自分のベクレルバケツが溢れ出すのはいつか: ずくなしの冷や水

2014年04月30日

自分のベクレルバケツが溢れ出すのはいつか

私は、福島第一原発事故がチェルノブイリ事故と最も違うのは、丸3年を経過しても放射性物質の放出が続いていることだと思う。

食品の汚染については、汚染された食品を食べないという選択肢があるが、空気については選択の自由がない。

いろいろ調べてきて、日本で生じている健康被害の最大の要因は吸気被曝だ。

東京都の2014/2の放射性セシウム降下量は、1平方km当たり4.4メガベクレル、1平方メートル当りで4.4ベクレルだ。今でもこれだけ沈着しており、大気中をセシウムが舞い、私たちのセシウム吸入は続いている。

著名人の訃報から 職業分野別の傾向を見る」で声を使う仕事、大学教員、歌手、声優、アナウンサーの訃報の例が多いことを示したが、吸気被曝が健康障害の主原因だから、当然ありうることだ。

このような方々は、現代ではマイクを使うと言ってもやはり吸気量が大きいだろう。

次の図は、1回の吸気量(単位ml)、1分間当りの呼吸回数、1分間当りの空気吸入量(単位m^3)、1日当り同、1ヶ月当り同だ。一般的な吸気量は500ml程度のようだが、声を使う仕事の方は腹式呼吸で一回当りの吸気量が多いと想定している。



2011/3以降の大気中のセシウム濃度を次のように想定する。1ヶ月間の平均セシウム濃度だ。



上の大気中セシウム濃度を前提として、吸気に含まれていたセシウムの累積値を計算すると次の図になる。縦軸の数値は 単なる目盛りだから単位は付していない。

最新時点での累積値は、吸気量400ml級の方は700ml級の方に比べて約6割。700ml級の方で訃報が増えているとしたら、500ml級の方、そして400ml級の方のベクレルバケツが溢れ出すのはいつかということになる。



吸気量の多い人のベクレルバケツが溢れ出したのはいつの頃なのかは分からない。ただ、このまますべての人の吸気中のセシウム累積量が増えていけば、次々にベクレルバケツが溢れ出す人が出てくることは間違いない。

福島第一原発からの放射性物質の大気中への放出、海洋への放出が続く限り、健康被害は昂進していくだろう。

大気中放射性物質濃度が吸気被曝による健康被害と強く相関
posted by ZUKUNASHI at 10:27| Comment(0) | 原発事故健康被害
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