東日本大震災: ずくなしの冷や水

2012年03月26日

地震の前後に見られた動物の異変など(掲示板から)

ジョウビタキ 2012年は近くに寄らせてくれなかった


震発生時には、庭の金木犀の枝の中に雀が入っており、20羽ほどいました。その後飛び立っていきましたが。

3/11朝は公園の周りに雀が異常な程、鳴きながらあっちいったり、こっちきたりしてました。

夜中に鳥がたくさんいます。不思議です。

2011/3/9の水曜日に突然鳥が外壁に突進してきました。地面に落ちてそのままそこに10分くらい留まっていました。何匹か集まって鳴いて気味悪かっただけですが、今考えると磁場の影響があったのかもしれません。

2011/03/16 今朝8時頃 ヤマバトが鳴いていた。夏場にしか鳴かない鳥なのに。東京都足立区。

2011/3/11 13時45分頃、関東地方のC県北部・K市にある某公団住宅の周りで、急に数羽のカラスがいっせいに鳴きはじめました。その鳴き方があまりにも異常で騒がしく、表に出て駐輪場の自転車にとまっているカラスに近づき、カラスの目の前でパンパンと手を叩いて脅してみても、小石を投げつけて追い払おうとしても、カラスはまったく意に介さず、あっちこっちにピョンピョンと飛び回ってはカーカーと鳴き続けるのです。
街路樹や電線の上に数羽のカラスがとまっていて、仲間に呼応するかのように、カーカーと鳴きわめき続けていました。マンションのベランダや廊下の手すりなどにもとまって、まるで人間にかまってもらいたいがためか、それとも無関心な住人をバカにするかのように、いつまでもしつこく鳴き続けていたのでした。
やがて、鳴き疲れたのか、あきらめたのか、カラスの群れはしだいに少しずつ、散り散りに飛び去っていきました…。
それから10〜15分後、あの地震が起きたのです!

群馬県渋川市北部、3/11の4〜5日前午後2時ころ、多数のカラスが、家の上空を渦を描くように旋回していました。俺50才ですが、生まれて初めて見た光景です。10日前頃から、家の周りのカラスの数が異常に増え、変だと思っていました。

地震が来る前、近所の車の警報装置があちこちで鳴っていました。猫がいなくなり、カラスが消えました。

家の隣に小さな森があります。ハンパなくカラスがいるんだけど…3月に入ってからうるさくやたら夜でも鳴いていたのを覚えてます。それとケータイにくる地震速報よりもカラスがザワザワ鳴き出し飛び回ったすぐ後に余震が来ました。余震の度に。速報よりも早く余震に気づけます。

犬が今日の地震発生直前に玄関に走って行き、ドアの前に座って動かず、呼んでもお座りしたままでした。その10秒後くらいに地震発生。

飼い犬がここ数日挙動不審で普段大食いなのに食事もとらない。病気かと気になっていました。本日(3/11)地震数時間前、エサを見せても小屋から微動だにせず。その後地震が起きました。

2011/03/12 只今午前2時58分。こんな時間に犬が悲しそうにキューンキューン鳴き続けています。長く住んでいますが、こんな時間に聞いたのは初めてです…。前兆ですかね?

2011/3/10夜に、リビングにいた家族が寝るために動こうとしたところ、飼っている犬が異常にブルブル震え、膝の上に乗って離れませんでした。千葉県北西部です。

2011/03/06 Sun 20:00 近所の野良猫が寄り添うように休んでる。普通野良猫は単独で縄ばかりがあるはず。四匹で寄り添うようになんか怖がってるみたい。

京都市内 3月15日午後19時前後、会社からの帰宅途中に、道に数匹のネズミ。非常にゆったりとした動きで、携帯カメラのライトを当てつつ20cm程の距離まで来ても逃げず。またその10分後、付近の公園の石碑上に野良猫が固まっていた。触ろうとするまで逃げず。

東北地方太平洋沖地震の前夜天井裏のねずみが異常なほど騒がしかったです。おそらく一匹だと思うが壁や柱などに体からおもいっきり当たりに行ってかなり大きな音でした 音だけ聞くとまるでねずみじゃなくて猫でもいるのかというくらいうるさかったです。それ以降静かです。

2011/03/09 ランニング中、ありえない場所で、タヌキをみた。二日後、地震。

3月9日、夜千葉県某所に向かうとき、京葉道路のJCTでたぬきの轢死体を見た。珍しいと思って運転していたらその後も複数道路を走る狸を見た。長年車を運転しているし、夜間に千葉県内を運転しているが、あんなに狸をみたことはない。

3/11の朝、めだかが同じ方向(震源地の方向でした)を向いて水槽の下の方でじっとしていました。えさにも反応せず。

2011/03/16 今見た金魚達ははじめてみるんですが、みんな水面で浮いてるんです…。お腹を見せて浮いてる金魚もいます。

巨大地震が発生する2〜3日前は当地、連日強風でした。当日も昼頃突風が吹き荒れ、収まった頃カラスが騒いでましたが、あまり気に止めませんでした。静かになった頃、巨大地震に見舞われ‥地震直後は空が真っ暗になり、吹雪になりました。数分後、今度は一気に晴れました。

地震の1時間位前から急に眠ダルクなって横になっていたら地震が起きました。あわてて飛び起きて壁につかまっていましたが、揺れがおさまったのでしばらくして鏡を見たら、静電気で髪が広がっていて直そうとしてもはりついてしまいました。普段はこうなることはありません。

2011/3/8午後3時ごろ、ずっと空がゴロゴロいっていて、雷のようでした。ですが雨は降っておらず、とても不気味でした。場所は千葉県です。

3.11の地震の二日前程に、会社の自動ドアが勝手に開いたり閉まったりを繰り返していたのを同僚と目撃!!

2011/03/16 水洗トイレの水位がいつもより8cm程度低いです。
・・・家を閉めきったところに一方から強い風が吹くと空気圧でトイレの水の水位が下がることがある。

他に空の発光現象、太陽柱、電気製品のスイッチの自然入切、電子レンジの故障などの例も報じられている。

・・・・・

北海道道東です。今日(2012/3/16)水道の蛇口をひねったら お湯と間違えたのか?と思うくらい 熱い水?がしばらく出ました。 ここは地下水を汲み上げています。

昨日(2012/3/14)の夜18時過ぎの三陸沖地震を道東オホーツク管内にて体験しました。
16時半 外に出る 異変なし 建物に入り仕事の打ち合わせ
17時半 打ち合わせ終え同僚と再び外に出ると、一帯が硫黄臭 大きな地震来たりしてと話題にする
18時09分 地震発生 震度2
他の同僚も、そういえばさっき外が臭かった、と。

栃木県鹿沼市 2012/03/15 まだ霜がおりているのに道路でへびが死んでいました。

2012/3/14に起こった震度5強の地震がくる前に、夜なのにそら豆みたいな雲がたくさん低い位置にあった。地震がくる数分前にテレビにノイズが入った。(千葉県)

何故か異様に興奮。歳のためかここ何年もそんな気にはならずにいたのが311の前の日の激しい催し。今日(3/17)はあの時以来の催しです。悔いの残らぬよう今日は三年ぶりに無理矢理にでも妻と・・・
・・・日本最後の日だから? それとも肉体的に最後のチャンス? 分かるような、でも伴侶には迷惑なような。

ラジコンカーの異常 FM、2.4G の車が痙攣起こしている。長野県。

うちにいるうさぎが東の方向だけをずーと見て耳をそちらに向け、普段めったに行わないスタンピング(足を地面に叩きつける行動)を やたらめったらしています。2012/03/17 Sat 21:23

しきりにキジが鳴いています。犬の遠吠えも騒がしく目が覚めました。静岡県富士市より。2012/03/18 Sun 02:46

何日か前より近くの森でキジが鳴いています。去年3.11以降キジをあちこちで見かけましたが 最近見ないと思っていた矢先。2012/03/19 Mon 08:15

顔を洗おうと水をだしたら、濁ったお湯が20秒位でてきた。なんなの 千葉浦安近くより。2012/03/19 Mon 07:19

千葉の海沿いに住んでますが、いつも冷たい井戸水が昨日今日と生温く出方も一定に出ないで、少し出ては止まり少し出ては止まり。こんな事なかったのに…2012/03/19 Mon 10:22

5秒間隔でBSが乱れる。当店でテレビ購入頂いた顧客から続々電話あり、BS放送が乱れるとの症状。サービス依頼伝票を見てちょっと不思議に思った。特定の地域に集中してる。訪問してみたら全て同じ症状。5秒間隔で一瞬電波が途絶。巨大米軍基地を中心とする地域で発生。沖縄県2012/03/19 Mon
・・・SMART-Lレーダーは、巨大なアンテナを1分間に12回転させ、0.01平方メートルの目標を65kmで探知・追尾できると。

九十九里の沿岸に住んでいます。最近近隣の農家のあちこちで井戸水に塩分が含まれてきました。車を洗って錆がでました。2012/03/21 Wed 20:19

所沢に住んでいるものですが、我が家の柴犬の様子が、2日前から異常になってきています。
今までにない異常さなので、大きい地震がくるのかもしれません。
・えさを欲しがらない。 あげても、落ち着いて食べれない様子。
・机やテーブルの下に隠れてでてこない。 呼んでも出てきません。
・突然リビングから玄関に移動して、吠えて家族を玄関に呼ぶ。
・散歩に行きたがらない。
・子供のそでを咥えて、必死に玄関に引っ張っていく。まるで地震が来たら助けられるように・・2012/03/24 Sat 23:25

埼玉県東部地区に住んでます。いきなり硫黄臭がしてきました。2012/03/26 Mon 18:33
posted by ZUKUNASHI at 22:30| Comment(0) | 東日本大震災

2012年03月24日

福島県人口動態 主要市町村

期間 2011/3/1〜2012/2/29

黄色のハッチは内陸都市
posted by ZUKUNASHI at 14:21| Comment(0) | 東日本大震災

地震関連データのウォッチ 1

動物の異変や地下水、水道水の異常に関する情報が増えている。電子機器の異常も。2011/3/11前と同様だ。大きな地震接近の可能性大! 厳重警戒。

緊急地震速報の元データとなっている防災科学技術研究所の強震モニターは、地表での微振動を絶え間なく表示している。

3/18には、また3/15と同じ場所で雷が発生。この地点かどうかわからないが、遠方で地震が続き、その振動が日本にも伝わってきているのだと思う。


松本で観測された大気イオン濃度の変動


*避難場所は火災が延焼したとき一時的に逃げ込む空間。火災の熱から身を守るため、おおむね10ヘクタール以上必要とされる。周囲が火で包まれれば温度が50−60度に上昇し、脱水症状を起こす人が多数出る。
・・・10haは100,000m2。330m×330m以上の広さが必要ということ。

次のグラフは、2/21から3/20朝まで。


2/19〜3/20までの震央分布図。


3/21朝、低気圧が日本の南東を東に。神奈川などで強風や粉雪が観察されている。地震前兆と関連があるのか不明。

2012/3/20(現地時間)、メキシコで大きな地震。震源地はメキシコ市から南に約320km、深さは約20km。マグニチュード7.4。震源地近くでは500棟ほどの建物が倒壊との情報も。


落雷の位置が陸地にかなり接近してきた。

東日本太平洋側の地震発生状況。2/21から3/24朝まで。

磁界か静電気か電磁波なのか不明だが、私の家でも少し異常な体感を覚えるようになっている。産毛が立っている。今着ているセーターが静電気を帯びやすいのかもしれない。ダウン・ウエアーを持っただけで産毛が逆立つこともあるらしい。ネコがそばから離れない。

落雷地点が日本から離れ、宮城沖に上がった。嫌な感じだ。


週刊文春に、串田氏が3/22か3/25前後にM6以上の地震に注意と、北大の森谷氏は、今年2月から地震エコーが減衰傾向、しかし発震時期はまだ不明と述べている由。

3/22 9時25分 福島県中通りを震源とする M2.9 震度1の地震以来約24時間気象庁発表の震度1以上の地震が途絶えていたが、3/23 8時59分に埼玉県南部でM3.4 震度1の地震が発生。この間、微振動は続いていたが、埼玉南部の地震は深さ約100km、本州の深いところの地殻が動いている。

3/23 麒麟地震研究所のツイートによると、 NPO法人国際地震予知研究会が3/23、大気重力波から3/14発生の三陸沖M6.9の余震域でM6から6.8クラスの大きな余震が発生する可能性があると速報発表。発生時期等詳細は検討中とのこと。

3/22以降、東日本太平洋側の地震が少なくなって関西などに震源が広がっている。
posted by ZUKUNASHI at 09:55| Comment(0) | 東日本大震災

2012年03月17日

カラスはどこに消えた? 地震予想のまとめ

ここ数日、空間線量率に変化がなく、地震予測・予兆情報の収集に専念していた。いろいろ調べたが、専門家、研究者と見られる方々の予想自体がどんどん変わっており、結論だけしか得られないので、全体を整合的に捉えることが難しい。

私が収集したデータや情報は、「小心者の私の警戒は的外れではない」と「大きな地震が近いと私も思う」に記載してある。

この記事では、3/17時点でのいくつかの予想をとりまとめた。予想はあくまでも予想に過ぎず往々にして外れる。この記事を読んだ人が、心臓麻痺で倒れたり、出家するようなことは書いていないし、食料や水の備蓄を厚くする程度では、別に迷惑もかけないだろう。

その程度のものとして読んで欲しい。不確実な情報はごめんだという方は、どうぞ読まないでいただきたい。

まず各種の情報の位置関係を示す。黄土色の場所は、2011/3/11の震源地、その右の赤黒いラインは日本海溝(ウィキペディアから借用し加工した)、ブルーのラインは東日本の太平洋岸から300kmライン。赤い点は3/14の三陸沖M6.8の震源地、黄色のラインは3/15に落雷が集中発生した地域を示す。

@ 東日本大震災は、日本海溝よりも陸地寄りで生じているが、いわゆるアウターライズ地震は、日本海溝の東側で起きる。3/14の三陸沖地震は、日本海溝より東側で生じ、最大でM9以上との予想があるアウターライズ地震の先駆けと解釈する人もいる。つまり、アウターライズの大地震が秒(時)読み段階に入ったということだ。

A アウターライズの大地震は、東日本の太平洋岸から3百数十km離れた場所で発生する可能性が高いとの説が有力。3/15の落雷多発場所は広域にわたるが、遠いところは銚子から約600km程度離れていた。2011/3には、3/11の3日前に埼玉県で雨雲もないのに雷がなったと報告されており、このような落雷多発は、震源地そのものを示すものではないようだ。ちなみにさいたま市と2011/3/11の震源地は300km程度離れている。

B 現在予想が出ている地震
@ 3/23前後に緊急地震速報が出るほどの規模(予想最大震度5弱以上)の地震
A 3/20を過ぎた後の11日間は、アウターライズ地震に警戒を要す。
B 4月は東京湾震源の地震に注目。

C アウターライズの大地震の規模
震源域 茨城沖〜小笠原海溝北部 全長294Km 日本海溝東側(上の地図で緋色の太い斜線の辺り又はそれより少し東寄り。正確な位置が分からないためこの線は長く引いてある)

震度5強〜6強、M7.8〜最大9.4、深さ24Km〜53Km(マグニチュード9以上との予測が多い。震度については最大震度7〜6弱との予想もあり、その場合の余震の最大震度6強との見方も。)

津波  福島・茨城・千葉→大津波警報
    宮城・岩手・青森・北海道南部東部
    神奈川・静岡・愛知・和歌山・高知・愛媛→津波警報
    その他→津波注意報所々警報
    最大20m以上
(津波高については、25mとの予測もある。2011/3/11より震源までの距離が遠いと見られ、地震発生から津波到達まで少しは時間に余裕があるため落ち着いて避難すればよい。この大地震で津波高が高いと予想されているのは正断層で地殻が動き、鉛直方向での動きが大きいためとされている。)

以上をカレンダーにまとめると次のようになる。

3/14に三陸沖の日本海溝東で大きな地震発生、千葉東方沖でM6.1の地震発生。3月下旬の濃い赤に塗った日は、アウターライズの大地震発生の可能性、特に津波に注意。黄色に塗った3/23前後は、震度5弱以上の地震発生の恐れ。そして・・・書きたくないが・・・4月になると水色は、東京湾を震源とする地震を警戒だ。

この記事は、新しい情報が入ったら改訂予定。(4/10、「カラスはどこに消えた? その2」を書いた。)
posted by ZUKUNASHI at 15:51| Comment(0) | 東日本大震災

2012年03月16日

大きな地震が近いと私も思う

地震関係の掲示板のBさんの投稿から。

2012/03/16 Fri 00:57 「3月14日に千葉県東方沖を震源とした最大震度5強。これらの地震はこの週間以内に大きな地震や大震災となる前兆の確率がありますのでご注意してください。」

3/15の午後にあれだけ多かった日本海溝東側の落雷が3/16はまったく見られない。2011/3/8には千葉県で雲もないのにゴロゴロと雷の音がしたという。

次は、海面が9m上がった場合の関東の浸水予測地域。9mの津波が関東に向けて押し寄せてきたら、千葉県の九十九里地域と茨城の南部海岸沿いは大きな被害が出ることは避けられない。東京湾の水位がどこまで上がるか分からないが、5m上がっても、湾岸に立地する工業地帯、物流基地は操業停止を余儀なくされるだろう。羽田空港も一部冠水する。



新しい情報。2012/03/16 Fri 20:52
「千葉県東方沖での大きな地震の場合
震源地 千葉県東方沖・茨城県沖
最大震度7〜6弱
津波0m〜25m
液状化 有
最大余震6強」

この予想では、最大震度7がありうるとされている。311の場合は、今回予想される地震より震源が陸地に近かったにもかかわらず宮城県栗原市で震度7を記録している。

最大余震6強が予想され、2011/04/07 23:32頃の宮城県沖 M7.1 最大震度6強と同程度の余震におびえることもありうることとなる。

特に注目点は、津波が0m〜25mとされている点であり、最大津波高さは他の予想より5m高い一方で、0mのこともあるとされた。津波の規模は、地震の規模、震源の深さ、海底の変位速度とその角度などが関係するとされ、地震の規模が大きくても、海底に変位が起こらないような震源の深い地震、海底に変位が起こっても水平方向である場合も津波は発生しないという。しかし、地震の規模は小さくても、海底がゆっくりと垂直方向に変位するときは、地震の規模に比較して大きな津波が発生するとのことで、現時点では予想が付きかねるということだろう。

ただ、災害に対する備えとしては、最悪の場合を想定すべきであり、やはり大津波に対する警戒を強めなければならない。




私の準備
1 浴槽に水を張った。これからはシャワーのみ。洗濯は、浴槽の水を汲み上げて使う方式に転換。水が悪くなるのを防ぐため。

2 洗濯すべきものは、モップ、スリッパなどを含め洗濯。

3 コメを買い増し。パスタなどはある程度買い置きがある。納豆、アボカドを買い置きか。

4 現金を手元に置いた。

5 棚の上のものなどは、転げ落ちても良いものを除き、床に下ろした。

6 避難時に必要な保険証などは、それぞれメッシュの袋に入れ、ナップザックに入れた。小型のパソコンとケーブルをバッグに入れた。

7 着替え類を大きなバッグに詰める。

8 連絡先、パスワードなどをメモ。
 ネットからアクセスするもの(ネット口座、メールアドレス)のID、パスワード
 電気、固定電話、ガス、上水道、下水道、インターネット接続サービスの解約ないし停止受付窓口。
 ブラウザメールに書き込んでおけば便利なのだが。
9 自動車にガソリン給油必要、灯油はどうしようか思案中。

3/14の地震で、玄関ドアを開放しに行ったら、隣の親父がヘルメットを被り、スニーカーを穿いて通路にいた。見習わなければ。

3/16も日本株は堅調持続。参加者は、短期勝負だと思う。もっとも、地震が起きて日本にさらなるダメージが生じても、日銀は株などをさらに買い支えると思う。どうせ破滅するなら、最後まで大判振る舞い。そのどさくさに、儲ける人もいるだろう。そして儲けた人は、海外に逃げると思う。私もそうしたいが・・・。

3/19に臨時休業、社員を自宅待機にする企業がいくつもあるようだ。社員の健康を考慮して連続休暇を取らせる場合もあるのだろうが、テロ情報も流れているし、太陽嵐による通信障害も頻発。

posted by ZUKUNASHI at 22:41| Comment(0) | 東日本大震災

2012年03月14日

もう私が逃げ延びれることはないように思う 2

「もう私が逃げ延びれることはないように思う 1」を書いたときは、もう諦めの境地に傾いていた。だが、そう簡単には諦められない。

まず、地震やその他の原因で福島第一原発が究極の危機に向かうことが確実になったときに、政府はどう動くのだろう。

@ 「年間100ミリシーベルトまでは、健康に影響はありません」と繰り返し、念のためと称して福島県内の福島第一原発の周辺市町村だけに限定して避難を奨励する。

A @で福島第一原発の状況悪化と国民の反応を見ながら、いざ放射性物質の飛散が始まった時点で避難勧奨区域を拡大するが、福島県以外については、慌てて避難する必要はないと繰り返す。

B 福島県以外でも空間線量率が顕著に上がりはじめ、避難者が出始めた段階でも、冷静な対応をと呼びかけるが、操業・営業を停止する企業が続出、生活物資の供給が不足し始め、LPガスでは供給が止まる地域も出始める。

C 避難者が一気に増加、道路が混雑し、移動もままならない状態に。ガソリンの供給も止まり、自動車はわっかの付いたただの箱に。公務員なども避難を始め、自治体役場は職員不在に。

以上が私の悪夢のシナリオだ。もし、こんな展開になれば、先手必勝、多くの国民が動き出す前に避難する時間があるかもしれない。ただ、このような究極の危機に備えている人は多いから、究極の危機が避けられないとはっきりした時点で、少なからざる人が動くだろう。

交通機関や高速道路はやはり混雑するのではないか。そして、宿泊施設に泊まることもできない恐れがある。

次のグラフは、福島第一原発から200kmまでと、その先50km刻みで400kmまでの範囲内の住民数合計を示している。200kmまででは1,590万人だからまだ少ないが、250kmを越えると東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の人口稠密地帯が含まれて、住民数が激増する。

200km圏を越える地域からも避難者が出始めたら、もう道路は身動きできないだろう。埼玉の住人は、東京を迂回し西回りで西に逃げようとするだろうし、千葉の住民も都内を抜けることが難しいと判断すれば、同じように行動する。

東京の住人は、西か南を目指すだろうから、中央道と東名高速は、車で埋まる。関越道は、長野経由で、あるいは長岡経由で西に向かおうとする車で埋まるだろう。一般道の混雑は、言うまでもない。

出遅れたら、もう身動きが取れないと覚悟すべきだ。電車はどの時点で止まるか分からない。

そして、私の最後の手段は、やはり自転車ということになる。次の地図は、徒歩で東京近辺からとりあえず日本海側の長岡を目指して歩く場合のルート。概ね福島第一原発から210km圏の外縁に沿っている。

距離は270km。歩き通したら1週間はかかるだろうが、自転車で時間短縮という作戦だ。だが、前橋から先は、上越国境に向けて上り坂が続く。とても走り続けるのは無理だ。最近は、降圧剤を呑んでいるのでただでもパワーが不足している。腹は太いままだが、脚は細くなってしまった。

上越国境越えは、自転車を捨てて、ヒッチハイクを試みるしかないが、止まってくれる車があるだろうか?
posted by ZUKUNASHI at 16:30| Comment(0) | 東日本大震災

2012年02月22日

被災地の自治体職員が辞職していく

南相馬市では、東日本大震災当時850人ほどの職員がいたようだ(平成22年職員数848人)が、震災後の10カ月で110名が退職してしまったという。しかも、中堅の課長クラスが。

地方では、職場としての市役所は安定性が高く人気が高い。南相馬市は、市長が先頭に立って、市民を呼び戻そうと躍起になっているのに、なぜ職員が退職してしまうのだろう。

震災後の市役所の業務は、東京に住んでいるものには想像がつかないほどの激務だったろうし、慰労と敬意を表するが、それを乗り越えた後に退職者が増えたという。

71,000人いた市民は、ピーク時には60,000人が避難したという。最近では、児童を含む若い人が市に帰ってきて、2012/1/1現在の現住人口は66,242人。放射能が高い中で市役所の仕事は増えるだろう。賠償問題もある。

人口減は5千人にとどまるが、転出の手続きをしないまま市外に住む人もいるだろうから、実際の居住者数はこれをかなり下回るのかもしれない。

震災後、市役所を退職する人は、他の被災地でも出ている。釜石市では、震災後6/21までに退職した幹部職員は5人に上っているという。退職願は4月から6月にかけて相次いで提出されたとのこと。(2011/6/21 岩手放送)

退職した方の事情は知る由もないが、釜石市では、市民生活部長と建設部長が退職しており、激甚な災害で大きな被害が出たことが重く幹部職員にのしかかったのではないかとも思う。

以前、このブログに引用した桐生市議会の女性議員のブログを見ると、今の市役所は大変なんだと実感する。この方は、自らの議会での質問をYouTubeにアップしている。そんな時代になっているのだ。こうなると、圧倒的に情報開示側が有利だ。

地方議員を志す人、市役所職員で責任ある地位を目指す方は、この方のブログを読み通してから決断することをお勧めしたい。少なくとも、時代遅れの私の想像を越える世界だ。

もちろん、南相馬市や釜石市の議会でこの方のように仕事熱心な議員が多いとは思わないが、今は、市役所の敷居も下がり、市民の権利主張も格段に強くなっていて市役所の仕事も難しさを増していることは、否めないだろうと思う。

・・・・

桜井勝延南相馬市長が2/21、東京都内の講演で、今年度は年度始めの職員数832人に対し120人以上が退職する見通しと述べている。同市長は、市の現状を「自治体のメルトダウン(炉心溶融)」と表現した。

(初出 2012/1/24 2/22追記)
posted by ZUKUNASHI at 09:33| Comment(0) | 東日本大震災

2011年12月27日

地震想定引き上げ

最近、将来的な地震想定が引き上げられている。

1 東海・東南海・南海で予想される巨大地震の想定について議論している内閣府の「南海トラフの巨大地震モデル検討会」は27日、想定の震源域を2倍程度に広げる中間取りまとめ報告を発表した。地震規模を示すマグニチュード(M)は暫定的に9.0と設定した。(12/27 朝日新聞)

2 複数の調査研究結果を総合すると、北海道東部の根室から十勝にかけての沖合で、先の震災と同じような巨大地震が近い将来、起きる可能性がある。そうなれば北海道の太平洋岸はもちろん、東北地方の三陸沿岸にもかなりの規模の津波が再び襲来する恐れがある。(12/23 日経サイエンス)

3 東日本大震災を受け、政府の地震調査委員会が見直しを進めていた三陸沖から房総沖の海溝型地震の長期評価がまとまった。巨大津波をもたらす大震災型の地震を初めて想定に盛り込み、発生間隔を約600年と推定。震源域の周囲では新たな地震が誘発される恐れがあり、警戒が必要だ。

「隣接領域でM8前後の地震を誘発する危険性があり、注意してほしい」。地震調査委の阿部勝征委員長がこう指摘するのは、大震災の震源域を取り囲むように位置する「滑り残し」の領域だ。

三陸沖北部と房総沖、津波地震領域の北端と南端のことで、すでにある程度のひずみが蓄積されているうえ、隣接するプレート境界が壊れて新たなひずみが加わったため、地震の誘発が懸念される。

三陸沖北部で今後30年にM8・2が起きる確率は10%で大震災前と変わらないが、地震発生のリスクは見かけ上の数字よりも高まっている可能性がある。
(12/22 サンケイ新聞)

4 首都圏を襲う地震の震源域の一つとされる房総半島南方沖では、たまっていく地殻のひずみが、マグニチュード(M)8級の大地震が起きても2〜3割しか解消されない恐れがあることが、国土地理院の西村卓也主任研究官の分析でわかった。ひずみが多く残される結果、1500〜2千年間隔とされる従来の想定よりも早い時期か、より規模の大きい地震が起きる可能性があるという。 (12/16 朝日新聞)

断片的な情報でよく分からない。

北海道大学・地震火山研究観測センター 森谷武男氏の巨大地震予測については、サイトが閉鎖されたため、その後の情報がないが、同氏のマスコミなどでの発言をフォローしている人のまとめによると、「岩手沖の地下も不気味に動いているが、実際に大地震が起きるのは南は関東近海、北は十勝沖というわけだ。地震の発生時期については、異常電波の状況から、2011年12月〜2012年1月という予測に変更は無い」とのこと。

上のサイトを運営するフレッシュビーンズ氏は、次のようにも述べている。

私は、震源については「地震の目理論」(琉球大学・木村政昭名誉教授が提唱)の立場を取りますので、震源は「千葉県沖」を中心とした関東地方と見ています。(ここにはすでに「巨大地震の目」が形成されています。)

その場合は、江戸時代に起きた「延宝津波地震」や「元禄地震」の再来となるものと考えます。両者とも巨大津波を伴いましたので、地震だけでなく、津波への警戒が必要です。

「延宝津波地震」や「元禄地震」と言われても分からない人が多いだろう。防災研究所の資料に載っているので、参照できる。

また、別の地震研究サイトでは、「森谷武男博士研究の震災以降の新たな「地震エコー」は、南は房総沖から伊豆半島沖、北は青森沖から十勝沖の2つの震源からの合算で、M9に匹敵するような大きな地震エコーが発生していたという推察にも合致する。あるいは、政府地震調査委員会の解析にも合致する」との考察もなされている。
posted by ZUKUNASHI at 21:22| Comment(0) | 東日本大震災

2011年12月06日

地震列島日本周辺の地震活動はなお高水準

個人が気象庁発表の2011年の地震観測情報をビジュアル化した映像がYouTubeに掲載されている。良い警告になっている。


東北地方太平洋沖地震 発生地点・規模・時刻分布図(2011/10/15)
posted by ZUKUNASHI at 08:45| Comment(0) | 東日本大震災

2011年11月26日

M9クラス地震の確率30年以内に30%=要するに分からないということ

11/24の朝日新聞の記事によると、政府の地震調査研究推進本部は、11/25、三陸沖から房総沖で起きる恐れがある地震の発生確率を見直し、将来起きる地震の予測として初めてマグニチュード9を想定。三陸沖北部から房総沖の日本海溝寄りで、今後30年以内にM9クラスの地震が30%の確率で起きると予測した。

東日本大震災を起こした部分の多くはエネルギーを解放したとして、三陸沖から茨城県沖までが連動するような今回と同タイプの地震の再来は、30年以内の発生確率を0%とした。しかし、今回の震源域外の三陸沖北部や、震源域の中心から外れた福島県沖以南では、エネルギーをすべて解放したか不明として、予測し直した。

要するに、三陸沖から房総沖にかけての地震活動の長期評価を見直し、第二版を作ったということだ。

資料は、詳細膨大で、読みきれない。えてしてこのような政府機関の資料は、質より量で勝負するという狙いがあるのが通例だ。

そして、「長期的な評価」については、次の一節がすべてを語っているだろう。
2−6 次の地震について
これまでの海溝型地震の長期評価手法では、2011年東北地方太平洋沖地震を予測することができなかったため、これまでの評価手法を見直す必要があると考え、その検討を行っているところである。


こんな作業に税金を使うのはやめてほしい。

なお、この長期評価の中の具体的な将来予測については、朝日新聞の記事に付された地図が分かりやすい。

関連記事
大きな地震が近いとの予測はより具体的に
さらなるM9クラスの地震に備える

posted by ZUKUNASHI at 12:46| Comment(0) | 東日本大震災

2011年08月15日

東日本大震災の復興ブームは望み薄

東日本大震災で大きな被害を受けた東北太平洋側の復旧事業は本格化しているのだろうか。現政権の能力ややる気の有無にかかわらず、どうもペースが遅いように思う。

復旧上の一番の障害は、福島原発事故。こちらが収束し、除染が進まないと工事も進まないだろう。住民は、健康被害を懸念して疎開すべきか、悩んでいる人も少なくないだろう。

私は、住宅建設の需要が当面限定されるのではないかと見ている。私の場合は、前回の地震で、あるいはこれからの地震で、自分の家が壊れたら、再建を断念する。この歳で、20年のローンなど組めるはずがない。

次は、福島県民約200万人の年齢構成。

年齢が50歳を超えると、大きな借金を躊躇する人が多いだろう。子供が同居なら力を合わせてということはあると思う。しかし、娘が遠くに嫁いでいる、息子は大都会で働いているということだと、自分たちの老後を過ごすための住宅でしかないから、経済的余裕のある人は別として、持ち家よりも借家を選んだ方が合理的だ。

それに、家族ぐるみ転出する人が増えると、住宅の需給緩和要因だ。高い放射能値も人の流入を抑えるだろう。農業の先行きが、不透明さを増すと見られることも、復興にはマイナスだ。

時間が経つと、放射能により障害を訴える人が増えることは避けられない。

地域経済の復興にプラス要因は、乏しいように思う。

民主党の安住淳氏が、「地方自治体の首長は、国からお金をもらって自分は言いたいことを言って、泥をかぶらない」と述べたのは、東京でニュースを見ている限り、同意できる面が多い。

汚染稲わらでも、下水汚泥でも、国の指示待ち姿勢が強い。身近な放射能問題は、日本ではこれまで紳士の教養ではなかったから、やむをえない面があるが、地元の大学に相談することも出来なかったのだろうか。

放射能測定器を1台買う費用すら、国の負担を求めていたら、迅速な対応などできるはずがない。

復興事業に関しては、さらに国の支援、指示待ちの姿勢が強い印象がある。補正予算が国会を通過したから復旧工事の本格化が期待されるが、これで日本経済が刺激されて元気になるのは期待薄ではないか。

野田佳彦財務相は8/14、デフレ脱却に関し「東日本大震災の復興需要をどう満たすかという観点からすると、(震災復興は)まさに千載一遇のチャンスだ」と述べた。野田氏はデフレの原因について「需給ギャップが原因で需要が足りなかった。そのことをわきまえた対応をすべきだ」と述べ、復興需要を経済成長につなげる政策が必要との認識を示した。(2011/8/14 各紙)

復興需要で需給ギャップわ埋めてデフレ脱却が図れれば良いとの期待を述べたものだろうが、東北地方の民力を考慮した場合、それほどに需要の盛り上がりが期待できるのか疑問だし、放射能汚染で福島県などからの疎開が相次ぐ中で震災前の経済活動水準に戻るのすら難しいのではないかと思う。

悲惨極まる大災害を千載一遇のチャンスと表現するのは、もちろん不謹慎だが、財務省がこれを機に物価上昇をもたらしたいと考えているなら、もっと大きな問題だと思う。消費税を大幅に引き上げ、そして同時に物価高騰を図るとしたら、おい、ビンボー人を殺すつもりかと言いたくなる。

よく分からないが、直感的に腹立たしいのが「医療特区」。日経新聞によれば、「薬事法の規制を県内に限って緩和し、医療機器の製造・販売への新規参入を促す。県内の病院に症例を集めたデータセンターや、再発ガンの研究所を設置し、医薬品や医療機器のメーカー、研究者などを誘致する」。

郡山市の「総合南東北病院には、中性子線を使ってがん細胞のみを殺す治療法「ホウ素中性子捕捉療法」の臨床研究拠点を創設し、京都大や筑波大の研究者が参加する」。この療法は「治療が難しいとされる再発がんへの効果が大きいとされ、国内外から治療を望む患者が集まるとみられる。患者の家族や見舞客が訪れることで、経済効果も見込まれる」と。

福島県内でこの先多数のガン患者が発生することを予定したような「特区」に思えてならない。汚染がきつい福島に家族ぐるみ赴任する者がどれだけいるのだろう。それに患者の家族や見舞い客が訪れるというが、例えば東京の住人がここに入院したとして、福島までどれだけの人が見舞いに行くだろうか。

ガン患者を待ち受けるような施設に大金を投ずるより、ガン患者が少しでも少なくなるよう子供の避難や除染、清浄な食べ物の供給に至急、優先的にカネを投ずるべきではないか。

こんな構想推進に熱心な人たちは、今、福島の人たちが放射能に囲まれ、不安を抱えながら暮らしてるその気持ちをまったく理解していないのではないかと思う。
posted by ZUKUNASHI at 11:04| Comment(0) | 東日本大震災

2011年05月22日

次の地震に備える 1

国会質問で福島原発の危険性を訴えてきた共産党の吉井英勝議員が、BLOGOSのインタビューで2007年の新潟県中越沖地震で柏崎刈羽原発は3500箇所を超える装置・機器が損傷、東日本大震災では女川原発に現時点で600〜700箇所の破損個所があると指摘している。

福島第一原発に地震によって津波到達前に既にいかほどの損傷が生じたのか、明らかになっていないが、深刻な破損損傷があったことは間違いないようだ。

ブルームバーグが2011/05/19報じたところによると、東電が公表した「事故記録データ」によると、3/11午後3時29分に1号機から約1.5キロ離れたモニタリング・ポストで高いレベルの放射線量を知らせる警報が鳴った。大津波が福島第一原発を襲ったのはその数分後だ。原子炉、格納容器の水位や圧力、放射線量などを計る各種計器の故障も津波以前に起きていたのだろう。

浜岡原発では、運転停止の過程で5号機の復水器内の海水が流れる細管が破断するなど少なくとも20本が損傷していることが判明した。これは地震とは関係がなく、2011/1月に終わった定期点検では、外観から穴が空いていないかなどのチェックをしたが、不具合は発見できなかったという。

高度で複雑なプラントである原子炉は、地震に対して脆弱なことがはっきりした。浜岡原発の運転停止があっさりと決まったのは、そうせざるを得ない会社側の事情があったからだ。県知事の中には、政府は浜岡運転停止の根拠を明確に示すべきだなどと主張する者もいるが、愚かしい自己判断力の欠如だ。

新潟県知事は、柏崎刈羽原発の運転再開問題で脅しを受けたと述べたことがあるほどで、電力関連企業はブラック企業顔負けのことをするらしいから怖いのは分かるし、反原発勢力も勢いついているから、どうしたものかと悩むだろうが、東海大地震が予測されるからということ以上に説明できるはずがない。仮に、設備の現状を理由に上げるような関係者がいたら、それこそ全国の原発が止まってしまう。

政府の運転停止要請の翌日には、中部電力の会長がLNG確保のため中東のカタールに飛ぶという手回しの良さだった。

中部電力は、賢明な判断をしたと思う。総理大臣からの要請という形も速やかにアクションを起こすには適当だった。

上のように原発の現状を捉えると、この後の地震でどんなことが起きるのか。福島原発事故も状況が悪化、さらに深刻な放射性物質の放出もあるかもしれないし、他の原発からの放射能漏れだってありうるだろう。

5/19付けの米科学誌サイエンスは、米国の研究チームが福島、茨城両県沖で起きたM7.9の余震を考慮すると、今後、過去の地震よりも大きい地震が起きる可能性があるとし、周辺を監視することが必要だと警鐘を鳴らす論文を掲載した。

この記事について、日本の専門家は、常識的な見解と見ているようだ。だが、東日本大震災の震源から南北にずれたところでまた大地震が起きるとすると、被害は何倍にもなるだろう。

首都圏で直下型の地震が起きた場合のシミュレーションである、中央防災会議・首都直下地震対策専門調査会が2005年に発表した「首都直下地震の被害想定」によると、震源地を東京湾北部、地震の規模マグニチュード7.3、発生時刻冬夕方18時とした場合、死者1万1000人、負傷者21万人、建物全壊が15万棟、火災による消失が65万棟と試算されている。

このような被害が発生すると、首都機能も多くが失われ、避難者があふれ、物流網も寸断、救援の手も届かないことになるだろう。そして、そこに福島原発や他の原発からの放射性物質の放出、拡散、降下・・・。

想像を絶する事態だが、ライフラインもやられるだろうし、首都圏から脱出する避難者が西や北西に向けて殺到、首都圏の経済活動は麻痺、食料の販売も途絶える。阪神淡路大震災と東日本大震災の被害を重ね合わせた様相が思い浮かぶ。
posted by ZUKUNASHI at 08:27| Comment(0) | 東日本大震災

2011年04月15日

東日本大震災 6

3月7日午後11時32分ごろ、宮城県沖を震源とする地震があり、同県栗原市と仙台市宮城野区で震度6強を観測した。震源は宮城県・牡鹿半島の東約40キロ、深さは約40キロ。地震の規模を示すマグニチュードは7.4。3月11日にあった東日本大震災の余震で、震度6強は最大。岩手、宮城両県を中心に東北4県でけが人が多数出ている。 (2011年4月8日1時58分朝日)

11日午後5時16分ごろ、福島県浜通りを震源とする地震があり、同県いわき市や茨城県鉾田市などで震度6弱の揺れを観測した。東京23区では震度4を記録した。震源の深さは約6キロで、地震の規模を示すマグニチュード(M)は7.0と推定される。(2011年4月11日19時53分朝日)

12日午前8時8分ごろ、千葉県東方沖を震源とする地震があり、千葉県旭市と香取市で震度5弱を観測した。気象庁によると、地震の規模を示すマグニチュードは6.3で、震源の深さは約30キロ。 (2011年4月12日8時16分朝日)

しばらく収まっていた余震の頻度がまた上がっている。自分の家が倒れないか心配だし、原発の被害拡大も心配だ。


東日本大震災の震源域や周辺で続く活発な地震活動は衰える気配が見えない。規模の大きな地震が各地で頻発しているのは、東日本の地盤に働く力が大きく変わったためだ。この地域は、日本列島が押される力で起きる「逆断層」型の地震が多かったが、震災以降は東西方向に引っ張られる「正断層」型が増えた。

名古屋大の山岡耕春教授は「現在は余震域南側の福島から茨城、房総沖にかけての活動が特に活発だ」と指摘。特に注意が必要な今後の地震として(1)内陸部の直下型地震(2)海溝寄りで発生して津波を起こす地震−などを挙げ、「房総沖や首都圏直下の地震にも警戒が必要だ」と話す。(2011.4.12 19:39サンケイ)

ロバート・ゲラー東京大教授(地震学)の論文が14日付の英科学誌ネイチャー電子版に掲載され、この中で同氏は「(常に)日本全土が地震の危険にさらされており、特定の地域のリスクを評価できない」とし、国民や政府に「想定外」に備えるよう求めている。

予知の根拠とされる地震の前兆現象について「近代的な測定技術では見つかっていない」と指摘し、「国内で1979年以降10人以上の死者が出た地震は、予知では確率が低いとされていた地域で発生」と分析。マグニチュード8クラスの東海・東南海・南海地震を想定した地震予知は、方法論に欠陥がある、としている。

同教授は「地震研究は官僚主導ではなく、科学的根拠に基づいて研究者主導で進められるべきだ」として、政府の地震予知政策の根拠法令となっている大規模地震対策特別措置法の廃止を求めた。

また、福島第1原発事故についても「最大38メートルの津波が東北地方を襲ったとされる1896年の明治三陸地震は世界的によく知られている」とし、「当然、原発も対策されているべきで、『想定外』は論外だ」とした。(2011/04/14 02:02 共同)

マグニチュード(M)7以上の大地震は、起きやすい「活動期」が存在し、現在がその時期にあたるとの研究結果を米ニューメキシコ鉱工業大などがまとめた。別のチームは、M9級の超巨大地震が世界のどこかで起きる確率は統計的に、今後6年以内に6割と分析した。

 いずれも、米テネシー州で開かれている米地震学会で14日、発表した。

米ニューメキシコ鉱工業大のリック・アスター教授らのチームは、地震計による観測記録がある1900年以降の世界のM7以上の約1700の地震記録を分析した。その結果、「1950〜67年」と「2004年以降」は、M7以上の大地震・巨大地震の発生が統計的に多い時期であることがわかった。

活動期が存在するとする別の研究を発表した米地質調査所(USGS)のチャック・バフェ氏によると、M9級の超巨大地震が世界のどこかで6年以内に起きる確率は、活動期がないとすると24%だが、活動期があると63%になる。ただ同日の学会では「活動期はない」とする発表もあった。

アスター教授は記者会見で、スマトラ沖地震の3カ月後、数百キロ離れたところでM8.7の地震が起きた例を挙げ、「大陸間のような長距離で大地震は連動しないが、これぐらいの距離だと連動することは明らか。東日本大震災の震源域に隣接する地域(の巨大地震発生)を強く懸念している」と話した。(2011年4月15日12時24分朝日)

さいたま市が福島第一原発から約200km、東日本大地震の震源から数百キロの範囲には東京も含まれる。
posted by ZUKUNASHI at 18:13| Comment(0) | 東日本大震災

2011年04月01日

東北地方太平洋沖地震 5

枝野官房長官は25日午前の記者会見で、福島第一原子力発電所から20〜30キロ・メートルの圏内の対応について、「自主避難を積極的に促進するとともに、避難指示を想定した準備を加速する必要がある」と述べ、自主的な避難を促す方針を示した。枝野氏はその理由として、〈1〉自主避難を希望する人が増えている〈2〉商業物流などに停滞が生じ、屋内退避による社会生活の維持継続が困難になりつつある――の二つを挙げた。放射線量との関係については、「今の段階では屋内退避で十分だ」と述べる一方、「今後の事態の推移によっては、放射線量が増大し、避難指示を出す可能性も否定できない」とも語った。(2011年3月25日13時35分 読売新聞)

事故から2週間が経過、いつまでも室内を密閉して屋内退避ができるわけがない。洗濯物はこの寒い中室内で干しても乾かないだろう。それに食料などはとっくに枯渇、入手困難になっているはずだ。私なら気が狂って辺りを徘徊しているだろう。枝野氏は、「念のため、万一のため」と繰り返しているが、30キロ圏には米国の調査によると放射能が特に高いところもあり、屋内でも安心とは思えない。木造の建物は、コンクリートの建物より屋内にいても環境放射能の影響を受けやすいことは常識だ。

南相馬市の原町中央産婦人科医院。院長の高橋亨平さん(72)は二十五日も二人の妊娠を確認するなど、高血圧や糖尿病の患者ら五十〜六十人の診察を続けた。自主避難を促す政府の対応には「国も原発の今後に自信がないのだろうが、責任逃れ的な予防線を張っているようにしか見えない」と語気を強める。(2011年3月26日 東京新聞朝刊)

枝野官房長官は3/28の記者会見で、福島第一原発の事故で避難指示が出ている半径20キロ圏内の住民の一時帰宅について、当面見送る考えを示した。前日に一時帰宅を検討する意向を表明していたが、住民が一時帰宅を始めたため、発言の打ち消しに回った。(2011年3月29日1時45分朝日)

警察庁は3/28、福島県警が、福島第一原発の半径10キロ圏内で27日に発見した遺体について、遺体表面の放射線量が高く収容ができなかったことを明らかにした。遺体表面の放射線量が、全身の除染が必要となる基準を超えていたため、「搬送する警察官や、遺体安置所の医師らが被曝(ひばく)する危険性が高い」(警察庁幹部)として近くの建物に安置するにとどめた。(2011年3月28日19時45分 読売新聞)

東京電力の経営危機を先取りして同社の再建策をめぐる議論が水面下で政府部内で始まった。事故を起こした原発の後処理や、原発事故による近隣住民や企業、農家などに対する補償問題のほか、火力発電の復活に伴う燃料コストの上昇などで、東電の損失は計りしれない状況だ。債務超過になれば一時国有化の選択肢もあるが、原発事業を切り離した上で、同部門に公的資金を注入する案も内部で検討されているという。

政府部内には、公的資金を注入する前に「東電の徹底的、抜本的なリストラが先決」との意見もある。東電は不動産事業なども手広く展開しており、まずは資産売却を進める可能性が高そうだ。

東電の賠償金額について、政府部内には1兆円を超えるとの見方もある。そのほか、福島第1原発の廃炉に数千億円、原発と比べるとコストが高い(訂正)とされる火力発電の燃油費などものし掛かる。(2011年 03月 29日 14:43ロイター)

同原発が立地する双葉町の無職男性(78)は「恩恵を受けていたのはごく一部で、自分も特別に良い思いをしたわけではない。なのに、こんなに被害を受けたのだから、もう原発は必要ない」と言い切った。避難指示の長期化については「『これだけの放射性物質が計測されたから、まだ危険です』などと理由を言ってくれないと納得できない。長期化という漠然とした言い方ではなく、何カ月後に解除予定といっためどを示してほしい」と訴えた。(2011/03/30-21:46時事)

東日本大地震で事業場での勤務中に被害に遭った人について、厚生労働省が労災認定する方針を決めたことが31日、分かった。三陸地方は明治三陸地震(1896年)など、何度も津波被害を受けているため、津波による被害を「危険な環境下で仕事をしていた結果」として、災害と業務の因果関係を認めた。認定されれば遺族年金や一時金、葬祭料のほか、けがの療養費や休業補償が支払われる。(2011/03/31 05:37共同)

IAEAが福島県の飯舘村について、「独自に定める避難基準を超える放射性物質を土壌から観測した」として、日本政府に状況を注視するよう促したことに関連し、枝野官房長官はただちに避難地域を拡大することはないという考えを示しました。(2011年3月31日11:25TBS)

IAEA独自の避難基準といっても、国際的に認められたものだ。その何倍になったら避難させるのだろう。

警察庁の3/31午後3時時点のまとめによると、死者は1万1438人、行方不明者は1万6541人で、合わせて2万7979人となった。17都県の約2000カ所で、17万人以上が避難所生活を余儀なくされている。(2011/03/31-16:13時事)

枝野官房長官は31日の記者会見で、福島第1原発から半径30キロ圏内の住民を対象にした健康診断について「住民の不安にできるだけ早い段階で応えられるように検討を急がせたい」と述べた。(2011年3月31日 共同通信)

IAEA=国際原子力機関は、原子力施設の事故など緊急事態の際、屋内退避や避難などを行う目安となる放射線量を、安全基準として示しています。それによりますと、
屋内退避の目安としては、全身に受ける放射線の量で、2日間以内で10ミリシーベルトまで、▽避難の目安としては、7日間以内で50ミリシーベルトまでとなっています。また、甲状腺に蓄積しやすい放射性ヨウ素については、甲状腺がんの発症率を上げる危険を考慮して、別に定めていて、甲状腺が受ける放射線の量で100ミリシーベルトを超える場合は、ヨウ素剤を飲むなどの措置を取るとしています。こうした目安は、住民の数が多かったり交通網が整っていなかったりして避難の徹底に手間取る場合などは、柔軟に対応してかまわないとしています。(3月31日 19時29分NHK)

岩手県と文部科学省が、東日本大震災で身寄りをなくした児童生徒のために、寄宿舎つきの公立小中一貫校を同県内につくる構想を検討している。(2011年4月1日5時50分朝日)
震災孤児のケアを急がないといけない。
posted by ZUKUNASHI at 07:38| Comment(0) | 東日本大震災

2011年03月24日

東北地方太平洋沖地震 4

3/22朝は、関東地方は雨で北からの風が吹いている。東海・東海第二発電所の放射線監視状況(トレンドグラフ)は、上昇傾向。2011年03月22日 07時30分。

東電によると、3/21午後2時半に放水口付近で0.5リットルの海水を採取して調べたところ、ヨウ素131が原子炉等規制法が定める基準の126.7倍、検出された。この水を1年間、毎日飲み続けると、一般人の年間限度の126.7倍にあたる放射線を被曝(ひばく)することになる。このほかセシウム134が基準の24.8倍、セシウム137が16.5倍検出された。こうした放射性物質は、魚などの体内にとりこまれて濃縮され、さらにその魚を食べた人の体に悪影響を及ぼす恐れもあるため、東電は今後も調査する。(2011年3月22日2時32分朝日)

東北の沿岸漁業に打撃を与えそうだ。

東電は、3/21午後11時45分ごろ、福島第一原発から南に16キロ離れた地点で海水を採取して調べたところ、放射性物質のヨウ素131が原子炉等規制法が定める基準の16.4倍、検出されたと3/22午後、明らかにした。(2011年3月22日16時2分朝日)

東京電力福島事務所によると、3/22朝、福島第1原子力発電所の2号機で白煙が見えたり見えなかったりしており、3号機では白いもやのようなものが出ているという。(2011/3/22 9:39日経)

3/21来の白煙は、水蒸気の発煙だとされているが、後刻、放射能値が上がっていたと判明したりしている。何か、発煙があったりした場合は、放射能値の変化があると警戒したほうが良いようだ。

3/13、原発から約3キロの双葉厚生病院前でも測定器の針は100マイクロシーベルトで振り切り、上限に張り付いたまま。そこで1000マイクロシーベルト(1ミリシーベルト)まで測定できるガイガーカウンターを取り出したが、これもガリガリガリと検知音を発し、瞬時に針が振り切れた。(2011/03/22 09:02 共同通信 ジャーナリスト豊田直巳氏の現地ルポ)

海江田経済産業相は3/22午前の会見で、福島第1原子力発電所の事故について「大変厳しい状態であり、一進一退でなかなか前に進んでいるという実感を得るのは難しい。原子炉の状態そのものが、必ずしも安全な方向に向かっていくとは言いづらい」との認識を示した。(2011/3/22 9:46 日経)

3/22午前6時現在、2号機から約1.1キロ離れた原発正門付近での放射線量は1時間当たり264マイクロシーベルト。3/21午後6時半に一時的に毎時1932マイクロシーベルトまで上昇したが、その後は低下傾向にある。(2011年3月22日11時5分朝日)

東海・東海第二発電所の放射線監視状況(トレンドグラフ)は、なお高い。2011年03月22日 14時50分。風向きの影響が大きいのだろうが、福島原発からの放出が続いているとすれば、この風向きの下では高止まりし、南関東に放射性物資が運ばれることになりそうだ。

福島県や文部科学省の(環境放射能水準調査)測定値を毎日新聞が積算したところ、福島原発の北西約65キロの福島市では14〜21日の間に、日本人が1年間に浴びる自然放射線量(平均1500マイクロシーベルト)を上回る1770マイクロシーベルトに達した。(2011年3月22日 19時42分毎日)

上の記事では、いわき市299.7マイクロシーベルト、宇都宮市34.1マイクロシーベルト、水戸市33.2マイクロシーベルト、前橋市17.4マイクロシーベルトとされている。

宮城県の村井知事は、今回の震災の被災者で仮設住宅への入居を希望する人がすべて入れるようになるまでには1年以上かかるという見通しを示し、「一時的に県外に集団で移り住んでほしい」と呼びかけとのことだ。
この判断と呼びかけは正しいと思う。福島県も行政としては責任・努力放棄のように受け止められる恐れがあり、言い出しがたいかもしれないが、避難者にそういう選択肢をも示したほうが良いのではないか。
福島原発からの放射性物質の放出をいつ完全に封じ込めるか、目処が立たない中で、住民を放射能の高い福島県内に避難させておくのは、最善の策とは思えない。


東海・東海第二発電所の放射線監視状況(トレンドグラフ)は、風向きが変わって北北西になたら計測値が下がってきた。やはり、福島原発からの放射性物質の放出が続いていると考えざるを得ないようだ。2011年03月22日 22時10分

原子力保安院によると、福島第一原発2号機は建屋内の放射線量が1時間あたり500ミリシーベルトと高く、電源復旧に向けた作業は中断されているという。(2011年3月23日11時30分朝日)

東海・東海第二発電所の放射線監視状況(トレンドグラフ)は、安定せず再び上昇傾向。北東の風。2011年03月23日 12時00分

3/22午前6時、福島第一原発1号機の炉内温度が400度以上に上昇。東電は炉内への給水量を増やし、同10時の時点で390度に下げた。
東北電力送電線からの外部電源は3/22、1〜6の全号機に接続された。5、6号機は既に安全な冷温停止状態にあるが、1〜3号機の原子炉と1〜4号機のプールは、消防ポンプなどによる海水注入量が減って燃料棒が再び露出すれば、大量の放射性物質が放出される可能性が高い状態が続いている。(2011/03/23-12:41時事)

警察庁によると、3/23正午現在、東北など12都道県警が検視などで確認した死者数は9408人に上った。これまでに家族らから届け出があった行方不明者は1万4716人で、死者と行方不明者合わせて2万4124人になった。重軽傷者は18都道県で計2746人。
建物の被害は、全壊・流失が9都県で1万7932戸に上っている。ただ、岩手、宮城、福島3県では沿岸部を中心に壊滅的な状況に陥っており、把握できていない場所が多数あるとみられる。
警察が把握している避難状況は、被害が大きかった3県では23万人を超え、避難所は16都県に拡大。避難者は、岩手4万4426人▽宮城10万4792人▽福島8万3778人などで計26万1008人に及んでいる。(2011.3.23 12:38サンケイ)

三井住友銀行など3大銀行グループと住友信託銀行、中央三井信託銀行は23日、東日本大震災に伴う原発事故などで電力供給能力が低下している東京電力に対し、今月中に計約2兆円の緊急融資を行う方針を固めた。(2011/03/23-13:33時事)

4時20分ころ、第一原発3号機で黒い煙が見えるとのこと。(2011/3/23 16:30NHK)東京電力は黒煙が上がった後、1〜4号機での作業をすべて中断し、11人の作業員を避難させた。(2011/3/23 19:56日経)

1号機では、23日午前4時に原子炉内の水温がセ氏400度になった。給水量を増やして午後2時には同330度強になった。格納容器内の圧力も1日で2倍になったが、原子力安全・保安院は「設計上は耐えられる」とした。(2011/3/23 19:56日経)

保安院によると、3月18日午前10時半ごろに2号機建屋で復旧作業中の2人がそれぞれ5分当たり50ミリシーベルト、60ミリシーベルトを浴びた。1時間当たりでは600〜720ミリシーベルトで、白血球数が減り始める毎時500ミリシーベルトを超える。保安院は「放射線の原因は不明。今は測定できていない」としている。(2011/3/23 19:56日経)

原子力安全・保安院は23日、東京電力の復旧チームが福島第一原子力発電所2号機付近の作業中に、推定放射線量が1時間あたり500〜720ミリ・シーベルトに達するおそれが生じたとして、作業を一部中断していたことを明らかにした。(2011年3月24日00時07分 読売)

原子力安全委員会の班目春樹委員長は3/23夜、東電福島第一原発の事故後初めて記者会見を開き、会見後、「(水素爆発した)1号機の核燃料はかなり溶融している可能性がある。2、3号機に比べて、最も危険な状態が続いている」と指摘した。原子炉内の温度、圧力の異常上昇が続き、危険な状況にさしかかっているとして、「(炉心が入っている)圧力容器の蒸気を放出する弁開放を行い、炉の破壊を防ぐ検討をしている」、「24日にも、圧力容器内の蒸気を放出するかの判断をする」と述べた。(2011年3月24日01時21分 読売新聞)

天気予報では、3/24は東京、仙台では南東の風が見込まれている。

東電は、3/23、福島第一原発敷地正門で3月11日以降、中性子線が13回検出されていたと発表した。中性子線はウランやプルトニウムが核分裂する際に発生し、他の放射線に比べ透過力が強い。線量は毎時0.01〜0.02マイクロシーベルトで人体に影響はないが、核燃料の一部が損傷している可能性が高まった。(2011年3月23日 19時14分毎日)

福島第1原発の事故で、東京電力や経済産業省原子力安全・保安院の記者会見で、情報公開の遅れやデータの修正が目立つ。情報の遅れだけでなく、信頼性にも疑いが生じている。(2011年3月24日 02時18分中日)
posted by ZUKUNASHI at 09:56| Comment(0) | 東日本大震災

2011年03月22日

東北地方太平洋沖地震 3

3/19、福島第一原子力発電所で、新たに1台の非常用の発電機が使えるようになり、5号機の冷却用のポンプ1台が起動し、燃料プールの水温は徐々に下がり始めた。東京電力は、6号機にあるもう1台の非常用の発電機の修理を進めた結果、19日未明に動くことを確認、6号機の冷却系も3/19中に起動させる予定。外部電源についても3/19中に接続させ、安定的に冷却できる状態を作り出したいとしている。(3/19 16:51NHK)

東京電力福島第一原発前所長の小森明生常務が3/18夜、東電役員として震災後初めて県災害対策本部を訪れ、記者会見で「大変なご心配とご迷惑をおかけしている」と県民におわびした。(2011/3/20 朝日)

同常務は会見で「東京電力は、今後も原子力事業を続けるのか」と問われ、「今ある原発の設備・運営を見直す必要があるかどうかを考えて参ります。危険な状態を無視することはできない。原子力事業を、廃炉も含めて会社として考えるのは必要である」 と答えている。

国として、原子力事業の縮小、廃止に進むこととなると、電力供給を始めとして経済に与える影響は甚大だ。世界のエネルギー供給にも影響するだろう。国民の生活も、様変わりすることとなる。

3/20、午後0時半頃、経済産業省が福島原発3号機の圧力が高まったため圧力を下げる措置を講じると発表。現在、冬型の気圧配置が崩れ、北関東の太平洋側は北東からの風が吹いている。関東の放射能値に影響が出る恐れがある。

100倍の放射性物質が放出される恐れがあるという。(2011/3/20 15:00NHK)

枝野官房長官は3/20夕の記者会見で、福島第一原発3号機の原子炉格納容器内の圧力が高まったことについて「現時点でただちに放出を必要とする状況ではない」と述べ、弁を開けて放射性物質を含む内部の蒸気を放出して圧力を下げる作業は当面は必要ないとの認識を示した。
(2011/3/20 17:03 朝日)

東海第二発電所の放射線監視状況、モニタリングポスト(A)のトレンドグラフは少し変動を示している。2011/3/20、12:45現在。

東北電力女川原発のモニタリングポストの計測値は低下傾向。

「仮に最悪の事態に至ったならば、放射能汚染は1週間ぐらいかけてじわじわ列島を包んでいく。逃げる場所は全くありません。」
 ノンフィクション作家・広瀬隆氏 (毎日新聞 2011年3月16日 東京夕刊)

原子力保安院は3/20午後8時前の会見で、福島第一原発の5号機に続き、6号機の「冷温停止」を確認したと発表。一時、水温の上昇が確認された5号機、6号機、いずれの使用済み核燃料の貯蔵用プールについても現在は30度台で安定しているとしている。

東海第二発電所の放射線監視状況、モニタリングポスト(A)のトレンドグラフは3/21
未明から早朝にかけて値が上がっている。2011年03月21日 08時40分現在。 原因に関する報道は見当たらないが、福島原発でのなんらかの事象が影響していることは間違いないだろう。

東京電力内で、福島第一原発の廃炉は避けられないとの見方が強まっている。東電関係者によると、1〜4号機は、技術的に再稼働が難しい状態。損傷のない5、6号機についても「地元の住民感情を考えると再開は厳しく、6基とも廃炉にせざるを得ない」とみている。(2011年3月21日5時30分朝日)

福島第一原発で、基準濃度の6倍のヨウ素131が検出された。セシウムも見つかった。東京電力が3/21発表した。原子炉や使用済み燃料プール内の核燃料が損傷していることが確実になった。東電が、1号機の北西約200メートルの空気中から採取した物質を3/19、事故後初めて調べた。(2011年3月21日11時14分朝日)

茨城県北部の都市の3/13以降の放射線量の推移。3/13 9:30から3/21 9:00まで。10分おきのデータだが、途中欠落している部分もある。原資料は茨城県ウェブサイトから。3/15、3/16にピークがあり、その後低下傾向にある。 3/21に少し上昇しているが、東海第二発電所の放射線監視状況、モニタリングポスト(A)も同じく上昇。

東京電力は3/21、福島第一原発3号機で同日午後3時55分ごろ、原子炉建屋の屋上の南東よりの場所から、やや灰色がかった煙が発生しているのが見つかった、と発表した。(2011年3月21日17時20分朝日)

上の発煙については、発生後約4時間経過しても、原因は調査中とされている。

東京電力は3/21、福島第一原発2号機で同日午後6時20分ごろ、原子炉建屋の屋上の屋根の部分で白いもや状の煙が出ているのが確認された、と発表した。


(追記)3/22朝になって、2号機から約1.1キロ離れた原発正門付近での放射線量が3/21午後6時半に一時的に毎時1932マイクロシーベルトまで上昇したと伝えられた。情報公開で操作が行われているようだ。

福島第一原発3号機ではすでに、1,425トンのプールの容量を大幅に上回る計3,742トンが放水されているが、水位は依然として、不明のままだ。4号機については、プール自体が破損している可能性も指摘されている。

3、4号機ともプールがある原子炉建屋は爆発や火災に伴って、大きく損壊しており、がれきがプール上をふさいでいる可能性も否定できない。さらにプール自体が破損していれば、放水した水が漏れだし、水位が回復していない可能性もある。
(2011年3月21日19時58分 読売新聞 抄録)

東日本巨大地震で多数の遺体が発見された宮城県東松島市は、3/22から遺体の土葬を始める。(2011年3月21日20時33分 読売新聞)

米国務省は3/21、東京都と横浜市、名古屋市、東北・関東・甲信越の各県と静岡県に住む米政府職員と、その家族に対し、内部被曝を防ぐためのヨウ素剤を配布すると発表した。(2011年3月21日22時25分 読売新聞)

国際原子力機関は3/21、ウィーンの本部で、福島第一原発の事故に関する緊急理事会を開き、天野事務局長は、「危機はまだ去っていない。状況は依然、非常に深刻だ」と述べた。(2011年3月21日23時57分 読売新聞)

福島県災害ボランティアセンターでは、「原発の事故が起き、安全が確保できない」として、県外からのボランティア受け入れを断念した。(2011年3月21日23時26分 読売新聞)

住民の被曝量や放射性物質が降る範囲の予測を国が公表していないため、研究者らから批判が出ている。文部科学省が委託した機関が1時間ごとに計算し原子力安全委員会に報告しているが、国は「データが粗く、十分な予測でないため」と説明している。 (2011年3月21日23時45分朝日)

国が予測の公表をためらうほどに危険な状態なのかもしれない。それなら自ら身を守るために最大限、警戒措置を講じるしかない。東京電力も同様なシミュレーションを行っているが、公表を拒否している。

posted by ZUKUNASHI at 00:47| Comment(0) | 東日本大震災

2011年03月15日

東北地方太平洋沖地震 2

茨城県は3/15未明、北茨城市で測定している大気中の放射線量が午前0時20分から上昇を始めた、と発表した。午前5時50分には1時間あたり5575ナノグレイに達した。県原子力安全対策課によると、この値は胸部レントゲン1回で浴びる放射線量5万ナノグレイの約10分1にあたり、健康に影響はないとみられるという。(2011/3/15 9:15朝日)

東京電力は3/15、午前6時14分ごろ、福島第一原子力発電所2号機建屋内で爆発音がしたことを受け、原子炉を冷やすための注水にあたる作業員以外の人員を、発電所内の安全な場所へ移動させると発表した。放射性物質の大量流出による被曝の可能性があるため、50人程度を残して全員が避難するという。

東電によると、原子炉を収めている格納容器のうち、下部側にあたる圧力抑制室が破損した可能性があるという。 (2011/3/15 9:00朝日)

爆発後、圧力抑制室の気圧が通常の3気圧から、大気圧とほぼ同じ1気圧まで急激に低くなった。このため、穴が開き、外気と通じるようになった可能性が高いという。圧力抑制室内にある、放射性物質が高い濃度で含まれる水や蒸気が外気に漏れ出した可能性がある。 (2011/3/15 11:04朝日)

定期検査のため、運転停止中の福島第一原発4号機で3/15午前6時ごろ、大きな音が発生、東電が確認したところ、原子炉建屋の5階屋根付近に損傷を確認した。その後、4号機の現場の状況を確認していたところ、9時38分ごろ、原子炉建屋4階北西部付近に出火を確認した。(2011/3/15日 11:07朝日)

都内で原発から漏れたと見られ放射性物質を検出。ごく微量で健康には影響のないレベルだという。(3/15 13:30NHKテレビ)
東海第二発電所の放射線監視状況、モニタリングポスト(A)のトレンドグラフ。単位は、線量率(nGy/H)

モニタリングポスト(A)は、2011/3/15 15:10現在 421.3(nGy/H) 。
(2011/3/21追記)東京電力は3/21、福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の放射性物質を含む蒸気を外に逃がした操作について、実施したのは3/15午前0時からの数分間だったと発表、「3/16から3/17にかけて実施した」との3/20の説明を訂正した。(2011.3.21 11:15サンケイ)

Gy/H=0.8Sv/H
20nGy/Hのバックグラウンドで1年暮らすと0.14mSv。
1Sv/H=1000mSv/H、 1mSv/H=1000μSv/H。(注:日本原燃のホームページから)
posted by ZUKUNASHI at 16:16| Comment(0) | 東日本大震災

東北地方太平洋沖地震 1

亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災された方々にお見舞いを申し上げます。

「福島県災害対策本部は午後8時45分、東京電力福島第一原発2号機の原子炉内の水位が低下しており、このまま低下すれば放射能漏れの可能性があるとして、大熊、双葉両町の住民に避難要請を出した。」(3/11朝日新聞ニュース速報)

万一、放射能が漏れたとしてもどこまで影響が及ぶか分からないが、チェルノブイリの時は、日本の牛乳にも放射性物質の影響が現れた。乳製品を多用する幼い子供のおられるご家庭は、乳製品の確保を心がけたほうがよいかもしれない。老爺心が過ぎるかもしれないが。

「原子炉の圧力を下げるため、放射能を含む蒸気を外部に放出する作業を始めた東京電力福島第一・第二原発。半径10キロ以内の住民に国から避難指示が出たため、地元の福島県大熊町など4町の住民4万人以上が内陸などへ避難を始めた。」(3/12朝日新聞ニュース速報)

コンビニなどでは生鮮食料品の品揃えが乏しくなっているようだ。断水地帯では、飲料水が飛ぶように売れ、トイレ用水の確保に走る人も多い。入浴は最低限だ。食事もこの際、節制に努めよう。

「原子力安全・保安院は・・・東京電力福島第一原子力発電所の1号機で、原子炉内の燃料の溶融が進んでいる可能性が高い、と発表した。炉心溶融は、想定されている原発事故の中で最悪の事態だ。これが進むと、爆発的な反応を引き起こして広く外部に放射能をまき散らす恐れもある。 」(3/12朝日新聞ニュース速報)

爆発的な反応が起きると、環境が放射能に汚染され、生産される食料も汚染される恐れがある。

原子力安全・保安院は、東京電力福島第一原子力発電所1号機の格納容器内の圧力が下がったと発表。(3/12テレビニュース速報)

午後4時頃、東京電力福島第一原子力発電所1号機の辺りで爆発音がし、その10分後に白い煙のようなものが見えるとの情報が入ってきたとのこと。(3/12pm5:00テレビニュース速報)

もし、爆発的な反応だとすれば、環境汚染の度合いは格段に甚大だ。

福島県の情報によれば、18時25分「官邸から福島第一原発から20km圏を避難指示の対象とすることを求めてきた」。(3/12pm19:10テレビニュース速報)

緊急被ばく医療支援の専門チームが3/12午前、福島県に派遣された。福島県立医大、福島労災病院で放射線被ばく患者の受け入れ態勢を整備。茨城県の鹿島労災病院で応援態勢を準備している。(3/12、18:12、TBS)

原発周辺の避難者のうち特に幼い子供にはヨード剤が配布されるだろう。放射性ヨードの吸収を抑えるためだ。離れたところでは乳製品を取っていれば、ヨード剤を摂る必要はないと思うが、心配ならワカメの味噌汁を飲ませる。パセドゥ病氏治療で放射性ヨードを飲む前には、ヨードを含む食品を厳しく排除させられるが、うどん一杯に入っているワカメでも反応して治療見送りになることがある。

枝野官房長官は3/12、21時前に会見し、福島第一原発1号機で起きた爆発について「炉心の水が少なくなって発生した水蒸気が(炉心のある)格納容器と建屋との間の空間で水素になり、酸素と合わさって爆発した」、「原子炉の格納容器が爆発したものではなく、格納容器の外で起きたもの」と述べ、「放射性物質が大量に漏れ出すものではない。」とした。原子炉の温度を下げるため海水での冷却を開始し、核分裂反応を抑えるためホウ素を使用するとも述べた。

しかし、「炉心の水が少なくなって発生した水蒸気(格納容器の中だろう)」が、どうやって「格納容器と建屋との間の空間(格納容器の外だろう)で水素になり、爆発したのかよく分からない。福島県が3/12、18:25の発表で、第1原発での放射線量が午後3時40分を最後に計測できていない、と発表しているのも不思議だ。

出るものは出てしまったということなのかもしれない。被爆被害を受けた者も多いのではないかと懸念される。1号機は廃炉も視野との報道もある。

福島県は3/12夜、福島第1原発1号機から10キロ圏内にある、避難対象の双葉厚生病院の入院患者と職員ら計90人のうち3人を検査したところ全員被ばくしていた。医師の判断で除染の手続きを自衛隊に要請した。(3/12、22:25時事)

被爆と爆発の時間的前後関係が厳密にわからないが、爆発の前からかなり強い放射能を含んだ物質が拡散していたとすれば、1号機から直線距離で3.5km程度離れた被爆場所の高校グランドは爆発前から除染が必要なほどに汚染されているということだから、爆発もあり周辺はかなり強く汚染されている恐れがある。20km圏外に避難させるのは当然必要となるだろう。

東北電力女川原発(宮城県石巻市)で3/12、21時頃、モニタリングポスト6台すべてが通常の4倍以上の放射線を観測した。数値は2時間ほどで平常に戻った。女川の3基の原子炉に異常はないため東北電力は、約120キロ南にある、東京電力福島第一原発1号機で3/12午後3時半ごろあった爆発で飛散した放射性物質をとらえた可能性があるとみている。

下は、東北電力女川原発のモニタリングポストの計測値。21時のデータは載っていないが、3/13、1:30頃の数値は21時時点より極端に高い。ただ、縦軸の目盛りは対数だから、2011/3/13、22時半現在では著しく数値が下がっている。サイトが混み合い閲覧が難しくなっているので図を転載している。凡例はスペースの関係で移動した。

3/13未明の数値がこれだけ高いのだから、この原因となった個所の近くではもっと強い放射線量となっているのは間違いない。

東京電力は3/13、福島第1原発3号機で、原子炉の冷却機能が失われたとして、緊急事態」の通報を国などに行った。枝野官房長官は「炉心溶融の可能性もあるとの前提で対応している」と発言。東電は原子炉の排気を実施し圧力を下げ、真水の注水を開始するなど、炉心溶融や爆発回避に努めている。(3/13河北新報)

東京電力は3/13、8:33、福島第一原発の敷地境界での放射線量が1204マイクロシーベルト/時を計測した。

枝野官房長官は3/13午後3時半、福島第一原子力発電所の放射線量について、13:52に1時間あたり1557.5マイクロシーベルトを観測し、14:42には184.1マイクロシーベルトに低下したと発表した。

枝野官房長官は3/13午後、福島第1発電所3号機に冷却用の海水を注入していた際に注水ポンプにトラブルが生じ、一時的に炉心の水位が低下して炉心が水没しない状況が生じたため、建屋内に大量の水素ガスがたまっている可能性があると述べた。


地震で自動停止した、東京電力福島第一原発1〜3号機、同第二原発の全4基、東北電力女川原発の全3基、日本原子力発電東海第二原発の計11基のうち、原子炉内の温度が100度以下で、圧力も大気圧に近い状態で安定した「冷温停止」に至っているのは、福島第二3号機と女川1、3号機の3基だけ。(2011/3/13、18:55 読売新聞)

東京電力は3/13、福島第1原発1号機の燃料棒が1.7メートル、3号機が2メートル露出しており、海水注入後も水位に大きな変化が見られないことを明らかにした。(2011/03/13 21:48時事)

東京電力は、福島第一原発の1号機と3号機で、実際の水位を見極める必要があるとした上で、燃料の最上部より水位が低い状態が続いていることで、炉心溶融が進んでいる可能性があることを示唆した。 (2011/03/13 23:10朝日)

3/14朝の東北電力女川原発のモニタリングポストの計測値は低下傾向を維持、日本原燃サイクル施設周辺の空間放射線量率は変化が見られない。

3/14、11:01、東京電力福島第一原発3号機水素爆発が発生。(2011/03/14 11:20NHK)

3/1411時10分の東北電力女川原発のモニタリングポストの計測値は上昇。

東電の発表によると、圧力容器、格納容器とも壊れていないとのことで、ここで止まって欲しいと切に願う。

東京電力によると、原子炉内の冷却機能が失われた福島第一原子力発電所2号機にも、3/14午後4時34分に外部から海水を注入し始めた。 (2011/03/14、19:00朝日新聞)

枝野官房長官は3/14夜の記者会見で、福島第1原子力発電所2号機について「3号機の爆発によって建屋の部分に空気が通る状況になっている。高い位置にできており、水素が発生してもここから外に出る。大規模な爆発が起こる可能性は相当低い」と述べた。(2011/3/14 21:46 日経)

報道を総合すると、福島第1原子力発電所の1〜3号機はいずれも炉心溶融が生じ、東京電力はすべてについて海水注入を決断。廃炉は確実になったようだ。1、3号機の温度は安定してきているとされ、2号機の温度が下がれば、とりあえず最悪の事態は遠のくことになりそうだ。

女川原発のモニタリングポストの計測値は低下傾向、日本原燃サイクル施設周辺の空間放射線量率はごくわずかな変化しか見られない。風向きが幸いしたのだろうか。

東京電力は、福島第一原発の10キロ南にある第二原発のモニタリングポストの放射線量が、3/14、22:07に、通常の260倍にあたる1時間あたり9.4マイクロシーベルトになったと発表した。(2011/3/14 23:39 朝日)

東京電力は、福島第一原発2号機の水位が3/14 11:20、計測できないほどに低下し、再び燃料棒がすべて露出したと発表した。原子炉を覆う圧力容器から外側の格納容器に通じる弁が二つとも閉じた状態になり、冷却用の海水を補給しにくい状態になっている。東電は圧力容器から外部への直接排気を検討している。 (2011/3/15 00:10 朝日)

3/15午前1時過ぎ、NHKテレビは、圧力を抜くためのバルブが熱で溶けており、これを開ける作業を行っていると伝えた。極めて深刻な状況になっていると見られる。


・・・・・

3/11の地震とともに埋立地では液状化現象が至るところで発生。歩道が膨れ上がりバス停の屋根が傾き、電柱や警察の自動車ナンバー撮影装置も傾いている。2011/3/11午後5時半撮影。



埋立地の幹線道路も陥没ができている。集配センターなどの施設自体は被害がなくても、物流に影響があるかもしれない。埋立地の物流施設の避けがたいリスクについては、前に取り上げたことがある。埋立地の巨大物流施設

コスモ石油千葉製油所のガスタンク火災で生じたと見られる入道雲。真夏の入道雲に負けない。2011/3/11午後6時撮影。



posted by ZUKUNASHI at 00:40| Comment(0) | 東日本大震災