2012年05月31日

関東の汚染地域にお住まいの特に幼児のおられるご家族に避難をお勧めします

このブログでは、福島第一原発事故に伴う健康被害について、できるだけ幅広く情報を集め掲載してきましたが、事故後1年を経過した今、猶予の時間は少なくなっていると判断し、関東の汚染地域にお住まいの特に幼児のおられるご家族に避難、移住をお勧めします。

理由は、以下のとおりです。

@ チェルノブイリ事故の経験から、福島第一原発事故により放出された放射性物質による健康被害の増加を懸念していましたが、現実のものとなりつつあります。

3月下旬に伝えられたところでは、千葉市で2012/1月、2歳の幼児が二人就寝中に突然死したとのことです。千葉市は、花見川区の全域と稲毛区の一部でセシウム合計の沈着量が平方メートル当たり1万〜3万ベクレルですが、その他の地域は1万ベクレル以下で、比較的汚染が少ないと見られる地域でも幼児の突然死が発生しています。

千葉市内各区の人口の動きについて私が調べた結果では、高齢人口割合の低いところでむしろ死亡率が上がっています。

東京都内でも、やはり、幼児の突然死の事例が急増しているとされています。「2011/12から2012/1にかけて突然死して、死因不明で、確認作業した0歳児から四歳児の都内の人数が、おととし一年間と同数」との有力な情報があります。

A 福島第一原発事故直後は、原発周辺に立ち入って自動車の回収作業を行っていた成人男性の突然死が伝えられ、その後より遠隔の地の中古自動車取り扱い従事者、福島県下で除染事業などに携わっていた人たち、食べて応援を実践していた人たち、そして、最近では特に濃度の高い放射性物質に触れることが少ないのではないかと見られる人たちにも突然死が広がっています。(「おやじが次々死んでいく怖すぎる現実」ご参照)

汚染地域で生活していると、家庭が突然、大黒柱を失う危険が増えています。父親として、自分が先に逝ったら、あるいは失明し、脳神経障害になったらあとは残されたものだけで生きていけと割り切れますか?

B し尿に含まれるセシウム濃度の推移を見ると、非汚染地域・低汚染地域では、不検出となっているのに対して、汚染地域では、汚染度に応じてし尿の中に含まれるセシウム濃度が高くなっています。

汚染地域のし尿中のセシウム濃度は、2011年の夏から初秋にかけてピークをつけ、その後低下しましたが、年明けに再度上昇するところも出てきており、水や食料から体内に取り込まれる放射性物質の量は、低下していない恐れがあります。(「し尿のセシウムが高い自治体は原因究明と対策を」)

地域のし尿処理場のし尿汚泥から検出されたセシウム濃度からでは、住民の個々人の体内に蓄積された放射性物質の量を推定することは困難ですが、セシウム等が少量でも口に入り続ければ、年月の経過とともにその地域の住民の平均的な体内蓄積量が増大することは疑いありません。

そして、個人ごとに異なった時期に、異なった症状が出てくることになります。

C 国などの行政機関が公表する空間線量率などは、意図的に低く表示されています。飯舘村の空間線量率などはその典型ですし、文部科学省の空中モニタリング結果も個人が行った土壌調査の結果などと比較すると、低過ぎるという批判があります。

東京23区の東部は、私が地図上で、あるいは友人に依頼して調べた範囲でも公称値は実態よりも低くなっています。

県内で相対的に計測値が低いからといって、油断はできません。関東の都県は、隠蔽に加担しています。リスクははるかに高いことを肝に銘じましょう。

D 福島第一原発からの放射性物質の放出は続いています。「冷温停止状態」といっても、今後さらに放射性物質が大量に大気中に放出される危険が消えていません。

特に危険性が高いのは、4号機の使用済み燃料プールです。崩壊熱の下がり方は既に緩やかになっており、プールの水が抜ける、建物が崩壊するような事態があれば、2011/3の事故に伴う放出量を何倍も上回る放出があると考えます。

このブログの記事にコメントを寄せてくれた福島第一原発の作業員の方は、4号機使用済み燃料プールの崩壊は避けられないと見ておられます。(「福島第一原発から250km離れても日本での生活は難しい」)

E 日本は、大地動乱の時代に入ったのだと思います。国の機関や大学からの大地震発生の確率予想が増えています。彼らは、予想が外れて批判されるリスクとなんら警告を発しないでいて批判を受けるリスクのバランスを取り、具体的な行動指針にはなりえない漠たる予想に留めていますが、これは彼らが大地震のリスクが高まったと見ていることの現れです。

特に、福島第一原発を震度5、ないし6以上の強い地震が襲った場合、4号機燃料プールが危機に陥ることを恐れます。

さらに、東京湾を震源とする大きな地震が近いと見る専門家もおり、首都機能が失われる危険性さえあります。(「カラスはどこに消えた? 地震予想のまとめ」)

F 多くの国民に生命の危険が迫った場合でも、政府や自治体は情報を出さないでしょうし、有効な対策を講じない、講じることができないでしょう。飢えや痛みを訴える幼子を腕に抱きしめて、父親として母親としてどう救い、なだめますか?

そして、食料不足の中で、わが子に汚染の強い水や食べ物を与えますか?


私は、一家挙げての移住に慎重な立場を取ってきました。今の時代、若者も、中年者も新規の就職はきわめて困難です。就職できても非正規従業員に甘んじなければらないことも多いでしょう。そして収入は、よくて3分の2、悪ければ2分の1に落ちます。

家計を支える責任のある世帯主が移住に慎重になるのは当然です。しかし、今の場所にとどまっても、地域から人口が流出し、あるいは減少すれば、今の仕事で従来と同じ収入を得ることは困難になるでしょう。

それがいつなのか? 私は、数年先には地域社会の変貌がはっきりしてくると予想します。キエフでは、5年後に健康障害が急増しパニックになったと伝えられています。日本の場合は、それよりも早いとの予想を示す外国人専門家もいます。

妻の立場でも、考えを変えなければなりません。生計の資を得てくるのは、もはや亭主だけの責任ではないのです。専業主婦の希望など、早く捨てましょう。時代錯誤以外の何物でもありません。

健康であれば、狭い家でも、不便な田舎でも、質素な食事でも、やり方によっては毎日の暮らしを楽しむことができます。いや、そうしなければ、子供を健康に育てることはできない時代になったのです。

まずは、家族でよく相談されることをお勧めします。
posted by ZUKUNASHI at 22:50| Comment(5) | 原発事故健康被害

2012年05月19日

放射能回避日記 2012/5/12〜

5/12の徘徊でも、至るところでタケノコが折られ、打ち捨てられているのが目に付いた。竹林のそばにある施設で働く20代の青年に今年のタケノコの利用状況について聞いたら、「放射能が・・・」と。

徘徊での観察結果を総括すれば、今年は、タケノコは放射能が強く、食するのは止めた方が良いとの認識が広く浸透している。

私より年配で家庭菜園を耕す男性にまた会った。今回は放射能測定器を持参していたので、庭で測定した結果を伝えた。0.09μSv/h。

千葉市の泉自然公園は、空間線量率が低かった。林の中では0.2μSv/h程度を指すこともあるが、開かれた場所では0.06μSv/h程度のところが多い。新緑が美しかった。公園までの道筋にて。


ネット上で健康被害の情報が増えている。

2012/5/11、文部科学省が、「九州地方、沖縄県の航空機モニタリングの測定結果」を公表。

西日本は天然核種による空間線量率が高いことから放射性セシウムの沈着量を詳細に算出するため、上空で測定されたガンマ線のエネルギースペクトル情報を基に天然核種の影響を詳細に評価する手法を新たに開発し使用。今回のモニタリング範囲においては、全ての測定地点で放射性セシウムの有意なエネルギースペクトルは検出されなかった、としている。

地図によると熊本県などの空間線量率が高いが、天然核種による空間線量率が含まれているとしている。

2012/5/14、千葉市北部清掃工場の周辺の空間線量率は高いところで0.14μSv/h程度。煙突が高く比較的新鋭工場だからか。

新井聡 (@tacchyal)氏のツイート 2012/05/13 00:46:35 に納豆の測定結果が載っている。
「今日の測定@ 納豆おかめ小粒@茨城 4.6ベクレル、カゴメ野菜ミックスジュース 1.8ベクレル、明治ブルガリアヨーグルト 不検出(二回測定)」
おかめ納豆については、他にも測定結果があり、こちらは不検出。
http://securitytokyo.com/data/okame.html
安い納豆の原料は海外産の大豆のはずだし、発酵食品だから加熱後は大気に触れることも少ないはず。4.6ベクレルも出るのは少々信じがたいが。

納豆は、血栓を溶かす効果があり、体内に入った放射性物質を排出する効果もあるというので努めて食べているが、これにセシウムが入っているとなると逆効果だ。困った。国産大豆は汚染されているから、国産大豆使用の豆腐は買わず、「遺伝子組み換えでない」大豆を使った安い豆腐を食べている。

キノコは、セシウムが入り込むことは避けられないようだ。菌床栽培でもおがくずを作る木が汚染され始めている。昨冬からキノコは見送っているが、食事が味気ない。

東都生協の放射能検査で、「雪国まいたけ」から1kg当たり15.5ベクレルの放射性セシウムを検出。検査期間は2012/1/30〜2/3。

日本茶飲料も市販品でセシウム検出。私は2010年産茶葉を用いたものしか飲んでいない。家で飲むのはコーヒーが多いが。

水産物は、南半球や大西洋産のものしか買っていない。子供が、鮭ほぐしやチリメンジャコを買ってくると、開封後の残りを私が食べつくして片付ける。

買い置きしていた輸入物のトマト水煮缶が底をついた。探して買って来なくては。

市販牛乳からセシウムが検出されている。「牛乳の放射能汚染 まとめ
このサイトの冒頭に引用されている言葉 「検出下限値不明の食品や、それが高い値の測定で「検出せず」と謳うものを向こう見ずに食べるか、精密測定したものの測定値を理解・許容し食べるか(または食べないか)では随分違うと思います」はそのとおりだと思う。

「足立こどもを守る会」と「足立瓦礫問題を考える会」が、瓦礫焼却前後の放射性物質の飛散状況を調べるために「タオルプロジェクト」を始めている。足立・葛飾清掃工場の10キロ圏内の地域に住む人に、百円ショップで購入したバスタオルをベランダに1週間干してもらうという調査方法だ。

焼却前の期間を5月21日7:00〜28日7:00、焼却後の期間を 
5月28日〜6月4日としている。

千葉県松戸市・市川市・流山市も対象地域に入っているが、これらの地域は新江東清掃工場や江戸川清掃工場などから瓦礫焼却に伴う放射性物質が飛んできており、うまく焼却前後の差が出るだろうか。

福島県下ではこんな事件も起きている。農薬酒殺人未遂事件か。
飯舘村農民見習い伊藤延由 ‏@nobuitou8869 氏の5/16のツイートから

おぞましい話1:1961年三重県で起きた毒ぶどう酒事件を彷彿させる事件に遭遇したと知人が言う。

村から避難所の退去請求を受けた本人。既に本人は仮設を退去し、村と自治会会長を相手取り名誉回復の調停中。事の発端は仮設居住中、留守宅に美味しそうなお酒のお届け物(超高級なもの)

おぞましい話2:酒好きな本人、一人で飲むのは勿体ない友人を招いて飲もうとしまい込んだ。新居に引越ししお祝いに飲もうと出して来て、チョット変だぞ(開封され、量が若干少ない)。

近くの交番に持ち込み分析を依頼、最初は取り遭わなかった警官も仮設でのトラブルを聞き分析する事になった。

おぞましい話3:過日、警察から“農薬混入”との報告があったそうで現在捜査は進行中。犯人がわかれば判ったで小さな村での出来事。オドロオドロした話に背筋がゾクッとする。

何処の村の何処の仮設かは言いませんが。事のおこりは仮設での共益費に関わる問題で根本的には村の対応に起因する。」

飯舘村村長の言動を見ると頭がおかしいとしか思えないし、村内でこんな事件が起きているようでは、飯舘村は放射能も怖いが人間も同じくらいに怖い。
posted by ZUKUNASHI at 22:54| Comment(0) | 原発事故健康被害

おやじが次々死んでいく怖すぎる現実

老若男女を問わず突然死が増え続けている。事実関係、放射能との関連など確認できない情報も多いが、これらの急死の事例を見ると、内部被曝、外部被曝どっちも要因になるようだ。とてつもなく怖い。亡くなられた方のご冥福をお祈りしたい。

福島第一原発事故後1年を経過したころから女性の突然死、30代、40代の方の突然死も報じられ始めた。幼児、中学生、高校生、大人、老人と、もう無差別だ。しかも、日を追ってさらに情報数が増え続けている。容易ならざる事態だ。

あまりに多くて掲載しきれない。「突然死、急死、心不全、心筋梗塞、心疾患、脳梗塞に関するツイートまとめ」には2012/4/11 125件、4/13 136件、4/15 141件、4/19 151件、4/22 201件、4/25 131件、4/28 152件の事例が追加されている。portirlandもご参照。とにかく、内部被曝防止のために、マスク着用、食べ物に注意だ。

よこちゃん@名古屋 ‏@nekodamari2010氏の2012/5/18のツイートから
「長男の隣のクラスの男子が原因不明の突然死らしい。朝起きてこないと思ったら死んでたって。さっき聞いた(T_T)高校二年なのに…。」

神奈川県のThe Don Killuminati (@Makaveli0001)氏の2012/05/15 09:21:22のツイートから
「他部署の男性39才 心不全で突然死です。 何回か言葉を交わしたことあります。 昨日は出勤し朝、出勤してこないので 電話をしたところ起きてこないので奥様が見に行ったら亡くなっていたそうです。」

pyrite (@Pyraite)氏の2012/05/12 23:04:20のツイートから
「知り合いの姉の夫(神奈川県在住50代)が心筋梗塞で車の運転中に突然死したという連絡が」

福島原発35氏の2012年5月8日 - 7:39のツイートから
「田村市です。昨日、近所のおじさんが朝、静かに亡くなってました。前日まで元気だったのに。。原因不明。」

2012/5/3、郡山市の仮設住宅で富岡町から避難していた58歳の1人暮らしの男性が死亡しているのが発見された。男性は居間であおむけに倒れていて、部屋の電気はついたままだった。病死とみられる。(日本テレビニュース 2012年5月4日 11:57)

MORIMORIKIDS 氏の2012.04.28 22:04のツイートから
「長野マラソンに出場した長野市在住の友人の知人60歳が途中で心筋梗塞で倒れ入院中。仕事の後に10キロ走るほどの頑強な人で周囲がびっくり。」

YUMA0317氏の2012.04.28 23:00のツイートから
「桐生の知り合いが今月初めに心筋梗塞で亡くなっていた。まだ50になったばかり。ショックなのは、その友達の同級生も昨年亡くなってる、同じ心筋梗塞。彼は災害の有った所に行く民間の仕事をしていた。」

千葉県東葛周辺地域、ひたちなか市の事例も。ツイートの情報内容が具体的になってきている。

ikahachiro0205 氏の4/19のツイートから
「昨日、茨城県内の、建築業者の方からお話を聞きました。昨年から建築業界職人さんの体調不良、心筋梗塞等の心臓系の病気の方が多いと。ご本人も、現在検査中と」
建築、建設業関係者は、体調不良があったらただちに病院へ行ったほうが良い。脳梗塞、心筋梗塞の発症が加速しているように見える。

Dragon AshのベーシストIKUZONEこと馬場育三氏(46歳)が4/21日夜に自宅スタジオで倒れているところを家族に発見され、病院に救急搬送されたが、平成24年4月21日 午後10時55分、急性心不全のため東京都内の病院で死去。

東北大学教授加速器放射線科学の山崎浩道氏(58)、脳内出血で死去。東日本大震災後、丸森町で除染や手法の研究などにあたった。(朝日新聞2012/4/10)

2012/4/5、千葉県八千代市東京女子医大八千代医療センター内の道路で、近くに住む無職、進藤久勝さん(65)運転の乗用車が、植え込みや歩道を乗り越え、敷地内にある薬局の外壁に突っ込んだ。進藤さんは死亡が確認された。八千代署によると、進藤さんは別の医療機関の紹介で、同センターに向かう途中だったとみられる。事故直前、車内で心筋梗塞を起こし、急死した可能性があるという。(4/5 毎日新聞)

「知り合いの知り合いの知り合い、つまり全くの他人が4人も3月に亡くなりました。52歳女性、17歳女子高生・陸上部、40代女性、60代女性・たしか、足に障害があったような・・・。」(「福島県は「死灰の街」となった」2012年04月03日の記事から)

「ご報告・・・ずいぶん前に話題になった津島に避難された方10名の方の健康被害確認。本当でした。別の方々も被曝による健康被害、次々と出ています。 中高生の心筋梗塞・脳溢血。分かっているだけで、8名がお亡くなりになっています。被曝による被害が静かに広がっています。御注意下さい。」(momo氏のツイートから 4/2)

「俺の近辺でも30-40の人が二人立て続けに心筋梗塞で亡くなっている。放射線由来で無ければ良いがね」(正博【稼働原発のこり一発!】 氏のツイートから 3/31 宝塚在住)

「遂に身近な所に。近所に住む教師の方。教師仲間、現役体育教師三人が相次いで亡くなったと。いずれも五十代。心不全や脳梗塞らしく。」(gatagata123氏のツイートから 3/30 北関東在住)

「大阪でも同級生40歳が最近心筋梗塞で亡くなりました。昨年末くらいから僕の周りには心筋梗塞での急死が多い。その人が気にしていたかどうかは分かりませんが、近所でも70前半姉妹2人が一日違いで急死しました。」(Hide Eishu-M氏のツイートから3/30)

東日本大震災では発災以降、心不全をはじめ、ACS(急性冠症候群)、脳卒中などの循環器疾患が有意に増加していた。特に心不全の増加は、過去の大震災疫学調査では報告例がなく、東日本大震災の特徴の1つであることも浮かび上がった。東北大学循環器内科学の下川宏明氏が、3月18日まで福岡で開催されていた第76回日本循環器学会で発表した。2008年から2011年6月30日までの救急車搬送のデータに基づくもの。(乖離のブログ2012-03-26 19:56:40から)
・・・この報告自体、そしてこれに対するコメンテーターのコメントでも放射能との関連は言及されていない。

3/27、大沢幸夫日高市長(73)が執務中に心肺停止状態で倒れ、同市内の埼玉医大国際医療センターに緊急入院したが、3/31心筋梗塞のため死去。(3/31毎日新聞)
・・・3/25、日高市の太平洋セメント埼玉工場では、大沢幸夫日高市長らが立ち会って焼却試験が行われている。住民の反対やらでストレスがあったのかもしれない。日高市は、入間市、所沢市、狭山市、飯能市に次ぐ狭山茶の産地。狭山茶も強く汚染されていた。日高市長の健康問題に放射能が影響していた可能性については、地元産茶の飲用の観点がありうる。狭山茶で学童にうがいさせる話はどうなったのだろう。健康被害が出ていなければいいが。

3/24、午後0時55分ごろ、石川町(いわき市と白河市の間にある)の県道で、同町の無職鈴木健一さん(61)の軽トラックが横転。鈴木さんは同町の診療所に運ばれたが、死亡した。石川署によると、死因は心臓疾患。鈴木さんが運転中に発症したと見られる。

「うちの会社でも30歳代〜40歳代が7名死去。2名心筋梗塞。」(猫山太郎氏のツイートから3/21)

栃木県大田原市で3/20、ビジネス誌「プレジデント」元編集長で同県那珂川町矢又、文筆業、樺島弘文さん(56)が用水路に転落し、搬送先の病院で死亡が確認された事故で、県警大田原署は3/21、死因が急性虚血性心不全による病死と判明したと発表した。
・・・那賀川町は八溝山の南麓、山間にあり、特にセシウム沈着量が多いところではない。ロードレーサーに乗っていたとのことだから心臓にかなり負荷がかかったのかもしれない。樺島氏は、産廃処分場建設に反対していたという。

次は女性、その次は一命を取りとめている。

3/20午前11時ごろ、福島第1原発事故の警戒区域に指定されている浪江町で、重機を区域外に持ち出すために許可を受けて入域していた50代の女性が倒れ、救急車で同県南相馬市の病院に搬送されたが、午後1時に死亡が確認された。

伊達市長仁志田氏は、3月14日20時40分頃、自宅において自覚症状があったため、北福島医療センターを受診。急性心筋梗塞と診断され、県立福島医大に救急搬送。同日23時過ぎに検査及びカテーテル治療及び薬剤治療を行い、治療期間は2週間程度と診断された。その後、CCUで経過観測をしていたが、19日14時に一般病室に移る。(伊達市HPから)
・・・発見から治療までの時間(6時間以内)が早かったため、術後の経過は良好とのこと。

2012/3/18にツイッターに書かれた情報 震災直後から福島に行って、仮設施設で臨時教師をしてた男性が、突然死。

「福島市の高校生が三人、心筋梗塞でなくなりましたが、大々的には報道されませんでした。」(渡辺(母子避難がんばっぺ)氏のツイートから 2/27)

2012/2/15 取手市小文間の遊歩道で倒れていた取手市59歳会社員男性について、取手署は2/16、死亡はクモ膜下出血による病死との司法解剖結果を発表した。

2012/1月中旬 福島在住の黒人のゴスペルシンガー(60代)が死亡。死因は心筋梗塞と伝えられている。

2012/1/17 福島県広野町周辺で日本原子力研究開発機構が実施している除染モデル事業で働いていた男性(59)が作業中に死亡。

2011/1/9、福島第一原発の放射性廃棄物を貯蔵する施設で生コンクリートの流し込み作業をしていた60代の男性作業員が、急に体調不良を訴え、午後5時過ぎに亡くなった。死因は急性心筋梗塞。

2011/12/12 伊達市で日本原子力研究開発機構が実施中の除染モデル事業に従事していた建設会社の男性作業員(60)が 死亡。

2011/11月頃 佐倉市在住の62歳男性が、勤務先の東京の会社でパソコンを操作中に気分が悪くなり、死亡したとの情報がある。心筋梗塞らしい。
(この方が放射能の強い環境におられたかは不明。だが、佐倉市は、し尿汚泥から製造した肥料を市民に無料配布し、セシウムのリサイクル・リユースを行っている)

2011/10/6 福島第一原発で働いていた50代の男性作業員が死亡。

2011/10月 千葉県の汚水処理施設で、10月に入って作業員が2人も突然死。

2011/9/14 新潟で車関係の仕事(解体又は輸出)をしていた54歳の男性が突然死。

2011/8/28 茨城・千葉で車の関係の仕事をしていた40代男性が突然死。

2011/8/10 原発近接エリアから車の運び出し業務に従事していた本宮市内の1名が死亡。

2011/8/9 原発近接エリアから車の運び出し業務に従事していた田村市内の2名が死亡。

2011/8上旬 福島第一原発で復旧作業にあたっていた40代男性が8月上旬に急性白血病で死亡。

2011/5/4 福島第一原発の現場で復旧作業に当たっていた60歳の男性が死亡。死因は心筋梗塞。

放射性でないセシウムをラットに与えた実験では、オスのほうに影響が出やすかったという。甲状腺ガンや白血病の前に突然死が顕在化している。

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posted by ZUKUNASHI at 20:56| Comment(4) | 原発事故健康被害

2012年05月16日

愛知県の2010年冬対比2011年冬の死亡者増加率上位市区町村

2011年冬死亡者(2011/12〜2012/3)と2010年冬死亡者(2010/12〜2011/3)による市区町村別死亡者増加率が1.1以上の市区町村。

都県_市区町村郡_ (2011/12〜2012/3)_(2010/12〜2011/3)_増加率
愛知県 北名古屋市 279 211_ 1.32
愛知県 日進市 198 156_ 1.27
愛知県 豊山町 50 40_ 1.25
愛知県 知多市 280 226_ 1.24
愛知県 碧南市 249 201_ 1.24
愛知県 南知多町 125 106_ 1.18
愛知県 天白区 410 350_ 1.17
愛知県 大府市 220 188_ 1.17
愛知県 東海市 299 261_ 1.15
愛知県 設楽町 48 42_ 1.14
愛知県 小牧市 450 397_ 1.13
愛知県 半田市 371 330_ 1.12
愛知県 犬山市 274 244_ 1.12
愛知県 豊明市 213 190_ 1.12
愛知県 新城市 240 215_ 1.12
愛知県 美浜町 96 86_ 1.12
愛知県 緑区 615 553_ 1.11
愛知県 一宮市 1,284 1,171_ 1.10

愛知県全体での死亡者増加率分布状況

上記のリストおよびグラフから除外したが、死亡者増加率が高いものでは飛島村の1.77と西尾市1.64がある。飛島村は2011年冬の死亡者計が39人でブレが大きくなっている。

西尾市は、2011/4に幡豆郡一色町、吉良町及び幡豆町と合併しており、人口がそれ以前の11万人前後から17万人前後に増えている。これに伴って死亡者数も増えるから死亡者数増加率は大きくなる。

ただ、そのような事情を踏まえつつ、死亡者数等の動きを見ると、合併直後の2011年5月と6月に死亡者が急増、死亡率が12月、1月並となっている。通常の月次変動としては、5月、6月の死亡者数は減少する。

理由が分からないが、西尾市のサイトには「主な産業と特産物」として「抹茶生産、植木、花きなどの園芸栽培、自動車産業、鋳物産業、綿織物」と記載されている。

愛知県は、お茶の放射能検査を行っている
検査結果 単位:ベクレル/kg。採取月日はすべて6月13日。
市町名 放射性セシウム 放射性ヨウ素
岡崎市 157_検出されず
安城市 10.6_検出されず
設楽町 69.2_検出されず
東栄町 165_検出されず
豊橋市 53.5_検出されず
豊田市 3.1_検出されず
西尾市 4.5_検出されず
新城市 360_検出されず
田原市 検出されず_検出されず

当時の基準では新城市の360ベクレルでも出荷可能だった。同じころに勝浦市産荒茶から2,300ベクレル、フランス空輸静岡茶から1,038ベクレル、狭山茶一番茶の煎茶から1,319ベクレル検出されており、これらより水準は低いものの、フクイチ由来の放射性物質による汚染が愛知県でも生じていたと見なければならない。

西尾市を除いて2011年冬死亡者(2011/12〜2012/3)と2010年冬死亡者(2010/12〜2011/3)とによる市町村別死亡者増加率が1.1以上の市町村の人口を合計し、その県の総人口で割った割合を計算すると、0.191となった。新潟県に次いで栃木県を上回る割合となる。

死亡者増加率が1.1以上の市区町村を地図に落とすと次のとおり、県の東北部と西北部、そして名古屋市の南方にはっきりと分かれた。1.2以上が赤、1.1以上がピンク。

このようにはっきりと地域性が出るのは珍しく、背景には何らかの要因がある。中部地方は、岐阜県も含め、健康被害が少ないと安心はできないかもしれない。
posted by ZUKUNASHI at 15:30| Comment(0) | 原発事故健康被害

2012年05月15日

2012/4月分 千葉市の死亡数減少も出生数回復せず 市川市は死亡数の伸び率高水準

千葉市など千葉県下のいくつかの市の2012/4中の人口動態が公表された。

千葉市については、死亡数では稲毛区の大幅減少が目立つ。中央区、稲毛区では前年4月の死亡者数を下回った。前月比死亡数増の美浜区と緑区以外は、2010/12を基準とした指数では、1.0を下回りほぼ前年同月並みとなった。

一方、出生数では減少傾向が継続しているように見える。

2010/12〜2011/4の5ヶ月と2011/12〜2012/4の5ヶ月の出生数、死亡数の合計による比較では、死亡数伸び率が1.1を超える区が半数あるが、出生では伸び率が1.0を超える区は花見川区だけとなっている。

次は、船橋市の出生と死亡の3ヶ月平均の推移。やはり出生数の減少傾向が続いている。

2010/12〜2011/4の5ヶ月と2011/12〜2012/4の5ヶ月の出生数、死亡数の合計による比較では、死亡数伸び率が船橋市は1.05、市川市は1.1となっている。市川市の死亡数伸び率が高いまま推移している原因が分からないが、東京都江戸川区のゴミ焼却場が旧江戸川を挟んで隣接し、南には浦安市、市川市、船橋市南部清掃工場があり、民間企業の工場からの排煙もあることが影響しているとしたら、事態は悪化しかねないと恐れる。
セシウム舞い飛ぶ東京湾岸」ご参照

市川市のど真ん中にあると言える菅野終末処理場の脱水汚泥のセシウム濃度の推移。ここでは焼却していないのだろうが、この動きは集水区域に新たに降下したセシウムがあることを示していると思う。千葉市の南部浄化センターの焼却灰セシウム濃度ほどには顕著な上昇は示していないが。

市川市は文教都市だが、沿岸部埋立地に忌避施設を集中させた結果、隣接都市の施設も含めそこから飛散する物質が街中を覆うことになった。加えて南部に位置するクリーンセンターで被災瓦礫を燃やそうとしているのだから、毒食わば皿までの見上げた意気込みだ。

市川市は、市内の空間線量率を細かく調べてサイトで公表しているが、その値はそれほど高くないものの、大気中に放射性物質が含まれていれば、長期にわたって内部被爆が続くことは避けられない。
posted by ZUKUNASHI at 16:23| Comment(0) | 原発事故健康被害

2012年05月12日

埼玉、山形、群馬、千葉では人口の3割以上が死亡者増加率1.1以上の市区町村に住む

次の表は、2011年冬死亡者(2011/12〜2012/3)と2010年冬死亡者(2010/12〜2011/3)とによる市町村別死亡者増加率が1.1以上の市町村の人口を合計し、その県の総人口で割った割合を示す。
なお、2010年冬死亡者が20人未満の市町村は除いた。
宮城県は、2011/3月以前の自然増減の内訳が得られない。岩手県は最近時の自然増減の内訳が得られない。愛知県は、2012/3分のデータが未公表。福島県は、人口移動が多く計算から除外した。
元データは、「関東甲信越東海東北南部の2010年冬対比2011年冬の死亡者増加率上位市区町村」に掲げた。ここから、区単位で計上の市と郡単位の数値を除外し、重複計上を避けた。


千葉県を例に取ると、該当の市区町村数24、これらの市区町村の住民数2,389千人、この住民数の千葉県人口に占め割合は38%となる。住民の三人に一人は、2011年冬死亡者(2011/12〜2012/3)が2010年冬死亡者(2010/12〜2011/3)より1割以上多い市区町村に住んでいることになる。

千葉県は、千葉市の中央区、稲毛区、緑区、市川市、柏市が該当したことが、関係住民シェアを押し上げている。

群馬県は高崎市と伊勢崎市の人口が大きい。山形県は、山形市の寄与が大きく、他は尾花沢市を除けば人口2万人前後の町が多い。

埼玉県は、蕨市、川口市、さいたま市岩槻区、桜区、西区、南区、北区などのほか、県北地方にも広く該当市町村がある。2012/5/12に得た情報では、埼玉県内に住む設備関係の自営業者が、最近葬儀が多く、出費がかさむと述べていたとのこと。埼玉県は、非常事態が始まっている恐れがある。

茨城県は、埼玉県や千葉県に比して該当市区町村数も少ない。最大人口は、土浦市の144千人。

長野県は、南北にわたって広く該当市町村が分布。最大人口は飯田市の108千人。

新潟県は、新潟市西区、西蒲区、北区の寄与が大きい。福島県から避難者が流入した影響が出ている可能性がある。

次の表は、私が収集した「自治体の測定した空間線量率の最高値」を用いて、空間線量率の最高値が0.2μSv/h以上の市区町村を抜き出し、その市区町村の人口を都県別に合計したものだ。単位千人。

これと比較すると、千葉県、栃木県は0.3μSv/h以上の市区町村の人口合計、群馬県は0.2μSv/h以上の市区町村の人口合計に見合っているが、他の県は自治体が当初自主的に測定した空間線量率に基づく推計からはかけ離れた状況となっている。

その理由は、
@ 自治体が自主的に測定した空間線量率が抑制的な箇所数、水準にとどめられて公表されたこと。
A 健康被害は、外部被曝だけでなく事故後時間の経過とともに内部被曝の影響が強く出てくること。
によるものではないかと考えている。

既出記事「福島第一原発事故で100万人が死亡? 1」から再掲

なお、元データとそれを用いたこの記事の表などに記載されたデータは、2011年冬死亡者(2011/12〜2012/3)と2010年冬死亡者(2010/12〜2011/3)とによる市町村別死亡者増加率を用いており、計測・集計期間が異なれば、数値が変動することにご留意願いたい。
posted by ZUKUNASHI at 22:58| Comment(0) | 原発事故健康被害

2012年05月11日

関東甲信越東海東北南部の2010年冬対比2011年冬の死亡者増加率上位市区町村

2011年冬死亡者(2011/12〜2012/3)と2010年冬死亡者(2010/12〜2011/3)による市町村別死亡者増加率が1.1以上の市町村。2010年冬死亡者が20人未満の市町村は除いた。宮城県は、2011/3月以前の自然増減の内訳が得られない。岩手県は最近時の自然増減の内訳が得られない。愛知県は、2012/3分のデータが未公表。秋田県は、追記した。

都県_市区町村郡_ (2011/12〜2012/3)_(2010/12〜2011/3)_増加率

秋田県 小坂町 48 27 _ 1.78
秋田県 鹿角郡 48 27 _ 1.78
秋田県 八峰町 59 46 _ 1.28
秋田県 能代市 328 262 _ 1.25
秋田県 五城目町 57 50 _ 1.14
秋田県 にかほ市 133 118 _ 1.13
秋田県 男鹿市 186 167 _ 1.11
秋田県 八郎潟町 33 30 _ 1.10
茨城県 河内町 65 51 _ 1.27
茨城県 鹿嶋市 268 220 _ 1.22
茨城県 常総市 302 252 _ 1.20
茨城県 阿見町 169 143 _ 1.18
茨城県 下妻市 181 155 _ 1.17
茨城県 鉾田市 263 228 _ 1.15
茨城県 土浦市 520 461 _ 1.13
茨城県 小美玉市 238 211 _ 1.13
茨城県 筑西市 484 433 _ 1.12
茨城県 取手市 385 346 _ 1.11
茨城県 牛久市 240 216 _ 1.11
茨城県 稲敷郡 286 259 _ 1.10

群馬県 多野郡 28 20 _ 1.40
群馬県 川場村 26 20 _ 1.30
群馬県 吉岡町 67 52 _ 1.29
群馬県 北群馬郡 109 85 _ 1.28
群馬県 玉村町 106 83 _ 1.28
群馬県 佐波郡 106 83 _ 1.28
群馬県 榛東村 42 33 _ 1.27
群馬県 邑楽町 102 87 _ 1.17
群馬県 昭和村 36 31 _ 1.16
群馬県 中之条町 106 92 _ 1.15
群馬県 甘楽郡 146 127 _ 1.15
群馬県 片品村 24 21 _ 1.14
群馬県 伊勢崎市 754 676 _ 1.12
群馬県 下仁田町 59 53 _ 1.11
群馬県 高崎市 1,370 1,234 _ 1.11
群馬県 甘楽町 61 55 _ 1.11

埼玉県 神川町 78 55 _ 1.42
埼玉県 西区 299 219 _ 1.37
埼玉県 滑川町 51 38 _ 1.34
埼玉県 大里郡 163 126 _ 1.29
埼玉県 寄居町 163 126 _ 1.29
埼玉県 越生町 72 57 _ 1.26
埼玉県 蓮田市 209 166 _ 1.26
埼玉県 羽生市 270 215 _ 1.26
埼玉県 横瀬町 56 46 _ 1.22
埼玉県 鶴ケ島市 191 158 _ 1.21
埼玉県 行田市 349 289 _ 1.21
埼玉県 桜区 237 198 _ 1.20
埼玉県 毛呂山町 152 127 _ 1.20
埼玉県 北足立郡 125 105 _ 1.19
埼玉県 伊奈町 125 105 _ 1.19
埼玉県 本庄市 339 286 _ 1.19
埼玉県 桶川市 275 235 _ 1.17
埼玉県 川口市 1,592 1,362 _ 1.17
埼玉県 八潮市 236 204 _ 1.16
埼玉県 入間郡 326 286 _ 1.14
埼玉県 志木市 188 166 _ 1.13
埼玉県 岩槻区 404 358 _ 1.13
埼玉県 狭山市 497 443 _ 1.12
埼玉県 蕨市 259 231 _ 1.12
埼玉県 宮代町 113 101 _ 1.12
埼玉県 南区 431 387 _ 1.11
埼玉県 深谷市 570 512 _ 1.11
埼玉県 加須市 437 393 _ 1.11
埼玉県 戸田市 273 246 _ 1.11
埼玉県 北区 345 311 _ 1.11

山形県 大蔵村 40 24 _ 1.67
山形県 朝日町 59 42 _ 1.40
山形県 中山町 55 40 _ 1.38
山形県 庄内町 138 108 _ 1.28
山形県 三川町 42 34 _ 1.24
山形県 河北町 111 90 _ 1.23
山形県 白鷹町 91 74 _ 1.23
山形県 遊佐町 102 88 _ 1.16
山形県 尾花沢市 107 94 _ 1.14
山形県 山形市 989 883 _ 1.12
山形県 高畠町 118 106 _ 1.11

山梨県 富士河口湖町 95 76 _ 1.25
山梨県 富士吉田市 209 179 _ 1.17
山梨県 都留市 139 121 _ 1.15
山梨県 身延町 101 89 _ 1.13
山梨県 南都留郡 173 157 _ 1.10

新潟県 出雲崎町 46 33 _ 1.39
新潟県 阿賀町 94 75 _ 1.25
新潟県 西蒲区 253 215 _ 1.18
新潟県 糸魚川市 290 248 _ 1.17
新潟県 妙高市 187 161 _ 1.16
新潟県 津南町 72 62 _ 1.16
新潟県 西区 550 485 _ 1.13
新潟県 弥彦村 44 39 _ 1.13
新潟県 北区 291 258 _ 1.13
新潟県 加茂市 149 134 _ 1.11
新潟県 湯沢町 31 28 _ 1.11

神奈川県 開成町 52 42 _ 1.24
神奈川県 大磯町 124 106 _ 1.17
神奈川県 葉山町 138 118 _ 1.17
神奈川県 伊勢原市 284 245 _ 1.16
神奈川県 神奈川区 731 639 _ 1.14
神奈川県 藤沢市 1,261 1,104 _ 1.14
神奈川県 湯河原町 156 138 _ 1.13
神奈川県 真鶴町 44 39 _ 1.13
神奈川県 海老名市 329 293 _ 1.12
神奈川県 緑区 479 427 _ 1.12
神奈川県 山北町 58 52 _ 1.12
神奈川県 箱根町 59 53 _ 1.11

静岡県 清水町 98 80 _ 1.23
静岡県 森町 107 91 _ 1.18
静岡県 吉田町 113 98 _ 1.15
静岡県 長泉町 124 110 _ 1.13
静岡県 熱海市 299 269 _ 1.11
静岡県 下田市 149 135 _ 1.10
静岡県 磐田市 682 618 _ 1.10

千葉県 神崎町 44 29 _ 1.52
千葉県 御宿町 61 46 _ 1.33
千葉県 横芝光町 146 113 _ 1.29
千葉県 白子町 75 59 _ 1.27
千葉県 夷隅郡 123 97 _ 1.27
千葉県 香取郡 213 175 _ 1.22
千葉県 大多喜町 62 51 _ 1.22
千葉県 稲毛区 484 401 _ 1.21
千葉県 四街道市 276 232 _ 1.19
千葉県 銚子市 427 359 _ 1.19
千葉県 八千代市 493 419 _ 1.18
千葉県 成田市 385 328 _ 1.17
千葉県 東庄町 80 69 _ 1.16
千葉県 一宮町 59 51 _ 1.16
千葉県 多古町 89 77 _ 1.16
千葉県 緑区 301 263 _ 1.14
千葉県 野田市 577 505 _ 1.14
千葉県 富里市 191 168 _ 1.14
千葉県 中央区 638 562 _ 1.14
千葉県 酒々井町 82 73 _ 1.12
千葉県 流山市 461 411 _ 1.12
千葉県 南房総市 312 279 _ 1.12
千葉県 芝山町 38 34 _ 1.12
千葉県 千葉市 2,780 2,499 _ 1.11
千葉県 袖ケ浦市 192 173 _ 1.11
千葉県 柏市 1,146 1,033 _ 1.11
千葉県 印旛郡 167 151 _ 1.11
千葉県 市川市 1,239 1,126 _ 1.10

長野県 軽井沢町 76 43 _ 1.77
長野県 諏訪市 224 152 _ 1.47
長野県 豊丘村 40 30 _ 1.33
長野県 飯島町 62 47 _ 1.32
長野県 東御市 145 110 _ 1.32
長野県 南佐久郡 162 128 _ 1.27
長野県 松川村 43 34 _ 1.26
長野県 駒ケ根市 160 127 _ 1.26
長野県 小海町 35 28 _ 1.25
長野県 長和町 50 40 _ 1.25
長野県 小県郡 77 63 _ 1.22
長野県 宮田村 33 27 _ 1.22
長野県 小布施町 46 38 _ 1.21
長野県 池田町 58 48 _ 1.21
長野県 喬木村 41 34 _ 1.21
長野県 大桑村 24 20 _ 1.20
長野県 飯山市 144 122 _ 1.18
長野県 青木村 27 23 _ 1.17
長野県 木島平村 32 28 _ 1.14
長野県 安曇野市 403 353 _ 1.14
長野県 佐久穂町 72 64 _ 1.13
長野県 佐久市 459 410 _ 1.12
長野県 飯田市 485 437 _ 1.11

東京都 大島町 69 50 _ 1.38
東京都 大島支庁 105 81 _ 1.30
東京都 西東京市 563 455 _ 1.24
東京都 国分寺市 325 266 _ 1.22
東京都 武蔵村山市 204 172 _ 1.19
東京都 福生市 219 185 _ 1.18
東京都 文京区 630 538 _ 1.17
東京都 町田市 1,229 1,090 _ 1.13
東京都 清瀬市 273 244 _ 1.12
東京都 小金井市 324 291 _ 1.11
東京都 稲城市 202 182 _ 1.11
東京都 日野市 514 465 _ 1.11
東京都 江戸川区 1,977 1,791 _ 1.10
東京都 板橋区 1,761 1,599 _ 1.10

栃木県 芳賀町 86 69 _ 1.25
栃木県 栃木市 675 560 _ 1.21
栃木県 那珂川町 101 86 _ 1.17
栃木県 野木町 85 73 _ 1.16
栃木県 高根沢町 102 89 _ 1.15
栃木県 益子町 130 115 _ 1.13
栃木県 塩谷町 74 66 _ 1.12
栃木県 那須町 149 133 _ 1.12
栃木県 那須烏山市 164 149 _ 1.10

福島県 楢葉町 32 21 _ 1.52
福島県 下郷町 49 34 _ 1.44
福島県 飯舘村 45 32 _ 1.41
福島県 柳津町 34 27 _ 1.26
福島県 大玉村 37 30 _ 1.23
福島県 玉川村 33 27 _ 1.22
福島県 矢吹町 96 79 _ 1.22
福島県 富岡町 54 46 _ 1.17
福島県 金山町 30 27 _ 1.11

福島県のように人口移動が大きいところは別として、やはり汚染の強い県で死亡者の増加率が高い市町村が出ていると思う。
posted by ZUKUNASHI at 19:57| Comment(0) | 原発事故健康被害

放射能回避日記 2012/5/6〜5/11

5/5、5/6と肥満回避の徘徊に出た。もうタケノコシーズンも終盤だが、今年は放置されたタケノコが目立つ。次は民家の生垣下の斜面に打ち捨てられたタケノコ。手前のものは、早い時期に採れば、何回も楽しめる大きさだが、その周りに同様な大きいタケノコが折られて捨てられている。

去年の春には、この家のご夫婦がタケノコを収穫するところに遭遇していただけに、驚きだ。タケノコは、セシウムが多いという認識が広まっているのだろうか。

このようにして少しずつながら野菜のセシウム濃度に対する関心と理解が高まると、消費者の産地選別が激しくなり北海道産野菜が出回る時期が終わると、関東以外の産地の野菜が高騰するだろう。北海道や九州は生鮮野菜の増産で必勝間違いなし。この先、野菜産地は、大きく移動するだろう。

それに、今年は蛇に出会う。工場の進出などで蚊が減り、蛙が減り、そのために蛇がいなくなったと思っていたが。ヘビは、餌が見つからなければ家の中にまで入ってくる。自然豊かな地域にお住まいの方は、どうぞご注意を。

ショートセンテンスと鋭い突っ込みで読ませる「日々雑感」の管理人が突然の悲しい知らせを掲載。ブログの休止と思いきや、「脱減髪ブログ」を始めたと。M字型に生え際が後退してきたので「ハゲ薬も買ってきて、ハゲの状態を記録していきます。私と同じように、抜けていく髪の毛に焦燥感を感じている方はどうぞ観てやって下さい」と。「なんとか、結婚相手を見つけるまでは! 止まってくれ、ハゲ!」

「脱減髪ブログ」の画像を見て、「まだそれだけ髪の量があれば、まだ5年は隠せますよ」とコメントしようかと思ったが、ご本人をさらに落ち込ませる結果になりかねないので、思いとどまった。

放射能の影響で抜け毛が激しくなっている方も多いようだ。何年か先には、日本人男性は老いはもちろん若い方もみんなハゲ! となりかねないと思う。女性はハゲへの理解と暖かいまなざしを! 私はとっくに諦めてピカピカ頭を目指すことにした。

2012/5/6、船橋市北部清掃工場の近くに行ったので周辺の空間線量率を測定したら0.1μSv/h以下のところもあれば、0.25μSv/h程度の場所もあり、最高は0.45μSv/hだった。あくまでも簡易な放射線測定器による測定値だが、場所により大きなムラがある。習志野市の清掃工場の北側公道でも0.61μSv/hが出ていたから、やはりゴミ焼却場の近くは高い。

それに、文部科学省の空中測定マップで0.1μSv/h超0.2μSv/h以下の区域から外れて0.1μSv/h以下の区域へかなり離れたところでも0.2μSv/h前後の値が出ることは珍しくない。5/5は好天で千葉市の南部では庭先など屋外で飲食をしている人たちが目立った。私はマスクをして歩いていたが、千葉市の下水汚泥のセシウム濃度が上がっていることなど、ご存知ないのだろう。

5/6は船橋市の北部と八千代市を歩いたが、全般的に高い。私鉄沿線の駅から2、3分歩いた大きな通りの歩道で0.4μSv/hを記録している。風が強かったせいか、歩いている人の姿は少ない。

(中日新聞 2012年5月7日 00時55分)
福島県郡山市の市民団体「安全・安心・アクションin郡山」などは5/6、郡山市教育委員会への情報開示請求などの結果、市内の少なくとも14小学校と7中学校、5保育所で、年間被ばく線量で20ミリシーベルトに相当する毎時3・8マイクロシーベルトを超える「ホットスポット」があったと発表した。

市教委が2012/1、市内の小中学校に対し、定期的に測定している校庭や教室を除く、側溝や生け垣、雨水の排水口など敷地内8カ所の空間放射線量の測定を依頼。4月の測定結果では、地上1センチの高さで、中学校では側溝で毎時20・4マイクロシーベルトなどを計測した。

東京電力は8日、福島第1原発事故の収束作業で昨年4月に働いた下請け企業の作業員の中に、当時17歳の少年がいたことが分かったと発表した。労働基準法では原発作業など危険な業務への18歳未満の就労を禁じており、松本純一原子力立地本部長代理は「法的には雇用主に責任があるが、東電も本人確認が不十分だった」と謝罪した。

 東電によると、少年は昨年4月6〜11日、鹿島(東京)の下請け企業の作業員として登録。2、4号機のタービン建屋に穴を開ける作業に従事。この間の累積被ばく線量は1・92ミリシーベルトだった。(2012/05/08 21:30 【共同通信】)

スーパーの西友が中国産のコメを扱い、売れているという。知人が買って食べたがまずくはないと。今度、買ってみよう。リスク分散のためには、特定の産地、ブランドに傾き過ぎないほうが良いから、国産の汚染の弱い産地のものと順番に食べる。

千葉県内で栽培されたかんきつ類の放射能が高い。かんきつは、汚染の弱いところでも他の果実に比べてセシウム濃度が高いはずだ。

セシウムなどの放射性物質が体内に入ると、歯痛が起きる人もいる。2012/3に血便が出て、虚血性大腸炎で入院した人は、夏ごろに歯が痛かったと。私の場合、秋に歯痛があった。口を動かすだけで痛かった。抗生物質の服用ですぐなおったが、カラダのどこかに痛みを感じたり、変調を見た場合は食べ物と飲み物のセシウム汚染を徹底排除しなければならない。放置すると歯が抜けたりするのだろうし、虚血性大腸炎など他の病に発展する。

「院長の独り言」から勉強会に参加した人の発言。
「日本は、法治国家ではない。その国でいかに生きていくかを考えなければならない。」

桐生市議会議員庭山由紀氏のツイートから
「原発施設内に保管された100ベクレル以上のものはこうやって管理されているのに、なんで8000ベクレル以下がフツーの焼却処理でいいんだよ?加えて8000ベクレル以上はお花見ブルーシートで包んで管理って?」
桐生市議会議員・にわやま由紀の議会ノート

毎日新聞 2012年05月10日 地方版から
東日本大震災で発生したがれきの受け入れを表明している桐生市の亀山豊文市長が岩手県に焼却灰を返却する要望を伝えたことを巡り、大沢正明知事は9日の記者会見で「できれば(焼却灰も)桐生でしっかりと処理していただきたい」と述べた。岩手県側の意向を確認した上で8日に亀山市長と会談し、桐生市での処理を要望したという。

同市によると、がれきは市内の最終処分場に埋め立てる予定だったが、同市区長連絡協議会の要望を受け、発生地である岩手県への返却を検討し始めた。がれきは市内の家庭ごみと一緒に焼却するため、がれきだけの焼却灰2件を分別するのは不可能だが、相当量を岩手県で引き受けてもらうよう要望したという。

目の瞼(マブタ)から流血したり、白目が結膜炎のように赤くなる症状が出ている。鼻腔の毛細血管が切れれば鼻血、瞼の毛細血管が切れれば目から出血、頭の毛細血管が切れれば・・・。放射性物質によるものだとすれば、眼球の表面について瞼に入り込んだか、あるいは血の中に入って運ばれてきたかだ。

posted by ZUKUNASHI at 15:01| Comment(5) | 原発事故健康被害

岩手県の統計データ開示姿勢は10年遅れている

岩手県の市町村別の自然増減のデータはあるが、出生数と死亡数のデータが2010/12月分までしか見つからない。最近時点の月別市町村別自然増減のデータはあるが、内訳がわからなくては意味が薄い。

岩手県は、東日本大震災で特に津波による甚大な被害を受け、復興が急がれるが、昨年後半からの人口減が急ピッチだ。2012/3には特に社会減が大きく人口は約5千人減少した。

社会増減の推移。年度中は少しずつ流入超過でも年度末の流出が跳びぬけて大きい。

次は死亡率と出生率の推移。出生率は横ばいと見ても、死亡率は上昇傾向だ。

岩手県が自殺防止に力を入れていることは理解するし、大地震の爪あとを癒すことで手一杯なことも理解する。しかし、震災前と震災後では世の中が一変してしまった。今は、放射能の影響などで何が起きるか、何が起きているか目を光らせていなければならない。

2011/9分から県全体での死亡数と出生数は、月別の開示データに掲載されるようになった。さらに詳しいデータも県は持っている。昔のようにメディアが紙の場合は印刷に費用がかかるが、ネットで開示する分には追加的なコストは職員の人件費だけだし、内訳表を開示すれば足りるわけだから、人件費もかからない。

岩手県は、もはや自助努力だけで地域社会を維持することが難しくなっているのではないか。データを出して社会に訴えていったほうが良いのではないか。

岩手県が今の状況をどう捉えているか情報が少ないが、一関市の失敗に学んで、県、市町村ともに県民を守るという観点から事実データと行政の現状についてもっと透明性を高めていくべきだ。

福島、宮城、岩手、そして関東の多くの都県が、今住民が直面する最大の脅威に背を向けて、隠蔽に走っていることは許されない。
posted by ZUKUNASHI at 11:10| Comment(0) | 原発事故健康被害

2012年05月10日

静岡県は浜岡停止とフクイチの二つの要因

原発立地場所の周辺で疾病などの発生率が高いことは、既に常識なのだろう。ただ、それが住民にとって許容限度内かどうかは、住民が決めることだ。「原子力 正しい理解で豊かなくらし」・・・健康被害も正しく理解する必要がある。

文部科学省空中モニタリングマップ。空間線量率。

2011年冬死亡者(2011/12〜2012/3)と2010年冬死亡者(2010/12〜2011/3)による市町村別死亡者増加率。高いところも低いところもあってバラツキが大きい。

静岡県は、2011年冬は2010年冬と比して死亡者の増加率は相対的に低かった。

2011年冬対2009年冬、2010年冬対2009年冬の増加率の差を2010年冬対2009年冬の増加率の高い順に並べる。2010年冬に大きく増加した市町村ではさらに上げているところは少なく下げているところが多いが、2010年冬の上げ方が中間的なところ、低いところは上げているところが多い。

2011年冬対2009年冬、2010年冬対2009年冬の増加率の差が県平均以上の市町村をピンク、-0.01未満の市町村を緑に塗った。浜岡原発の北にある市町村で死亡者が増加、伊豆半島もフクイチ由来と見られる汚染が強いところがあるという。

静岡県の年間死亡者数の推移。静岡県は都市化、工業化が進んでいるのに死亡率は全国平均を2008年、2009年、2010年と3年連続で上回った。

静岡県民は、フクイチのようなシビアアクシデントへの覚悟ができているのだとしたら、私は隣人になりたくない。

5/10、「木下黄太のブログ」に静岡県に住む方のコメントが載った。
「健康被害についてです。全てが放射能の影響か?はわかりませんが、私三十年近く、生きて来た中で、この様な状況は始めてなのでメールします。」と前置きし、吐血、胃がんによる死亡、子供の小児がん、年配男性の鼻のがん、虚血性大腸炎、血尿、下痢などの症状が書かれている。

長野県の南北の市町村別死亡率なども考え合わせると、日ごろ原発の影響を受けている地域は、フクイチからの放射性物質の飛来によって健康悪化が急に進むということがあるのではないだろうか。

静岡県には、被災ガレキの焼却に前向きの市町村もあり、今後の動向を注視する必要がある。避難先としては懸念材料が多く、「不適」マークを打とう。
posted by ZUKUNASHI at 13:46| Comment(0) | 原発事故健康被害

2012年05月08日

原発に近い地域は死亡者が増えた??

「避難先の選択はいろいろな基準があって一概には言えませんが 市町村別に見る」の記事で、長野県の北部と南部の死亡率が高かった。原因は分からないが、やはり原発から出る放射性物質が影響しているのだろうか?

次の図は、新潟県の市町村について原発からの距離と、2011年冬死亡者(2011/12〜2012/3)と2010年冬死亡者(2010/12〜2011/3)を比べた死亡者増加率を見たものだ。粟島浦村は除いた。

やはり傾向は出ているだろうか。だが、原発は過疎地を選んで立地しているから、高齢人口割合も高いという状況が死亡者増加率に反映しているに過ぎないのかもしれない。死亡者と人口との割合で死亡率を見ると、あまり傾向性は見られない。

仮に原発の影響があるにしても、影響の度合いが一定していれば、その地域の寿命が短いとか、病人の割合が多いとか特徴は出てきても、人間は必ず死ぬわけだから、全体の死亡率は変わらない。

今回の福島第一原発事故で追加的な被曝増加があると、健康被害が強まり事故がなければもっと生きられたはずの人が突然死などで早々と死んでしまうということはありうる。

この死亡者の増加幅が大きくないと死亡率の地域間比較ではこの変化は捉えにくいが、各地域の死亡者数の変化率を取り出しこれを地域間で比較すれば、死亡率の時系列変化を地域間で比較することになり、変化と違いが際立つことになる。

新潟県の上のグラフは、それによって一定の傾向が出てきていると考えられるが、市町村の死亡率の単純比較では傾向が出なかったということになる。逆に言えば、長野県の例では死亡率の単純比較で一定の傾向が出ており、変化がより大きいと言えるのかもしれない。

新潟県は、福島第一原発事故後、福島県から避難した方が多いといわれている。次のグラフは、2010/12から2012/3までの月別の県全体の転入転出状況。


新潟市だけを取り出すと次のグラフになる。


新潟県に避難した方は、あちこちの市町村に分散したように聞くが、新潟市の割合が高い。そして、流入は年明けには止まったように見える。
posted by ZUKUNASHI at 18:12| Comment(0) | 原発事故健康被害

避難先の選択はいろいろな基準があって一概には言えませんが 市町村別に見る

次に、長野県を例に取り、市町村別に指標を見てみます。

下の表は、長野県下の全市町村について、人口(2012/4/1現在)、大飯原発からの距離(市区町村所在地の緯度経度を使用)、浜岡原発からの距離、柏崎刈羽原発からの距離、志賀原発からの距離、2011年冬死亡者(2011/12〜2012/3)、2010年冬死亡者(2010/12〜2011/3)、死亡者増加率、空間線量率階層区分、死亡率を掲げています。

空間線量率階層区分は、文部科学省の空中モニタリングマップを用い、その市町村の区域内で最も高い階層区分を採用しました。したがって、市町村界に少しでも高いところがあれば、その高い階層に仕分けしています。これは、東京都内の文部科学省空中モニタリングマップ公称値が実態よりも低めに出ていたので、安全サイドに立って高い値を使うことにしたものです。

死亡率は、2011年冬死亡者と2010年冬死亡者の平均値を人口で除して算出しています。

今回は、死亡者増加率の計算に当たって、死亡者数が少ない場合でもそのまま計算しました。このため、計算結果が大きくバラついてしまうことをご理解ください。

表に掲げる市町村の順番は、柏崎刈羽原発からの距離が短い順としています。それに伴って浜岡原発に近い市町村が後ろに来ています。簡単に言うと北から順番に並べたと同様です。


市町村別の空間線量率の階層区分を見直しながら、改めて長野県の汚染も低くはないと感じました。マップ上で見ると東京都の奥多摩地方と同程度の汚染のところも見受けられます。

そうだとすれば、家庭菜園の野菜を日常的に食する場合はリスクが高い場合もあるということになります。長野県内の一部の市のし尿中のセシウム濃度が2011年の春先にぐーんと上がったのは、そのような習慣が影響している可能性がありますし、長野県下での2011年冬死亡者の2010年冬死亡者に対する増加率が高いところが見られるのも同じ理由なのかもしれません。

そのように考えれば、市場流通を通じた地産地消にもリスクがあるということになり、他産地の生鮮野菜などを入手するルートの確保が必要ですが、町村では選択の幅が限定される恐れもあり、比較的大きな都市でないと不便を感じる可能性もあるでしょう。

ただ、長野県は東西南北に道が通じており、福島第一原発や他の原発がさらなる事故を起こした場合は、風向きによってどちらにも逃げられるというメリットがありますから、一時的な避難の場所としては好適かもしれません。首都に近く、関東圏に住んでいた人は知人友人との交流も比較的容易な点も大きなメリットです。

次のグラフは、安全サイドに立って評価した市町村の空間線量率の階層区分を黄色、死亡者増加率をピンク、2011冬死亡者と2010年冬死亡者の平均値を人口で除して算出した死亡率を緑で示しています。

長野県の北と南、つまり柏崎刈羽と浜岡に近いところで死亡率が上がっていますが、たまたまこうなっているのか、あるいはなんらかの影響が出ているのか、詳しく、厳密な調査をしないとなんとも言えません。
posted by ZUKUNASHI at 12:53| Comment(0) | 原発事故健康被害

2012年05月07日

避難先の選択はいろいろな基準があって一概には言えませんが 都道府県別に見る

避難先の検討のための資料という観点からとりあえず手持ちのデータをまとめてみました。まず全国を眺めて、その後に県内の市町村を選んでいくのが手順としてはやりやすいと思います。

@ まず、汚染状況を知るために文部科学省の定時降下物のセシウム累計量です。測定場所が都道府県庁の所在地と異なるところもあります。福島県が突出しているので、東京都(新宿区)で測定された値を100と置いて指数化しました。

A 2010年の冬と2011年の冬を比較した死亡者増加率。徳島県はなお原因を探求する必要があります。この表を作って改めて汚染状況と死亡者の増加率とに相関があると感じます。

B 今後の追加被曝を回避するという観点からは、原子力施設から距離を置くことが必要です。福一、浜岡、大飯、玄海からの各都道府県所在地の距離を掲げ、100km未満の都市をピンクに塗りました。これらの注目原子力発電所以外にも心配な原子力発電所や再処理施設がありますので、その次の欄にその有無を表示しました。

C 右端の欄は、総務省のサイトの「平成21年度における道府県税収入等の都道府県別所在状況」と題する資料から住民一人当たりの地方税額を取り、これも東京都を基準100として指数化しました。地方税の税率は頭割りの分を除けば一律10%です。住民の所得水準の比較に使えます。家計調査では都道府県別の消費支出の差異を把握できる資料が見つかっていません。


これで見ると、都道府県名を赤く塗ったところを除いても、どこも一長一短です。北海道は、汚染の程度も相対的に低いのですが、泊原発があることで懸念が残ります。操り人形の知事では、北海道は明治以来の人口流入の好機を逸してしまうかもしれません。

青森県は、計画中の原発の他に六ヶ所村の再処理工場があり、これは原子力発電所が1年間かけて環境に放出する放射能を1日ごとに放出してしまうといわれるほどの危険を持つとの専門家の指摘もあります。それと関係があるのか不明ですが、青森市の空間線量率はよく変動します。

長野県は、原発からもある程度離れていますし、市町村によっては死亡者の増加も見られますが、真剣に検討するに値しそうです。ただ、文部科学省の空中測定マップを見るとところどころにセシウム沈着量の多いところがあり、個別市町村の選定は難しいです。

瀬戸内海の都市は、この表で見ると高い評価点がつきそうですが、伊方原発からの距離、その危険性をどう評価するかに左右されそうです。

愛知県は、一人当たり地方税の水準で見ると大阪府を上回っています。経済的な側面でメリットがありそうですが、浜岡、大飯からは100km強しかありません。
posted by ZUKUNASHI at 14:27| Comment(0) | 原発事故健康被害

2012年05月04日

死亡者は3月に入っても劇的には減少していない

2012/3中の人口動態が出てきた。個人的に岩手県が心配だが、2010年までのデータしか見つからない。宮城県は2011年初めのデータが得られない。

利用可能な範囲で、市町村別に2011年12月から2012年3月までの死亡者数合計と2010年12月から2011年3月までの死亡者数の合計を比較してみた。

次の表は、県別に死亡者増加率1.15以上の市区町村郡を掲げてある。前回の計算結果と比較すると、軽井沢町の増加率が高止まりしている。埼玉県は、3月分を入れた比較でも顔ぶれはあまり変わらない。

東京都の多摩地区の市で高いところが見られる。また、大島支庁が全体として増加率が高い点を見ると、個人的には食品からのセシウム取り込みが影響しているのではないかとの懸念を持つ。

千葉県は農村部に高いところがあり、地場農産物の影響を考えざるを得ない。茨城県について町村のデータを追加したら河内町と阿見町が上位に来た。栃木県の様子がよく分からない。健康被害がそれほど出ていないのだろうか。

神奈川県は、大磯町、葉山町が出てきたが、横浜市は、神奈川区の1.14が最高で区ごとに見ても1.15に達するところはない。

注目市区町村の比較対象期間内の死亡者数の推移。数値の正しさのチェツクのためいくつかの市町村のサイトで死亡者数を確認しようとしたが、見つからなかった。市区町村は、都合の悪い事実、見たくない事実でも直視して早く対策を取るべきだ。放射能測定に背を向けていたことが死亡者の増加につながっている可能性もある。


(この記事は5/3 23:46:08に掲載したが、5/4、栃木県と神奈川県のデータを加え、増加率上位市区町村の表を作り直した。文章も一部修正。途中横浜市の数値が間違って高くなっていたが訂正した。)
posted by ZUKUNASHI at 10:46| Comment(2) | 原発事故健康被害

2012年05月02日

TOKYOから毎日セシウム飛んでくる  セシウム空襲警報は放射能測定器に頼るしかない

東京都23区清掃一部事務組合のHPから。

東京23区と東京湾周辺の清掃工場

2012/4/22の午後5時前に習志野市の芝園清掃工場北側公道で空間線量率を測ったら0.61マイクロシーベルト毎時だった。ぷりまろ氏の4/10のツイートに「千葉市美浜走行中車内 0.77μSv/h(18時38分北西の風)」とあったが、ありうる数値だ。

芝園清掃工場は、この日機械が不調だったのか、建屋の辺りからも煙が出ていた。

清掃工場は、溶融飛灰や溶融スラグの放射能測定値を公表しているが、周りには降下沈着したセシウムによって空間線量率が高いところがあるし、排煙の流れ方によっては、空間線量率が一時的に高くなることがある。

新習志野駅北側の粟津公園を歩いていたら、一時0.52マイクロシーベルト毎時を指したこともあった。粟津公園は、芝園清掃工場から1,500mは離れている。清掃工場のバグフィルターは機能しているのだろうか? そこで働く従業員に対して、しっかり放射性物質防護対策が講じられているのか心配だ。

連休後半は、天気が優れないので屋外で長時間過ごすことは少ないかもしれないが、被災地のガレキを燃やしていなくても、ゴミ焼却場の排煙はセシウムを含んでいる。

東京のゴミ焼却場は、この先何年も被災地のゴミを燃やし続ける。夏の暑いときも東京周辺では窓を開け放つわけにはいかないかもしれない。放射線測定器が警報を鳴らしたら即窓を閉める? 

まさに戦時中だ。
posted by ZUKUNASHI at 23:47| Comment(0) | 原発事故健康被害

2011/10/1現在の年齢別人口構成

いろいろな計算に年齢別人口構成が必要だ。資料を整理したついでにグラフでおおよその感じを頭に入れておく。

2011/10/1現在の年齢別人口構成、日本人のみ男女計、グラフの左端は0歳だから横軸の目盛りから1を引くと年齢を示す。出所:厚生労働省

厚生労働省や財務省は、60歳辺りで上に突き出た角を切り取りたくて仕方がないのだと言われるが、確かにこの角がなくなれば年金を初めとした社会福祉の負担も軽くなるだろう。原発事故の健康被害隠蔽で角の切除に成功するか? 

2010/10/1現在の人口と2011/10/1現在の人口の年齢別比較。1歳ずらして比較している。最初に外国人を含む1年間の変化率。

次は、外国人を含まない1年間の変化率。22歳程度から40歳半ば辺りまでの外国人流出が顕著だ。20歳前後の人口増は、外国人の留学生と労働者だろう。日本人だけでは、幼児期と20歳前後は減少している。これは外国避難や留学などか。

次は、減少数の実数。単位千人。右端は100歳以上で過大表示になっている。驚いたことに85歳前後での減少数が最も多い。福島第一原発事故でこれがどう動くだろう。団塊の世代は、「どうぞお先に」、「いやいや、そちらこそどうぞ」と心の中で思っている? いや断じてそんなことはないと信じたい。

前の記事で書いた年間8万人の死亡者増加だと、これが全年齢に等しく分布したとすると、年齢階層一つ当たり800人だから、統計的には見分けがつかないだろう。だが、これが24万人になると各年齢階層に等しく分布したとして一つの年齢階層当たり2,400人。年齢層ごとにばらついて出現すれば認識できそうだ。そんなことになったら大変なのだが・・・。

65歳以下の拡大図。59歳から減少数が1万人を超える。なにしろ母数が多い。

中年男性は50代になるとリストラや会社倒産などの憂き目に会いがちだ。それを凌いでも今度は死神が待ち受ける。50代後半以降は、毎年確実にリスクが上がっていく。

この減少率の計算基礎に、巨額の退職金をもらって海外に出た東電の元経営幹部が入っているかは、明らかでない。海外に逃げられなくても、自己努力で寿命の短縮を回避したいものだ。おやじが次々と死んでいく怖すぎる現実を跳ね返そう!
posted by ZUKUNASHI at 13:14| Comment(0) | 原発事故健康被害

2012年05月01日

東西日本の出生数、死亡数の推移の比較 3  死亡者は5年間で100万人に達する可能性も

「東西日本の出生数、死亡数の推移の比較 2」の続き

前の記事の最後に掲げたグラフはとても興味深い。2012/4/25の記事「行楽シーズンだが気分は低空飛行 2」にも同種のグラフを掲げたが、あちらは2012/1・2月の死亡者計と2011/1・2月の死亡者計を比較した伸び率でグラフを作成していた。

今回3ヶ月間の死亡者合計を使って作図したら、前回ほどに傾向がはっきりしないので、2009年冬を基準として3ヶ月の合計で2010年、2011年冬の伸び率を使ってみた。このグラフで、だいだい色の近似直線と緑の近似直線に注目すると、右端、つまりセシウム降下量の少ない地域を支点にして時計の針が10分程度進んだように見える。

グラフの右側3分の1ほどにある主として西日本の県は、もともと死亡者数の変動が大きかったようだ。そして、この近似直線に関して言えば、2010年冬は西高東低だったのに、2011年冬は東高西低に転換している。この原因は、2011年冬の厳しい寒さもあるだろうが、この間に福島第一原発事故があったことも忘れてはならない。現に、このグラフの横軸はセシウム降下量の累計値が高い順に並んでいる。

だから、素直に考えれば、気象条件の違いはあっても、それに加えて福島第一原発からの放射性物質の放出が、この死亡者数増加率の変化に影響していると推定できる。

そして、事故後1年足らずの間にこれだけの変化が生じたわけだから、放出、沈着した放射性物質の影響が続く限り、セシウム降下沈着量の多い地域での死亡者の増加は続く可能性が高いということになる。

考えたくないところだが、もし、毎年このような時計の針の回転が見られるだろうとの想定のもとに、モデルを作って計算すれば、この先の死亡者数の増加のめども立つかもしれない。

ここでの最大の問題は、@時計の針が毎年何分ずつか上がり続ける、つまり毎年死亡者数が増え続けると見るか、それともA時計の針の回転はこの程度にとどまり、年によっては逆回転もありうると見るかだ。

Aの想定が現実のものとなるなら、毎年多数の死亡者が出るのは辛いことだが、それでもありがたいことと言うべきだろう。

だが、残念ながら、チェルノブイリの経験からは、事故の翌年以降も健康被害が顕在化し続け、キエフでは5年後にパニックが起こったという。私は、キエフに旅したことがあるが、キエフは落ち着いた感じのする古い街だったが・・・。

もし、@の想定を取るなら、この1年でだいだい色の直線が緑の直線の位置までシフトしたこの角度、割合を使ってこの先の死亡者数の増加を推定できる。

その場合でも各年のシフトの角度を見積もるのは至難の業だ。大体の見当をつけてそれに備えるほうが現実的だろう。近似直線を使わずとも、凸凹のある曲線のまま、つまり実績値で計算してみよう。

2010年12月〜2011年2月 死亡者合計 322,339人(宮城県と福島県を除く。以下同じ)
2011年12月〜2012年2月 死亡者合計 341,834人、前年同期比 1.06、19,495人増。

3ヶ月間で約2万人の増加だから、計算上では年間では8万人の増加となる。2010年の冬に比した毎年の死亡者上乗せ数が8万人で累増しないなら2011年から2015年の間に死亡者の上乗せ数は40万人程度にとどまることになる。

深刻なケースとして、毎年死亡者が8万人ずつ累増上乗せされるなら、2011年8万人、2012年16万人・・・と来て2011年から2015年の間の死亡者の2010年の冬に比した増加数は120万人程度に達する。

福島第一原発事故による死亡者の増加については、論者によりさまざまだが、上の試算からすると、5年間で100万人近くに達することは十分現実味がある。上の数字には、福島県と宮城県分が含まれていない。

そして、最も警戒すべきは晩発性の放射線障害だという。こちらは、5年、10年経ってから深刻な症状が現れる。

個人的には、5年間の死亡者増加が100万人にとどまってほしいと願うし、5年間で120人につき1人死亡者が増えるだけならたいしたことはないと考える人もいるだろう。

だが、この死亡者増の中に入って寿命を縮めるか、そうでないかは本人や保護者の努力次第で左右できる。この先5年間の死亡者の増加が100万人にはとどまらないことも大いにありうること、5年を経過した後もリスクは低下しないということをはっきりと認識して、防護措置を怠らないようにしなければならない。
posted by ZUKUNASHI at 21:45| Comment(0) | 原発事故健康被害

東西日本の出生数、死亡数の推移の比較 2

東西日本の出生数、死亡数の推移の比較 東日本の出生が落ち込み、死亡が増加」の続き

改めてマクロの動向からミクロの動向まで追って見てみる。

平成20年1月から平成24年2月までの死亡者全国計を用いた死亡率の推移。各月の死亡者数を「年換算率算出用人口」、つまり「総務省「人口推計月報」各月1日現在総人口(概算値)」で除して単純な死亡率を計算したものだ。

前回の記事に掲げた日本を東西に分けて計算した過去2年間の死亡者数の動向。各年ともに前年12月から当年2月までの死亡者数を用いている。

これを県別に見てみる。最初に東日本だが、宮城県は震災の打撃が大きく、死亡者の確認、把握にも時間がかかったことから、傾向を読み取れるデータの整理に時間がかかっているのだろう。

次に西日本。東日本各県のグラフが下に凸になっているのに、西日本各県は上に凸になっており、1年目より2年目の方が死亡者数が少なかったり、伸びが緩やかになっている。

東日本で2011/12〜1212/2の死亡者が2010/12〜2011/2の死亡者よりも多いことが県別数値でも確認できた。

次に、関東東北(山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、長野)の市町村別に2011/12〜2012/2の死亡者が2010/12〜2011/2の死亡者よりどれだけ増えているかを見た。2009/12〜2010/2のデータがネットからでは入手できない市町村もあり、2009/12〜2010/2のデータは使用していない。その他にもデータの入力未済などですべての市町村が集計対象にはなっておらず、各期間について3ヶ月間の死亡者数が30人に満たない市町村は集計除外としている。

栃木県は、同じ対象期間で市町村別の増加率を計算してある。

埼玉県も同じ。

山形県は、次のグラフの赤い線。

それ以外の都県については、既出の次のグラフとなった。

上の表で上位に来ている千葉県御宿町、神奈川県山北町はこのグラフでは集計除外となっている。

言うまでもなく、個別の不幸な事例が市町村の死亡者数の動向を決め、市町村の動向が県段階に積みあがり、さらに東日本、西日本とまとまっていく。全国一本の統計とネット上の個別情報だけを眺めていると、「福島第一原発事故による健康被害はない」などという政府、民主党の大嘘に惑わされてしまうが、政府や自治体が発表している統計数値を使ってもこれだけの変化が生じている。

念のために、放射性物質の降下沈着量と関連付けたグラフも一つ置いておこう。黄色の線が文部科学省の委託により各都道府県が測定したセシウム降下量の2012/2までの累計値。赤い線は、2009/12から2010/2までの死亡者数を1とした2010/12〜2011/2の死亡者数の比率、だいだい色の線はその近似曲線、青い線は同じく2009/12から2010/2までの死亡者数を1とした2011/12〜2012/2の死亡者数の比率、緑の線はその近似曲線。なお、宮城県と福島県は除外している。

セシウム降下量の多いところほど、2009年の冬に比した死亡者数が2010年の冬より2011年の冬の方が大きくなっている。

政府や自治体は、毎月の統計数値の変化に戦々恐々としているはずだ。内心びくびくで、時には良心の呵責に苛まれながらも、住民や国民が死んでいくのを見ぬ振りをしている当局者は、未必の故意による犯罪を犯していると考える。
posted by ZUKUNASHI at 21:38| Comment(0) | 原発事故健康被害

2012年04月30日

東西日本の出生数、死亡数の推移の比較  東日本の出生が落ち込み、死亡が増加

どんな資料があれば、身近に健康リスクが迫っていることを説得できるものになるだろう? 県別でいくつか見てきたが、全体の様子が今ひとつ分からない。

日本の47都道府県を東西に分割して、人口動態の動きを見た。東日本は、青森から長野県、岐阜県までの17都県、北陸3県、静岡県は除いた。静岡県と岐阜県は入れ替えてもよいのかもしれない。


結論から言うと、下のグラフのとおり、2年前との比較で2011/12〜2012/2の3ヶ月間の東日本の出生数が減少、死亡数はこの1年間に2年前の1割相当増加している。西日本の死亡数の2年前と比較した伸びも大きいが、1年前との比較では伸びは前年より小幅だ。

出生数の減少にはいろいろな背景があることは言うまでもないが、西日本が増加しているのに東日本が減少しているのは、東日本に特別な事情があることを示す。

このグラフの読み方は、いろいろありうると思う。だが、この傾向はまだ始まったばかりで、一時潜行することはあるかもしれないが、いずれの日か、より脅威的な数値として現れることは避けられない。

ネット上で伝えられる個別の健康被害の例が増え続けていることを考え合わせれば、福島第一原発事故による健康被害は、もはや疑う余地はないと断言する。

以下に元データを示す。
第1表・東日本

第2表・西日本

第3表・東京都月次データ(例示、数値チェック用)

資料出所:人口動態統計速報(平成24年2月分)人口動態統計速報(平成24年1月分)人口動態統計速報(平成23年12月分)人口動態統計月報(概数)(平成21年12月分〜平成22年2月分、平成22年12月分〜平成23年2月分)
posted by ZUKUNASHI at 22:05| Comment(0) | 原発事故健康被害

2012年04月29日

野田総理の足元は大丈夫なのか?

野田総理の選挙区は、千葉県第4区。船橋市1市で構成され、2008年9月2日時点の選挙人登録名簿によると、全国で最も有権者の多い小選挙区。

船橋市には、南北二箇所のゴミ焼却施設があるが、被災地ガレキを受け入れるとの情報には接していない。

船橋市の人口動態。あまり特異な動きはない。

だが、ここでも出生者の減少傾向と死亡者の増加傾向は始まっている。2010/3から2012/3までの3ヶ月移動平均。

船橋市は率先して被災地ガレキを受け入れろという声もあるが、東京と市川からセシウムが飛んでくる。
posted by ZUKUNASHI at 15:00| Comment(0) | 原発事故健康被害