さらに、年齢に応じてプログラミングを学ばせる。初歩でよいが、本人の関心があれば深く。
英語は、できればマンツーマンの学習の場を確保してやる。
体育は、公園で走る、ぶら下がる。長い距離を歩く。
街を歩いて社会の様子を見ることも有益です。特に交通時に自分の身を守れるように。気候の良いときに親子で歩きます。あれ何だろうね? などと話しながら。
次は、私が設定した小ハイキングのコースの例
鎌ヶ谷大仏駅、鎌ヶ谷大仏、旧木下街道、都市河川、団地の公園(高野台公園)、八木ケ谷北市民の森、長福寺(八木が谷城の本殿があったとされる、升月亭居山の筆子塚もある)、畑地帯、古い住宅地の生活道路、三咲駅
このコースで5.5kmほど。歩道があることを原則とし、そうでないところは、車両の交通の少ないところを選んでいます。
(新京成電鉄は、本数が多く、混んでいないのがメリットです。)
お住いの近くでGoogle Mapを使って適当なコースを探します。私は、名所旧跡は訪ねません。
私は中に入ったことがありませんが、佐倉市の国立歴史民俗博物館を親子連れで訪ねている人もいます。
家で勉強する場合、話す機会が少ないので、家族内で話す機会をつくりましょう。兄弟がいれば助かります。
18歳になれば運転免許を取得させましょう。
高校を卒業できなくても、高等学校卒業程度認定試験(高認)に合格すれば、大学を受験できます。
大学生程度になったら、簿記を勉強させましょう。簿記の2級をとれば足りるでしょう。今は、会計ソフトに入力するだけです。
本人の興味の持てることを優先して好きにやらせましょう。必要があれば尋ねさせます。
子供のころに不登校でも、その後学校を終えてから普通の社会人として暮らしている人は大勢います。これではだめだと子供の人生を否定しないようにしましょう。なんとでもなります。
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NKMさんから通信制高校も多様化していて選択肢となりうると教えてもらいました。NKMさん、ありがとうございます。以下に掲げます。
近年、通信制高校が充実してきており、転入・編入だけではなく、新入生としての入学も増えています。
年に2週間程度のスクーリングが必須ですが、自由な時間が多いです。
集団生活をしたい場合でも、学校によっては週に1回から5回までのスクーリングをするコースもあり、全日制と大差なく過ごすことも可能です。
様々な背景を持った人たちが通っているため、勉強が苦手でも自分のペースで頑張りたい人もいれば、学力レベルが高い人もいます。外見ではわからないけれど、若くして人生の苦悩を経験し、前を向く決心をした人が多いです。
全日制で右へ倣えの集団になじめなくても、通信制なら普通に暮らせる子はたくさんいます。
通信制高校は玉石混交なので見極める必要がありますが、旧来の価値観に押し込めるよりも、ポジティブでいられる選択肢になり得ます。
SYさんから ありがとうございます。
電卓は、使い方の学習にとどめ、日常の利用は実務(買い物の集計など)にだけ使用する。
学習に使うと、数概念や計算能力は身につきません。
もう、手遅れな人もすでにたくさんいますが、それでも良いなら放置で
炊事、洗濯、掃除は、小学校の家庭科に入っているので、中学からでは遅すぎます。
5歳ぐらいからを推奨、不登校以前の家庭教育が必要です。
万円単位でお年玉をもらう小学生の金銭感覚は、はっきり言ってトンデモです。
買い物については、アルバイトなどで自分で稼ぐようにならないと、金銭感覚に必要な価値の見極めは難しいです。
親が予算にタガをはめる小遣い制、もしくは家庭の経済力に合わせた親との交渉能力の問題になります。
読み書きの能力は、日常的な使用機会がないと、全く身に付きません。
新聞はあてにならないので紙媒体の本を読む、日記をつける、手紙を書く、伝言に手書きのメモを書くだけでも
意外と良いのが、興味を持った情報収集のための書写です。
これも、字を書けない人はたくさんいるので、無問題というなら放置で
ネットの利用も、情報をどうまとめるか、記録するか工夫が必要ですが、それに付き合える親がどれだけいるか
動画を見るだけでは、テレビをずっと見続けているのと同じで、成長発達を遅らせるだけです。
自然の中での観察や体験をする機会を最大限作り、引きこもり状態をできるだけ解消することが望ましいのです。
自然は田舎の方が圧倒的に有利ですが、社会の圧力は都会より地方の方が大きいので、これも難しいところです。
パソコンに関しては。お下がりではなく最新のものを与えないと、最新の動向にはついていけません。
最近気になったニュース記事を
医療が不登校に介入する必要性を主張する記事がYahooに出ていました。
はっきり言って、またもや30年前に来た道か?という残念感、親の無知と世間体に付け込んだ詐欺のような話です。
忙しすぎて儲からないコロナから、新分野をリバイバル開拓したいのかもしれませんが、子どもから搾取するのはダメですね。
2024年08月13日
いま話題のスダチ、実は我が家もやりました