放射能健康被害は生活習慣病 被曝回避しなければ死神が忍び寄る: ずくなしの冷や水

2013年08月09日

放射能健康被害は生活習慣病 被曝回避しなければ死神が忍び寄る

「院長の独り言」に2013/8/8、「じわりと増え始めた奇形児(鎖肛、口蓋裂・・)」と題する記事が出ている。まさに「じわり」となのだろうと思う。

私は人口動態統計から出生数減、死亡数増の状況をウオッチしているが、こちらの傾向もじわりと強まっている。2年半以上が経過してまだ緩やかな傾向変化だから、原発推進派は放射能による健康被害を隠し通せる、誤魔化しきれると高をくくっているのだろう。

2013/8/8、郡山市が2013/7分の人口動態統計を公表。出生数が大きく増加している。

郡山市は、福島第一原発事故後、人口流出が続いた。2011/3から16ヶ月で社会減は1万人を越し、自然減と合わせて2011/3/1現在の人口338,858人が2012/7/1には328,518人へ1万人減少している。この間の自然増減の累計は301人の減だ。

最近は、社会減が減り、社会増に転じている月もある。郡山市内で空間線量率を測っている方の情報によるとずいぶん高いようだが。



16ヶ月で人口が1万人、3%減少しているので、出生と死亡の変化を単純出生率と単純死亡率で見る。単純出生率は、2011年を通じた人口流出の影響からか2011年末に水準を落している。そして、人口流入の月も出始めた最近になって少し上向いている。一般に夏から秋にかけては出生数が増える傾向にあり、単純出生率が以前の水準回復に向けて上がっていくのかはまだ分からない。



一方、単純死亡率は季節変動のパターンを踏襲しつつピークが高くなっている。福島県内の方面別の人口動態を見ると、人口流出の少ない会津地方の死亡数の増加が相対的に大きくなっており、郡山市でも人口流出の多かった2011年の半ばに単純死亡率が低下している。その後は、山は過去の水準よりも高いものの、谷は過去の水準とほぼ同程度となっており、死亡数が急増しているというふうには読み取れない。

山の部分についても、過去の水準を上回る分は、月当り10万分の5程度だから人口30万人で15人程度死亡数が上乗せされている計算になる。しかも、この上乗せ数がほとんどないと見られる月もあるから郡山市の住人の日常感覚では、たまに若い人が亡くなる、知人が突然亡くなることがあって驚かされるという程度にとどまっているのではなかろうか。

最近、人口流出が止まったと見えるのは、そんな住民の受け止め方があるのかもしれない。

だが、出生数減、死亡数増の傾向ははっきりしている。放射能の内部被爆は日ごろの生活での放射性物質の体内取り込みの度合いによって決まる。甘いものの取りすぎ、酒の飲みすぎなどと同じだろう。意識的に被曝回避の努力をしなければ、甘いものを取りすぎていないのに糖尿病になり、酒を飲みすぎていないのに脳溢血や心臓疾患になる。

被爆は、体調、健康の悪化方向への変化を促進する。今なお日本ではガンマ線で100ベクレル/kg近い食品が出回っているし、ストロンチウムや他のベータ線核種も豊富に含まれていることもある。

この秋から、これまでのトレンドが昂進することのないよう願うばかりだ。
posted by ZUKUNASHI at 09:25| Comment(0) | 原発事故健康被害
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