空間線量率が0.07μSv/hもあればきのこからセシウムが検出されるだろう: ずくなしの冷や水

2013年10月26日

空間線量率が0.07μSv/hもあればきのこからセシウムが検出されるだろう

野生きのこの汚染データを探しているが、なかなか見つからない。都県では、長野県、山梨県、新潟県が検査に前向きのような印象があり、後ろ向きの印象が強いのは、群馬県、茨城県。

まず最新時点の野生きのこの汚染地図。新潟県、秋田県で少しデータが得られた。



上の図の等値線グラフ。上の図とともにMANDARAにより作成。



2012/5/31時点の空中測定による空間線量率。空中測定では富士山周辺、山梨県、長野県東部が過小評価だ。山の中ではヘリコプターの高度の調整が難しいだろう。霞ヶ浦と佐渡島を結ぶ線の中ほどにある湖は中禅寺湖。汚染地帯はここから南を通って群馬県に延びるが、きのこの調査では試料が少なく北側だけが強調されている。上の図で中禅寺湖は、栃木県西部の黒い点となっている。



一つ上の等値線グラフと比べると、だいぶ似てきている。山の中は土壌調査がなく、貴重な資料となる。規制庁のMPの値と比較しようとしたが、山の中には設置されていないから比較が無理だ。群馬県だけについては、可能かもしれない。狸やイノシシのためのMPだから

福島県以外の市町村別平均空間線量率の分布 2013/9/10現在。



次は、福島第一原子力発電所事故に伴うCs137の大気降下状況の試算−世界版SPEEDI(WSPEEDI)を用いたシミュレーション−。この図は、富士山周辺も少し濃くなっているが、群馬県の北部が大幅な過小評価だ。



近所できのこを見かけるなら採取し、乾燥させて量がまとまったら公的な無料測定機関に依頼して測ってもらったらよい。土壌は受け付けないところでも乾燥きのこなら測ってくれるだろう。係員が「毒きのこばっかりですよ」と判別できるほど知識を持っているとは思えない。

空中測定マップの0.1μSv/hの境界線で汚染きのこが多数見つかっている。0.07μSv/hくらいでもきのこの汚染が検出されるだろう。土壌汚染300Bq/kgで空間線量率は約0.07μSv/hになる。

きのこは、放射能汚染濃縮機能では、他に並ぶものがないほどに優れている。放射性物質を吸っていれば、生物濃縮が進むことをきのこが身をもって私たちに警告してくれている。
posted by ZUKUNASHI at 22:01| Comment(0) | 福島原発事故
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