すでに東日本は大変な事態が始まっている 福島 茨城 栃木: ずくなしの冷や水

2013年03月30日

すでに東日本は大変な事態が始まっている 福島 茨城 栃木


福島県須賀川市など福島3区の変化率0.89と同等の小選挙区は、茨城に1、栃木に2ある。茨城は、0.9の小選挙区が三つあり、必ずしも変化率が小さいとはいえない。

茨城県の特徴は、茨城4区を除き、福島第一原発事故後1年の間の死亡数が急増し、2年目にはこれが減少している点だ。これは、事故後早い段階で急性、亜急性の放射性物質に起因する障害が発生したことによるものと見ている。


福島1区は沿岸部までを含み、事故後1年目は津波による犠牲者が含まれている。

郡山市については、毎月の出生数と死亡数の推移からトレンドを取り出すと、8年後に赤ちゃんほぼゼロとの結論が出たが、出生死亡比率の変化から推定してもやはり8年後には赤ちゃんがゼロになるとの推定が得られた。


福島4区は、避難者の流入があるが出生死亡比率の変化率は良くない。死亡数が2年連続の増加。

福島5区は、いわき市、広野町、楢葉町、富岡町、川内村、大熊町、双葉町、浪江町、葛尾村を含み、人口の移動が激しい。この計算方法では実態がつかめない恐れがある。いわき市の初期の被曝は大きく、いわき市役所は空間線量率公表数値の改ざんを行った。小児の甲状腺異常が心配だ。



茨城3区は濃厚汚染地帯。事故後1年目の死亡者急増、出生者急減が少し落ち着いてきたようだが、楽観は許されない。

第4区は、常陸太田市、ひたちなか市、常陸大宮市(第1区に属さない区域)、那珂市、東海村、大子町。この地域では、2011/3/12、福島第一原発からのプルームが到達する前に空間線量率が大きく上昇したことがあるとされている。

茨城5区は、日立市、高萩市、北茨城市。福島第一原発からのプルームが何度もこの地域を通って関東に達しており、地域住民の内部被曝が極めて大きいのではないかと懸念されるが、この小選挙区の出生死亡比率の変化率が特に飛びぬけて悪いということにはなっていない。茨城県北部では、病院が甲状腺検査を渋るとの情報がある。

6区は、土浦市、石岡市、つくば市、かすみがうら市、つくばみらい市、小美玉市(旧玉里村)。南部は3/21に湿式沈着があった。この地域からの健康被害情報は多くないが、私の知る限り深刻な健康被害がないわけではない。

7区は、栃木県に接する県西部。白菜の産地だが、巨大はくさいが収穫されたという情報は喜べない。



3区は濃厚汚染地帯だが、変化率は他に比べて特に悪くはない。何が幸いしているのか、判断材料がない。


5区は、足利市、栃木市、佐野市。県西南に位置する。初期のプルームの通過、滞留地帯。

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posted by ZUKUNASHI at 10:20| Comment(0) | 原発事故健康被害
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