日記: ずくなしの冷や水

2011年01月27日

食料品値上がり

FAO(国連食糧農業機関)が、2011/1/6発表した2010/12の食料価格指数は、2002〜2004年の平均を100とした指数で214.7となり、過去最高になった。

これは、世界的な食品需要の増大が根底にあり、加えて旱魃などの異常気象や生産国の内乱などによる生産減が影響している。

日本では、円高に推移しているため国際価格の上昇が緩和されているが、逆にいえば、円安に振れ現在の83円が92円になれば、若干のタイムラグを置いて食品価格が1割近く上昇することになる。

米、小麦、大豆、とうもろこし、粗糖、コーヒー、冷凍えびは国際相場商品。コーヒーは、2010/6頃から上昇傾向を強めており、この半年間にコーヒーは約7割の上昇となっている。粗糖、大豆も同じような傾向だ。


幸か不幸か、ドル円は2010年の春以降円高が進み、9/15の介入前に82.87円のピークをつける。その後もさらに5円ほど円高が進んだから国際価格の上昇は為替がクッションとなって直ちに値上げにはつながらなかったが、商品価格上昇が続く一方、円高一服だから、ここに来て値上げの動きが出てきた。

既に食用油メーカーが価格を1s当たり30円値上げ、コーヒー卸業者も業務用コーヒーの出荷価格を3月から平均15%値上げの予定だし、家庭用も内容量の減による実質値上げが始まっている。

カニやエビを始めとする高級魚介類は、特にエビがメキシコ湾での原油流出事故の影響もあって価格が急上昇している。マグロや鮭なども価格上昇が顕著になってくるのではないだろうか。

高級魚介類、特にカニやエビはめったに食べないから、価格が上昇しても痛くないが、タバコに続くコーヒーの価格上昇は、個人的には痛手だ。年末に外資系スーパーで買い込んだコーヒーを大事に飲むしかないが、いつまで持つだろう。

食料品価格が上がれば、外食産業には打撃だ。客単価の上昇は望みがたいから内食化がさらに強まるだろう。1人2000円の予算で焼肉パーティなら肉質にもよるがたらふく飲み食いできる。

コンビニの弁当は微量栄養素に乏しいとされ、むしろごぼうのキンピラや焼き魚、煮豚など夕餉の残り物を詰め込んだ手作り弁当の方が栄養的には好ましいだろう。

食費を抑えるためには、安い食材で栄養を維持する工夫が必要になる。食生活も構造改革が必要になりそうだ。

・・・・・・・・・・

大手マスコミが食料品の値上がりを報じるようになっている。コーヒー、食用油、パスタ、砂糖などは値上がりの可能性が濃厚だ。

私は、コーヒーとキャットフードを買い込んだ。パスタも長持ちするから安売りがあれば買っておいたほうがいいかもしれない。猫でさえ、安いキャットフードは食べ残す。まったく贅沢なことだ。

(初出2011/1/12、1/27改訂)
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2011年01月23日

梅は咲いたか桜はまだか

2011/1/15の「春よ来い」にユリカモメが群舞する写真を掲げたが、ユリカモメは、餌を求めてあちこちに出現する。ユリカモメは、より大型のカモメよりも人間に対する警戒心が薄く、パンをちぎって空中に投げてやると咥えて飛んでいく。


鳥類の研究者は、近寄ってきたところを手づかみで捕まえることもある。

1/10の記事「冬来たりなば春遠からじ」に掲げた桜の枝は蕾がさらに膨らんだ。



近くの木には、開花したものもある。2011/1/22撮影。



この日は、人間でなく小犬が寄ってきた。擦り寄って離れないので飼い主に聞いたら「なでて欲しいのです」。しばらく撫でてやったが離れない。こちらが離れようとしたら、すぐに別の親父の方に行きたそうにしていた。写真も撮らせてくれない浮気性だ。



この日は、3時間半ほど歩いたが、途中で交通事故を目撃し、救急車を呼んだり、通行車両に車線回避を求めて手袋を振ったりしていたため、正味歩行時間3時間強、9エクササイズだろう。あと5エクササイズが必要な計算だ。
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2011年01月15日

春よ来い

1/15は、東京も最低気温が0度前後まで落ちたが、日中は風がなくうす曇。さて、1週間分のエクササイズを稼がなければと、長いズボン下を穿き、首にタオルを巻き、手袋を持って出かけた。

道行く人は、この寒さにもかかわらず少し多い。途中見かけた住宅展示場で床暖房の快適さを実感して、またテクテク歩く。

葛西臨海公園は、寒さのせいか人が少なく、岸近くをユリカモメが群舞していた。


花は、ロウバイ、紅梅が咲いていた。アセビも蕾を伸ばしている。


センター試験が終われば、寒さはなお続くものの、春の足音が一段と近くなる。

ユズリハとアラカシに並んで立つ木の名前が分からず、接近して枝葉の写真を撮っていたら、枝の下からガサゴソと音がして、腰の曲がった爺さんが杖を突き、なにかつぶやきながら出てきた。

一見して、安上がり健康作りのウォーキングだと分かる。先方も同じく理解しただろう。
「お元気ですね、おいくつですか? 78歳位にお見受けしましたが」
「もうちょっと若い。76歳だ」
5kmほど離れた都内から自転車で来たのだという。

爺さんが自転車+ウォーキングによる体力維持の実践を披露してくれるのを、相槌を打ちながら聞いていると、酒もタバコも、もちろんギャンブルもやらないし、20年ほど前に奥さんがなくなってからは女にも縁がないという。後添えの話もあったそうだが、断ったという。

長男は、別に所帯を持っているが、爺さんはその嫁が気に入らないらしく、世話になりたくないという。40歳くらいの独身の娘がいて、週末に来訪して料理を作ったり、洗濯をしてくれるので一人暮らしでも不自由はないという。

「なぜ、一緒に住まないんですか?」
「娘がカネが貯まったので家を買うと言うので俺は反対したんだ。女なんだから、自分で住むならいいが、人に貸すのはダメだと。暴力団に貸したりしたら厄介だからな」
「しっかり蓄えていたんですから、立派じゃありませんか」
「その後話がなかったので、諦めたんだろうと思っていたら、娘は家を買っていて、自分で住めばいいんでしょ、とそっちに引っ越したんだ」
「不動産屋を通じて貸すわけですから、暴力団が入り込むことは心配しなくて良いんじゃありませんか」
「この前、娘が言うには、家が値上がりしたから売って一緒に住んでもいいかと。俺は返事しなかった」
「お嬢さんはもう40歳くらいなんでしょう? 娘さんのほうが、お父さんよりよほど世の中のことを知っているし、しっかり自分の生活設計をしているはずですよ。私らが古い考えで、あれはダメ、これもダメというのは、止めたほうがいいかもしれませんね。世の中は急速に変化していますから」
「娘も俺の性格に似て頑固なんだ」
「老いては子に従えというでしょう。せっかく娘さんが親父を一人のままにして置けないと考えて一緒に住んでもいいと言ってくれたのに、なんで、そうしてくれるかと言えなかったんですか」
「俺の親父も頑固だった。88歳まで生きたよ」
「自分の考えを持つことは重要です。ですが、『女なんだから、男なんだから』などという発想は、時代遅れもはなはだしいです。バスの運転手も電車の運転手も女が増えています。古い考えで世の中のことを批判したりするのは、爺、婆相手にすれば良いことで、若い人と話すときは、時代が変わっていること、そして、お父さんの場合は特に、娘さんが会社でしっかり働いてきたという実績を尊重してあげないといけないのではありませんか」
「あんたとも、だいぶ考えが違うな」
「私は、息子のやることにできるだけ口を挟まないことにしています。子供の人生は子供にとっての一回きりの人生だし、私がその結果に責任を持つことなんかできませんからね。若い人は、今の時代の流れについていくだけでも大変な苦労をしていると思いますよ」
「娘は、俺がいずれ嫁の世話になるんだからというんだ」
「そのとおりだと思います。娘さんは、仕事と両立できる範囲で面倒を見てくれようとしているんですから、一緒に住んでもらうように機会を見て頼んだらいかがですか」

道端の芝生に座り込んで話していたらすっかり尻が冷たくなってしまった。爺さんは、また林の中に消えていった。

本日の正味徒歩時間220分程度だろう。11エクササイズを稼いだので、あと3エクササイズはパートの肉体労働で稼ぐことにしよう。

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2011年01月11日

「確定申告で悩む」 請負社員

派遣労働者以上に「請負社員」の確定申告は厄介だ。

近年、企業側が労働費削減策を推し進める中で、それまで企業に雇用されていた社員が雇用関係から請負関係へと変更を余儀なくされる例が出ている。仕事の内容ややり方はそれまでと何も変わらないのに、請負に変更するのは不当だが、ここではそれは脇に置いておいて、税金面での注意事項を書く。

まず、「請負社員」の人は、会社から源泉徴収票をもらったか、それとも請負代金として金をもらったかを確認しよう。完全歩合制の社員を請負社員と呼ぶこともあるようだから、あくまでも賃金、または給与を支給されていれば、年明けに給与所得の源泉徴収票が交付されているはずだ。

もし、「給与」として支払われていれば、派遣労働者と同じように確定申告をすればよい。会社が年末調整をしてくれているのか、各種控除は何が計上されているかを確認し、未計上のものは自分で確定申告をする際に計上する。

請負代金や制作費として支払われている場合は、確定申告の作業に本腰をいけないといけない。自営業者と同じように、収入から経費を差し引いて事業所得を計算する作業が加わるからだ。

私が見せてもらった制作費の支払い調書は、支払い金額105万円、源泉徴収税額10.5万円、消費税5.25万円とあった。

請負社員の小額の請負代金は、税務署には当然には捕捉されないと聞くが、この例のように支払い金額の10%が源泉徴収されている場合は、間違いなく税務署に捕捉される。所得税で確定申告をして10%の税率が適用されるのは、課税所得195万円超330万円以下の場合だから、確定申告をすれば、税金が戻ってくる場合も多いだろう。

確定申告に当たっては、経費は漏れなく計上することが一番のポイントだ。交通費、ボールペンなどの消耗品、仕事に必要なために購入した機械器具、パソコンや携帯電話も入るだろう。自宅でも作業をし、インターネット回線が欠かせなければ、その使用料も計上できる。

打ち合わせなどのため自分の車を使っていれば、減価償却費やガソリン代、車検費用が入るし、駐車料金、コーヒーショップの代金も計上しないといけない。

給与収入でなくなると給与所得控除が適用されないから、しっかりと経費を計上しないと、雇用関係にあった時に比して課税対象額が跳ね上がる恐れがある。

給与所得控除がサラリーマンに漏れなく認められていることを考えれば、ビジネスに必要な服飾費、靴、身だしなみの費用などが広く認められていいのではないかと思うが、自分でそのような申告をした経験がないからよく分からない。

ただ、これらを計上するには、領収書が必要だ。レシートしかもらっていないという場合も多いだろうから、ここは悩みどころだが・・・。ネット上にも情報があるだろうから、探して参考にした方がいい。

とにかく、これらの必要経費を漏れなく拾って確定申告書に添付する収支内訳書を作成しないといけない。

請負社員の小額の請負代金は、税務署には当然には捕捉されないとは、税務関係の仕事に携わったことのある人から聞いたのだが、油断は禁物だと思う。

会社に税務調査が入り、架空の経費計上がないか調べる中で請負代金支払い先の納税の有無が税務署の関心を引くこともありうるはずで、何年も経ってから税務署から照会が来たら、お手上げだ。

手間はかかっても、申告の準備は欠かせないと思う。

収入の低い人は、経費や控除を漏れなく計上するのが最大の節税策というのは、本当だろう。
posted by ZUKUNASHI at 23:42| Comment(0) | 日記

2011年01月10日

冬来たりなば春遠からじ

2010/12/20頃から、パートで街を走っていて、空気がぐっと冷たくなってきたと感じたが、クリスマスには各地に寒波来襲。大雪に見舞われているところも多い。

もっとも、欧州の寒波は激しいらしく、便りには、最高気温が氷点下の日が続いていて、プラスになる日が珍しいとあった。

冬来たりなば春遠からじ。

寒さに耐えてじっと春を待つ。



パートも終わり、掃除など年末の務めをボチボチと始めた。12/26、よく眠れて視力もよさそうなので、急遽、運転免許証の更新に。特に違反もなかった今回は、有効期間が5年。5年後に、なお車を運転する元気が残っているだろうか。

講習資料には、70歳から更新時の講習などが長くなり、75歳を超えると更新のハードルがさらに高くなるとあった。

家人の誰かが車の維持費用を負担すると申し出なければ、次の車検を機に車を処分しようと思う。

・・・・・

新年になって、気温が一段と低下。このところ東京近郊は晴天が続き、日も長くなってきたから日中はまだしも、夜はとにかく寒い。それに、水道の水がえらく冷たい。クリスマス以降、上越国境に降った雪の影響だ。

風邪を引かないように気をつけよう、と思いつつ、1/8の昼過ぎ、ベランダに出たら風もなく温かい。天気もいいし、安上がり健康法のウォーキングを思い立つ。

途中、立ち寄った団地。中央に空き地があり木が大きくなっている。こんなに棟の間隔が広い団地はこれからは作られないだろう。



桜の蕾が膨らんで明日にも弾けそうだ。



台湾楓は、葉を落としていた。今年は実が多く、まだ落ちていない。



猛禽が獲物を求めるように、熱心にものを探し出そうとするさまを鵜の目鷹の目というが、この目は餌が運ばれてくるのを待っている。



ベトナム人の若いカップルに頼まれて写真を撮ってやった。二人で並んでも男性のほうがポケットに手を入れている。「お兄さん、右手を彼女の背中に回して」とポーズをつける。「いつ、結婚するの?」と尋ねたら、男性がぼそっと「待っている」と。女性は、結婚しているらしい。

10数枚撮った写真の出来栄えを、男性はとても喜んでくれた。

1/9は、風がなくて日差しがあった日中はまだ外にいられたが、1/10は強い風で外にいられない寒さ。1/11はさらに寒そうだ。肉体労働のパートは、暑さも辛いが、寒さも辛い。靴下2枚重ねてはき、手袋もしていこう。
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2011年01月01日

元旦

頌春

2011/1/1     




(谷津干潟公園にて)
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2010年12月31日

大晦日

今年は辛い思いをした人がより多かったのではないだろうか。パート仕事で街を回っていると、仕事を離れて悩みを聞かされたり、知っていれば教えて欲しいと問われることも多かった。

朝日新聞が「孤族の国」を連載している。少し、心象風景の描写に傾いているが、あそこにある例は決して珍しいことではない。明日、身近に起きてもおかしくないことだと思う。

生活に困ったら生活保護に頼るべしとの私の信念は変わらないし、前より一層強くなっている。集団就職で上京し、個人商店や建設現場で働いてきた同世代の親父たちは、当初年金制度の存在さえ知らなかったのだし、知っていても掛け金を拠出する経済的余裕に乏しかった。

低賃金で若者を働かせてきた雇用主たちの責任を問うてみても、詮無いことだ。社会が負担すべきコストにならざるを得ないだろう。

新しい年も、決して希望と期待に満ちているわけではない。多くの人の暮らしは低空飛行を余儀なくされるだろう。


上の写真の植物は、シダの一種で、家の軒先に生育し、土が無くても堪え忍ぶことから「ノキシノブ」という。降雨の後の湿っているわずかな期間だけに光合成を行い、後はひたすら堪え忍んで命を永らえる。

桧皮葺の軒先に育つ、このノキシノブも、したたかに葉の裏に胞子嚢群を蓄え、子孫を残す準備ができている。

経済社会の激変は続くだろう。この年末年始、例年にない寒さが先行きを暗示しているようにも感じる。来年も生活防衛と日銭稼ぎにがんばろう。

posted by ZUKUNASHI at 23:37| Comment(0) | 日記

2010年12月18日

ジャグリング

2010/12/18、葛西臨海公園でジャグリングの大道芸を観た。この公園でのパフォーマンスは一流のものが多い。パフォーマーの乗っている梯子は接地部分が写っていないが、固定されておらず、小刻みな動きでバランスをとっている。


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2010年11月20日

サイクリング日和

10/16、公園に行ったら、ナワシログミの香りがたけなわだった。クチナシヒイラギ、そしてこのナワシログミ。どれも上品な香りだが、ナワシログミの小さな花が香りの元と気づく人は少ないかもしれない。

10/23の土曜日は、風もなくひやりとした空気に陽が注ぐ絶好のサイクリング日和。久しぶりに自転車を駆って自立生活犬に食べ物を届けに行った。

走りながら、木の様子に目がいく。モチノキコガネモチゴンズイは赤い実をつけているし、キャラボクも赤い実をつけていたので恐る恐る食してみる。甘くておいしいが渋みが残る。

自転車は効率がいい。郊外なら余所見をしながらでも徒歩の4倍の速さで走れるから、行動範囲がぐんと広くなる。もっとも、しょっちゅう止まって写真撮影だからあまり距離は出ていない。

以前通っていたところまで、最短記録が45分だったが、今日は1時間強かかった。それに坂が登れない。足を傷めてから脚の筋力が落ちてしまった。

イヌは元気で私を覚えてくれていた。



11月に入って、モチノキの仲間、クロガネモチ、ソヨゴ、タラヨウ、西洋ヒイラギなどが赤い実を付け始めた。ピラカンサ、トキワサンザシも赤い実を付けているがこちらは薔薇の仲間。ノバラも赤い実を付ける。

シャリンバイも薔薇の仲間だが、こちらは黒紫色の実を付けている。マユミのように当初の実も完熟すると弾けて中からまた実が現われるものも多い。11月第3週の週末と勤労感謝の日は、木の実を鑑賞する良い機会だ。
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2010年09月06日

熱中症

8/22、身近に熱中症で救急車のお世話になる人が出た。8/15の週は、少し涼しい日もあったが、8/22の週はまた猛暑がぶり返した。

倒れたのは、知り合いのフルマラソンおばさん。私と同年代で元気一杯、体力には自信を持っていたのだが、8/22の日曜に都心に遊びに行き、帰宅後風呂に入ったところまで覚えているが、夜中、トイレで眠り込んだことに気づき、意識朦朧の中、救急車を呼んだと。

朝まで入院し、昼過ぎに仕事に出たというから、まあ、大事に至らなかったのだが、彼女は今一人暮らし。万一の場合、腐乱臭が出るまでトイレに座ったままだったろうと・・・。

体力過信で日曜に神宮前、原宿、水道橋、有楽町と歩いたらしい。水道橋まで歩いたと聞いたところで、そんな無茶なと思った。

8/22の日曜は、ひどい暑さだった。私は肉体労働のパートを早めに切り上げ、友人と会うために水を浴びて電車で出かけたが、駅からゼロ分の居酒屋に入ったためか、彼女と同じような目には会わなかった。

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8/25、2日ぶりに彼女に会ったら、前日(彼女から話を聞いた日の翌日)、職場でふらついて倒れ、休養室で寝ていたと。冷房の効いた職場なのだが、体温調節機能はまだ正常ではないようだ。むしろ、普段冷房の効いた場所にいるから、急に暑さにさらさると、体の調子が狂うのかもしれない。

・・・・・

8月も末なのに、現場仕事の人には厳しい日々が続いている。友人が、先日は帰宅後足が攣った(つった)というし、職場で作業中に手が攣った職人がいたと話していた。

この暑さの中、水を十二分に飲まないと熱中症になるし、水だけでは筋肉が痙攣することがある。私も昔、真夏にサイクリングをしていて足が攣り、走れなくなったことがある。

手足が攣ったら、まず塩分を採らせる。できればカリやマグネシウムの入ったスポーツドリンクがいい。
私の愛用は、ローソンが販売している900mlのスポーツドリンク。百円ショップで104円で売っている。

現場仕事の管理監督者は、この種の飲み物を備えておき、痙攣症状が出た者には、飲ませる配慮が欲しい。涼しいところで休ませて、これらの飲み物を飲ませて、回復を待つ。もちろん、他の症状がある場合や、症状が重い場合は救急車を呼ぶ。

8/30、パートの合間にコンビニに入ったら、宅配便のドライバーが大瓶のスポーツドリンクを買い求めていた。

・・・・・

9月に入っても酷暑が続き、年配男性が午後6時頃に熱中症で亡くなる例が報じられている。

私は、パートから帰ると冷蔵庫から麦茶を出してがぶ飲みし、そして浴室に直行、水のシャワーで体温を下げる。そして裸のまま、パソコンの前に座って、扇風機をかけて涼む。

既に毛穴は全開状態だから、汗が出て蒸発してまたすぐに喉が渇く、水を飲む、の繰り返しだ。トイレは近くならない。

普段は、窓を開放し、ドアも少し開けて風が通るようにしているが、家で体を動かして汗が滴り落ちるときは、やむを得ずクーラーをつける。

一日家にいると、西日が強くなる4時以降の方がそれ以前より暑く感じる。午後6時頃に亡くなる方がおられるのも、そのせいかもしれない。

この頃に役所の防災無線が、光化学スモッグ注意報が解除されたと伝えることがある。

光化学スモッグの被害より熱中症の被害がよほど深刻なのに、なぜ、気温の上昇に応じて熱中症の予防を呼びかけないのだろう。豪雨や強風の危険と同じなのではないか。

30年に一度の暑さというが、今までどおりの夏の暮らし方では命に危険が及びかねない。屋外の仕事のやり方や家での過ごし方は、根本的に転換が必要だろう。

熱帯夜が続いて、睡眠・休養が十分でないとも感ずる。

9/4早朝の最低気温は28度だった。暑さはまだまだ続きそうだ。気をつけよう。

9/5の朝も東京近郊は暑さがこもって寝苦しかったが、9/6にかけての最低気温は29度だと天気予報が伝えている。気がかりなお年寄りなどには、声をかけて熱中症の予防に努めよう。


厚生労働省は9/6、今夏の猛暑で、労働現場で熱中症により死亡した人が例年を大きく上回る33人にのぼると発表し、業界団体などに休憩場所の整備など安全管理の徹底を要請した。 熱中症だけでなく、労働災害全体も急増しているとのことだ。


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2010年07月29日

円高で業績予想下方修正

(初出7/9、追加7/14、7/29)

円高による業績予想の下方修正が出始めた。

7/9、タイムリーな開示という点で評価できる竹内製作所は、2011/2期の業績予想の前提となる外国為替レートを変更したと発表。ドル円 95円→90円、ポンド円 148円→135円、ユーロ円 128円→112円、人民元円 13.5円→13.3円。

外貨建てで販売している顧客には2010/8から販売価格を引き上げるが、円高による売上高減少をカバーできず、売上高は336億円→329.7億円、営業損失は9千万円→3億2千万円、営業外費用で為替差損が3億2千3百万円発生、経常損失は9千万円→6億3千万円になる見通しだという。

当期純損失は、2.5億円から8.5億円に増加見込みだ。

一方、デンソーは、同社の2011/3期の為替想定レートはユーロ円が130円となっているが、円高による影響を新興国市場での事業拡大で補う構えだとロイターが伝えている。

7/13にコマツが業績予想の上方修正を発表。通期売上高3.3%増、営業利益14%、純利益16.7%増。最終利益は前期比3倍増の見込み。

アジア、中南米のの建設・鉱山機械需要が伸び、北米・日本市場も前期比プラスだという。需要増と生産性向上で円高によるマイナス要因を吸収しうる見込みだと。

第2四半期以降の想定為替レートは、ドル円88円、ユーロ円110円、1元13円の由。

7/29開示の任天堂の1Q決算は、705億円の為替差損を営業外費用に計上して最終損益が252億円のマイナスとなった。

キャッシュリッチな会社だから米ドル、ユーロ建ての現金預金や売掛金が33億ドル、34億ユーロと豊富だ。これを前期末の為替レートと1Q末の為替レートで円換算すると、それぞれ150億円、588億円少なくなる。

当社は、予約なしの外貨が多いようで、前年以前の1Qで200億円、478億円、290億円の為替差益を計上している。儲かっているからこそできる鷹揚さといえるだろうか。

業種や世界的な事業展開の違いなどから、為替の影響は企業により大きく異なっていて、開示資料だけからでは影響の度合いを判断しがたい場合もある。
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2010年07月19日

円高はどこまで

2010/7/16、ドル円が年初来高値を更新、86.27円をつけた。85円位までは行きそうだとの観測も強く、対円でドルが下げ止まる感じはまだない。

日々の為替の動きを見ていると、為替は本来金利水準の差を反映して動くもののはずだが、それに加えて外国企業の買収資金のフローなど実需の動きに先回りしたり、投機的なポジションを突き崩すことを狙って動いていることが分かる。

日米の金利差はほとんどなく、米国の金利引上げ予想は逃げ水のように先に先にと動いているから金利差でドル円が強くなるという見込みは薄らいでいる。

そんな基調のもとで、実需の動きが予測できれば、その先回りでポジションを取る動きが出るのは当然だ。

日本の経常収支黒字幅の動きは、内外の資金フローを考慮するに当たり最大の要因だが、もう一つ、外貨投資残高の増減も大きな要因だろう。ただ、トータルとしての外貨投資残高の動きを見るのには、専門知識が不足だから、代表的なファンドを取り上げて時間経過を考察すれば参考になるかもしれない。

下は、海外のソブリン債券に投資する毎月分配型の金融商品の代表例といえるものの、週次口数とドル円の推移。2008/3/31から2010/7/16までをとっている。これで見ると、円安傾向にあった2008/9までは口数が増加していたが、円高傾向への転換とともに口数が減少に転じ、2年弱の間、口数がじり貧をたどり、まだ減少が止まっていない。

口数の減少は、言うまでもなく、円高で基準価額が低下したためだし、さらなる円高進行に備えれば、解約の動きが高まる。下は、1口当たりの円表示の基準価額とこれをその時々のドル円レートでドル換算した基準価額の推移だ。

基準価額は、為替と債券価格の変動、組み入れ債券の利回り、分配金の額などが影響するから、複雑な動きをするが、今年に入ってからの円高の進行は、円表示基準価額に大きく影響したと言えるだろう。

純資産総額の動きだけでは、資金流出が起きているか否かは判断できないが、口数の減少は、まぎれもない資金流出。純資産総額の減少の大きな部分が、口数減によると見ていいだろう。ピーク時には5,768(単位略)を誇った純資産総額は今や3,411。口数の推移で見ると、最近になって減少度合いが強まっているように見えるから、円が強いまま推移すると、口数の減少が継続しかねない。

仮に1週間で3千口減少しても1,700万円弱の純資産の減でしかないから、たいしたことはないとも言えるが、円安期待の金融商品は数多いから、これらの金融商品の日本円への回帰が続くと、円高要因が存続することとなる。

一方、経常収支の黒字も楽観できないだろう。輸出企業のドル円想定レートは88円というところもあるが、多くは90円前後であってほしいと考えているだろう。

日本の上場企業の売上高は、ここ数年落ち込みが大きい。下のグラフは、1:2007/4〜2008/3期、2:2008/4〜2009/3期、3:2009/4〜2010/3期、4:2010/4〜2011/3期の売上げ高を全企業単純に積み上げたものだ。

持ち株会社化や合併のあった企業は、過去の売上げが把握できていないし、2010/4〜2011/3期については、銀行や新興市場銘柄などの売上げ予想数値を入力していないので集計企業数が少なくなっている。

それでも、このグラフから全体の傾向はつかめると思う。大企業と新興企業を合算した場合、新興企業はネグリジブルと言えるほどに格差が大きいからだ。

それに問題は、このグラフに表された水準が円高によってさらに5%ないしは10%落ち込みかねないことだ。

懸念は、次の営業利益の推移のグラフでより強いものとなるだろう。売上げが1割減れば営業利益は1割以上減るだろう。

つまり、今の円高水準が続けば、日本企業の利益水準はがた落ちとなり、経常収支黒字幅は圧縮されるだろう。もちろん、景気はさらに低迷だ。

日本は、企業も家計も過去の蓄積を取り崩してようやく体面を繕っている状況だと思うが、上に見たとおり、為替リスクをとった個人資産は円に回帰、目減りも少なくないはずだ。

この種の金融資産がもはや減りようがないほどに減少し、企業の儲けがさらに削られ深刻さを増すと、ようやく円安に転換するだろう。

そして、企業はそこで一息つくかもしれないが、家計は賃金低迷の下物価上昇に直面。財政は破綻状態となっている恐れもある。

日本は、そのとき、本当の地獄を見るのかもしれない。

関連の追加記事 2010/9/6
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2010年07月14日

相場が反発するなら

(初出7/10、追加7/14)

米国株式が、日々神経質な動きを示しながらもじわりと上げている。こんな調子が続くのだろうが、海外の株が上がり、円が安くなれば、日本株も上昇するだろう。

もちろん、日本企業全体としてみた利益構造は極端なスカイツリー型だし、円高の影響も企業によって濃淡がある

銘柄によっては製品の競争力低下などいろいろな要因があって一概には言えないが、もし上の条件が満たされれば、輸出関連のこのところ下落の大きい銘柄に上昇余地があることは確実だろう。

下は、2010/6/22と7/9を比較した日経平均構成銘柄の下落寄与上位銘柄110について計算したこの期間の下落率上位80。



一見して、これはちょっとというものも、少なからずある。

・・・・・

さて、大きく反発した7/14、前引けの段階での6/22比上昇率、下落率上位銘柄。期待にこたえたものもあるし、そうでないものもある。

posted by ZUKUNASHI at 11:47| Comment(0) | 日記

2010年07月08日

法人税率引き下げ論議

7/8、政見放送を聞いていたら、法人税を累進税率とすべきという候補者がいた。

日本の法人税率が高いのは事実のようだが、日本の企業があげる利益は、富士山型どころではなく、スカイツリー型だ。

2009/4から2010/3期、集計企業3675、上位100社の純利益シェア87.7%、赤字企業が多いため上位160社で純利益の100%を超える。

2008/4から2009/3期、集計企業3665、純損益合計がマイナス。

2007/4から2008/3期、集計企業3641、上位100社の純利益シェア66.3%、上位200社では79.3%。上位300社では86%。

法人税率を下げて、法人が利益を投資や賃金という形で支出する額が大きくなれば良いが、内部留保を厚くする方向に傾いたら、景気はさらに悪くなるだろう。
posted by ZUKUNASHI at 21:53| Comment(0) | 日記

2010年07月02日

日経平均銘柄別下落寄与

TOPIXよりも日経平均の下落が大きく、NT倍率は急降下。売買の主役は裁定業者と短期売買のプロ、そして個人の投げだろう。

下の表は、6/22〜7/1の日経平均の下落幅約920円の銘柄別寄与額上位45。

これらの銘柄の寄与額を累積したものが下のグラフの凸カーブで、赤い線は対6/22下落率。右端の塩野義製薬は上昇だ。80銘柄程度で下落幅の8割をカバーしていることになる。黒い線は下落率の近似曲線。下落寄与の大きい銘柄がより大きく下落しているわけではない。

下半分のグラフは、日経平均構成銘柄の出来高と売買代金。ここ3日の下落が大きいが、出来高も少し膨らんではいるもののセリングクライマックスには至っていないようだ。

為替は、ドル円の88円割れは時間の問題という専門家もいる。88円を大きく割り込んだ辺りがとりあえずの山場か?

・・・・・

7/1のNY市場ではドル円が一時87円を割り込むまで下落。為替専門家の予想は見事に当たった。

さて、ここがとりあえずの山場とは言えないだろうが、7/2の日本株は一応、下げ止った。

下は、7/2の日経平均変動寄与から上位と下位のもの各20銘柄を上げている。これらの銘柄が日経平均を動かしていることはよりはっきりする。

売るにしても、買うにしても銘柄は限られてくるのだが・・・。

(初出7/1、追記7/2)
posted by ZUKUNASHI at 17:45| Comment(0) | 日記

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posted by ZUKUNASHI at 07:58| Comment(0) | 日記

2010年06月27日

G20後は

カナダG20の前に開催されたG8では、当面の経済問題への対応に関し、財政再建を急ぐ欧州各国と財政支出削減による景気回復の遅れを懸念する米国の立場の違いが明らかになったようだ。

ユーロ安で輸出ドライブがかかり、観光にもプラスの欧州は、その間に財政再建の道筋をつけ、ユーロの信認確保と自国国債の安定消化を図ろうとしているが、かたや、自国通貨高で景気にマイナスの影響を受ける米国は、米国だけでは世界経済を支えることはできないと主張し、中国や先進各国が内需刺激策を取るよう求めている。

欧州の当局者は、ユーロ安はメリットが多いと言明しており、一両日のギリシャのソブリンCDSスプレッドが過去最高値へ拡大してもさほど懸念しているようには見えない。この先の物価動向が気になるはずだが、今のところはCPIは落ち着いている。

対する米国は、ここ1、2週間の経済指標に景気回復の減速を示唆するものがいくつかあったことから、これまでの経済刺激策の効果が薄れてきたことを懸念しているだろう。米国の打つ手は、FRBの政策金利を低水準に維持する、中国に元切り上げをさらに迫ること程度しかないことになる。

先週後半から、ユーロが戻しているのは、ユーロ安が欧州の実体経済に本当にプラス効果を生じ始めているからなのかもしれない。他通貨もドル安方向で終わっている。

米国の景気停滞がはっきりしてくると、さらにドルが売られ、日本円は高くなるだろう。ユーロが買われたとしても円を押し下げるには至らないだろう。

菅総理は、景気刺激と財政再建の両立を図ると表明し、米国の歩み寄りを引き出したかのような報道もあるが、ことはそんなに簡単ではないだろう。円高が昂進したらどういう手を打つのだろう。米国の景気回復遅れの道連れとなり、円高下での景気刺激策に四苦八苦することになりはしないか。

前にも触れたが、国家戦略相の経済の自律回復が視野に入っているなどとの発言は、参院選に向けた根拠薄弱な精神安定剤に過ぎないと思う。

欧米は、日本が内需刺激策を講じると言えば、異論があるはずがない。しかし、現実には無理な、実現性に乏しい政策だから円高が進み、元高と円高のセットで自国経済に少しでもプラスになればいいと思っているはずだ。

ガイトナー米財務長官は、日本時間6/27未明、G20を前に記者会見し、米国では従来の消費ではなく投資をけん引役にした成長を達成し家計などの貯蓄も増加している、中国は消費や内需が成長に果たす役割が強まっている、日本や欧州は輸出に依存し過ぎていると指摘している。

G20は、声明案で、既存の景気刺激策を実行する必要があるが、最近の出来事は持続的な財政の重要性を強く示したと指摘、政府債務の対国内総生産比率を2016年までに安定させるか削減するとしている。

結果的に、欧米の対立を表面化させないようにまとめたが、足並みの乱れが隠せない。市場なり投機筋がどう動くか、6/28の週も内外の相場は乱高下だろう。

(初出6/26、修正6/27)
posted by ZUKUNASHI at 09:57| Comment(0) | 日記

2010年06月21日

メーカーの株式投資

日本風力開発の有価証券報告書提出遅延で株価は1ヶ月でほぼ3分の1になった。

株主の中には、事業分野の成長性を見込み、将来的な配当増や取引先としての受注増を期待して保有している者もいるだろうから、非上場でもかまわないというところもあるだろうが、投資ファンドなどは換金性が著しく低下するから困るはずだ。

大阪にあるポンプメーカーは、広く他社の株式を保有しており、当社の主要株主のひとつだ。下は、そのポンプメーカーの2010/3期有価証券報告書に記載された売買目的有価証券と投資有価証券に区分される株式。黄色が売買目的のもの。

取引先かと思えるものも多いが、証券関係が多いのが目立つ。電力、ガスも多く、投資方針がよく分からない。不動産、空運、薬品もあるし、地域振興のために設立された非上場会社もいくつか見える。



詳しくは調べていないが、古くから保有するものが多いらしく、含み益が出ているものも少なくない。

これらのうち、日本風力開発は貸借対照表計上価格の4分の1に落ちている。その他有価証券の評価損益は資本直入だが、価額が大きく下落し、回復のめどが立たなければ、減損処理もありうる。

6/21時点価格で12.5億円ほどの含み損で、今期予想利益の6割に相当する。上場廃止になれば、時価がなくなり、収益還元価格かなにかで算定した値を使うから、そのほうが好都合という考え方もありうる。
posted by ZUKUNASHI at 21:50| Comment(0) | 日記

2010年06月19日

日本株の現状

TOPIXと三市場1部銘柄単元利益、利益定数

TOPIX(赤)は、ここ1年以上900ポイントをはさんで推移。一時に比べれば、戻したようにも感じるが、実のところは上げていない。

三市場1部銘柄の予想単元当たり利益をTOPIXに合わせて修正した値と捉えることのできる利益定数(黄)は、2009年春に2010/3期予想が入り、さらに2010年春には2011/3期予想が入り、どちらも利益回復見通しとなったことから二段で上昇。

この10年程度のスパンで見ると、利益水準は決して低くない。

株価水準が頭打ちのため、予想PER(紺)は6/18現在で17.6倍。過去の水準と比較しても高くはないが、上値が重いのは先行きに対する警戒感が強いから。

自動車、鉄鋼などの基幹産業の利益が回復しなければ、周辺企業の業績は回復しない。それに、高齢化で介護や医療の支出は増えても一般の消費、特に奢侈的消費は減退だ。

介護や医療はそんなに儲かる商売ではない。困るのは、大事なお得意先が突然身罷ってしまうこと。継続企業で、そんなにしばしばお得意先から取引停止を食らうとしたら、安定経営は望めない。

改正貸金業法の施行でパチンコなどのギャンブル関係企業が先行き懸念を強めているという。中央競馬の競馬場の周りには、サラ金のキャッシュディスペンサーがあるし、場内でクレジットカード業者が勧誘をしていたこともある。

日本人が世界的に見て一般にそれほど稼得能力があるわけでもないだろうし、日本企業の収益力も低下傾向。

国家戦略相は、経済の自律回復が視野に入ってきたと述べているが、舵取り大丈夫だろうか。選挙向けに耳障りのいいことを無責任に述べているように感じる。

三市場1部銘柄の業種別予想PERは、それなりの水準に落ち着いたようだ。市場の先見性にはやはり驚嘆させられる。


今、日本株が上がらないのも、市場の先見性そのものに他ならない。

もうひとつ、日本株の現状を考える上で、上場企業数がどんどん減っていることも考慮しないといけないだろう。

私のデータベースは、上場企業のうち日本籍の株式会社から、日銀などの特殊な会社を除いたものを対象としており、2008/3/24現在では3,950企業があったが、2010/6/21現在ではこれが3,693になる。2年余の間に257銘柄の減少。

カブドットコム証券のサイトから上場廃止企業のリストを取り出し、2008/3/24以降の上場廃止銘柄をカウントすると350銘柄。この中には投資信託や投資法人も含まれ、また合併による再上場の場合2個ないし3個減って1個増えるという形になるから実減少数が257というのはおかしくない。

新興市場銘柄で粉飾決算が発覚、即死する銘柄も続いている。2008/10/27上場廃止のプロデュース、2009/02/23上場廃止のオ−・エイチ・ティ−、2010/06/15上場廃止のエフオ−アイなど。

もちろん老舗でかつての国策航空企業も動脈硬化と脳軟化症で粉飾も認識できない状況のまま市場を去った。

中堅以下の企業で「不適切な取引」発覚事例も枚挙に暇がない。

証券関係者が、こういう途上国並みの事態に自浄力を発揮できないでいる限り、日本株は賭博性を高めざるを得ないだろう。
posted by ZUKUNASHI at 11:15| Comment(0) | 日記

2010年06月17日

和菓子の日

6/16、久しぶりに昔の同僚と一献傾け、帰路、一人が最中を買おうとした。

最中は日持ちがするが、家族への土産なら生菓子が良いと、小さな菓子折りを買い求めた。

家で包みを開けると、札が入っていた。全国和菓子協会が6/16の和菓子の日にちなんで東京の高名な神社でお客の厄除け招福を願い祈願したしるしだという。



信心の薄い私にはもったいない。ここに掲げて、広く世の人々の厄除け招福を願おう。
posted by ZUKUNASHI at 17:30| Comment(0) | 日記