原発事故健康被害: ずくなしの冷や水

2014年07月17日

今頃騒いでももう遅い 3年前から分かっていた高濃度汚染 バーベキュー場で何人が食事をしたか

千葉日報 2014年07月17日 15:33
 千葉県は16日、柏市の「県立柏の葉公園」の第2駐車場で、国の基準値(毎時0・23マイクロシーベルト)を上回る空間放射線量が検出されたと発表した。安全確保のため、同駐車場の一部を立ち入り禁止とした。
 県公園緑地課によると、同市に11日、「空間放射線量が高い部分がある」との匿名情報が寄せられた。県が15日、同駐車場周辺で線量を測定した結果、駐車場脇の通路で地上1メートル地点0・54マイクロシーベルト、地上50センチ地点0・77マイクロシーベルトをそれぞれ検出した。
 県は今後、国のガイドラインに基づき除染作業を行う方針。

・・・引用終わり・・・

柏の葉公園は、木の種類も多く、福島第一原発事故前は、しばしば通っていた。しかし、放射能汚染が強いことが判明してからは、足が遠のいた。2011年の桜のころにも行っていたが、芝生の上で花見をする人も多く、汚染が判明してからなんとも言えない気分になった。

この公園にはバーベキュー場があり、いつもにぎわっていた。そのうち閉鎖するだろうと思っていたが、今確認したらまだやっている。公園案内から。


「駐車場脇の通路で地上1メートル地点0・54マイクロシーベルト、地上50センチ地点0・77マイクロシーベルト」だというからなかなかだ。探そうとしても簡単に見つかる線量率ではない。


この場所は低濃縮ウランや中性子検出で知られる松葉町からもそう遠くない。
常総生協の土壌調査結果によれば、平米10万ベクレル近い汚染だ。セシウムが少し減衰したとしても放射線管理区域の基準平米4万ベクレルの2倍近い汚染。そんな公園には、人を立ち入らせるべきではないし、屋外の土むき出しの場所で飲食させるなどもってのほかだ。



柏市は、つくばエクスプレスの沿線開発で人口の流入もあり、一見人口動態はそれほど悪化していないように見えるが、我孫子市の例を見れば、大変危ういがけっぷちに立っている。
posted by ZUKUNASHI at 21:56| Comment(0) | 原発事故健康被害

2014年07月16日

人から聞く、気になる身体症状

この記事は、再整理して新たに書き起こした

最近いろいろな人のツイートを見ていると、中年男性が身体症状が出て病院に行ったという話が多い。健康被害本格化は間違いないようだ。次は、気になる身体症状。被曝による健康被害だと言う人もいる。太字は大変ありふれた症状。怪しいものを食べた後に必ず出るという人もいる。下線は深刻な病気の前兆のことがある。リンクは、このブログ内の関連記事。

1 風邪のような症状が抜けない。 白血病を発症した人が発症前に経験することがある。
1-2 風邪を引いているわけでもないのに咳が止まらない。
2 鼻血が出るしばしば鼻血が出る。
3 目のかゆみ、目ヤニ
4 眼球の筋肉の麻痺、子供の視力悪化
5 口内炎ができる。なおらない。
6 内出血による脚の痣(あざ)
6-2 ものを食べていて舌がピリピリする。
7 寝具に接していた皮膚に赤い点ができて痒い
8 肌がはじめはあちこちチクチクして、その後痛くなる。
9 頬がヒリヒリして軽い火傷したような感覚(トモダチ作戦で被曝した兵士の症状。ベータ線熱傷のことも)
10 皮膚に白斑や腫瘍ができる。汚染地域のゴルフ場に行った後皮膚に腫瘍。牛肉料理を外食して顔面に腫瘍。
11 手足の親指の付け根が痛む。(広範に見られた初期症状)太ももの裏側が痛むという人も。
12 カラダの関節があちこち痛む。全身が痛んで起きていられない人も。福島イタイイタイ病。
12-2 歩行困難(トモダチ作戦で被曝した兵士の症状)
12-3 ものを落す
13 足の裏に針が刺さったような痛み
14 足裏がCO中毒のように真っピンクになったり皮が剥がれる。靴の汚染、地面からの被曝。
15 歯が根本を残して折れる。欠ける。ストロンチウムが原因との説もある蛾分からない。
16 手足の爪が痛みを感じないままはがれる。爪に凹みや傷跡みたいなものができる。
17 原因不明の発熱
18 生理が乱れる、無月経
19 肌に赤い点々、ぶつぶつができる。
(友人が胸から腹にかけてできた。その同僚は全身ぶつぶつだらけに)
20 頭髪がまとまって抜ける。円形脱毛症のよう。
21 頭皮の湿疹。
22 だるい、疲れやすい、集中できない。(車の運転などで注意力が落ちてヒヤッとしたり事故を起こすことも)
23 朝起きると全身の猛烈な疲労感で身体が動かない。
24 鬱病のような症状
25 子どもの身長、体重が増えない。
25-2 大人の手や足が細くなる。(トモダチ作戦で被曝した兵士の症状)
26 顔が赤茶色になる。(読者のコメントでセシウム汚染の疑われる食事を続けて1週間で赤くなったと)
27 物がかすんだりぼやけて見えたりする。白内障の疑い。網膜はく離も。
28 視力の低下、老眼の進行(私も低下した)
29 下痢、嘔吐。同じものを食べた家族全員が下痢をする。
29-2 腹痛を伴わない下痢
30 蚊に刺された痕がなかなか治らない。ストロフルス(虫刺されのあとに生じる、かゆみの強い漿液性丘疹(しょうえきせいきゅうしん)を主な症状とする病気)が流行る
31 むくみがひどくなる
32 起床後、入浴後にじんましんが出る
33 縫合創の治癒不全(手術や傷口の縫い合わせたところが治りにくい)
34 骨の形成不全(友人は鎖骨を折りなかなか付かないと言っていた)
35 化学物質過敏症を発症、あるいはその悪化
36 バセドウ病、橋本病、クレチン症の発症や悪化
37 嗅覚異常、味覚異常。(私も嗅覚異常がある)
38 歯茎が腫れたりして痛む。(私も経験。ゴルフボール大に腫れることもあるようだ。)
39 子どもが免疫力、抵抗力の低下でいろいろな病気にかかる。(溶連菌感染症の診断さえろくにできない医者もいるので注意)
40 常にインフルエンザに不顕性感染している状態に似てきて、免疫獲得能が低下し、インフルエンザの抗体価の上昇が悪くなる。
41 心臓に違和感、時に痛みを感じる。(友人が最近打ち明けたところでは、1年半ほど前まで心臓が痛いことがあり、食事に気をつけたら改善したと)
42 元気だった職場の人が立て続けに亡くなる。
43 急性白血病にかかりで数ヶ月で亡くなる。
44 経験のない激しい頭痛。ズキズキと、後頭部、左上が痛い。
45 めまい、路上にぐにゃぐにゃと崩れ落ちることも(私も、視力が落ちたときに朝ゴミ出しに出たらめまいがして近くの建物につかまって耐えた。友人は2度路上で倒れた。)
46 つまずきやすい
47 物忘れ、勘違いが多い
48 中枢神経障害から咽頭閉鎖不全起こし、水を口に貯められずむせる。
49 足がつる、こむら返り
50 靭帯断裂(じんたいだんれつ)。靭帯は骨と骨とをつないでいる丈夫な組織
51 手足の骨折。原因はこれくらいのことでと驚くほど些細。
52 子どもが胸の痛みや気持ち悪さを訴え、食べ物を戻す。(一刻も早く病院へ。私は幼い息子を亡くすところだった。)
53 大人が家で倒れたり、体調悪化を感じて病院で検査を受けるが異常なし、そして帰宅後に急逝する。
54 視空間知覚障害などの中枢神経症状から肺などのがんが脳に転移していることが発見されたりする。
55 甲状腺、リンパ腺の腫れ。
56 手足に長くは連続しない痺れを感じる。(α線β線核種で発生する血管の内側の炎症の可能性)脳梗塞の症状の可能性も。
57 下血、吐血(「急性消化管出血」で死亡も)
58 血尿や蛋白尿。血尿が増えている。腎臓がやられることも多い。
59 頻尿。前立腺の障害によることもある。
60 不整脈
61 脳梗塞
62 大動脈解離
63 心筋梗塞
64 白血病
65 甲状腺がん
66 がんの複合的な発生
67 いろいろなガンの悪化


初出2013/12/4、12/6、12/12、12/14コメントで寄せられた現象などを追加した。2014/4/20 事例を載せた記事をリンク 2014/7/16 追記
posted by ZUKUNASHI at 12:56| Comment(12) | 原発事故健康被害

2014年07月06日

Health problems may rise in the whole North hemisphere

This shows the readings of the global monitoring stations of CTBTO, copied from “Survey of Man-made Radionuclides in the Atmosphere using IMS by CTBTO,” a report by Chusiro Yonezawa and Yoichiro Yamamoto.


Here are main monitoring posts indicated on a CTBTO map. Radionuclides originated from Fukushima were detected all over the northern hemisphere.


This is a screen shot taken from “Global deposition of Cs-137 radionuclides from the Fukushima nuclear power plant accident.” by CYI VISLAB of the Cyprus Institute. To make it easy to see, colors were adjusted.

About 70 days after the accident:


This simulation result matches the fact that the reading in Florida was about the same as the West Coast in CTBTO’s survey.

In North America, some health problems are reported to be linked to the contamination.

ENENEWS2014/6/24
Birth defect deaths in West Coast state hit record levels during 2011 − Spiked 60% statewide, then returned to normal in 2012 − New gov’t document lists ‘Fukushima release along west coast of US’ as possible factor in birth defect cluster

ENENEWS2011/12/22
After Fukushima, there has been an increase in deaths in the United States − This has been corroborated by findings of deaths, particularly of children younger than 1 year in British Columbia

U.S.Nuclear Authorities publicly stated that only a tiny amount of radionuclides from Fukushima fell on North America. If that’s true, it’s possible that considerable levels of internal exposure occurred.

Research institutes in Vilnius, Lithuania and Spitsbergen (Norway) reported that radionuclides such as cesium from Fukushima have been found.

A simulation (conducted by a French government institution Atmospheric Chemistry and Physics) indicates the plume reached South East Asia, Philippines, and Indochina.
Modelling the global atmospheric transport and deposition of radionuclides from the Fukushima Dai-ichi nuclear accident (pdf)

The Cyprus Institute's simulation suggested the same.

It is difficult to prove the effect of radiation exposure on health problems, but data showed increases in the numbers of sudden deaths and cancers after the Chernobyl accident.

If indeed the number of health problems rose in North America, the same may happen in other areas in the whole North hemisphere. In Japan it is getting harder to receive appropriate medical support. There are countries without adequate medial system in South East Asia. This is a source of concern.

posted by ZUKUNASHI at 10:00| Comment(0) | 原発事故健康被害

2014年07月05日

社会の転換点はいつ来るのだろう

私は、関東の濃厚汚染地帯の一つ、千葉県我孫子市の人口の動きに注目している。我孫子市は、常磐線の走る辺りから手賀沼に向けて緩やかに下る南斜面と手賀沼周辺に住宅が広がる環境に恵まれた街だ。

今から6年ほど前に我孫子駅北側の工場跡地に大規模な団地が造成されたが、その後は大きな開発事業はないようで、人口の転出入は比較的少ない。

次が、2009/1以降の社会増減を示す。福島第一原発事故前は、転入と転出がほぼバランスしていたが、事故後は転出超過が続き、今なお収まっていない。



先日我孫子市に関する記事を書いたら、めずらしくコメントが寄せられた。2012年の春に避難された方からで、西日本に実家などがある方は住民票を置いたまま母子避難しておられる方も少なくないと言う。

我孫子市の転出超過は2011/4から始まっており、他都市に比べて出足が速い。我孫子市には、電力中央研究所がある。

この先、子供が学齢期になると避難先に住民票を移す例が増えるだろうから転出数は強含みで推移するだろう。

次は、2011/1以降の自然増減。こちらは、2011/7ころから自然減が続いており、被曝による避難などが影響しているものと見られる。

こちらも、次第に被曝による健康への影響が強まり、自然減が強含みで推移するのではなかろうか。



福島はいうまでもなく、関東でも母子避難が多い。少し長い眼で見ると、まずこの母子避難がどうなるかが注目される。

母子避難者は、そのほとんどが親か子になんらかの健康被害が生じている。それが母子避難に踏み切った要因だ。

汚染地域に残って頑張って働く父親はえらいが、単身生活なら食事などに手が回っているだろうか。汚染された食材を使っていれば、健康被害も出やすいだろう。

1年、2年は何とか凌げても、4年、5年と耐えられるか、私は難しいのではないかと思う。

チェルノブイリ事故後5年目ころには、多くの人がさまざまな疾病を発症している。日本でも同じことになるだろう。

父親が倒れれば、母子も帰還しなければならないだろう。その前に父親も避難するのが良いと思うが、それができるらとっくにやっているだろう。

万一、父親に稼得能力がなくなった場合、多くの母子避難者が生活に困窮することになることは避けられないだろう。母親が働くにしても、幼い子どもを抱えてフルタイムで働けるだろうか。

父親が原発事故避難モードに入れないのは、世の中、特に政府が被曝による健康影響はないとして、被曝防御が制度として仕組まれていないからだ。

これが変わることはあるだろうか。

@ 死亡者、重篤な病発症者が急増する。

これだけでは、今の政策が変わることはないだろう。当局は、病気の多発を見越して新しい風土病や国民病が生じたと宣伝している。人口見通しもすでに減少率をきつく見た推計を発表済みだ。

A 国民が洗脳、催眠術から覚め、健康被害の発生を前提とした被曝防止策、避難円滑化策の制度化を求める。

これもなかなか難しいだろう。住民が大きく動けば不動産価格が動き、電車も採算が悪化する。水道、ガスもタクシーも、病院医院、美容室、スーパー、コンビニありとあらゆるものが影響を受ける。

当局が避難円滑化施策を講じることは、強い抵抗にあって挫折するのは目に見えている。

B 家族を失い、傷心のうちに新天地に向う人が増える。

社会を変えるのは、これだろう。もちろん、家族を失ってもとどまる人はいると思う。だがすでに半減期の長い核種のウエイトが高まり、空間線量率の下がり方は緩慢になっており、外部被曝量は長い期間今程度で推移する。

内部被曝も継続するから、昔であれば、呪われた地あるいは神聖な地として立ち入りが禁忌とされる例に当たる。

これまでは、鉄道や高速道路の整備が人の動きを促したが、これからはこれらのインフラが人の動きに追随することになるだろう。そして、寂れ、使われなくなる施設や住宅も増える。

消費者選択の結果として生ずることについては、政府もとどめることはできないし、事業者もそれを所与の条件変化としてとらえるしかない。

放射能の害については、国民の多くは、漠然とした知識であっても、危険があることは理解していると思う。ただ、現実の汚染がどれほどで、それがどこまで影響するか判断しがたいために、日和見を決めているだけだと思う。

普通の社会常識を持つおやじなら、新聞やテレビが事実を捻じ曲げようとしていることは容易に気づくだろう。こんな安直な見え見えなプロパガンダを信じ込んでいるようでは、40年も50年も社会を渡って来れない。

政策の全面転換は、当面困難だと思うが、@がはっきりしてくれば、おやじたちも今の政権は許しておけないと思うようになるだろう。今は、代るべき政党がないのが絶望的だが、それも新しい社会的な機運が生まれれば変わるだろう。

すでに地獄の底を垣間見ている日本人、見えているだけでは行動せず、地獄に落ちなければ本気にならないのだとしたら、もう少し時間がかかるのではなかろうか。
posted by ZUKUNASHI at 13:45| Comment(4) | 原発事故健康被害

2014年07月04日

最近の健康悪化は進行が早い

秋葉龍一氏のブログが2014年4月2日から更新されていないとのツイートで同氏のブログ確認、驚いている。

秋葉龍一のねごと

「土曜に発熱。夕方急に悪寒がして、8度ほどまで体温計が上がる。その2日後の・・・夕方、右脚の膝裏が伸びないなと感じた3時間後に脚が伸ばせなくなり歩けなくなった。あれよあれよの、 歩行不能。右膝がすこし熱があり、腫れている。」

翌日、総合病院の整形外科に行ったとある。

私の昨年末のめまいの経験でも症状の進行は早かった。

秋葉氏は、放射能問題も詳しいから被曝の影響ではないのだろうと思うが、柏市にお住まいだったと記憶する。

最近の健康悪化は、進行が早い。これは、ネットで読む健康悪化事例に共通している。

秋葉龍一氏の症状が回復に向っていることを願うばかりだ。

他のブログ運営者の中にも、発熱、風邪症状、倦怠感などを述べているものがある。大事にならなければよいが。
posted by ZUKUNASHI at 14:49| Comment(4) | 原発事故健康被害

2014年07月03日

経験のない凝りは危険な兆候

知人の整体師は来院者が増えているという。

何十年も前のむち打ち症が原因の凝りが生じたりする人もいるらしい。

比較的収入の多いサラリーマンの来院者が多いというから、能率向上を迫られて無理をしている人も多いのだろう。

よく言われるが、心筋梗塞の前兆で左胸から肩にかけての筋肉が凝ることはやはりあるらしい。

普段、肩凝りなどを感じていない人は、そのような 凝りが出ても放置しがちだという。

今までに経験のない凝りを感じたら、その筋肉の近くだけではなく、離れた部分の異常ということのほうが多いので、軽く考えないほうが良いと言われた。

経験のある整体師は原因に思いが及ぶことがあるらしい。だが、診断は下せないのでやはり医院にかかる必要がある。

凝りをしこらせないための運動は、ラジオ体操やウォーキングで足りると。金があるが時間のない人は整体へ、時間はあるがカネのない人はウォーキングという住み分けらしい。後者は私のことだ。
posted by ZUKUNASHI at 21:49| Comment(0) | 原発事故健康被害

SOEKSで強い電波も探索できる? 近所で使う携帯端末の電波でも線量計が誤作動する

頻繁に線量率のピークが立つ原因は電波のようだに書いたように、携帯電話の電波が、線量計に影響することは確からしい。

そして、どうもその電波は、基地局の発するものではなく、携帯電話端末の発するものらしい。

なぜそう考えるかというと、日によってピークの立つ頻度が大きく違う。そして、ピークの立つ時間に規則性が見られない。24時間連続的に電波とそれに乗せた信号を発している基地局からの電波が原因なら、なんらかの規則性があるはずだ。

私の記録したように、ランダムにしかも午後とか夕方、そして夜遅くにピーク発生が多いから、これは通話やデータ送受信があったことによるものと推定される。

調べたら、携帯電話機と線量計を接近させておいた場合に線量計が誤動作する例は広く観察されていてすでに常識となっているようだ。

線量計の誤動作について



ただ、私が理解に苦しむのは、私が携帯を使ったとき、発信だが、その時には線量率が上がったりしない。

携帯電話器の一部でそのような強い電波を発しているのではかろうか。最近、家の近くで変わったことといえば、引越しで転入者があったこと。

隣やすぐ上下の階の住人にしばしば携帯電話の着信があるとも思えない。発信はもっと少ないだろう。

転入者があったのは、何階か上の階だ。それでもこんなに反応する?!

昨日今日と昼間少し出かけたが、出先でも一度ピークが出た。

友人の持つソニー製のスマートフォンに電話をかけたが、着信時にピークは出なかったという。iphonかサムソンかそれ以外か?

それにしても、着発信時に何十mも離れた場所の測定器に誤動作を生じさせるほどの強い電波を出す電話機を使っている人も多いのだ。

放射能と電磁波のダブルパンチとならないだろうか。
posted by ZUKUNASHI at 17:51| Comment(5) | 原発事故健康被害

2014年07月02日

世の中いろいろあるが この夏を生き延びよう

この夏は冷夏だという。ならば、関東は北東の風が卓越する。福島第一原発からの放射性物質が飛んで来やすい。

7月から1号機のカバーの一部を開けてガレキの撤去が始まる。近隣自治体で年0.033mSv被曝増だという。

放出された放射性物質が近隣自治体にのみ降下沈着するわけではない。それに東電の見積もりを額面どおりに受け止めるバカはいない。

今以上に放射性物質が飛んでくるわけだからこれを吸い込まないよう最大の努力が必要。暑くなるが極力マスクを。自転車でゆっくり走ればマスクはそれほど苦にならない。

窓を開けることが多くなる家は、その対策を。網戸にフィルターも一考。吸気孔にはフィルターが望ましい。

窓を開けることが多い場合は、拭き掃除を頻繁に。

今や放射能測定器は必需品。甲状腺疾病で放射性ヨウ素による治療を受けた方が隣にいると被爆する。

読者のコメントで、横浜から高田馬場へ往復した日に日平均線量が0.542μSV/hという高い値が出たとあった。東京からの帰路、電車内の至近距離に高い放射線を発する方がおられたはずだ。病院の退出基準が30μSv/h以下だ。

外出前に累積線量をリセットしてときどき線量率と累積線量を確認すればよい。電車内など人ごみの中で高い値が出たら車両を変える。

反応の早い測定器は、買い物の際にも使える。買いものかごに入れた商品の上に測定器を置いて調べる方もおられる。

私は自宅でやって返品に行く勇気がなかった。買いものかごの中で調べれば目立たないし、すぐ陳列棚に返せる。

当初の指示値0.1μSv/h、コンブの上0.17μSv/h。0.07μSv/hの上昇だ。この程度の差は10秒から20秒で分かる。


私の使っている測定器は、エアーカウンターs、SOEKS DEFENDER、私と同じくらいに老いたGMサーベイメーター。市価は、それぞれ5千円前後、1万5千円前後、75万円前後(最新式新品)。

私の推奨は、SOEKS DEFENDER。ただし、この機械をフルに使うには、単4型二次電池4本と充電器(計1,700円程度)が必要。

この機械の特徴は反応が早いこととベータ線の一部を拾うこと。雲母の窓のあるGMサーベイメーターに比べれば感度は劣るが、計測値は手元のGMサーベイメーターと同じような動きを示す。危険箇所の探索の用途では十分使える。

この機械とインスペクターを比較する例が多いが、機能の違いは当たり前。8万5千円から9万円以上する機械と安い機械の性能が似たり寄ったりでは売れるはずがないし、私は高価なものは勧めない。

この機械の問題点や計測実績はすでに何度か記事にしている。これからも追加していく予定。

なお、この機械を取り上げるからと言ってメーカーから便宜が与えられているわけではない。他の機械を手に入れる機会があれば、そちらについても書く。

食品一般について言えば、この先汚染はより広範囲に広がる。海産物の汚染は特に激しくなるだろうから、検査してあれば食べられるなどと言うのは幻想だ。海の中で泳ぎまわっているのに、なぜ同じ漁獲ロットがわずかなサンプル検査で汚染の多寡を判断できるのか。

昨夏に比べて今夏は私の警戒度はかなり高い。

ひとつには、フィールドワークの結果で30μSv/h相当のホットスポットに遭遇したり、ウォーキング先でしばしば高い線量率を検出しているからだし、他には人口動態の悪化や福島第一原発で事故が連続していることがある。

それに、福島第一原発周辺へ住民を帰還させる動きや食べて応援の巻き直しの動きなども見られる。

私も、知人から食い物をもらって捨てるに忍びず食べてしまったり、どうしても緩みがちになっている。山形のさくらんぼも鹿児島の高級蒲焼もいらない。北海道の紅鮭の昆布巻きも食べたくない。

食べ物の工夫は続けている。なんとか秋まで衣料費ほぼゼロの裸んぼう生活で、医療費も節約して元気に凌ぎたいものだ。
posted by ZUKUNASHI at 20:22| Comment(2) | 原発事故健康被害

甲状腺異状は日本国内どこででもそして海外でも生ずる可能性がある

ナイフで指を切れば血が出るように、甲状腺が一定以上被曝すれば病変が出てくる」から続く。

どうも、「甲状腺が一定以上被曝」し障害が出ている地域は、ずいぶん広いようだ。

東京の子どもは言うに及ばず、青森県の児童にも甲状腺の異常が見つかっている。いちいち記録していなかったが、西日本からも甲状腺異常の情報は多い。

2014/6/25に北陸在住の方から寄せられたコメントに、「震災後,甲状腺で引っ掛かり,良性ですが毎年検査するハメになりました」とあった。

国内の読者だけではない。米国西海岸にお住まいの方は、「最近の健康診断でTSH値が30近くになり即薬の服用決定」と書いておられる。

この方が、2011/3にどこにおられたかは不明だが、コメントの記述を見る限り、福島第一原発事故当時日本におられたということではないようだ。

米国では、福島第一原発事故後米国に到達したプルームの影響で新生児に健康被害が出たと伝えられている。この情報は、その後信憑性、厳密性を問う声が出たりしてうやむやになっているが、私はそのような現象があったのだと思う。健康影響の発生を指摘すれば、推進派から圧力がかかることが必至だから、あえて火中の栗を拾う人はそれなりの根拠を持っているはずだ。

"After Fukushima, there has been an increase in deaths in the United States − This has been corroborated by findings of deaths, particularly of children younger than 1 year in British Columbia"(Published: December 22nd, 2011 at 1:04 pm ET By ENENews )

福島第一原発からの放射性物質の拡散シミュレーションはいくつかあるが、次はキプロス視覚化研究所(ニコシア)による「フクイチ・セシウム137世界拡散シュミレーション動画」から切り出した画像だ。蓄積量が分かりやすいよう色相を調整している。



これによると、朝鮮半島から沿海州、サハリン、カムチャッカ半島、さらにアラスカ、カナダ、米国へと相対的に強い汚染が広がっている。

福島第一原発事故後比較的早い時期に、カリフォルニア州で有機農業を営んでいた方が事業継続を断念したとの情報もあった。

日本に輸入されたカナダケベック産メープルシロップにわずかながら汚染が検出されたが、これは福島第一原発事故が原因との見方もある。

北米大陸の住人に甲状腺の異常が生ずることは大いにありうべきことだ。

上のシミュレーションを見ると、中国本土のほか、インドシナ半島により多く降下したと見られている。フィリッピン、ラオス、ベトナム、カンボジア、タイなどで相対的に強い被曝が生じた恐れがあり、健康障害が発生していなければよいがと強く懸念している。

日本では、西日本の汚染は低いとされているものの、沈着量が少なくても通過した大気に大量の放射性物質が含まれていることはありうるわけで、吸気被曝が大きいことはありうる。

長崎で行われたエアーサンプリングの結果では多量の放射性物質が検出されている。

それらのことや上のグローバルシミュレーションの結果から考えれば、西日本でも、北陸でも、北海道でも甲状腺異状は生じうると考えられる。

次に、吸気被曝のリスクが高かった時期を見ると、放射性ヨウ素の半減期は8日だから30日も経過すれば濃度は大きく減衰している。

次は高崎のCTBT観測所の観測結果だが、2011/3末までと4月の中旬から末までが高くなっている。3月中旬のピーク時に比べればもちろん低いものの、リスクはある。リスクのある期間は長く続いたことから、日々の吸気被曝は少なくとも期間が長ければ、被曝蓄積量は増える。



放射性ヨウ素体内取込のもう一つのルートは経口摂取。

葉物野菜については、北関東では2011/3/15から葉物野菜の濃厚汚染が始まっていた 123に書いた。

福島第一原発事故後は、牛乳の汚染も強かったはずだ。事故後牛乳を飲み続けた方は、リスクが高い。

飲用水・水道水も確かな詳しいデータがないが汚染があった。

東日本産の国産牛肉も汚染が強かった。国産牛肉のセシウム検査の検出限界は今でも25Bq/kg。国産牛肉を好んで食していた方はリスクが高い。

どうだろう、上のハイリスク要因に一つも該当しない方がおられるだろうか。一つも該当しなければご同慶の至りだが、そんな人は私に劣らず、貧しくつましく生活していた方に限られるだろう。

甲状腺異状は日本国内どこででもそして海外でも生ずる可能性があるという私の見方に納得していただけただろうか。


読者に教わった甲状腺異状の事例など
青森の子供1630人中21人に甲状腺ガンの疑い
取手市の子どもの検査結果
埼玉の方 2014/3/30のコメント
群馬の方 2014/4/18のコメント
北陸の方 2014/6/25のコメント
名古屋の方 2013/7/14のコメント
滋賀県南部の方 2014/7/1のこの記事へのコメント
三重県の方 2014/2/25のコメント
京都の方 2014/6/25のこの記事へのコメント
大阪の方 2014/3/30のコメント、2014/7/1のこの記事へのコメント
米国西海岸の方 2014/5/31のコメント

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posted by ZUKUNASHI at 20:03| Comment(11) | 原発事故健康被害

濃厚汚染地域自治体はどう動くか

濃厚汚染地帯の一つである我孫子市の5月分人口動態発表が遅れていたが、2014/7/2には掲載された。

我孫子市の死亡数増、出生数減は顕著だから市当局がデータを出したくないのはよく分かる。手賀沼下水処理場に放射性廃棄物が持ち込まれて住民が反対している。人口社会減も継続しており、市勢の発展をどう図るのかなどと建前論をふりかざす議員にはほとほと手を焼いているだろう。

我孫子市健康被害や人口流出はあまり情報がないが、次のデータからは、逃げる人は逃げていると思わせられる。

まず、出生数と死亡数の12ヶ月移動平均。2011/3の福島第一原発事故発生後は、死亡数はむしろ減少気味、出生数はさほど落ち込まず、それまでのペースと変わらない緩やかな減少。だが、これも1年後辺りから異変がはっきりしてくる。出生数が急減、死亡数が急増だ。



我孫子市の人口の推移。2009/10は人口がピークを付け、その後減少傾向だったが、2011年初めには少し増加していた。これは、出生数が死亡数を上回っていたことによるものだ。



2011/3の福島第一原発事故のころは、出生数と死亡数がほぼバランスし、人口は横ばいで推移していた。しかし、我孫子市の濃厚汚染が判明した2011年秋頃から人口が減り始める。2013年夏頃にはいったん横ばいになるが、その後減少再開だ。

人口変化が大きいので、単純出生率、単純死亡率で見ると、次のように傾きは緩やかになるものの、率が回復するようには見えない。



これまでに逃げた人はもう帰ってくることはないし、松戸市などと違って、住宅価格の下落に注目した住民が流入するという現象もそれほど顕著ではないのだろう。

人口の流入が少なければ、その地域の人口動態には放射能の影響が強く表れるだろう。私は、その意味で、我孫子市に注目している。

隣の取手市は、市当局が主導して市民が求める被ばく状況の調査や集団健康診断の継続的な実施を拒否したようだ。

議会への陳情は、議会が処理するが、扱いを決めるときに市当局と打ち合わせを行う。そして市当局に困難を背負わせないよう調整する議員は、市当局に恩を売れる。

とても言いにくいことだが、我孫子市も取手市も、すでに北ウクライナ化し始めていると思う。このような場所に住み続け、被曝調査をしてどれほど意義があるのかと個人的には疑問に思う。



時間の経過とともに深刻な疾病発症例が多くなるだろう。住民が「被ばく状況の調査や集団健康診断の継続的な実施」があるから住み続けても大丈夫と考えるようになるのは危険だと思う。エートス的な発想にも思える。

そのように考えれば、今回の取手市の対応は「英断」だと思う。国が、県がカネを出さないから市では対応できないと言うことが適当かどうかは別にして、取手市に住むことのリスクをあいまいにしなかったという点では、私はかえってよかったと思う。

どこに住んでも自治体が健康診断費や治療費を面倒見てくれるわけではない。そうであれば、発症のリスクが少ないところ、発症してもできるだけ軽い疾病で収まるような場所に移るべきなのだ。

・・・以下引用・・・

2014/6/21東京新聞
取手市民が三年間にわたり、市に対応を求めてきた「市民の放射能被ばくに対する措置を求める陳情」が二十日、市議会本会議で趣旨採択となり、実質的に葬り去られた。過去二回、議会で採択されながら市が対策を取らなかったため、市民が同様の趣旨の陳情を六月の定例会に再度提出していた。
 2012、2013年に採択された陳情は、県内八市村が、全額や一部費用を負担し実施している甲状せん超音波検査などを求めたもの。異常の早期発見などのため、汚染状況の調査▽被ばく状況の調査▽集団健康診断の継続的な実施−を要望した。
 ただし、市が議会に送付した「陳情の処理状況」では、集団検診について「放射性物質の飛散は広範囲。被ばく状況や健康調査は、市でなく県が行うべきだ」などと報告。市は、陳情に対応をしてこなかった。
 再び市の行動を促した今回の陳情は、建設経済常任委員会で採択された。だが、本会議で「予算面、技術面において実現する可能性が低い」として、賛成多数で「願意は認められる」とする趣旨採択になった。趣旨採択では、市は陳情採択の際に課せられる処理状況の議会への報告義務を免れることになる。
 趣旨採択の動議を提出した金沢克仁議員は「陳情は全市民を対象に長期にわたる検査を求めており、億単位の費用がかかって実現は無理。市には、できる範囲で対応するよう申し入れる」と説明。市健康福祉部は「国が実施主体となって健康調査を実施するよう、守谷市などと、県を介して国に要望してきた。市としても、できる範囲の健康調査は検討していきたい」としている。

(初出2014/6/24 改訂7/2)
posted by ZUKUNASHI at 17:50| Comment(2) | 原発事故健康被害

2014年07月01日

頻繁に線量率のピークが立つ原因は電波のようだ

数日前から時々高い値が出るので、測定器の設定を変えて、0.3μSv/hを越えたら警報音が鳴るようにした。0.4μSv/hを越えると表示画面の下半分の色が変わるようになっている。

2014/6/30、前夜からこの日午前にかけて何度か警報音が鳴ったので、午後から記録を付けた。

13:32 0.33
14:12 0.47
15:37 0.34
15:48 0.37
16:18 0.42
16:26 0.33
17:26 0.33
19:50 0.47 屋外、短時間に他に2回
20:35 0.45
20:50 0.3超
21:06 0.42
21:20 0.37
23:19 0.33 直前エアーカウンター0.08→0.2表示
23:33 0.33
23:36 0.33

最初、私が疑ったのは、@ 故障、A 屋内のなんらかの電気器具の影響
だが、23時19分には並べてあったエアーカウンターも高い値を示した。@はない。そして、屋外でも立て続けに3回も鳴ったから、Aも棄却。

残るのは、B 宇宙線やラドンなど自然放射線の影響

2014/6/30の宇宙天気予報によると、次のとおりだ。
00-24h :
Solar Flares : Eruptive (C-class flare expected, probability>=50%)
Geomagnetic Activity: Quiet (K<4) expected
Solar Protons : Quiet

宇宙線ではないようだ。ラドン? 窓を閉めた屋内でこんなに上がるか?? これでもない。となると、やはり
C 福島第一原発から放出された放射性物質の飛来 か
D 廃棄物リサイクル施設、ゴミ焼却施設から放出された放射性物質の飛来だ。

C、Dについては、風向きを調べたが、もろにこっちにきているとは思えないのだが。

この10時間余の累積線量1.17μSvだから平均0.113μSv/h。いつもより低い!

さあ、どうやって原因を調べようか。測定器を持って走り回るしかないようだ。

・・・・・

読者のコメントで電波が犯人ではとの疑いを強め、測定器をアルミフォイルで包んでみたが13分後にピッと鳴ってしまった。アースを付けないといけないかも。

そもそもSOEKSの計数、表示関係の電子回路が電磁波の影響を受けやすいのではなかろうか。GM菅が電波によって誤作動しているというよりどうもそちらの疑いが濃厚だ。

何か電導性のある袋に入れておけばよいかもしれない。

電磁波原因説はさらに立証を要するが、携帯電話の電波が原因になっていることはまず間違いないようだ。そして、GM管に入感しているのではなく、その出力コードか何かに作用して回路が多数入感があったと勘違いしているのだろう。

ちゅんさんのコメントで一気に解決のめどが見えた。

SOEKS DEFENDERは10秒ごとの入感数を12回分記録してその平均値に相当するμSv/h数を表示している。そして、3倍以上の増加または10倍以上の減少があるとその1回分だけの数値が表示されるとともに、過去の11回分の記録がキャンセルされる。

次の表でAはホットスポットに近づいたときのような場合。次第に入感数が増えていけば、漸次表示値が上がっていく。

Bは、電波障害で入感数の誤認があった場合。0.37(に相当する入感数)は、直前計測値の3倍を超えるからこの値がそのまま表示され、それ以前の値は無視される。その後は、大きな変動があった値に次の10秒分の値を加えて12分の1にし、その次の値を加えてまた12分の1にするという計算を繰り返すようだ。



Cは、電波障害で入感数の誤認があったが、その値が特に大きく、次の10秒の入感数がそれの10分以下になる場合だ。この場合、大きな値は無視されるから小さな値から始まり、しかも私の推測では、値が二つしかなくとも12分の1にしているようだからその後1分余の値は特に低くなる。

まあ、10分の1だからこのようなケースはまれだと思う。

ちゅんさんのコメントでは、0.33、0.37、0.42、0.56がよく見られた数値のようだし、私の記録では0.33、0.34、0.37、0.42、0.45、0.46、0.47と少し多様だが0.5を超えたものはまだ見ていない。

ちゅんさんと私の設定の共通点は、0.3μSv/hを警報音発生のしきい値に設定し、長時間音を聞いて観察していたこと。私は、前は音を消していたのとしきい値を0.4μSv/hに設定していたので気づくのに遅れた。

では、この高い値は警戒すべきか?

私がフィールドワークで経験したところでは、放射性物質を含んだと見られる空気の塊が流れてきて空間線量率が上がったと見られることはしばしば見られた。ただ、その場合でもほんの一瞬だけ測定値が飛び跳ねて上がり、すぐに下がったという例はあまりない。

エアーカウンターでの測定例だから、SOEKSの反応とも違う面があって比較はできないが、1分とか、2分と通常より高い値が続くことが多い。

SOEKSの測定結果で10秒間だけ測定値が上がり、すぐ下がるというような例は、放射性物質を積んだトラックが強い放射線を発しながら高速で目の前を通り過ぎたような場合しか考えられない。

上にある私の測定結果は、やはり電波などの影響と見てよいのではないか。電磁波の有害性の問題は別にあり、こちらも注意しなければならないが、まず被曝の面ではあまり心配なさそうだ。

もちろん、警告音が鳴ったらその後の数値の変化を確認することは怠れない。すぐに下がらないことだってありうるのだから。
posted by ZUKUNASHI at 23:48| Comment(6) | 原発事故健康被害

2014/5 人口動態 悪化継続











山梨県 人口自然増変化指数が全体的に悪化傾向


静岡県



福島県

いわき市など福島5区が悪化

秋田県 横ばい。特に悪化は見られない。

群馬県


山形県


東京都


東京24区八王子市が−0.157と前月の戸塚区や古河市などの小選挙区に並ぶ水準に悪化。出生数前年同期比0.897、死亡数1.054。


10区豊島区の動きは出生数が不自然な動きを示している。原因不明。


11区板橋区は、出生数が増えているのに死亡数の伸びに押されている。


栃木県 全小選挙区で人口自然増変化指数マイナスに落ちる。小山市など栃木4区悪化止まらず。


長野県


新潟県 1区は改善続く。


宮城県 悪化継続 予断許さず。登米市など宮城6区、悪化が激しい。


茨城県 少し改善方向に。茨城7区古河市など悪化一息入れる。


埼玉県 川越市など埼玉7区が悪化。


神奈川県


神奈川5区前月より少し改善。


千葉県



雁の親子。羽は後から伸びてくる。


Wikipediaから。胴体の太さが最新鋭のジェットを髣髴とさせる。
posted by ZUKUNASHI at 11:35| Comment(0) | 原発事故健康被害

「最近死んでる 放射能のせい?」「被ばくと突然死は関係あるの?」「今年は人がたくさん死ぬの?」

このような問いには、間違いありません、と絶対的な自信をもって答える。

検索エンジンで「放射能」や「健康被害」を検索してこのブログに見える方が続いている。2014/6の検索ワードは7,825種(5月9,416種、4月8,371種、3月10,637種)、33,493件(5月50,270件、4月36,996件、3月62,185件)にのぼった。

主要な検索語彙と検索件数。2014/6は白血病の検索件数が増えている。





医者も行政も頼りにならないから、やむを得ずインターネットで検索して調べている方が多いのだろう。検索エンジンは、「放射能」や「健康被害」で検索すると、「今日の放射能 健康被害が広がっている!」などの記事を上位に表示する。

特定の検索語彙の増加は、現実に起きている事象を反映するとGoogleが認めている。
Google インフル トレンドから
Google は、インフルエンザ関連のトピックを検索するユーザー数と、実際にインフルエンザの症状を示す患者数との間に密接な関連性があることを発見しました。検索件数と従来のインフルエンザ発生動向調査のデータを比較したところ、インフルエンザの流行時期に合わせてインフルエンザ関連の検索件数が増加することがわかりました。

2012年12月半ば以降の検索語彙のうち深刻な状況を示していると見られるもの。原文のまま。最近は、眼の障害や歯痛など幅広い障害に関する検索が増えている。

「白血病、3日で亡くなる」
「52歳 くも膜下出血」
「朝起きて急に死ぬ」
「突然意識がなくなる 寒い」
「心筋梗塞 突然倒れてそのまま死亡」
「朝起きたら兄が死んでいた」
「脳内出血で恋人が死んだ」
「突然死の時どうすればいいのか」
「最近死んでる 放射能のせい?」
「被ばくと突然死は関係あるの?」
「職場の人が、次々倒れた」
「10代 脳腫瘍」
「心不全成人男性20代30代」
「年寄りがたくさん死ぬのはなぜ」
「痛い痒いで泣き叫ぶ」
「元気な人が突然白血病の原因」
「兄弟が一年の間に次々と亡くなるのは、どうし…」
「子供を作るのが怖い」
「主人の突然死 くも膜下出血」
「最近夫も放射能を気にしだした」
「失明 幼児」
「角膜に穴 茨城」
「目の異常放射能健康被害」

「放射性物質 歯が痛む」
「ぶらぶら病でつらい人」
「このまま関東に住んでたら被曝で死ぬ? 」
「北関東 火葬場 3週間待ち」
「放射能 どういう死に方」
「リンパ性白血病 放射能 松戸市で大量発生」
「知り合いが急に顔色が無くなって冷たくなった」
「大人になった息子が突然身体障害者に」
「悲鳴をあげて突然死」

「一関市 白血病 6歳」
「関東被曝鼻血脱毛歯が抜ける」
「5歳児突然死」
「足の母子球の痛み」
「白血病なのに無菌室がない」
「喉仏の場所にたまに激痛が走る場合どうしたら… 」
「持ったつもりがよく物を落とししまう」
「筋肉痛のような症状で歩けなくなった」
「三郷 突然死 小学生」


今まで放射能問題に関心のなかった若い女性も、自分の身の回りで起きている異変について、何かおかしい、どこかおかしいと思っているのだろう。誰も教えてくれないから仕方なく調べる・・・。できればもっと早く気づいてほしかったが、仕方がないことだ。

チェルノブイリ原発事故後のウクライナの人口変化を見ると、翌年から出生率が下がり始め、死亡率は当初3年間は小幅な上昇だが4年後辺りから上げ方が大きくなっている。

被曝後短期間で生ずる致死性の健康障害は、心筋の障害、脳血管の障害と考えられ、日本の事例情報では、これまでのところ心筋梗塞がもっとも多く目に付く。脳梗塞、くも膜下出血の情報も見られるが相対的に少ない。白血病の発症例が増え始め、間質性肺炎、肺がん、白血病、脳腫瘍による死者も増えているようだ。

初期の被曝は今となっては取り返しがつかないが、だからといって被曝回避をしなければ、発症が早まる。あなたを頼りにしている人たちのためにも、被曝回避、特に飲食物による内部被曝の回避に気をつけて欲しいと願う。
posted by ZUKUNASHI at 10:40| Comment(47) | 原発事故健康被害

2014年06月29日

砂埃(すなぼこり)が内部被曝要因 なによりもマスク

財経新聞2014年6月26日の記事が、京都大学の東京大学アイソトープ総合センター桧垣正吾助教の研究成果を伝えている。東京江戸川放射線から。

注:財経新聞の記事では、桧垣正吾氏の所属について誤りがあるようだ。

この「研究では、東日本在住の一般市民68名を対象に2012年2月19日〜4月14日の8週間に渡ってマスクを装着してもらい、そのマスクに付着した放射線量を計測した。

その結果、検出された放射性セシウムが最大であった被験者が1年間に被曝する量を見積もったところ、およそ3.2μSvであった。これは年間の公衆被曝限度1mSvの310分の1である。

また、被曝の元になった飛散物を詳しく調べたところ、そのほとんどはスギ花粉ではなく砂埃であることも明らかとなっため、砂埃の吸入を防ぐことでさらに内部被曝量は低減することができると考えられる。」

残念ながら、この記事では、研究結果の詳細が分からない。「被曝の元になった飛散物を詳しく調べたところ、そのほとんどはスギ花粉ではなく砂埃」であることは、当然の話だと思う。

砂埃が内部被曝の要因となっているために花粉症用のマスクでも被曝回避に一定の効果がある。

建設業、造園業、農業など砂埃を吸い込みやすい環境で作業をされる方は、特に注意が必要だ。何がなくてもとにかくマスク!

これからの季節、窓を開けることが多くなるので私は、網戸にマスクをつける予定だ。レンジフード用の油吸着用不織布を使う。

昨年は、取り付けがいい加減だったので効果が少なかったが、一夏で薄汚れ、測定器を当てたら少し反応があった。

コーナン商事のホームセンターで長尺のレンジ用フィルターを買い求めた。値段は安かった。

網戸の全体にこの不織布を縫い付けるつもりだ。友人に手伝ってもらわないとできない。

・・・・・

2014/6/29、昼ころはかんかん照りの良い天気。網戸を外して洗い、不織布をつけ、木綿糸で縫いつける。私の縫った部分は、小学生の雑巾縫いそのもの。省力化の方策を模索し、ハンドミシンも調べたがうまく使えそうなものは見当たらない。

2枚完成し、約半年振りに北側の窓を少し開けた。昨日来、測定器が何度か0.3μSv/h超過の警報音を発していたが、警報音のあと、手伝ってくれた友人が太ももが痒いと言い出した。

えっ、なんか変なもの食わせただろうか、思い当たらない。家の中に吹き込んだ風に反応して、しばしば身体がかゆくなるようなら大変だ。

・・・

どなたか、網戸と同じ通気性を持つフィルター機能付きの戸を商品化されませんか?

読者からすでに商品化されていると教えてもらった。「粘着網戸フィルター」で検索するといくつかヒットする。粘着式なら貼る手間はわずかだ。

(初出 2014/6/27 6/29、6/30追記)
posted by ZUKUNASHI at 23:18| Comment(6) | 原発事故健康被害

2014年06月27日

2014/6/27に寄せられたコメント 少し明るい気持ちに

2014/6/27寄せられたコメントを紹介する。ご自分の体調や周囲の方の体調について冷静に観察した結果が控えめに述べられており、おそらく東京近辺のビジネス現場で働く人の体調悪化の現状を的確に表していると思う。

・・・・・

私は震災の翌年に転勤で関東に来ましたが、初めはあまり産地に注意しておらず、何でも食べていたためか、湿疹や鼻血が出やすくなり疲れやすい体になってきました。

職場でも体調を崩しやすい人が増え夏でもマスクをしたり、仕事中に鼻血が出たといって席を立ったりする人がいます。

今は親の地元・鹿児島の食べ物を多く取っています。肉、野菜、養殖魚、飲料など多くが鹿児島産になりました。特に天然水は飲みだしてから疲れが取れやすくなり、一時割れやすかった爪の艶も良くなってきました。

それ以外では、パン・菓子類は西欧産・豪州産に限定し、飲み物はなるべくミネラルウォーターや欧州・南米産のスムージーに切り替えています。

海産物は海流や餌の産地の関係もあり、完全にコントロールするのは難しいかもしれませんが、できるだけ頑張ります。

・・・引用終わり・・・

@ スムージーとは、果物、野菜等を使ったシャーベット状の飲み物。南米産のスムージーがあるとは知らなかった。

A 震災の翌年に関東に移っておられるから、体調悪化は関東移転後1年前後で顕在化したのではなかろうか。そして食材を改善して1年程度で改善したと見られる。

B この方の場合、関東移転前にどこにおられたかは不明だが、関東に居続けた人に比較すれば、初期吸気被曝は格段に少ないはずだ。この方の体調悪化は、飲食料品の汚染が原因と見ることができる。

C この方の実行された汚染飲食料品の排除はかなり徹底している。ご両親の実家から肉、野菜などを取り寄せられたことが大きい。

世の親御さんには、ここまでやらなければ体調改善は図れないということをしっかりと認識いただきたい。

D 「天然水」がいかなるものかは不明だが、おそらくミネラル豊富な地元の健康飲用水ではなかろうか。ミネラルの十分な補給が必要で、かつ効果があることは何度も書いてきた。

E 体調不良の症状のうち、「湿疹や鼻血が出やすくなり疲れやすい」というのは、典型的な内部被曝の初期症状だ。湿疹でなく発赤やジンマシンも多い。爪が割れやすかったり艶が悪くなる現象も出ている。

F 職場で「夏でもマスクをしたり、仕事中に鼻血が出」る人がいるのは、今では普通の光景ではないか。ただ、関東に居続けた人の場合、今も鼻血が出続けている場合、白血病などの重篤な病気の先駆症状のこともあるので注意が必要だ。

G 海産物もお好きなようだ。「完全にコントロールするのは難しい」と書いておられるが、少なくとも日本近海、北部太平洋の海産物は、すでに禁忌だ。安全性の高いものを探し出すと思う。

H この方は、まだお若く、しかも独身ではないかと見られるが、食生活はずいぶん多彩だ。最近は、まめに料理をする若い男性も多いようだが、食材の制約は、今の若い方が生きている間中続く。結婚しても、食材調達と料理には気を使うし、手間もかかる。若い方には、早くこの方のような習慣を付けて欲しい。

I このコメントは、私が描いていた被曝に応じた健康被害の発現状況と汚染食品排除による体調回復の見込みとをはっきりと示してくれた。これまで書いてきたことに一段と自信がついた。とてもありがたいコメントだ。

追加のコメントをいただいた。ありがとうございます。

・・・引用開始・・・

私は震災の時は実家がある名古屋に住んでいました。それから1年半経って異動で東京に来ましたが、やはり地元とは汚染状況が格段に違っていたと実感しました。
他の方の書き込みで歯が欠けた、抜けた、という文を目にしましたが、確かに今の職場でも親不知が抜けたとか治療して間もない差し歯が抜けた、という似たような症状の人が何人もいます。
でも一番多いのは下痢や夏風邪、悪寒ですね。特に女性の悪寒が多くて、事務所の冷房がほとんど弱のまま、外気送風のみで1日が終わります。
女性は冷え性の方が多いとは聞いていますが、最近は営業職の男性の方でも外から帰ってきてもあまり汗をかかず、冷房を肌寒いといって長袖シャツの袖も折り畳まず冷たそうに仕事をしています。暑がりの私には少々辛い職場ですが・・・。

ちなみに、今飲んでいる水は母の地元・鹿児島の某天然水です。火山のすぐ近くの地下深くで磨かれ、多くの栄養素を含んで湧出している水で、美容にも効果があるとして最近急に注文が増えているそうです。
あと、鹿児島では食品関係の通販が盛んになっていて、特に震災以降関東や関西からの申し込みが増え何か月も予約待ちになっている商品すらあります。

やはり、気にしている人は相当気にしているのだと思います。鹿児島をはじめ宮崎や熊本には本州から避難してきた人が相当数いらっしゃると聞いていますが、こういう時こそ南九州は大いに日本の役に立ってほしいと切望しています。

あと、スムージーはイケアで売っている紙パックのタイプを飲んでいます。水で少し薄めて冷やして飲むととても美味しいです。

・・・引用終わり・・・

付け加えることはないが、この職場の方々甲状腺関係は大丈夫だろうか。男女ともに。少し気になる。

改めて思う。コメント主のような若者を戦場に送ってはならない。
posted by ZUKUNASHI at 23:48| Comment(3) | 原発事故健康被害

避難したいが葬式参列にカネがかかるのも困るし・・・

累積線量を測定できる簡易測定器を買って半月以上経過し、測定実績もできた。

総平均で0.116μSv/hだから、ここに住み続ければ年間1.018mSvになる。もう歳も歳だし、後は内部被曝に気をつけて、たまにウォーキングをしながら暮らせればありがたいと思うのだが。



このデータをもう少し検討しよう。私の自宅でエアーカウンターsで測定していたときは、0.05μSv/hが時々0.1μSv/h辺りまで上がるだけで、私は外部被曝に関しては比較的楽観していた。

ところが、昨年来、私のこの認識を覆すような測定例が続いた。「フィールドワークの記録」に書いてあるが、ウォーキングの際に屋外でしばしば高い値を測定。最高は1.15μSv/hだった。

下水の泥たまりや黒い物質が堆積した場所ではない。都市河川の近くや、畑の真ん中でこういう高い値が出た。そして、それは短時間で低下したから風に乗って放射性物質が流れてきたとみるしかない。

測定器が1.15μSv/hを記録したとき、私はマスクをしていたがきっと放射性物質を吸い込んでいるだろう。その時近くにいた友人はマスクを外していて、喉が痛いと言いマスクを付けた。吸気被曝だ。

1.15μSv/hの外部被曝よりそれほどの放射線を出す放射性物質を吸い込むことにより生ずる内部被曝の方が何十倍、何百倍も危険が大きい。

これらの高い値を測定したのは、エアーカウンターsだった。新しい測定器でどうなるか注意してみていたが、SOEKSは省電力のためすぐに画面が暗くなってしまい、確認が難しい。

それでも上の表に上げたような高い値を観測している。

前の記事に書いたが、二つの簡易測定器の計測値を比較すると、特性に差がある。



エアーカウンターsは、10秒ごとのカウント数を数え、6回分を平均しているという。一方、SOEKSは10秒ごとのカウント数を12回分平均しており、最後のカウント数が大きく変わるとそれ以前の記録がキャンセルされてしまうのだという。

次の図で、エアーカウンターsの測定値が大きく跳ねているのは、そのような計算方法の違いによる。サーベイメーターで、時定数を短く取れば針は激しく揺れ動く。




したがって、エアーカウンターsで1.15μSv/hを計測した時に他の計測器でカウント数の変化を詳しく記録してこれを分析すれば、計算された値は大きく違ってくるのかもしれないが、高い値が1分程度続いたから、単なる異常値とも言えないと思う。

そして、SOEKSでも高い値を検出している。

私の住む地域では、時に、あるいはしばしば、大気中を濃い放射性物質が流れてきており、これを吸うことにより吸気被曝が生じている。マスクでどれだけ防げているのか?

外部被曝が年間1mSvに収まっても、こういう場所に住むのはリスクが高い。少なくとも、幼い子どもや青少年は避けるべき環境だ。放射線管理区域でもこんなに放射性物質が空気中を舞っていることは事故時以外にはめったにないだろう。

このように考えると、あえて内部被曝したいとは思わない私には、速やかに転居すべきという結論は変わらない。

だが、最近の人口動態の悪化や著名人、特に経済人の訃報の増加、知人夫婦の健康悪化などを見ていると、これからは、年配者で亡くなる方が相次ぐことは確実だ。

西日本や北海道に引っ越して、訃報を受け取ったときに毎回東京まで出て来れるだろうか。弔電を打つだけで失礼できるか?? 親戚兄弟のときはどうする??

旅費と香典の手配ができなくて義理を欠く・・・
これからは、それもありなんだと思う。葬式は簡素に、故人に心からの哀悼の意をささげればよいと私は思っているのだが・・・・。
posted by ZUKUNASHI at 16:42| Comment(6) | 原発事故健康被害

2014年06月24日

福島第一原発事故後の東日本の死亡数、出生数の動向

2014/5月分の東日本の人口動態の発表が始まっている。悪化継続と言えるが、大きく崩れることにはなっていない。

東日本15都県の月別出生死亡比率。傾向としては悪化継続だ。



東日本15都県の月別出生数死亡数合計の12ヶ月移動平均は、次の図のとおり、死亡数は微増、出生数は微減傾向。意外に安定しているという印象かもしれない。



上のグラフは、都道府県発表の市町村別人口動態統計を利用している。データの制約で2011/3以降のみ表示されている。移動平均値は、2012/2から。

実は、死亡数、出生数ともに2011年の変化が大きく、2012年以降は、水準がシフトした後の小幅な変動にとどまっている。

全国人口動態から取り出したデータで同様なグラフを作ると次のようになる。小地域で見ると大きく悪化しているところはあるが、全国から特に東京への人口流入が続いており、それが東日本全体での人口動態の底堅さの要因になっている。



問題は、この安定状態が崩れるのはいつかということになる。

2014/4月分公表されたので追加。



著名人の訃報で見ると、ここに来て経済人の訃報が増えており、裾野の広がりが認められる。健康被害情報も深刻の度合いを増している。

避難の動きは強まっているようだが、数としては微々たるものだ。最近、このブログの記事を見て放射能による健康被害の実態に関する認識を新たにする方もおられるようだ。

安定状態が続いている間は、私達の身体は悪化要因の排除で厳しい戦いを続けている。食い気に負けて汚染食品をとれば、身体ももはやここまでと観念するかもしれない。

正念場であることは間違いない。



移動平均値による出生死亡比率。東日本でかく乱要因が生じている。

posted by ZUKUNASHI at 15:45| Comment(0) | 原発事故健康被害

ナイフで指を切れば血が出るように、甲状腺が一定以上被曝すれば病変が出てくる

アマちゃんだ @tokaiama 氏が2014/6/24に引用したfukushima-diary2014/6/22の記事に紹介されていたツイート
※ にゃむ ‏@NYAM2013氏の2014/6/21のツイート
中学生の息子が学校の健康診断で甲状腺が腫れてると指摘され大きな総合病院で検査した結果も甲状腺腫確定。なのに学校からきた健康診断の結果は所見なし、、どういうこと?明らかに異常が見つかったけど?どこが誰が隠蔽指示したんですか?恐すぎるんだけど。東京ですが

・・・引用終わり・・・

福島第一原発事故が原因となって生ずる甲状腺の異常問題については、何度も取り上げてきた。私が特に注目したのは、Dr. Olha V. Horishna著「チェルノブイリの長い影」に甲状腺病変は被曝量による非確率的影響であるとの見解が示されていること。一定の被曝をすれば、同じように病変が生ずるということになる。

2013/1/11の記事
「チェルノブイリの長い影」から 甲状腺病変は非確率的影響
2013/1/12の記事
「チェルノブイリの長い影」から 個人的な注目点

極めて深刻な事態になると憂慮されたため何本か記事を書いた。1年以上前だ。

2013/1/11の記事
甲状腺病変は被曝量による非確率的影響 発症例をこのブログの記事から再掲
2013/5/15の記事
プルーム襲来時に、特に屋外にいた幼児の保護者は、甲状腺の異状に注意を
2013/5/15の記事
プルーム襲来時に、特に屋外にいた幼児の保護者は、甲状腺の異状に注意を! ヨウ素の地表付近の濃度シミュレーション図

残念ながら、私の心配した方向に事態は動きつつある。子どもを持つ親御さんはどんなに不安だろう。だが、今となっては被曝を取り消すことはできない。わが子にも甲状腺異常が生ずるという前提で対処することをお勧めする。

個人個人の甲状腺被曝状況を推定するのは困難だが、米国国防総省が日本国内の多くの地点について被曝量を推定しており、このデータが唯一利用可能だ。

2014/6/20の記事
米国防総省による被ばく線量推定値
この記事では、米国防総省の次のサイトで示された、場所別、成人未成人別、全身甲状腺別の被曝量推定値を表にまとめて掲げてある。
Operation Tomodachi Registry

以下に、甲状腺被曝量のみを取り出した表を掲げる。地名、施設名については日本語での呼称が分からないので英語のままとしている。銚子港が茨城県に入っていたりするが、これは「Consolidated Location」について推計し、それをAssociated Locations に適用することによりカバーするエリアを広くしていることによるものだ。

次の表については、間違いなく転記するよう努めたが、正確には、米国防総省のサイトで確認されたい。

右側の文字と重なって見にくければ、画像だけ表示させるか、ペイントソフトなどに画像をコピーすればよい。

posted by ZUKUNASHI at 10:05| Comment(0) | 原発事故健康被害

2014年06月23日

関東に飛んだベータ線源の付着した物体は軽いものなのではないか

私のサーベイメーターが、ガンマ線、ベータ線込みで150CPMを検出した場所(「フィールドワークの記録 2」参照)を時々計っているが、いつも高い値が出る。

時には強い雨が降って地面表面の粗い粒の散らばりが変わる。それでも、土中に浸透しているわけではないから、このベータ線源は、砂礫より比重が軽いのではないかと思う。



2014/2/12、東京電力が「楢葉町井出川河口付近で採取された放射性物質の分析結果」を公表しているが、井出川河口で見つかった4つの物体のうち、一つは木片だが、他の3つはポリエチレン又はポリオレフィン系高分子材料だとされている。

そのうちの最も軽い物体は、長さ約3cm、幅 約1.5cm、厚さ 約0.5cmで、重量0.3g。線量率はγβ計で1mSv/h (γ:85μSv/h・β:915μSv/h)とされている。



この物体のガンマ線核種、アルファ・ベータ線核種ごとの放射能測定結果



全ベータがこの試料一つで120万Bqだ。

これらの物体は、井出川河口で発見されるまでにどこを経由してきたのかまだ分かっていない。海から打ち上げられた可能性は少ないようだが、川の増水で上流から流れ着いた可能性も、福島第一原発から直接ここに飛んできた可能性もある。

時に水で覆われるであろう河口の砂地で見つかった。

私のフィールドワークの記録2の測定箇所にあるものは、やはり比重の軽い、樹脂系の細片なのかもしれない。それゆえ、常に地表にあり、サーベイメーターを近づければ高い値が出るのだろう。

劣化ウランや燃料棒の微小破片が飛んできているのではないのだろう。そのような重金属片なら降雨などで地表の土が動くたびに土中に沈降していくだろう。

南相馬市や東京江戸川区で視認されている黒い物質に関しては、井出川河口の物体のような詳細な調査結果に接していないが、珪藻類が主体だという。珪藻類が放射性物質を吸収して高い放射能を示すのだろうと推測されているが、上と同じような樹脂系の細片に放射性物質が付着したものも混じっているのではないか。

名古屋で、掃除機のゴミパックのちりから、310ベクレル検出されたと伝えられている。重さは、1兆分の1gの100分の1程度という極微小なものだ。

福島第一原発から放出された放射性物質にはいろいろな形態のものがあるはずだ。より小さなものほど遠くへ飛ぶ。0.3g程度のものは楢葉町辺りで落ち、砂礫の大きさ程度のものは東京近郊まで飛び、極微粒子状のものは名古屋まで飛んだ。そういうことなのだと思う。

そのように考えるとなんとなく分かってくることもある。米国西海岸沖での海産哺乳動物の生息域にこのような放射性物質の付着した比較的軽い物体が流れ着いたならどうなるか?

上のような状況にあるのかはもちろん確認されていないが、米国海洋関係科学者が不思議だ不思議だと繰り返していることが私には不思議でならない。

私のフィールドワークは、助手の腕に発赤が出たりして恐くなって止めたが、これまでの調査ではどこでもサーベイメーターを地面に近づければ検出値は上がる。これは、セシウムのベータ崩壊によるベータ線を拾っている可能性が強いが、たまに抜きん出て強い反応を示すところがあるから、セシウム以外のベータ線源が降下しているはずだと思う。

名古屋、東京、楢葉町井出川、福島第一原発、南相馬市と地図を思い浮かべてみれば、福島第一原発に近いところほど、大きな破片が降下している。

大きな破片はもちろん放射能が高いが、それを食べることはない。しかし、小さな破片になるほど遠くまで飛び、それを呼吸で吸い込むリスクも高くなる。距離が離れたからと言って、安心はできない。関西でも次第に健康被害が深刻化しているように見える。汚染された食品が流入しているし、ガレキ焼却以前から放射性物質の微粒子が飛んでいる。

他人ごとだと高みの見物と高をくくっていた人もやられているだろう。

私のフィールドワーク記録2の測定箇所では、新しい測定器で最高0.65μSv/hを検出している。もし、ここに上の0.3gの物体の片割れが落ちていたとすると、線量率が千分の0.65。測定器の感度の悪さを考慮して仮にこれを千分の6.5だとすれば、重量は0.3×6.5÷1000=0.00195gになる。

こんなに軽いものなら、いつ風に乗って飛んでいくか分からない。もう少し大きくて放射能の低いものなのだろう。

南相馬市などで確認されている黒い物質は細片が集まったものだろう。0.002gくらいで6.5μSv/hくらいのものはありうるだろう。そういうものがある場所では、いずれ体内に取り込むリスクは現実的だと思う。

いろいろ関連情報を調べていたら、ポリエチレンが高い遮蔽効果を持つとの情報があった。松戸市パパの放射線対策日記
それなら原発で大量にポリエチレンが使われていておかしくないし、核爆発時に各種金属が蒸発し、いわば金属を蒸着させるようなプロセスが生じたとも考えられる。

高密度ポリエチレン High Density Polyethylene − HDPEは、比重0.942以上。ポリバケツやビールケースなどに使われている。
posted by ZUKUNASHI at 16:43| Comment(0) | 原発事故健康被害

2014年06月22日

3年で10mSvなら健康被害が出てくる人もいる

米国防総省の被曝量推計結果にあわせて調整した独自推計被曝量で、福島第一原発事故から2014/4までの累積全身被曝量(成人)が10mSv程度にまで達しているのではないかと推定されるケースがあった。

上の記事では、米国防総省による2011/5/11までの60日間の被ばく線量推定値を、各地のMPの測定値累積値で2014/4まで引き伸ばす方法をとったが、その前の記事「読者の外部被曝累積量を推定する」で採用した個人が測定した自宅空間線量率を用いてこれを近傍のMPの測定値の累積値に比例して調整する方法を採用した場合でも同等な値、例えば、茨城県西部での約7.5mSvが得られており、ある程度の確かさはあると私は考えている。

そこで次の問題だ。水戸市の例のように高く見積もって12.02mSv、低く見積もって8.39mSvの被曝量は、どれだけの健康リスクがあるのだろうか。

低線量被爆の健康影響については、なお議論があるし、福島第一原発事故後の慢性的、継続的な被爆は、チェルノブイリ事故で住民が避難したような汚染度の地域でも人が住み続けているから、まさにこれまでに例のない事例となり、いくらでも議論の余地はある。

そのため、ここでは、このような被爆についていろいろな考え方があることだけ確認しておこう。

まず、2011/3/20の朝日新聞の記事。これに似た図はあちこちで見かける。いわば、日本政府公認の見解であり、被曝による健康影響をプレイダウンする効果、住民の不安を鎮める効果のある見解といえる。



だが、この図で明らかにおかしいと私が思うのは、100mSvのところに「健康に影響がでる危険が高まるレベルとあるだけで、それ以下の、例えば50mSv、あるいは10mSvのところでは健康影響に触れられていない点だ。

「ただちに健康に影響はない」とすらも書いていない。

ICRPは、核利用推進の立場に立つ。そんな組織でも低線量被爆の領域についてLNT(Linear No-Threshold、直線しきい値なし)理論を採用し、被曝に応じた健康リスクがあるとしているのに、それに触れていないのは、完全にミスリーディングだと言わざるを得ない。その意味では、この図は、後世に残すべき歴史的資料だ。

日本政府と日本の学界は、低線量被爆の領域において生ずるべき健康被害を軽視、矮小化している。

次は、松井英介氏の作成になるものと見られるが、これもすでに歴史的資料となった。ネットではかなり早い時点で流布していた。ECRRは、欧州放射線リスク委員会(European Committee on Radiation Risk)。クリストファー・バズビー博士が科学セクレタリーを務め、アレクセイ・ヤーブロコフ博士もメンバー。

ECRRのモデルによれば、低線量領域でリスクの上がり方が急だ。上の朝日新聞の記事にある図は、「日本政府、学会」とあるモデルそのもの、いかにリスクを過小評価しているかが明らかだ。



次の図は、野村直之氏の「‎原子力発電を巡る賛成派と反対派の建設的対話」から引用。



上の図でしきい値あり仮説のしきい値は数十mSvとされている。

このような図解はネット上に溢れている。「LNT仮説、画像」で検索すると山のようにヒットする。

その中の一つに、200mSv辺りにしきい値があり、ここからほぼ鉛直にリスクが増大する模式図もある。そして、それと対比させたLNT仮説のリスクは、10mSvでガンリスク増大0.05%となっている。

「ガンリスク増大0.05%」が千分の一のがん発生率が千分の1.05に上がることを指すなら、その程度の変化を一定数の被爆量集団について測定把握できるはずがない。

結論を書こう。前のいくつかの記事で書いたが、そもそも個人ごとの累積被曝量を把握することは極めて困難だ。外部被曝量は累積線量計を持ち歩けばある程度推定可能だが、内部被曝量の把握は不可能だ。WBCは身体の外からガンマ線を測っているに過ぎない。

内部被曝で特にリスクが大きいのは、アルファ線源、ベータ線源だが、これらは尿を測定して推定するくらいしか方法がないし、尿中のアルファ線源、ベータ線源の測定自体、技術的に極めて困難だ。

核の利用、被曝による健康影響をめぐって平行線の議論が続いていることは、上に書いたようにそうならざるを得ない必然性がある。

ただ、常識的に、台風が迫っているときに、「強風で吹き飛ばされて転倒骨折する人は30万人に1人の割合だからリスクは低い」などという人の言を普通、信頼するだろうか。「危険があるので外出は控えよう」という人の言がやはり信用できるのではないか。

科学的にわからないことが多いのなら、それだけ慎重に対処すべきだ。3年で10mSv被曝した人は、その地にとどまる限り累積の被曝量が増えていく。累積被曝量が増えるに連れて疾病の発症確率が上がっていくことは、原発推進派の資料でも明らかだ。

後になって、10mSvで「ガンリスク増大0.05%」では収まりませんでしたと言われても、どこにも怒りをぶつけようがない。騙された人の自己責任だ。
posted by ZUKUNASHI at 11:34| Comment(5) | 原発事故健康被害