震災関連農業被害: ずくなしの冷や水

2011年05月11日

農作物汚染

農林水産省が、家畜の牛に与える牧草に含まれる放射性物質の基準値を新たに設定し、東北と関東甲信地方などの16都県に調査を要請したことが26日、分かった。福島第1原発事故により、大気中の放射線量が通常より高い地域で生産された牧草を定点調査する。5月中に結果が判明する見通しで、基準値を超えた牧草は使用禁止にする。

調査対象を食品から牧草にも広げ、食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質が含まれた牛乳や牛肉が市場に出回らないようにする。乳牛が食べる牧草の基準値は、放射性セシウムが1キログラム当たり300ベクレル、放射性ヨウ素が70ベクレル。肉牛はセシウムのみで、300ベクレルとした。

東北農政局と関東農政局が管轄する青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、静岡の各都県が対象。(2011年4月26日 19時46分 毎日)

千葉県は28日、県内2カ所の牧草から、それぞれ基準値を超える放射性ヨウ素と放射性セシウムを検出したと発表した。農林水産省によると、牧草から基準値を超える放射性物質が検出されたのは初めて。

牧草の基準値はヨウ素が1キログラム当たり70ベクレルでセシウムが300ベクレル。県によると、市原市の施設の牧草からヨウ素230ベクレル、セシウム1110ベクレル、八街市の施設からヨウ素90ベクレル、セシウム350ベクレルが検出された。(2011/04/28 21:30 共同)

農水省は4月中旬、牧草1キログラムあたりの基準を、乳牛の場合で放射性ヨウ素は70ベクレル、放射性セシウムは300ベクレルと設定。肉牛は放射性セシウムだけ300ベクレルとした。基準は、牧草の放射性物質が原乳や牛肉に移る割合を調べた国際原子力機関のデータを参照した。牧草を食べる家畜のなかでも、価値が高く広く飼育されている牛を優先して基準をつくった。野菜は洗った状態で検査するが、牧草は洗わずに牛に与えるため、基準が厳しくなった。

牧草の放射能汚染の程度は牧草の形状や成長した時期にも左右されるが、市原市は福島第一原発から200キロ以上離れており、農水省は牧草の禁止地域は広がる恐れがあると見ている。

牧草は主に3月半ばの水素爆発の際に汚染されたとみられる。農水省は「牧草は5月中旬以降に収穫期を迎える種類がある。いったん刈り取った後に生えた牧草は汚染の程度が低いとみられるので利用できる可能性が高い。しかし、汚染状況によっては牧草の緊急輸入が必要になる可能性がある」と言う。(2011年5月1日3時0分 朝日)

厚生労働省は1日、福島県産のタケノコと山菜のクサソテツ(こごみ)から国の基準(1キロあたり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。いわき市で27日に採られたタケノコから基準の1.3倍の650ベクレル、福島市で28日に採取されたクサソテツで1.5倍の770ベクレルだった。(2011年5月1日20時1分 朝日)

神奈川県は11日、南足柄市内で採取した茶葉から、食品衛生法に基づく放射性セシウムの暫定基準値(1キロあたり500ベクレル)を超える570ベクレルが検出されたと発表した。これを受け、県は同日、周辺の市町村でとれたものを含むすべての「足柄茶」の茶葉を回収し、当面の間、出荷を停止するよう同市やJAに要請した。(2011年5月11日17時31分 朝日)
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2011年04月22日

農業被害 2

菅直人首相は3/23午前、福島県の佐藤知事に対し、同県産のホウレンソウ、コマツナ、キャベツなど葉物野菜や、アブラナ科のブロッコリー、カリフラワーなどを食べないよう全国の消費者らに求める「摂取制限」の発動を指示した。これらに根菜類のカブを加えた野菜の出荷停止も指示した。枝野官房長官は摂取制限の理由について「(放射性物質が飛散する)この状況が長期化することを予測し、早い段階から摂取を控えることが望ましい」と語った。(2011/03/23 12:18 共同通信)

鉾田市と行方市で採取されたパセリから基準値を超える放射性物質が検出されたが、これらはハウス栽培だというから、露地物に限らず放射能値が高くなっていることもある。


福島原発、政府賠償1兆円超も 例外規定を初適用へ(2011/03/20 19:15 共同通信)
補償対象は、避難と屋内退避指示が出た住民約22万人のほか、営業に支障が出た企業や風評被害を受けた農家なども含まれ、政府内には国の賠償総額は1兆円を超えるとの見方が出ている。

東京都は24日、江戸川区内の研究施設で栽培しているコマツナから基準値の約1・8倍の放射性セシウムを検出したと発表した。(2011/3/24 23:00ニッカンスポーツ)

関東全域で、程度の差はあれ、野菜の汚染が検出されうると覚悟しないといけない。

福島第一原子力発電所の放射能漏れ事故を受け、福島県災害対策本部は25日、県内の全農家に田植えや種まきなどの農作業を当面延期するよう求めた。県内各地で土壌汚染の恐れがあるためだ。国と協力して土壌の分析を進め、農地が安全かどうかを判断したうえで作付けの指示を出す。
福島県内では4月以降に田植え作業が本格化するが、県はできるだけ遅らせることを要請した。また、大豆やソバなどの畑作物も種まき時期を遅らせること、花類も露地栽培について作付け準備を遅らせることを求めている。畑を耕す作業は放射性物質が広がる恐れがあるため、取り組まないことも求めた。(2011年3月26日5時29分朝日)

厚生労働省は30日、福島県大玉村のホウレンソウから基準値(1キログラム当たり500ベクレル)の68倍にあたる3万4千ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。(2011.3.30 22:37サンケイ)

政府は31日、福島第1原発事故で暫定基準値を超える放射性物質が検出された野菜などの出荷停止について、その後の調査で3回連続で基準値を下回った場合に解除する方向で検討に入った。解除は都道府県単位ではなく、基準値を下回った地域ごとに行う。(2011/03/31 17:00共同通信)

厚生労働省によると、3月15日に採取された福島県天栄村産の牛肉から、食品衛生法の規制値の1.02倍にあたる1キログラムあたり510ベクレルの放射性セシウムが検出されました。(2011/04/01 05:50TBS)

厚生労働省は1日、3月31日に「福島県天栄(てんえい)村産の牛肉から食品衛生法の暫定規制値を超える放射性セシウムを検出した」と発表したが、再検査を実施した結果、放射性物質は検出されなかったことを明らかにした。(2011年4月1日 20時27分毎日)

千葉県安全農業推進課によると、三十日に採取された香取市のホウレンソウから一キロ当たり二一一七ベクレルの放射性ヨウ素が検出され、規制値の二〇〇〇ベクレルを上回った。同時に検査した銚子市など一市三町のサンチュやミズナからは、三二六〜一六〇〇ベクレルの放射性ヨウ素が検出されたが、規制値以下だった。

また、これまでに県が自粛要請している旭市のシュンギクなど五品目と多古町のホウレンソウの計六品目の再検査も行い、旭市のシュンギクとパセリで再び規制値を上回った。これら六品目については、安定的に規制値を下回るまで自粛の要請を続けるという。(2011年4月1日東京)

基準値を上回る野菜などの検出が続き、地域も広がっている。

食品の放射能汚染問題で、農林水産省などは近く、千葉県北部の一部地域について原子力災害特別措置法に基づき、葉物野菜の出荷停止を指示する方向で検討を始めた。(2011年4月2日19時5分朝日)

「千葉県北部の一部地域」がどの程度の広がりか分からないが、首都への葉物野菜の主力供給基地が外れるとなると、需給逼迫は一段と強まる。野菜全般の値上がりは避けられないだろう。

民主党の岡田幹事長は、2日夜、茨城県鉾田市で記者団に対し、福島第一原子力発電所の事故の影響で土壌から高い濃度の放射性物質が検出されている地域では、集中的にコメの生産調整を行い、その分政府が補償することも検討対象になるという考えを示しました。(4月3日 1時35分NHK)

欧州連合(EU)は日本からの輸入食品の放射性物質の検査を強化する。バローゾ欧州委員長が明らかにした。厳格な日本の規制値に合わせてEUの規制値を暫定的に引き下げる。8日の加盟国の専門家会合で正式に提案し、来週に施行する予定だ。

EUはすでに放射性物質の検査を強化しており、今回の措置は第2弾となる。例えば、EUの放射性セシウムの規制値は1キログラムあたり 1250ベクレルで、日本の規制値(500ベクレル)に合わせる。6月末までにEU基準を見直すかを調査する予定で、それまでは日本基準を暫定的に適用する。(2011/4/6 19:20日経)

政府は8日、福島第1原発事故による放射性物質の拡散に対応し、水田の土壌1キログラム当たり5千ベクレルを超える放射性セシウムが検出された場合に、コメの作付け制限を発動すると発表した。作付けした場合、食品衛生法の暫定基準値500ベクレルを超えるセシウムを含むコメが収穫される可能性が高い地域が対象となる。(2011/04/09 00:48 共同)

茨城県は12日、出荷停止措置となっているホウレンソウの分析結果も発表した。北茨城市で11日に採取した露地ものの検体から、国の基準(1キロあたり500ベクレル)を超える621ベクレルの放射性セシウムが検出された。放射性ヨウ素は基準(同2千ベクレル)を下回る1800ベクレルだった。それ以外の11市町の検体は、基準を下回るか不検出だった。北茨城市では3月18日に採取した露地ものホウレンソウから、いずれも基準を上回る2万4千ベクレルの放射性ヨウ素、690ベクレルの放射性セシウムが検出されていた。 (2011年4月12日16時37分朝日)

福島県の一部地域の露地栽培シイタケを対象にした政府の出荷停止指示について、県は「対象地域の設定理由などに疑義がある」と不満を示した。県によると、国はこれまでの調査結果や放射線量、計画的避難区域、緊急時避難準備区域の範囲などを総合的に勘案したと説明。県は調査結果に応じた地域ごとの細かい規制を求めたが「明確な見解はなかった」(農林水産部)として、国の措置を疑問視している。(2011年04月14日河北新報)

キノコ栽培農家には大変気の毒だが、キノコは降下した放射性物質を吸収するから放射性物質がホダ木などに残っている間、放射能値が高いままになるだろう。野菜で今のところ葉に降下した放射性物質が問題になっているのとは違う。国からの出荷停止命令で確実に補償を受けられる方がまだいいようにも思う。

今年は、山菜も放射性物質の影響を受ける可能性がある。山菜取りは要注意だ。


国の暫定規制値を超す放射性物質が検出され出荷制限中の千葉県多古町産ホウレンソウが、誤って「パルシステム生活協同組合連合会」(東京)に380束出荷され、千葉・埼玉・群馬県の70世帯に計74束配達されていたことが21日分かった。(2011年4月21日 毎日)

出荷制限中の千葉県多古町産ホウレンソウが消費者に販売されるという事態が発生した。13日にも、出荷自粛の要請を受けていた旭市産のサンチュが「イオン」などで販売されていたことが明るみに出たばかり。消費者の信頼を揺るがす事態に、農協関係者は「出荷制限が解除されても、消費者は県産農産物を敬遠するのではないか」と不安を抱いている。(2011.4.21 23:06 サンケイ)

こんなことでは「風評被害」は避けることはできない。「千葉県安全農業推進課の担当者は「ここ最近、農協の『系統出荷』を離れて、生産者と購入相手が直接取引するケースが増えているためではないか」と指摘」しているとのことだが、県の出荷制限の徹底が足りなかったことの反省もなく、責任転嫁しているのには呆れる。県知事も、当事者意識ゼロ。こういう知事や県職員の姿勢を放置、容認している県民の責任は大きい。



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2011年03月23日

農業被害 1

枝野官房長官は3/19午後4時頃の記者会見で、福島県内の牛乳1検体と茨城県内のホウレンソウ6検体から暫定基準値を超える放射線量が検出されたことを明らかにした。

牛乳が取れた場所は、福島第1原発から30キロ強の距離、ホウレンソウは高萩市産だという。専門家は、この程度の放射能であれば健康への悪影響はないとする者もあれば、値が高いものは食べないほうがいいと思われるとの見解を示す者もある。いずれにしても、葉物野菜は、よく洗えば放射能値は下がるとのこと。

暫定基準値を超える放射線量を示した原因の汚染物質は放射性ヨウ素のようだから半減期は短く時間の経過とともに急速に減衰するが、福島原発からの放射性物質の拡散が止まらないとさらに暫定基準値を超える食品が発見されるかもしれない。

暫定基準値を超える野菜が特定産地のホウレンソウだけにとどまっていれば、余り心配はないだろうが、暫定基準値を超えるものが増えると懸念が高まるだろう。

東北電力女川原発のモニタリングポストの計測値は上がっていない。

東海第二発電所の放射線監視状況、モニタリングポスト(A)のトレンドグラフ。単位は、線量率(nGy/H) 。こちらも数値は低下傾向と読み取れる。

北関東の海岸近くの風は、ここ数日海に向けて吹いているが、この1週間に降下した放射性物質の影響が出てくる可能性がある。

3/19昼頃近くのスーパーを覗いたら、ヨーグルトは一人一個限りと書いてあった。トイレットペーパーを4パックも抱えている人もいた。食品については、さらに混乱が深まりそうだ。

政府は、ホウレンソウやコマツナなどの葉もの野菜については、茨城、福島両県全域、原乳については、福島県全域で出荷停止を検討している。厚生労働省は今後、検査地域や対象品目を拡大し、安全性の確認を急ぐ方針だ。(2011/3/19 20:49 読売)

茨城県の発表資料によると、ホウレンソウの放射性ヨウ素と放射性セシウムの測定値は次の通り。
高萩市 ホウレンソウ 15,020___524
日立市 ホウレンソウ 14,500___359
常陸太田市 ホウレンソウ 8,830___374
大子町 ホウレンソウ 6,100___478
東海村 ホウレンソウ 9,840___233
ひたちなか市 ホウレンソウ 8,420___140
県北の高萩市だけでなく、水戸市に近いひたちなか市でも検出されている。高萩市では放射性セシウムも暫定基準を超えている。大子町は栃木県県境にある。

3/20、茨城県は北茨城市で3/18採取したホウレンソウから、1キロあたり2万4千ベクレルの放射性ヨウ素131を検出したと発表した。放射性セシウムも暫定規制値を超える同690ベクレルを検出。(2011/3/20 14:33 朝日)

上の東海第二発電所の放射線監視状況、モニタリングポスト(A)のトレンドグラフは、3/20、午前0時現在では横ばいないし低下だから放射性物質がさらに降下しているという状況ではないようだ。バックグラウンドの値としてこの水準で落ち着くことを祈る。

茨城県は3/19、ハウス栽培も含め県内全域で取れるホウレンソウすべてについて、JAなどを通じて出荷自粛を要請したことを明らかにした。(2011/3/20 朝日)

これからイチゴの旬。主産地の栃木県が心配だ。

3/20、文部科学省は3/18午前9時から24時間に降った都道府県の雨やちり、ほこりなどを検査した結果を発表。1平方キロ当たりの検出量はヨウ素が
栃木1300メガベクレル、
群馬230メガベクレル
東京51メガベクレル
埼玉64メガベクレル
千葉21メガベクレル
山梨175メガベクレル
栃木と群馬では放射性セシウムも検出されている。(2011.3.20 13:01サンケイ)

既に放射性物質が上空に舞い上がっていて、移動、拡散しつつ降下しているものと見られる。

栃木県は3/20、県産ホウレンソウとかき菜から暫定規制値と同じか上回る数値の放射性物質が検出されたため、それらの出荷自粛と出荷分の自主回収を農業団体に要請した。(2011/03/20-21:15時事)

東京都は3/20、築地市場経由で都内に流通した千葉県旭市産のシュンギクから、暫定規制値の2.15倍にあたる4300ベクレルの放射性ヨウ素を検出したと発表した。(2011年3月20日22時24分朝日)

群馬県は3/20、県内産のホウレンソウとかき菜から国の暫定規制値を超える放射性物質が検出されたと発表した。伊勢崎市産のホウレンソウからは国の暫定規制値を約3割上回る2630ベクレルのヨウ素が検出された。高崎市産のかき菜から見つかったセシウムは555ベクレルと暫定規制値を約1割上回った。(2011/3/20 23:04日経)

放射性物質による汚染は、主として放射性ヨウ素だから、さらなる放射性物質の環境への放出が抑えられれば、暫定規制値を超える野菜は次第に減っていくのではなかろうか。


政府は、3/21、規制値を超える放射性物質が検出された農産物について、福島、茨城、栃木、群馬の4県に対して、原子力災害対策特別措置法に基づいて、県単位で出荷停止を指示した。指示対象になる品目は福島、茨城、栃木、群馬の各県産ホウレンソウ、かき菜と、福島県産の牛乳。出荷停止期間は「当分の間」としている。(2011年3月21日17時20分)

文部科学省は3/21、3/20朝から24時間の雨やちり、ほこりなど降下物の検査結果について、雨の影響で、放射性のヨウ素やセシウムの量が大幅に増えた地域があったと発表。(2011/03/21 22:57 共同通信)

農産物は雨で放射性のチリが洗い流される面があると同時に、放射性のチリを含んだ雨が降った恐れもあり、検査結果が注目される。

3/21、世界保健機関は、福島原子力発電所の事故後に一部食品から基準値を超える放射性物質が検出されたことについて、「深刻な状況であることは、極めて明らか」と述べたうえで「われわれは最初の数日間は、こうした種類の問題は20〜30キロ圏内に限定される可能性があると考えていたが、状況はそれよりもずっと深刻なものだ」との見解を示した。(2011年03月21日 19:04 ロイター)

3/22、文部科学省が発表した3/21の環境放射能水準調査結果によると、データのない福島、宮城を除いて、最も高いのが茨城県(水戸市)、次いで栃木県(宇都宮市)、東京都(新宿区)、埼玉県(さいたま市)、山形県(山形市)、千葉県(市原市)、群馬県(前橋市)などとなっており、直線距離ではさいたま市と変わらない新潟市のレベルは低く、3/21現在ではここ数日の北風の影響が強かったことがうかがわれる。

農家の方は、この先どうしたものかと悩んでおられるだろう。下は、東北電力女川原発のモニタリングポストの計測値の推移。ここ1週間ほど北風が吹いているため福島原発より北にある女川原発の計測値はゆっくりとしたペースながら低下している。この図は、3/12から3/22まで約11日間の推移。放射性物質の環境への放出が止まれば、放射能は確実に下がる。状況の改善をお待ちいただくしかない。


厚生労働省は3/23未明、福島県内で採取されたホウレンソウや小松菜などの葉物野菜やブロッコリーなどから、暫定規制値を大きく上回る放射性物質が検出された、と発表した。政府は3/23にも、原子力災害特別措置法に基づき、同県産の葉物野菜やブロッコリーなどについて、出荷制限に加え、摂取制限の措置をとる方向で検討する。 (2011年3月23日3時29分朝日)

当然のことながら福島原発を中心に、より近いところほど放射性物質がより多く降下しているようだ。そして、拡散の過程で風向きや雨の具合などによって濃淡が生じているように見える。

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