手賀沼でトライアスロン? とんでもない!: ずくなしの冷や水

2013年02月09日

手賀沼でトライアスロン? とんでもない!

環境省が2013/2/7発表した「公共用水域における放射性物質モニタリングの追加測定結果について(4月−9月採取分)(お知らせ)」のデータによると、柏市・我孫子市にまたがる手賀沼根戸下の泥からSr90が4.4Bq/kg、セシウム計で7,600Bq/kg検出されている。
楢葉町の木戸ダムからは、同じく4.3Bq/kg、7,400Bq/kg検出されており、泥の汚染に関しては同等レベルだ。

セシウム計で7,600Bq/kgは、私の物差しで見ると、平米当り約50万ベクレル、チェルノブイリ原発事故の強制避難地域の基準の一歩手前だ。それにストロンチウムは水に溶けやすいといわれるのに、これだけ検出されている。

手賀沼には、周辺の濃厚汚染地帯から放射性物質が大量に流入している。



集水域は次の地図。赤い点は、特に高い汚染地が見つかった柏市の根戸の市有地。



常総生協が行った土壌調査の結果から柏市と我孫子市分をつなげた。田畑は対象外になっている。



この沈着状況を地形と照らし合わせると、標高の高いところ、高いと言ってもせいぜい20mだが、そういうところで土壌汚染が強い傾向が見られる。この地域の主たる汚染原因は2011/3/21に襲来したプルームが降雨で湿式沈着したことによるが、わずかとは言え標高の高いところで風雨が強く、より多くの放射性物質が沈着した可能性がある。(北風のときに雨が降れば、マンションの北側が大きく濡れるのと同じだ)


3/15に東京を襲ったプルームについても、標高が高いところで相対的に健康被害の度合いが大きい傾向が見られ、こちらはより上空の放射性物質濃度の高い気流が通ったためではないかと考えるが、東葛飾についても同じなのかは分からない。もし、そうだとすれば、高台に住む人のほうがより強く内部被曝を受けている恐れがある。

公共用水域における底泥の測定では、「公共用水域におけるストロンチウム90の測定結果から」で見たように、河川、湖沼の個別事情によりストロンチウムとセシウムの割合や経時変化が異なってくる。

それに襲来したプルームに含まれる放射性物質の構成も異なるから広域での比較は難しいが、東葛飾地域を3/21に襲ったプルームに関してはセシウムとストロンチウムなどとの構成比はほぼ同じと見ていいだろう。だとすれば、セシウム沈着量の多いところは、ストロンチウムやウランの沈着量も多いと見るべきだ。

柏市内については、以前からウランや中性子検出情報があった。2011/10、柏市の方が市内で中性子線を検出したと投稿。これに対して否定的な見解が多数寄せられた。

そのやり取りの中での測定者の投稿。
投稿日:2011/10/13(木) 14:42:52.67 ID:f3UXtlyz0
「@柏市南部です、測定した範囲では全体的に降っている様ですが、南部と北部では濃度にかなりの差があります。南側では局所的に高線量になっている土壌を何回か測定すると低濃縮ウラン燃料を時々検知できる程度で、平均的な線量の土壌では検知できません。地上1m前後の高さでもセシウムしか検知できません。
それに比べ北部の高汚染地帯の中心部では、土壌を測れば何処でも低濃縮ウラン燃料を検知でき、地上1.2mの空気中でも土壌からの低濃縮ウラン燃料の影響うけて検知します
つまり地面全体が低濃縮ウラン燃料で広く汚染されていると思っています。柏駅周辺は比較的低いです。」

この投稿者の測定結果は、意味のあるものだと私は考える。ストロンチウムやウランを体内に取り込むと、α線、β線による内部被爆が生ずる。すぐには影響が出なくても、中長期的には白血病をはじめとする発ガンにつながる。

驚くべきことに、手賀沼ではトライアスロンが行われており、2011年2012年も行われた。

2011年の手賀沼トライアスロンに参加し、完走したと書いておられた小学生の父親氏のブログが2011年の秋から更新されていない。

トライアスロンの主催者は、2011年以降の参加者の健康状態を把握すべきだ。我孫子には、昔文人が別荘を構えたというし、柏には国立大学のキャンパスすらある。つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅の周辺はマンション建設ラッシュだという。従前の教養などは、役に立たないのだ。

柏市は、斎場の増設を急いだほうがいい。
posted by ZUKUNASHI at 11:40| Comment(1) | 福島原発事故
この記事へのコメント
2011年に参加しました。
体調、?全く良好39歳。そういうことは、理解しつつ、参加してるんじゃないですか。自己責任ですよ。
ただ、それ関係ないにしても 手賀沼は、ひどく汚いです。昔より、綺麗だとか知らない。
手賀沼トライアスロン、万歳!
Posted by 林 浩二 at 2013年03月04日 21:30
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