内部被曝防止: ずくなしの冷や水

2013年05月09日

根本復興大臣のウクライナ視察報告に疑義あり

根本復興大臣は、日本の帰還政策の正当化の材料を求めてウクライナまで行ったが、26年を経過しても立ち入り不能の地域が広がり、人的被害の深刻さを見て原発事故がどんなに残酷なものか認識しただろう。福島2区のご出身だ。選挙区の住民の命を助けるためにどうすればいいか、よく考え、地元民と話をしてほしい。会見内容は、突っ込みどころ満載だが、日本とウクライナとの比較で、口には出せない問題をとらえていることはあるようだ。



震災復興特別委のチェルノブイリ事故関連ウクライナ要人からのヒアリング
衆議院チェルノブイリ原子力発電所事故等調査議員団報告書(2011/10)
「チェルノブイリの長い影」から 甲状腺病変は非確率的影響
posted by ZUKUNASHI at 14:34| Comment(0) | 内部被曝防止

2013年05月03日

汚染飲食料品の回避は、一に産地、二に品目 検出下限値はこんなに高い

全検査結果について、不検出とされたものの検出限界値を調べた。227,117件。畜産物の記事に掲げた50ベクレル/kgの分は、このグラフではモスグリーンのところに入る。

25ベクレル/kgが圧倒的に多い。


いくつかのカテゴリーで検出率の高い岩手県の自県産農水産物の検出下限値は次のとおり。


岩手県産の農水産物について、岩手県と岩手県を含む全国の都道府県が調べた結果。他県が調べても検出率はあまり上がっていないが、畜産物、特に牛肉については、東京都の検出下限値は25ベクレル/kgだからだろう。東京都は、岩手県産牛肉を3,858件検査している。

上のところから判断すれば、国産の牛肉は、20ベクレル/kg前後のセシウムを含んでいることがありうると見られる。

1日100gの牛肉を食して2ベクレル前後は覚悟すべきということになるが、これを高いと見るか、たいしたことはないと見るかは、個人の判断だ。

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posted by ZUKUNASHI at 11:32| Comment(0) | 内部被曝防止

汚染飲食料品の回避は、一に産地、二に品目 −−畜産物−−

畜産物の検査結果は、水産物に比べると検出率が低い。2012/6
検査分からを対象としているため、牛肉の初期の強い汚染が見つからなくなっていることも影響していると考えられる。

神奈川が0.5%、埼玉が0.4%の検出率で、茨城、栃木、群馬が0.2%の検出率というのは、検出下限値かなにか原因がありそうだ。

ここの畜産物のカテゴリーには、牛乳と野生鳥獣は入らない。


検出限界値が50Bq/kgで不検出の多い品目、検査実施機関等を拾うと次のとおりとなる。 宮城、茨城、鳥取産の牛肉、京都で供される牛肉は、食べたくない。200gのステーキで最大10ベクレル摂取することがありうる。



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posted by ZUKUNASHI at 09:12| Comment(0) | 内部被曝防止

2013年05月02日

汚染飲食料品の回避は、一に産地、二に品目 −−農産物、その他−−

ここでは、農産物、その他(キノコなど)、野生鳥獣肉、牛乳・乳児用食品、飲料水を掲げた。

まず、野生鳥獣肉の検出率が高い。宮城県は100%だ。農産物では、栃木県と岩手県の検出率が高いことが注目される。広島県は原木シイタケ。農産物にくくられている。奈良県の1件もシイタケだ。

牛乳・乳児用食品で産地不明の検体が2,082あり、1.4%でセシウム検出となっている。

「その他」には、乾シイタケ、ゼリー、ジュース、醤油、味噌、納豆、豆腐、漬物、弁当、惣菜、ゆであずき、給食、こんにゃく、干しゼンマイ、
まんじゅう、うどん、清酒、佃煮などが入っている。



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posted by ZUKUNASHI at 23:38| Comment(0) | 内部被曝防止

汚染飲食料品の回避は、一に産地、二に品目 −−水産物−−

水産物の検査結果を見ると、検出率が高いところは、68%にも達しており、千葉でも5割弱となっている。宮城、福島、茨城、千葉の水産物は、敬遠しているが、この結果は予想以上に高い検出率だった。

茨城県の検査品目は、底魚に属するヒラメやマダラが多く、庶民的な浮き魚であるサバ、アジの件数が相対的に少ない。このため、検出率が高くなっている可能性もある。

千葉県は、サンマ、サバ、イワシ、イカなども広く検査しているが、検査件数が少ない。太平洋西部海域の汚染が進行中であることから、水産物の汚染は悪化するだろう。南房総市のツチクジラからセシウムが検出されている。

北海道は検出率28%と意外に高い。日本海側は今のところ、まだ検出率は低い。



水産物の流通では、産地確認が困難なことは、常識だ。近海ものの魚は、信用できる店で海域を確かめて買うしかない。スーパーによっては海域を開示しなくてランク外に格付けされたところもあるという。

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posted by ZUKUNASHI at 22:58| Comment(0) | 内部被曝防止

汚染飲食料品の回避は、一に産地、二に品目

日刊ゲンダイ2013/5/1号に「福島在住のジャーナリストが告発 「地元住民も食べない放射能汚染された山菜が闇出荷されている」」との記事が掲載されているという。福島産品の偽装出荷は前からあった話だが、続いているようだ。毒物に汚染されていると知りながら、食品として出荷する。他人が健康を害することが確実なのに、生活のためやるのだろうが、なんともやりきれない話だ。

ますます自衛措置を強めなければならない。私は、表題に書いたようにまず産地のネガティブリストを頭に入れ、そしてネガティブリストに載っていない産地のものでもネガティブリストの品目を念頭に置いて食品選びをするのが一番やりやすいと考える。

北関東や南東北のシイタケは、産地からして論外、そして他産地のものでもできればキノコ類は買わないという選択方法だ。

この記事から数回に分けて、厚生労働所の食品検査結果(2012/6から2013/3発表分)を分析した結果を示す。

なお、データ量が膨大で私の安物のパソコンでは処理能力の限界を超えつつある。試行錯誤を繰り返して集計しており、大きな間違いはないと考えているが、さらに精査、分析を進める過程で誤りが判明することもありうることをお断りしておく。

集計対象の厚生労働省発表分、総件数:246,521件、このうち 産出都道府県が不明なものを除くと238,465件で、うちセシウムが検出されたものは 19,275件だった。 都道府県別状況は次のとおり。


少し、コメントしておこう。
@ 大分県の検出5件は、カテゴリー「その他」の乾シイタケだ。大分県は、人口動態も周辺に比べて悪化が見られる。
A 奈良県の検出1件は、シイタケ。大和郡山市産、検出値は0.7と低い。
B 広島県の検出1件は、原木シイタケ、三次市産、検出値380と高いが不検出もある。
C 徳島県の2件、宮崎県の3件も乾シイタケ。
D 兵庫県の3件は、原木シイタケ、菌床シイタケ、シイタケ。
E 長崎県の1件は、乾シイタケ。
F 島根県の1件は、牛肉。

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posted by ZUKUNASHI at 14:02| Comment(0) | 内部被曝防止

2013年05月01日

淡水魚の汚染は水道水の汚染

次の図は、とある原発の溶融貫通(メルトスルー)の「原発から400kmの静岡でも汚染確認 ネイチャー誌」と題する記事に掲載されていたもの。

「radioactive cesium 137 (quasi-Cs137 included Cs134) contamination of freshwater fish in Fukushima and eastern Japan based on the data published by the Fisheries Agency of the Japanese Government in 2011. 」とあるから淡水魚の汚染を地図に落して可視化したものらしい。


なるほど、河川の水が汚染されていれば、淡水魚も汚染されるから淡水魚の汚染状況から淡水の汚染を推し量る方法もある、と感心して手元のデータから淡水魚の検査結果を抜き出したら、2,500件弱出てきた。そのうち千件強に測定値が付されている。

これを地図化すれば、河川水の汚染状況が分かるはずなのだが、測定値のバラツキが大きく、データを可視化する手法が難しい。次は、淡水魚から汚染が検出された市町村。水道水の汚染がありうるという観点から見て欲しい。 この地域を上流に持つ河川から取水している場合も同じだ。


淡水魚から汚染が検出されていない市町村。検出限界値が高いところが多い。

福島県、群馬県の検出されていない市町村は、概して検出限界値が高い。
posted by ZUKUNASHI at 18:44| Comment(0) | 内部被曝防止

2013年04月30日

米国による土壌調査から 劣化ウラン ウラン238

米国の土壌調査結果でウラン238が検出されていることから、東京湾岸の石油工場の火災が原因となって、保管中の劣化ウランが飛び散ったものではないかとの見方があるようだ。読者からコメントで教えてもらった。

私は、米国土壌調査で検出されたものは、湾岸から飛散したウラン238ではないと思う。

米国による土壌調査で、ウラン、ストロンチウム、プルトニウムを測定しているのは6箇所のサンプルだけのようだ。下の表は、その6箇所の測定結果だ。他の箇所のサンプルで測定値がある核種をすべて掲げてある。


ウラン238を見ると、楢葉町がもっとも多く、次いで名取市、いわき市となり、横須賀市、御殿場市は相対的に少ない。ウラン232はどこも同じようなレベルだが、ウラン233/234でも楢葉町がもっとも多い。

ストロンチウムでもストロンチウム90は横須賀市がもっとも高いが、他は楢葉町が高くなっている。セシウムやヨウ素に関しても傾向は同じだから、この調査で検出された放射性物質は主として福島第一原発起源であり、仮に東京湾岸から劣化ウランが飛散していたとしても、楢葉町を越える濃度にはなっていないといえるのではないか。

上のように見てきて、「東北に降ったアルファ線源、ベータ線源は何だろう」に書いた問いの答えが少し見えてきたように思う。アルファ線源は、ウラン、プルトニウム、アメリシウム、ラドンだから、上の測定結果から考えれば、アルファ線源としてはウランが多かったと考えたほうがよさそうだ。

このように書きながら身震いした。私はファルージャの悲劇が日本でも起きることはないと信じているのだが。
posted by ZUKUNASHI at 23:59| Comment(2) | 内部被曝防止

東北に降ったアルファ線源、ベータ線源は何だろう

「岩手県でも健康被害」の記事で引用した岩手県南部にお住まいの方の健康障害で、家族が就寝時に寝具に接していた皮膚にぶつぶつができたと書いてあった。このような症例は、関東からはあまり聞こえておらず、東北南部では降下した放射性物質が関東とは異なるのではないかとの疑いを持った。アルファ線源かベータ線源が多かったのではないか、という疑問だ。

岩手県南部は、文部科学省の空中測定でも濃厚汚染が生じていることが判明しているが、岩手大学の作成した空間線量率マップは汚染の程度を詳しく示してくれる。

そして、岩手大学は、濃厚沈着が生じた時期は2011/3/20としている。

岩手県南部には、福島第一原発からのプルームが2011/3/13午前0時過ぎと3/20の夕刻に襲来している。3/13午前0時過ぎのプルームは、女川原発MPの測定値を20μSv/h近くまで押し上げた。



気象研究所のシミュレーションでは岩手県の一部しか対象になっておらず、プルームの動きがよく分からないが、3/20のプルームは山形県、秋田県から入っている。次は、山形市の空間線量率の推移。2011/3/16と3/20にピークをつけている。



2011/3/20には、山形市を濃厚なプルームが急襲した。3/16よりも短い時間で空間線量率が0.04から0.13まで上がっている。この測定値自体控えになっている可能性があるから、実際には3/20夕刻のプルームの濃度は相当高かったのだろう。

Wikipediaによると、「3号機では19日、仮設電源をつないで圧力容器周辺の温度を測定したところ、通常運転時よりやや高い380 - 390度であることが分かった。19日午後、圧力容器への注水量を2.2倍に増やしたところ、温度は下がったが、20日午前に原子炉格納容器の圧力が1.6気圧から3.4気圧に上昇した。このため、東京電力は配管の弁を開け、放射性物質を含む内部の蒸気を外に放出して圧力を下げることを検討したが、その後、容器内の圧力が安定したため、減圧操作を当面見合わせることとした」とある。ベントをしたのかどうかはっきりしないが、圧力が下がったということは、いずれにせよ、中の気体が外に漏れたということだ。

この記述からすると、3/20午後に山形や岩手を襲ったプルームは、MOX燃料を使用していた3号機が主たる起源だと推定される。

米国が福島第一原発事故直後に東日本各地で土壌を採取し、分析した結果が公表されている。その内容は、「米国による土壌調査結果から」に書いたが、山形県下のGross Alphaの値が相対的に高い。Gross Betaも高いのだが、後者は他の地点との比較ではそれほど際立っていない。


Gross Alphaの分布
A:0.00001uCi/g以上
B:0.000007〜0.00001

2011/3/20は、福島第一原発周辺の風向きがめまぐるしく変わり、午後1時には北西の方向に向いている。

山形県に降下したアルファ線源、ベータ線源の構成がどうなっているのかはわからない。米国調査から個別の核種を含めて並べてみてもGrossの値が高いだけで個別のどの核種が寄与しているのは分からない。ただ、日本海側の鶴岡市でGross Alpha、Gross Betaが高かったのは、私には驚きだ。

岩手に戻ると、岩手県南部では、2011/3/20の17時台から3時間程度、時間当たり1ミリ程度の降雨があった。風は南の風。山形県を回って岩手県に入ったプルームは、ここで降雨にあい、濃厚な湿式沈着が生じたと見られる。

そして米国の土壌調査のサンプルに岩手県下で採取されたものがなく、日本の機関による精密な核種分析の結果も見当たらないからあくまでも推定にとどまるが、周辺都市のデータから判断すれば、山形県に続いて岩手県南部には、ベータ線核種やアルファ線核種が相対的に濃く降下しているのではないかと懸念を強めている。

福島第一原発事故直後に比べ、2年を経過した現時点では、ストロンチウム89のようにすでに検出されなくなっている核種も少なくないだろう。だが、もし、この降下したアルファ線源、ベータ線源の放射性物質を吸気や食品を通して体内に取り込んでいたら、内部被曝は大きくなり、健康障害につながることは疑いがない。
posted by ZUKUNASHI at 13:14| Comment(0) | 内部被曝防止

2013年04月29日

岩手大学作成の岩手県の放射線量マップ

「岩手県でも健康被害」の記事に関連して岩手県内の放射性物質降下沈着状況の詳細図を探していたが、ようやく、岩手大学農学部農学生命課程農畜産環境保全学分野が作成した地図を見つけた。

次は、岩手大学作成の地図に市町村名を書き入れたもの。


汚染の強い岩手県南5市町の空間放射線量率を等高線で表したものもある。なんでこんなにスポット的に降下沈着量の多いところができるのだろう。

岩手大学は、この濃厚汚染は、2011/3/20に生じたと見ている。3/20の17時台から3時間程度この地域では時間当たり1ミリ以上の降雨があった。風は南の風。



posted by ZUKUNASHI at 22:38| Comment(0) | 内部被曝防止

食品検査結果から(水産物)

集計期間:2012/6から2013/3 厚生労働省発表分、総件数:246,521件

カテゴリー:水産物、検査件数10件以上のものに限る。()内の数値は検出限界の数値を示す。アルファ線、ベータ線の測定値は見つけられなかった。

気づいた点をいくつか記すと
@ 千葉県のアジ、サバ、イワシで汚染が出ている。イカも汚染が見られるから浮き魚類も安心できない。
A 汚染の度合いは低いがカツオ、ビンナガ、キハダ、メバチも汚染がある。
B ウナギの汚染が強い。
C ギンブナは、非流通品とされている。内水面で釣ったものだろう。養殖もありうる。
D 茨城県は、大衆魚の検査件数が少ない。マグロ類も見当たらない。
E 茨城県のアメリカナマズは養殖モノだろう。汚染が強い。
F 福島県は、ほとんどが非流通品。
G 宮城県は千葉県と同じような傾向
H 岩手県で同一品目が二つあるものは、流通品と非流通品が別に区分されたため。
I サンマは汚染が検出されていないが、サンマが汚染を免れる要因は特にないはずだ。





posted by ZUKUNASHI at 16:13| Comment(1) | 内部被曝防止

米国による土壌調査結果から

米国による日本国内の土壌調査結果にGross BetaとGross Alphaの値があるので、Gross Betaの値と、Gross AlphaのGross Betaに対する比率を求めた結果が次のグラフだ。Gross BetaとGross Alphaの単位はともにuCi/g。

次の表のアドレスは、緯度経度を住所変換サービスを提供するサイトを使って一括変換している。不正確な場合もあることをお断りしておく。Gross Betaの単位はuCi/g。

Gross Alphaの値の分布。Gross Betaよりも較差が小さい。α線源、β線源による汚染食品の回避は、高い値が検出された地域の食品を避けるのが早道。

β線源、α線源として何が考えられるかは、米国なら廃棄される家財の中で暮らす日々の表参照。α線源は、ウラン、プルトニウム、アメリシウムなど、β線源は、セシウム、ストロンチウムなどで数は多い。

Gross Betaの分布
A:0.0001uCi/g以上
B:0.00005〜0.0001
C:0.00003〜0.00005
D:0.00002〜0.00003
E:0.000015〜0.00002
F:0.00001〜0.000015
G:0.00001uCi/g未満

福島浜通り、栃木県北部、会津地方、宮城県南部、栃木県南部に相対的に高い値が見られる。

Gross Alphaの分布
A:0.00001uCi/g以上
B:0.000007〜0.00001
C:0.000005〜0.000007
D:0.000003〜0.000005
E:0.000003uCi/g未満

Gross Alphaに関しては、福島浜通りは相対的に高くなく、栃木県のほぼ全域、山形県、宮城県北部に高い値が見られる。宮城県登米市より北の測定地点はないが、岩手県南部も高い値が検出される可能性が高いと見ている。α線源の多いところは、時間の経過とともに健康被害が深刻化する恐れがある。

1 uCi/g=3.7×10^7 Bq/Kgだから、0.0001uCi/g=3.7×10^3 Bq/Kg 3,700 Bq/Kgとなる。
posted by ZUKUNASHI at 07:54| Comment(0) | 内部被曝防止

2013年04月28日

米国なら廃棄される家財の中で暮らす日々

2011年に帰国した、ある米軍関係者は、コンテナに積んだ家財から規定以上の放射線量が計測されて、家財をすべて廃棄処分することになったという。

何がどれほど検出されたのだろう。半減期が年以上のもの、崩壊し転換した後の核種の有害性が強いものなのだろう。

CTBT高崎観測所の3/16の15:55までの捕集核種の量は次のとおりだ。単位は、μBq/m^3。100万分の1にすればBqになる。

米国による放射能測定結果のうち、東京赤坂におけるものの2011/3/15分。ガンマ線よりベータ線の測定データが多い。dpm/100cm2は、100平方センチメートル、1分当りの壊変数。60で割れば秒当りになりベクレル数となる。1μCiは、37 kBqだから、1uCi/m2は、平方メートル当り37,000ベクレルになる。2011/3/15の16:55に大使館屋上北東隅で測定された 0.6486uCi/m2は、約24,000ベクレルとなる。やはりすごいベータ線量だったわけだ。


これらの測定値からすると、赤坂では少しずつ場所が異なるものの、3/15 の早朝からベータ線量が高い値を示し、16時55分の測定値がもっとも高くなって、18時を過ぎると低下しているように見える。ガンマ線測定結果では、16時55分が0.14μSv/hで、その後はやはり下がっている。

横田基地でも測定している。μSv/h表示は私が換算したもの。こちらも早朝から空間線量率が上昇している。このデータで航空機が南に避難したということになる。


3/15、18時には東から気流が入り込み、東京都の東部から西にプルームが動いている。

次は参考までに。間違いなどがありうるので、信頼できるソースを参照されたい。確かにベータ線を測定したほうが、核種のカバレッジは広い。吸入、飲食による内部被曝の危険も考慮すれば、ベータ線で汚染度、危険度を測るほうが優れている。

碧い蜻蛉の平成25年3月12日の記事「のどかな春の東京だったが・・・」に都内でのγ線、β線、α線の測定結果が掲載されている。次の表は、この記事に掲載された表からγ線、β線、α線の測定結果を取り出したもの。

CPM表示で数値の評価が難しいが、私の手元のGMサーベイメーターは、エアーカウターで0.05μSv/h程度の室内で、γ線、β線込みで20から35カウントを示す。谷中墓地の測定値で0.05μSv/hに相当するカウント数は18、これにベータ線のカウント数12%なら約20、4割なら7.2を加えて約25になる。γ線に対するβ線のカウント数の割合0.3前後というのは、不自然な数値ではない。


逆に言えば、私の家で35カウントを示したときは、γ線が27、β線が8程度と推定できることになる。

上の表では、α線のβ線に対する割合も算出した。この数字はどうだろう。米国による日本国内の土壌調査結果にGross BetaとGross Alphaの値があるのでその比率を求めた結果が次のグラフだ。単位はともにuCi/g。

高いものは1.21、低いものは0.002となっており、上の表のようなばらつきがあってもおかしくない。

碧い蜻蛉の運営者が都内で測定した数値は、信頼に値すると思うし、都内ではこれほどに多くのα線やβ線が飛んでいることに驚かざるを得ない。
posted by ZUKUNASHI at 21:43| Comment(2) | 内部被曝防止

2013年04月27日

東京都の女川町災害がれき焼却、2013/3で終了 予定の3分の1

東京二十三区清掃一部事務組合が2013/3/29付けで宮城県女川町の災害廃棄物受入処理が平成25年3月29日に完了したと発表している。

すべての工場の焼却実績

東京湾岸に近い、新江東、中央、品川、港、有明、江戸川、大田の7工場計

千葉市が管理する南部浄化センターの汚泥焼却灰放射性物質濃度測定結果。黄色がセシウム計。

最初にもっとも測定値が低くなった2012/1/11との比較。青がセシウム137、赤がセシウム134。黄色がセシウム137とセシウム134の比、比率が上がっているから初期に放出されたセシウムが主体。ベータ線源がどれだけ含まれているか、データはない。

2013/1から2013/3まで2012の初夏と同程度の焼却が行われているが、汚泥焼却灰の濃度は低下している。タイムラグなのか、この冬の風向等の影響なのか、もう少し様子を見なければならない。

千葉市よりもさらに東の山武市の空間線量率は減衰を考慮した理論値を上回って推移しており、開きは拡大している。

少なくとも、千葉市の住民の多くは、2012/4から2012/12までのセシウムの追加的な降下により、呼吸等を通じた内部被曝が増えている。被曝症状はより強く出るだろう。東京都内については参照できるデータを得ていないが同じく危険が高まっていると考えられる。


東京都健康安全研究センター 1か月毎の降下物の放射能調査結果。2013/2、2013/3は大きく増えている。
posted by ZUKUNASHI at 10:55| Comment(0) | 内部被曝防止

2013年04月26日

横田基地周辺は、2011年3月は0.2〜0.3マイクロシーベルトだった

横田基地の空間線量率を取り出してみた。肝心の3/15から3/16にかけてのデータがないが、その後、3月いっぱい、0.2〜0.3マイクロシーベルト毎時で推移している。そして、3/30の朝には0.7マイクロシーベルト近くまで上昇。3/15日前後には、新宿で0.809、世田谷で0.59、日野市で0.75出ているから横田基地周辺でも0.8から0.9は出ていただろう。

大気中のヨウ素131測定結果でも3/15のデータが見当たらない。

空間線量率が3/21頃に上昇し、その後いったん低下してまた3/26頃に上昇している点が注目される。次の福島第二原発MPの記録では3/25頃にピークがあり、3/30頃にはピークがないのに対して、CTBT高崎では3/25にピークがなく、逆に3/30頃にピークがある。


空間線量率の上昇は、希ガスも含むプルームの襲来と追加的な放射性物質の降下によって生ずるが、空間線量率の上昇が定着する場合は、追加的な放射性物質の降下があったと見るべきだ。3/25以降、横田基地周辺では大気中のヨウ素の濃度は低かった(3/13までにできたヨウ素は月末には4分の1になっている)ようだから、他の放射性物質が降下したことになる。ガンマ線を押し上げたということから、セシウムが降下してきたと見られ、この地域の住民は、3月上旬にヨウ素とセシウム、下旬にセシウムを相当量呼吸により体内に取り込んだ恐れがある。
東京東部との比較ができないが、東京都西部では町田市と並んで人口動態の悪化傾向が観察されており、健康障害に最新の注意が必要だ。

posted by ZUKUNASHI at 23:11| Comment(0) | 内部被曝防止

群馬県は内部被曝防止のための情報提供にもっと力を入れよ

次の記事は、2013/4/25、「今日の放射能 健康被害が広がっている!」に掲載したものだ。こちらに移動させた。

※ 群馬県5区の人口動態が良くない。この地域はセシウム沈着濃度が高いほかに放射性銀なども検出されている。出生死亡比率の変化率0.855で山梨、山形、秋田を下回り、福島3区と4区の中間に入る水準だ。どうぞご注意を。



群馬県は、2013/4/25、たらのめから高いセシウム濃度が検出されたため出荷販売の自粛を要請したと発表

「県内に自生している野生の「たらのめ」(特用林産物)について採取検査したところ、以下のとおりの結果となりました。
 なお、高崎市(旧倉渕村地内)で採取された野生の「たらのめ」が基準値(100Bq/kg)を超えたため、旧倉渕村で採取された野生の「たらのめ」が出荷・販売されないように、直売所、卸売市場等に出荷・販売の自粛を要請するとともに、各市町村等に対しても関係者並びに住民の方々への周知に対する協力をお願いしました。
 検査した検体は全て野外に自生していたもので、栽培品ではありません。また、市場への流通はありません。」

「これまでも、昨年度の結果や近県の状況から、野生の山菜類の採取及び自家消費については注意喚起を行ってきたところですが、今回の結果をうけ、改めて十分な注意を喚起します。
  また、野生の山菜類を出荷する場合には自主検査を行うよう指導するとともに、県が行うモニタリング検査への協力依頼を行います。
  今後も野生の山菜類の発生にあわせ、検査を実施します。」

・・・引用終わり・・・

人口動態が悪化する理由が裏付けられた。野生品だけでなく栽培品にもセシウム濃度の高いものがありうる。この地域の産物には注意が必要だ。


たらのめは、生鮮食品。4月半ばに採取されたものは4/25にはとっくに消費されているだろう。このような対応では、この地域の人口動態のさらなる悪化は避けられないと恐れる。
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2013年04月24日

2011年6月まで私の家にはテルル129mが同居していた

福島第一原発事故後、私は窓を開けないようにし、掃除もしなかったが、7月に入りそろそろいいかと思い、南北の窓やドアを開けて旧式の掃除機をかけた。すると、低い食器棚の上に置いたGMサーベイメーターの検出音が忙しくなった。

あれ、なんでだろう? 放射線は何十mも飛ぶというのに・・・。ホコリが舞い上がって測定器が感知したのだろうか、それとも外気を入れたからカウントが上がったのだろうかと訝しく思いながら掃除を終えた。掃除の途中からカウント数は低下していた。

この理由は、ずっと分からなかったが、米国が日本国内で測定したデータを見直して原因を探してみた。

放射性物質の測定法のひとつに全ベータ測定法というものがある。大阪市の水道局は、「原水中の放射性物質(全ベータ線)測定結果」を公表している。これによると、2011/3/14から3月中は0.01から0.15全β放射能(Bq/L) 、4月は0.02から0.18となっている。

米国の調査では個別核種の測定結果とともに、Gross Beta、Gross Alphaの項目があり、これはベータ線源とアルファ線源をそれぞれまとめて測定した結果だろう。Gross Betaの最大値は2011/3/21、 1:25:00 PMに港区で検出された8,730Bq/㎥、横田基地でも同じ日に同等水準が検出されている。

米国の調査は、福島第一原発事故後、早い時期から行われており、半減期の短い核種も捉えられている。福島第一原発から大量に放出されたヨウ素131は、半減期が8.02 日で、大部分がベータ崩壊して準安定状態のキセノン131に変化し、これが直ちにガンマ崩壊を起こして安定状態のキセノン131となるのだという。

だから、ヨウ素131がある間、つまり5月末までは、ベータ線源としてのヨウ素131の存在は大きかったはずだ。

あと、ベータ崩壊するのは、Te-129m(テルル129m)。これは半減期33.6日でベータ崩壊してヨウ素129に変わり、さらに1.57×10^410^7年の半減期でXe129に変わる。Te132も半減期3.3日で同様な崩壊過程をたどる。

キセノン131mは、半減期11.74日でベータ崩壊。
Ag-110mは、半減期29.79日ベータ崩壊してCd-110に変わる。

さらに、ストロンチウム90は、半減期28.9年でベータ崩壊、イットリウム90も半減期64時間でベータ崩壊。
ストロンチウム89は、半減期50.52日でベータ崩壊。
他にモリブデン99(Mo-99)半減期 2.74日。
とてもややこしいが、とにかくベータ線源はいろいろある。

米国の調査で検出されたベータ線源は、ヨウ素131のほか、テルル129m、Te-132、Mo-99などいろいろだ。

私がはじめて掃除をしたのは、2011/7月初めだから、2011/3/21から数えると約100日、100日経過後にベータ線を出し続けている核種は何だろう。ストロンチウム89、テルル129m、Ag-110m ? 

だが、米国の調査結果では、ストロンチウム89、90ともに少ない。テルル129mは、3/21から4/4にかけて2.41Bq/㎥、1.49、0.85、0.79、・・・・0.01と検出されている。Ag-110mもあるが、ごくわずかだ。

ならばテルル129mだろうか。日本国内の機関が調べた結果では、テルルがそれなりに検出されている。

事故直後は、ヨウ素131が私の家の空間を支配していたはずだが、ヨウ素の天下は5月末でほぼ終わり、その後はセシウムが長期支配を固めるはずだった。テルル132はヨウ素より早く消えている。

ところがしつこく残ったのがテルル129m、その沸点が988℃、セシウム137の沸点が671℃だから同じような飛び方をしたのだろう。

掃除機をかけたときの計数音の上がり方からすると、7月初めの時点では、ガンマ線よりベータ線のほうが多かった。ベータ線は空中では1m程度しか飛ばないと言うから、床に落ちていたものが掃除機の排気で飛ばされてサーベイメーターに接近するまで計測されていなかっただけで、前からそこにあったことは変わりない。

床に積もっていたのは、テルル129mに間違いないだろう。だとすると、すでにテルル129mはほぼすべて崩壊し、ヨウ素129となっていて、今後それがどうなるか? ヨウ素129は、半減期が1,570万年、ベータ線を放出して、キセノン-129(129Xe)となるのだという。

おそらくカーペットの中にはヨウ素129が入り込んでいるだろうが、半減期が長いからカーペットがボロボロになり捨てられるのを待てばよいだろうか。

「低気温のエクスタシーbyはなゆー」に2012/7/3、「かゆい&皮膚に小さな穴がたくさん開き黄色い体液が出る」と題する記事が掲載された。2チャンネルに書き込まれた情報を転載したものだが、私はこれはベータ線源が皮膚や下着に付着したものだと考えた。1年3ヶ月も経過したあとだから、半減期33.6日の核種はほぼすべて崩壊しているはずで、ストロンチウム89(半減期50.52日)の影響を考えたほうが良かったのかもしれないし、アルファ線源が原因のことも考えられよう。

今後は、セシウムのほかにストロンチウムなど他の核種に対する用心が必要だ。

小出裕章氏は、2012/7/12のMBSラジオ「たね蒔きジャーナル」で、ストロンチウムに関して現在の法令を守るようにしたら食べられるものはたくさんあるのか? と問われ、「多分、えーこれはあまりいいたくないけれども、福島でとれるものは多分無いと思います」と答えている。

2011/6/23には、やはりMBSラジオで同氏が「事故が起きた直後はヨウ素、現在はセシウム、そしてこれからセシウムとストロンチウムという核種の被曝が中心になるだろうと思っている。近傍はまたプルトニウムが問題になる箇所があるかもしれない。遠く離れた場所はセシウムとストロンチウムに注意をするのが一番良いと思う」と述べている。

放射性物質は、吸わない、食べない、呑まない、持ち込まないよう気をつけないと、隙を狙ってしのび込み、健康を損なう。放射性物質との戦いは長く続く。

東京都健康安全研究センター
posted by ZUKUNASHI at 20:35| Comment(0) | 内部被曝防止

2013年04月21日

老人の低ベクレル食

健康被害が深刻化しているので、私は、飲食物の放射能汚染警戒レベルを一段上げた。炊事に使う水はボトル水に変更。米を研ぐのは水道水だが、研いだ後水を切って炊飯器にセットする際にはボトル水を使う。煮物、味噌汁も同じ。

肉は、豪州産牛スネ肉を食することが多くなった。そのため圧力鍋の出番が多くなっている。豚肉は国内産と米国産半々。福島産の豚肉と茨城産の豚肉の混合なら国内産だ。米国も汚染されているからどっちが安心か、よく分からない。

野菜は、葉物は食卓に上がらない。愛知県産のキャベツがあれば買う程度。スネ肉と根菜類で凌いでいる。今の時期、人参は千葉県産がほとんどだが、西の方の人参が目に付けばまとめて買う。

魚は、ノルウェー産のサバにチリ産の養殖サケ。養殖ハマチをたまに買う。

加工食品は、買わない。調味料に入っているセシウムで十分だ。ハム、ソーセージは論外、ベーコンも買わなくなった。納豆、豆腐は買っている。

あと、家でパンを焼くことにした。スキムミルクもバターも入れず、オリーブオイルと塩、砂糖だけでもそれなりに膨らみ、どっしりしたパンができる。ふわふわと頼りないパンよりこっちのほうが好みだ。

牛乳、乳製品は、チーズを少し買う程度だ。乳製品を食べると前立腺肥大でおしっこの出が悪くなると聞いて、やめられた。これ以上悪くなっては大変だ。

外食も縁がなくなった。酒が弱くなり、外で呑んで帰ってくるのが面倒だ。

子供さんのおられる家庭では、私のようにはいかないだろう。だが、飲食物の放射能汚染対策は何十年も続く。質素で単純な食事を楽しむすべを早く仕込んだほうがいい。それが本人のためだ。英国人は粗食ゆえ、世界のどこにでも出かけられたという。米国人は、本国から飛行機で食材を持ち込んでどこでも同じようなものを食べているが、適応性という点では英国人を見習うのが良い。ローストビーフにママレードの精神に学びたいと思っている。

「福島の三児の母からの便り」に私が書いたことは、まさに実践中のことだ。ブログ書きながら、台所の圧力鍋の様子を見ていた。最近の夕食。

1.冬の夕食
豪州牛のすね肉を使ったポトフというか、シチューというか。肉は100g178円。安い時は98円なのだが。

タマネギ:北海道、人参:愛知だったかな。ジャガイモ:長崎、アスパラ:メキシコ、ブロッコリー:岡山



今日はブログに載せるために、野菜の種類を増やし煮込まずに緑色が残るようにしているが、普段はみんな一緒に煮込んで、適当に盛って食べている。皿はデンマーク系の家具屋で買った199円の深皿。これは便利。

右上は、自家製パン。下にある少し色の濃いものはシナモンパウダー入り。何も入れないほうが噛んでいるうちに味が出ておいしい。

実際には、パンではなく昨日炊いた飯を温めて食べた。北海道のななつぼし。

2.春の夕食
スーパーの店頭に緑の野菜が増えてきたように思うが、私にはあまり恩恵はない。友人と飯を食べた際の野菜炒め。



北海道産タマネギ、愛知県産キャベツ、一般のモヤシ、徳島産のニンジン、NZ産のパプリカ、鹿児島産のスナップエンドウ、スペイン産のニンニク、米国産の豚肉。量が多くて中華なべを揺すれなかった。右上は、ノルウェーのサバ。

3.外出した日の夕食
ウォーキングに出かけた日は、疲れていて夕食に手間をかけたくない。友人が寄ったので、冷蔵庫の中身を思い出して、メニューを考えた。右は、残り物の白菜のカレー汁。カレーパウダーを足して手直し。


岩手産鶏の胸肉、熊本産タケノコ、鹿児島産スナップエンドウ。パスタは国内加工品。

4.タケノコを楽しむ夕食
新鮮なうちに茹でたタケノコはうまい。細切れの豪州牛肉とタケノコ、宮崎産ピーマン、北海道産タマネギですき焼き風。

材料費900円。数日かけて楽しむ。指摘される前に言っておこう。いつも、材料の切り方が雑だ。確かにそう思う。火のとおりにムラができないよう揃えるべきなのだろうが、今のところそんなに問題はない。

5.さいころステーキ
豪州牛肉のもものブロックがときどき店に並ぶ。脂身がないからローストビーフ用だろうが、オーブンで焼くのは手間とカネがかかる。サイコロ状に小さく切り、塩と胡椒を振ってしばらく置き、サラダ油を熱してさっと焼けばサイコロステーキになる。小さいから噛み切れないということもない。次の皿の材料費500円。野菜は、残り物の野菜を炒めればよい。


6.冷ご飯の温め方
光熱費節約のためご飯は釜いっぱいに炊いて、熱いうちにラップで包み、食べるときに電子レンジで温めていたが、電子レンジで加熱した食品は動物が食べないと知って別の方法を模索中だ。味噌汁の残りがあれば雑炊、ワンコ飯にして食べる方法もあるが、わびしい。チャーハンにする手もあるが、ご飯だけにしたいときもある。オリーブオイルに塩とバジルを加え、炒める方法を使い始めている。昔は蒸かしていたのだろうから、その手も考えてみよう。だが、そうなると本当に面倒だ。

米に比べてパンの温めは楽だ。オーブントースターで焦がさないように焼けばいい。パンも目先を変えようと、バナナパン、メロンパンを作ってみたが、一回はういろう風になり、一回は硬いカステラ風になった。メロンパンはハネジューメロンの果肉を裏ごしして果汁を水の代わりに使えば良いことまでは見当がついたが、失敗作を食べるのが面倒で挫折した。

7.化学調味料
魚や海草が汚染されると日本風のダシは使えなくなると思い、化学調味料のほうがマシかと思ったこともあるが、加工食品をやめたら化学調味料の味はうまいとは思えなくなった。少しの塩か、味噌、しょうゆ、みりんなどで凌ぐしかない。
posted by ZUKUNASHI at 11:41| Comment(3) | 内部被曝防止

2013年04月20日

福島第一原発事故後の初期プルームによる健康被害は大きい

福島第一原発事故による健康被害は、初期のプルーム襲来による被曝とその後の飲食物、土ホコリなどによる被曝との二つの要因によって決まると私は考えている。

土壌汚染度が強いところは死亡数が増え出生数が減っている」で、少なくとも、土壌汚染が強いところほど、出生死亡比率の変化率が悪化する、つまり死亡数が増え、出生数が減ると実態が生じていることは、示せたと考えている。

ただ、町田市のように土壌汚染密度は高くないのに出生死亡比率の変化率が悪いところも見られ、これについて、私は初期のプルームによる内部被爆が大きかったためと考えている。

町田市よりも南の神奈川県はどうか確認すべく、神奈川県下の土壌調査結果を探し出して追加的に入力したが、手間がかかる。健康被害防止は焦眉の急だから、サンプル数が不満足な段階でも、何か見えるものがあれば参考にしてほしいと考えた。

小選挙区別のサンプル数は絶対的に不足だから、県別で見てみる。千葉県の土壌セシウム密度が高いことはすでに見た。それとの比較で埼玉県、東京都、神奈川県の土壌セシウム密度の中央値を見ると次のようになる。


(この表は新しいデータが見つかるつど改訂している)

神奈川県は出生死亡比率の変化率で見ると、千葉よりは悪くはないが、やはり悪化が見られ、2011年の後半から学校の教員や学生、生徒の突然死が伝えられるなど、千葉県などとは異なる健康被害の発現状況があった。

上の表では、千葉県を除くと埼玉、東京は東部に湿式沈着の地域があり中央値もこれに引っ張られて高めに出ているが、神奈川県の中央値は一段低くなっており、平均的にはセシウムの土壌沈着量は少ないと見てよいだろう。(セシウム以外の放射性物質については分からないが)

それでも健康被害が少なくないわけだから、その原因としては、初期のプルームによる内部被曝を考えるしかない。

そして神奈川で初期のプルームによる内部被爆に起因する健康被害が広範に生じているとすれば、東京や埼玉でも同様に被害が生じているはずだ。茨城県では2011年3月被曝が契機となって300人前後が死亡した可能性があると私は見ている

初期のプルームによる内部被曝の怖さは、ロナルド・レーガン乗組員の深刻な健康被害が如実に物語る。

関東は、セシウム沈着量で福島県下と並ぶところ、あるいは上回るところもあり、加えて初期のプルームによる被曝が強かったわけで、健康被害発生の二つの要因の脅威にさらされている。

関東ですでに原因不明の体調不良や疾病に見舞われている場合は、被曝による影響を疑い、被曝回避、放射性物質の対外排出に努めることを強く勧めたい。

そして、次にどこの原発または核関連施設でいつどんな事故が起きるかは分からないが、とにかくプルームから逃れることがなによりも大事であることを銘記したい。異常事態が起きたことを知ったら、ただちに知人、友人の間で情報を共有することが欠かせない。当局やマスメディアは警告してくれない。

ロナルドレーガンの乗組員が、腕時計が故障するほどの高線量の被曝を受けながら、即死者が出なかったのは不思議というしかない。
posted by ZUKUNASHI at 17:38| Comment(0) | 内部被曝防止