以前、次のツイートを転載、紹介したことがある。現在は、今日の放射能備忘録 57に収録している。
※ 激子、福島から神奈川なう @angydiff 氏の2014/2/8のツイート
消費期限過ぎのコンビニ弁当を与えるようになった養豚場で死産などが急増。(中略)原因は防腐剤ではないかと言われている
2014/4/3、読者がこの情報の大元を教えてくれた。
西日本新聞 2004/03/19付 朝刊掲載
「食卓の向こう側・第2部「命」つなぐために<3>」だ。
大学などでは到底出来ない実験結果が載っている。記事のポイント。
@ 2002年頃、福岡県内の養豚繁殖経営の農場主が、25頭の母豚に、賞味期限が切れた、あるコンビニの弁当やおにぎりなどだけを毎日三キロ与えた。農場主の計算では月二十万円のえさ代が浮くはずだった。
A このえさを与え始めて間もなく、母豚がぶくぶく太ったので、すぐに量を減らした。
B 豚の妊娠期間の114日後、母豚のお産で死産が相次いだ。生まれた子豚も、奇形だったり、虚弱体質ですぐに死んだり。透明なはずの羊水はコーヒー色に濁っていた。
C 「えさだ」とピンときた農場主は、穀物などからなる元のえさに変え、お産は徐々に正常に戻ったが、すべての母豚が被害に遭い、農場主は生まれるべき約250頭の子豚をフイにした。
D 昨年(2003年)は約二千頭の子豚が、母豚の腹から当たり前のように生まれてきた。
・・・ポイント引用終わり・・・
この事例ですごいのは、
T 25頭の成熟した健康なメス豚を対象にしたこと。
U 3食すべてコンビニ弁当やおにぎりを食わせたこと。水は別に与えただろう。
V 妊娠期間をカバーする長期間継続されたこと。
「実験」経過と結果には、何の疑いを差し挟む余地もない。捏造、盗用とは無縁だ。コンビニ弁当を貶めるためにこのような実験を企てる者はいるかもしれないが、これだけの規模で、かつ多額の損失を覚悟でやる人はいない。
今から12年ほど前の出来事だが、当時からコンビニ弁当の保存料などの添加物、濃厚な塩分、油脂過剰は健康に良くないと警告する声はあった。
今は、添加物も当時のものとは異なっているかもしれないが、ラベルには依然としていろいろ書いてあるし、塩分や油脂過剰は変わらないだろう。
リスクが減っているのかは分からない。
この記事には書いていないが、オス豚、種豚はどうだったのだろう。ずっと種を付け続けたようだから、種豚のえさは変えなかったのだろう。男性の読者には気になるところだと思う。もし、母豚と同じものを食っていたら、役目を果たせなくなっていただろうと思う。
コンビニ弁当が大好きだったり、食べ物に気をつけない女性は、結婚相手としては??かもしれない。この2月、中部地方在住の読者から、スーパーの惣菜や弁当を利用している会社の同僚、20代女性が最近なぜかよく転ぶと話しており、健康診断で甲状腺異状が見つかったことも伺っている。
今から10年以上前の事例だから、放射能の影響は考えられない。だが今は、食品添加物のほかに放射性物質も含まれていることがある。トランス脂肪酸の多いと見られる揚げ物で知人の娘がジンマシンになったりしている。
材料が粗末でも、手間がかかっても、自分で材料を選び、良く洗い、火を通して食べるのが一番だ。
石川三十五右衛門さん、ご教示ありがとうございました。
・・・
別の記事に寄せられたコメント
「もう数年前のことですが、一ヶ月ばかり朝夕、ローソンぐらしをしたのですが、たしかに、だんだん調子が悪くなった体験があります。」
2014年04月03日
クソ爺殺すにゃ刃物は要らぬ 毎食弁当食わせりゃいい
posted by ZUKUNASHI at 20:57| Comment(0)
| 原発事故健康被害
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