プルーム襲来時に、特に屋外にいた幼児の保護者は、甲状腺の異状に注意を! ヨウ素の地表付近の濃度シミュレーション図: ずくなしの冷や水

2013年05月15日

プルーム襲来時に、特に屋外にいた幼児の保護者は、甲状腺の異状に注意を! ヨウ素の地表付近の濃度シミュレーション図

2013/5/13の報道によると、原子力規制委員会は、原発事故が起きた際、放射性物質が煙のように大気中に漂って移動する「放射性プルーム(放射性雲)」による被曝を防ぐため、有識者による検討チームを近く発足させる方針だと伝えられている。関東全域でプルームによる内部被曝が大きいことを当局が認めざるを得ない状況に追い込まれた現われだろう。

東京の伊藤病院の岩久建志医師らが2012/11/30、日本甲状腺学会で発表したところによれば,東京の病院で3千人に行なった検査では福島と同程度ののう胞が見つかったというのだが、親御さんたちは、たいしたことにはならないと考えているのだろうか。

たいしたことがなければ、それにこしたことはないが、どうもそうではないのではないかと、個人的に懸念を強めている。

関東に在住していた場合、2011/3にいつ、どんなプルームに遭遇しているか、分かってもらうために探し出したWSPEEDIの画像を掲載する。場所と時間をよく見てほしい。

まず、2011/3/15、午前10時の地表近くのヨウ素の濃度分布。関東から避難した方の子どもさんに甲状腺異常が出ている場合の主要な原因となったのがこのプルームだ。午前10時台に新宿で空間線量率のピークを記録している。

上の拡大図に地点を書き込んだもの

次の図は、2011/3/15、午後3時の放射性ヨウ素の沈着量。茨城県の栃木県に接する側から埼玉県の中央部を通り、東京西部、神奈川中西部に渡って濃厚沈着地帯が見られる。

よく調べたら、放射性ヨウ素の濃度が濃かったのは、3/15だけではない。次の3枚は、山形、秋田、岩手方面をプルームが襲ったときのもの。



2011/3/21の朝になると、プルームが南下し始める。12時には東京湾に到達している。

そのご西にずれて15時には、3/15と同じようなルートをとっている。

3/22には、千葉県の北東部を通って東京湾を渡り、神奈川県に入っている。神奈川県は夕刻までプルームに覆われていた。



夜には、静岡県を覆った。

3/23には、プルームが千葉県を南北に貫いている。

こんな具合に、放射性ヨウ素は、繰り返し関東各地を襲っている。上から二つ目の画像で関東全域に放射性ヨウ素が沈着しているが、その中でも濃淡があるし、その後も放射性ヨウ素は沈着している。


注目されるのは、ご本人や子どもさんに甲状腺の異常が出た方は「喉がひりひりした」、「喉が焼けるような感じがした」と述べている。同じような体験をされた方は、同じような症状が出るだろう。

甲状腺の診察については、納得できる診察をしてくれる医院を見つけることが難しいようだ。関東から関西の病院に診察を受けに行く人もいるらしいが、誰もができることではない。早めに情報収集を始めることを勧めたい。

2013/5/10、参議院東日本大震災復興特別委員会で社民党の福島瑞穂議員が福島県外においても甲状腺検査や尿検査、心電図などの健康調査をやるべきだと質したのに対して、文科省は前向きだが、環境省は否定的だったと。子どもを救えるのは親しかいない。
posted by ZUKUNASHI at 21:11| Comment(0) | 原発事故健康被害
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