2013/9/1以降の空間線量率10分値の推移。

上の図を空間線量率の高いものから並べる。0.07から0.075μSv/hで推移しているがときどき高い値が出ている。

0.83μSv/h以上の高い値が出た時刻の分布。早朝と夕刻だ。空間線量率は、日中変動を繰り返しているが、一日に2回ピークをつける例はなく、気温が上がった昼前後にピークをつけるのが通例だ。

大熊町立大野幼稚園(仮設)の所在地。隣接して仁愛看護福祉専門学校 介護福祉科のMPがある。

次は、この1ヶ月間の4時間値の推移。大熊町立大野幼稚園(仮設)

同仁愛看護福祉専門学校 介護福祉科

4時間値だから、細かいピークが消えているが、それでも両者の間ではピーク発現に差が出ている。
大熊町立大野幼稚園(仮設)のピークは、独自の要因によって生じていると見ざるをえない。そして、早朝と夕刻にピーク発生ということは、幼稚園児の保護者や保育士の車が出入りする時間帯だ。
午前5時台のピークは、幼稚園の送迎などでは早すぎるように思えるが、牛乳など給食関係の納品だろうか。
保護者が、そして保育士などが大熊町で使っていた車を継続使用していれば、汚染は強いだろう。そして、時には大熊町の近くに帰ることがあるとすれば、その都度汚染を持ち帰ることになる。
以上は私の推定、想定であり、これ以上は現地で詳しく調べなければなんとも言えない。だが、空間線量率の変化を見ていると、ある特定のMPで周辺のMPと関係なく、突然空間線量率が上がることが見られ、その原因は、プルームの到来よりも汚染車両の接近や、除染作業と推定せざるをえないことがよくある。
差しさわりがあるので具体例は挙げないが、福島県外の避難者が多いところでも、やはり空間線量率が不安定だったりする例が見られる。福島県の汚染地帯から走ってくる車両は除染されてから汚染地帯を脱しているわけではない。
高速道路の沿線で空間線量率が高いとか、福島ナンバーの後について走行するのは危険だという声もあるが、根拠のないことではない。
物資にしても、車両にしても、放射性物質の拡散は野放しであることは、十分認識しておいたほうが良い。
汚染車両について自分が実際見てきたものですが、仕事柄毎日色んな人の車を触ります。
宮城県に住んでることもあって福島から避難された車も度々見る機会があるんです。
そんな中過去2回、高線量の汚染車に遭遇しました。
ナンバーがいわきナンバーで住所が双葉郡でした。恐らく震災時車を置いて避難されて後から持ち出したのではないかと思います。
1台は私の簡易線量計(TERRA)でフロントバンパーまわりで4.7マイクロシーベルトでした。車内でも0.8マイクロシーベルトありました。
オーナーさんは年配の方だったのですがこの事を知らないようで普通に使用されてます。
他にも2.7マイクロシーベルトなども確認してます。
私自身幼い子供を持つ親として、将来が不安でなりません。
先日、関西に5日間ほど旅行した時、RADEXのRD1706を持って行きました。驚いたのは、京都から奈良・三重を経由して名古屋に着くまで、計測値が0.09マイクロシーベルトでずっと全く変わらなかったことです。
普段、居住地の神奈川、および東京で測っていますが、測定値は0.6から0.16あたりを目まぐるしく変動しているのが常です。
やはりこちらは放射性物質(昔は死の灰と言っていました)がふわふわ漂っているという事なのでしょうか。あらためて、マス
クとサングラスをかけようと思いました。花粉症用のマスクですが、しないよりはましでしょう。
また、左の胸の痛みが関西に居る間はまったくありませんでした。喉の不調(痰)も忘れてしまってしました。
こちらに戻ってから、喉が少しずつ不調になってきています。