この夏 空間線量率の最大を更新するMPが絶えない 8/22は茨城で: ずくなしの冷や水

2013年08月23日

この夏 空間線量率の最大を更新するMPが絶えない 8/22は茨城で

2013/8/22も福島県で35、福島県以外で35のMPが最大値を更新。8/20には全国で438のMPで最大値を更新していたからそれに比べれば少ないが、福島県以外での更新が衰えない。集計期間は、7/27〜7/29、7/31、8/15〜8/22の12日間。機器調整中・確認中のものを除く。

全国の最大値更新MPの日別分布。縦軸が日付、横軸が日付別の更新MPの累積値。


8/22は、福島県の中通り、県北、県中、そしていわき市で空間線量率の上昇が見られた。

関東では茨城県北部での上昇が多い。8/21分では鮫川村の焼却施設に近い北茨城市関本町小川(環境省設置)をはじめ、大子町大子町役場、常陸太田市里美支所、北茨城市北茨城市役所、那珂市後台で空間線量率の上昇が見られ、焼却施設の影響が強く疑われたが、8/22は空間線量率上昇地域が少し南下している。

いわき市で上昇箇所が多いことと考え合わせれば、福島第一原発からプルームが南下したと見るのが妥当だろう。

福島県、茨城県以外では、沖縄、九州での上昇が見られるほか、岡山県が1箇所となっている。

8/22は、雷雨があったところは少なく、最大値を更新したところは福島第一原発から最近放出されたプルームによるものと見られ、九州など南では以前に放出されたものが時間を置いて降下していると見られる。

福島県は言うまでもなく、福島県に近い地域ほど濃厚なプルームが襲ってくるから油断できない。当面、福島第一原発の北に位置する双葉町郡山(郡山公民館)と富岡町の富岡の空間線量率の動向に注目している。だが、この暑さではマスクもしていられないし、どうしたものか。
posted by ZUKUNASHI at 08:26| Comment(0) | 福島原発事故
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