
2.福島第一原発から放出された放射性物質を大量に含むプルームにより関東でも吸気による内部被曝が大きく■、その後の飲食物による放射性物質の取り込みで健康被害が多発。2012年の突然死は前年の10倍に達するとの観察も。■
3.人口統計は、福島第一原発事故後、汚染地域で出生数が減り、死亡数が増えていることを示している■。静岡県の伊豆半島地方では、2013/11の出生死亡比率が0.3を割り込んだ。訃報10件に対して誕生3件の割合。
4.ウクライナでは、チェルノブイリ事故の翌年から出生数が減り始め、死亡数が最初は緩やかにそして4年後辺りから急激に増加した。日本では、すでに出生数の減が東日本の広範な地域で見られており、今後、出生数の減に加えて、死亡数の増が大きくなるだろう。

究極の健康被害の多発と並行して精神身体疾患の患者が増える。横軸の上欄はチェルノブイリ事故、下欄は福島第一原発事故起点。

5.厚生労働省のまとめた飲食料品放射能検査の検出下限値は4分の3が25ベクレル/kg以上と高い。100ベクレル/kgなら厳重に管理隔離すべき放射性廃棄物。食べ物ではなく毒物だ。

6.「食品と暮らしの安全基金」が資金を提供し、ウクライナのコヴァリン村の9家族を対象に、150日間食事療法を行った結果によると、日々の飲食物1kg当り1.1ベクレルを超えると健康被害が健在化するとされている。■
7.精度に意を用いた尿中セシウム濃度測定の結果によると、放射能からの防御に努めていると見られる家の子どもでkg当り1ベクレル台、そうでないと見られる家の子どもでkg当り4ベクレル台が検出されており格差が生じている。■
8.西日本の生協の連合体が行った食品検査の結果によれば、検出限界1.7ベクレル/kg程度で検出限界以下となったものが多い。■西日本の食材でもゼロベクレル/kgではない。仮に水以外の飲食料品の平均汚染度が1.7ベクレル/kgなら一日分の食事に含まれるセシウム総量は2.2ベクレル程度と推計され、健康被害が顕在化するか否かぎりぎりの水準となる。

海外産の食品のセシウム濃度が低いとは限らない。2011年3月中旬〜4月に収穫されたカナダケベック州産メープルシロップからCs137が2.91ベクレル/kg検出されている。欧州産のジャムからも汚染が検出されている。
9.最近、体調不良で病院に行くも異常なしで帰され、直後に急死という例をしばしば見かける。被曝に治療法はない。サプリメントやキレート剤で被曝が帳消しになることはない。病院は被曝による健康悪化には非力だ。
原因不明の体調悪化が生じたら、被曝の影響を疑い■、放射性物質を体内に入れないよう最大の努力が必要。同時に医師の診察を受ける。
医師に被曝と体調悪化の関連を尋ねるのは無益だ。医師には被曝症状と治療法の知識がないから答えられるはずはなく、プライドを傷つけてしまう。
信頼できる医師はまだいるが、患者が集まって多忙を極めているようだ。医療機関の情報収集がますます重要になる。
10.被曝回避のためには、非汚染地への移住の効果が大きい。食品選択に気を使うのは面倒だというずぼらな親が子どものためにしてやれることは、それしかない。吸気による内部被曝回避のためには避難しかない。
11.福島第一原発の現状は、悪化の一途だ。構造物の脆弱化に加えて地盤が悪化、大きな地震が来ると建物が倒壊する恐れもある。地震の動向に細心の注意が必要。
現場作業員が総員退避した場合でも情報が出ない恐れもある。米国が把握している情報は詳細で早い。米国人の動向に注意を。米国人にツテがなければ、ネットで流れる情報に頼るしかない。
これまで私が見聞きしたところでは、安全デマは溢れているが、危険を警告する情報は必ずしも正確とは言えなくともなんらかの根拠のあるものが多かった。
疑いが15人と発表されましたね
いつまで、ジェノサイドを続けるのでしょうか
この国は
焼却灰のCsデータは2011環境省のものでしたら知っているのですが、それ以降のデータはどちらにあるのでしょうか?宜しければご教示お願いします。
@ 月別の人口数を収集するのに困難があること。
A 避難者は、幼い子供がおられる方がほとんどであり、子作りのために避難する家族は少ないと見られること。
B 避難者の数は、福島県を除くとまだごく少ないこと。
などです。厳密さを求めれば、特殊出生率まで求めなければならず、あくまでも、大勢、傾向を迅速につかむことに主眼を置いています。
先日関西へ移住されたM医師は、吸気による被ばくを懸念されています。東京もますます危険になるだろうとも。まったくコントロールされず大量の放射性物質が出続けている上、大量のごみを焼却してさらに拡散させているのですから、そうなって当然だと私も思います。
私は東京在住で飲食はできる限り気を付けているつもりですが、うちの子供も白血球の値が基準値を下回ってしまいました。幸い今のところこれといった病気はしていませんが、色々なことに神経質にならざるを得ず、日々ストレスが溜まります。
内戦が続く国では、子どもを守ろうとする母親は、ストレスがたまるなどと言っていたのでしょうか。神経を張り詰め、極度の緊張の中で生き延びるすべを必死で模索していたのではないでしょうか。