2013/12月中旬、アニメ関係の著名人が脳梗塞で急逝された。39歳という若さだった。ご冥福をお祈りする。
この方は、ツイッターを使っておられたようで、今もツイートのログが残っている。このログを読み返した方がおられて、次のように述べている。
「この方の過去のツイを拝見しましたが、放射能について、自分も調べたが、全く人体には影響が無いと書いてあり、福島の桃を食べたり、お仕事が忙しいので汚染を気にせず外食されていたようです。ご自宅は練馬でご実家のいわきには被災後、4月に2日間帰省された位?」
「ご本人は被曝を全く疑っていなかったようですが、昨年より、『変な頭痛がしたと思ったら、突然鼻血』が複数回、『恐ろしい頭痛』、『高血圧』。今年、『喉のつまった感じ』、『沢山食べるのに痩せた、やつれた』、『左の顎関節と首の痛み、左奥歯が音を立てて欠けた』など。」
私も読んでみた。2011/4上旬には、胃の痛み、首の後の腫れ、変な動悸が表れ、2011/7には軽い頭痛に左の下っ腹の痛み、2011/8に「高血圧の疑い」との診断。「動悸がして頭くらくら」とも。
その後、一時収まったようで身体症状に関するツイートはなく、2012/5に急な鼻血があり、その日の午後に専門医を紹介されている。
2012/5末には、「一昨日徹夜して、昨日夜中の三時まで仕事して寝て起きたら目の下のクマがハンパなかった」と。かなり無理をしておられたことが窺える。
2012/6に入って気分が優れない、39度の発熱、全身の関節の痛み。
2012/10/3に「昨日からなんか左手が痛くて今朝起きたら激痛。とりあえずテーピングとシップ買ってきて固定したが・・・ 明日痛み引かなかったら医者行こう・・・ なれないショートカットキー操作で左手酷使したからかな・・・ ちなみに右手はいつもどおりかいてるだけだから問題ない」とのツイート。
2012/12に入り、「仕事中、変な頭痛するな〜…と思ってたら突然鼻血」。その後しばらく間が開き、2013/4に「また… へんな頭痛が始まった… のどの詰まった感じも取れないし」、「最近いくら寝ても疲れが取れん」と。
2013/5末には、「最近良く物を落とす。 ちゃんと持ってるつもりなのに落とす。 落とした物を拾おうとして、ちゃんとつかんだつもりがそれすら落とす。しかも2〜3回繰り返すことも」、2013/6には痩せてきていることに気づく。最近疲れが取れにくいと。
2013/8上旬、左の奥歯が音立てて欠けた。中旬、微妙な頭痛がなかなかとれない。左手首に激痛。2013/9、「なんか近くの文字が見づらい」と。2013/12はじめまでツイートはされているが、症状に関するものはないようだ。
この方の体調異変は、2011/4/5にはすでに表れている。4/2から出身地のいわき市に帰り、滞在期間は短かったようだが、食事の影響はあったかもしれない。それより、私はこの方の住まいが練馬区にあることに注目したい。どんな住居にお住まいだったか不明だが、初期被曝の影響は受けておられるだろう。だとしても、2011/4/5の段階で「胃の痛み、首の後の腫れ、変な動悸」が出てきたことはずいぶん早く、初期被曝の影響だけではなく、なんらかの潜在的な体調悪化があったのではなかろうか。
その後も、仕事が多忙を極めておられたようで、無理が重なっておられたのではなかろうか。2012/5に急な鼻血、2012/6に39度の発熱、全身の関節の痛み。
この辺からは、私にはまぎれもなく被曝症状に見える。
特に、2013/5末に表れた「最近良く物を落とす」という現象が出れば、私は真っ先に脳障害を疑う。脳梗塞、脳内出血だ。
ご本人は、福島第一原発事故による周辺環境や人体への影響を軽視しており、放射能防御はまったくといっていいほどやっておられなかったのではあるまいか。
それにしても不思議なのは、著名人であるから交際範囲も広いはずであり、ツイートでも身体症状を訴えているのに、友人、知人のどなたもこの方に内部被曝の怖さを教えてあげなかったのだろうか。
最近、身体異変や発症事例を調べていて、被曝症状は単独ではなく複数出る場合が多いこと、しかも自分がこれまで経験したことのない症状が出ることがほとんどだと知った。
激しい頭痛、歯茎が腫れて痛む、あざ、じんましん、爪が剥がれる、歯が折れる・・・。私の場合は、歯茎の痛みと目の不調、めまいだった。先日の体調不良もまったく関係ないとは思えない。夏にも短時間ながらめまいを感じていたからだ。
被曝による突然死や重篤な疾病の前兆は必ずある。しかも複数ある。本人はそうだとは信じたくないから、単に疲れがたまったからとか、風邪のせいにしてしまうことがあるが、それは健康管理上は重大な間違いだと強調したい。
被曝症状と疑われる身体現象をまとめてある。よくご覧いただいて、早めの対策を強くお勧めする。
2013年12月16日
被曝による突然死や重篤な疾病の前兆は必ずある
posted by ZUKUNASHI at 11:58| Comment(4)
| 原発事故健康被害
私の歯茎が痛んだときは、歯医者で抗生物質をもらって数時間で改善が見られました。
ひどいめまいのときは、脳障害を疑い定評のある脳外科病院にかかりました。
歯科にはかかっておられるのでしょうか、どんな診断でしょうか。私なら、頭痛が強ければ別途、脳神経科を受診します。
自己診断で薬の使用は危険だと思います。まず、歯科、そして納得がいかなければ他の診察科で受診されることをお勧めします。
今は健康悪化要因が多いので、病院が嫌いでも世話にならざるを得ません。
いつも貴重な情報をありがとうございます。
私は、(震災当初より)宮城県在住40代女性、一昨日外出先(飲食店駐車場にて)で激しいめまいに襲われ、初めは何度かしゃがんで落ち着きましたが、あともう少しで車にたどり着く手前で、意識を失い膝をつきそのまま後ろに倒れました。後頭部は受け身なしで打撲です。飲食店の店員さんや目撃者の素早い対応により、救急車で運ばれて処置されました。MRIやレントゲンから頭蓋骨、脳ミソに損傷はないとの診断でしたが、まだ二日目のせいか思考力、判断力、記憶力に、ん?と感じることがあります。すぐに眠たくなって、気づくと寝てます。
今は頭の中の気持ち悪さは落ち着いてきました。アスファルトに打ち付けた衝撃でむちうち症状がつらいです。
私はお出かけ先、食材の産地には気を付けている方だと思います。
しかしながら仙台の距離では、放射性物質を含んだ土埃を吸う機会は多いと思います。また、気を付けても汚染されたものを食べてしまっている可能性もあります。
子どもはそれぞれ鼻血、頭痛、疲れ、皮膚炎等の症状もあります。私も脳にダメージを受けて、今後深刻な症状につながる前兆なのでしょうか?
このめまいの頃から三半規管に異常が生じていたと思います。その後風邪を契機に一気に悪化したのだと今振り返ります。
木村さんは、めまいは今回が初めてですか? 他に自覚する身体症状はありませんか。「脳にダメージを受けて、今後深刻な症状につながる前兆なのか」どうかは医師の診察結果を信ずるしかありません。
私がちょっと気になるのは、「お出かけ先、食材の産地には気を付けている方だと思う」と書いておられる点です。私が読者とやり取りした経験から言うと、「気を付けている方だと思う」という方は決まって大きな穴が開いていたりします。人並み以上では被曝回避はできません。特に宮城県では。
そして「お出かけ先」に気をつけるといっても丸森町の除染現場を避けるというほどの意味ではないでしょう。
少し線量率の高いところに行くのと内部被曝の多くなるところに行くのとでは、後者のほうが格段に危険です。
もう一つ、子供さんに「鼻血、頭痛、疲れ、皮膚炎等の症状」があると書いておられますが、それらの症状にはどのような対策を講じておられますか?
木村さんのめまいと「鼻血、頭痛、疲れ、皮膚炎等の症状」は被曝の進行と言う糸で結ばれているかもしれません。
宮城県は、仙台空港で線量率測定業務に従事していた米兵が深刻な身体症状を発症しています。
宮城県北部を初めとして県下全域で人口の自然増が急激に悪化しています。
汚染データを出さない当局の言うことを信じ騙され続けると、この先どうなるかは、木村さんが今懸念されている危惧のとおりになると思います。