関東の子どもは健康を害するだろう 一日も早く避難を!: ずくなしの冷や水

2013年05月21日

関東の子どもは健康を害するだろう 一日も早く避難を!

日立市にお住まいだった方の訃報の衝撃から立ち直れない。このブログで書いていることは、統計データなど確実なソースに基づくものなので、けなされようが一向に気にならないが、危惧した方向に事態が動くことを見るのは、耐え難いものがある。

だが、ここで手を緩めるわけにはいかない。もっと迅速に、的確な警告を発しなければと力が入る。

この記事は、「関東の人は恒常的に放射性物質を吸い、食べている 早晩健康被害が発生する」の根拠を補強するものだ。結論から言うと、関東では今なお毎日、放射性物質が降り注いでおり、私たちはそれを呼吸で体内に取り入れている。

関東に住む人の健康被害の発生は、時間の問題だ。次のグラフの通りのことが起きるであろうことは、私の確信になりつつある。ウクライナ北部地域の罹病率の推移。

福島県や茨城県のMPポストによる空間線量率測定値は、設置場所や測定データに意図的な操作が加えられていることは確実だから、それらのデータを用いた分析は、隠蔽、操作の糾弾を目的とする場合を除いてほとんど意味がない。

時間の経過に伴う空間線量率の変化をありままの数値で把握するにはどのデータが使えるか、いろいろ検討したが、福島第一原発からできるだけ近く、かつ核関連施設がなくて測定データの改ざんの必要性が薄い地域として千葉県を選んだ。

中でも、千葉県館山市のMPは、次の図に見るように設置環境としては、かく乱要因が少ないと考えられ、長期の変化を見るには適当だ。風雨は強いが降雪はほとんどない。

次の図は、2012/3/29から2013/5/19までの日次の空間線量率最大値、最小値、そして2012/3/29をスタートとする減衰考慮後の理論値を示す。減衰は、スタート地点でセシウム134と137が半々だとして計算。厳密には、セシウム134の割合は1年経過で半分よりかなり少なくなっているはずだから、この理論値の曲線は低めに出ている。

一見して測定値のうち最小値が極めて安定していることに気づく。一方最大値は、ブレが大きく、理論値からこんなに大きく上方乖離している。関東で降雪のあった2013/2/19には、各地で空間線量率が上がり、館山市では雪こそ降らなかったものの空間線量率が0.11μSv/hを記録している。5/17の最大値が0.07μSv/hだったから、5/16から5/17にかけて観測されたプルームよりも強いものが到来していたか、あるいは上空の放射性物質が降下してきたことになる。

次は上の図を拡大したもの。2012/3/29からの1年間を取ると、2012/3/29の最小値が0.059μSv/h、平均値が0.0597だったのに対して1年後の2013/3/29は最小値が0.057μSv/h、平均値が0.0577で0.002しか低下していない。


2012/3/29以降、追加的な放射性物質の降下がなければ、空間線量率は周辺から放射性物質が吹き寄せられたり、流出したりして若干の変動はあるだろうが、基本的には着実に低下していく。

この館山市のMPの設置場所は、周辺に降下した放射性物質が流入蓄積する条件には見えず、また、ここに降下した放射性物質が周辺に流出せずに定着する条件になっていると見られるから、減衰量が著しく少ないということは、放射性物質が追加的に降下していることにほかならない。

次は日平均値と減衰後の理論値との差を示す。418日経過して、理論値との乖離が0.0077μSv/h。空間線量率をこれだけ押し上げるのに相当する1平方メートル当りのセシウム密度を求めると、2125.2Bq/m2となる。(276 KBq/m^2 = 1μSv/h)


館山市内における土壌調査結果はセシウム計で2,033Bq/m2、8,255Bq/m2などがあり、2125.2Bq/m2は、前者の土壌密度を上回り、後者の26%に当る。2013/5/19時点での空間線量率平均値0.0572μSv/hに対して乖離幅0.0077は、13.5%に当り、空間線量率の乖離幅から計算した追加的なセシウム土壌密度は高めに出ている。

なんども繰り返すが、福島第一原発からの放射性物質の放出は止まっていないし、これからも止まる見込みは立っていない。1号機のカバーの取り外しも始まる。1号機に限らず原子炉格納容器の中がどうなっているか、わかっていない。

どうして、この先福島第一原発からの放射性物質の放出がないと信じられよう。

他のMPも見てみよう。少し北に位置する茂原市。ここは、北風が吹くと福島浜通りからの風が犬吠崎を越えて吹き込む条件にある。やはり理論値からの上方乖離がある。最新時点の乖離幅0.0034μSv/h。


東京湾側の市原市。最新時点の乖離幅0.00086μSv/h。2012年の2月から3月にかけて測定値が急落しており、なんらかの環境変化があったのかもしれない。


茂原市と香取市の間にある旭市。館山市に似ている。

茨城県に近い香取市。ここはMP設置、稼動直後に測定値が急落している。最新時点の乖離幅は小さいが、減衰曲線算定の基準時点を変更すれば0.005μSv/h以上の乖離幅となる。

結論を書こう。

1.関東では、大気中に放射性物質が舞い、時に程度の差はあれプルームが襲来している。でなければ、MPの最大値がこんなに大きくなるはずがない。

2.屋外で遊ぶ子ども、スポーツにいそしむ青少年はこれを吸い込み、内部被曝を重ねている。

3.肺から入った放射性物質は、体内に取り込まれる。粉塵の多い職場で働く方が脳梗塞になり、頭を開けてみたら血管に塵が詰まっていたとの医師の観察もある。

4.すでにスポーツ選手や体育教師などの突然死が伝えられており、内部被曝を重ねれば、これらの方々の後を追う危険が高まる。

5.突然死に至らなくとも、体調不良で成育、発達の遅れを生ずることもある。読者から子どもさんの成長が止まり、成長ホルモンの投与を受けたとの話を聞いている。

6.健康障害が起きるのは、大人も同じ。ぶらぶら病を発症したら職場を解雇される。生活保護の道はますます狭まる。親が子よりも先に逝くという深刻な事態も想定する必要がある。

7.汚染地にとどまり、体調不良に悩み、職を失い、寿命を縮める道を選ぶか、経済的には困難があっても、汚染の少ない場所でやりなおすか。私は、後者を勧める。関東東北から西日本に避難した方々の例を見ると、亭主が健康障害を自覚すると、一家挙げての避難の決断が早くなる。だが、みんなが病気になってからの決断では遅すぎる。汚染地にとどまれば、健康障害は時間の問題だ。

8.子を持つ母親の力は大きい。病気の子どもを抱きかかえ、病院めぐりをしても冷たく扱われ、怒りと絶望に打ちひしがれる自分と子どもの姿を想像できるだろうか。親も子もみんな病気、そんな社会は目の前に迫っている。


posted by ZUKUNASHI at 16:05| Comment(0) | 内部被曝防止
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