2011/3/12に東海村近辺で強い放射能漏れの可能性 続き: ずくなしの冷や水

2012年11月23日

2011/3/12に東海村近辺で強い放射能漏れの可能性 続き

常陸太田市への福島第一原発からの直接的な気団の最も早い来襲は、3/14の午後11時ころ以降と見られる。


この時刻以降の来襲状況は、2011/3のプルーム襲来とそれへの曝露状況推定の参考にに掲げた気象研究所のシミュレーションの切り取り画像参照。

Aさんは、「3月15日21時半過ぎ、逃避行の旅に出た」としており、それ以前から「家族3人が喉が痛いという急性症状があった。(私は焼けるような、喉の痛みが2週間続いた。)」とのことだから、3/12にかなり濃厚な放射性物質を呑み込んだと見られる。

3/15の常陸大田市の空間線量率のピークは、午前4時の5.08マイクロシーベルトと午前8時の2.58マイクロシーベルトであり、3/12の推定値0.2ミリシーベルトの40分の1から100分の1だ。

3/12の高い線量率の持続時間が不明だが、内外の被曝量がかなり高かったのではないかと懸念される。プルームの襲来による急性症状については、喉が痛いという訴えは多いが、「焼けるような喉の痛み」という表現は始めて眼にした。

常陸太田市は、茨城4区になる。那珂市、常陸太田市、ひたちなか市、常陸大宮市、大子町、東海村の2009/11以降の月別の出生数と死亡数の推移は次のグラフのとおりで、2011/3の死亡数が突出している。3月は例年350人弱だから2011/3の435人は、例年より80人から90人多いことになる。


茨城県全体の死亡数の推移を見ると、2011年3月茨城県で被曝が契機となって300人前後が死亡した可能性があると私は考えているが、その3分の1程度が茨城4区で生じていると見られる。


茨城県は、3/15以降に関東を襲ったプルームの通り道となり、県西部も含めた全域で内外の被曝が多くなったと考える。このブログにコメントを寄せてくれた方の症状を伺うと、茨城県の方には、深刻な症状を示している例もあり、強く避難を勧めることもある。

我慢強いことは悪いことではないが、親と子双方の生死にかかわる問題では何よりも優先して対処しなければならない。繰り返すが、茨城県に住む方の初期被曝は大きく、健康被害に悩む方も多い。いろいろ記事を書いてきたが、被曝による健康被害があれば、避難がベスト。それができないなら診察治療はもちろんのこと、食べ物や飲み物、そして暮らし方まで徹底した注意、配慮が必要だ。

Aさんは、当初から情報を集め、学校の教師ともじっくりと話し合ったという。健康被害が改善に向かっていることを願う。

・・・・・・・・

東海村と大洗町にある核関連施設ではトラブルが絶えない。

報道を探すと、「日本原子力発電は13日、東日本大震災で東海第2発電所(茨城県東海村)の使用済み燃料プールから微量の放射能を持つ水が床にあふれたと発表した。水量は計約3万8000リットル。外部への放射能の影響はないという。」との記事があった。汚染水が38トン床にあふれたくらいで8kmも離れた場所の空間線量率が0.2ミリシーベルトまで上がるはずがない。38トンの水がなくなって、使用済み燃料が露出発熱でもしたのだろうか。

東海第二に関しては、2011/10/26、原子炉圧力容器の底の部分から容器の中の水、22.4トンが漏れたとの発表もあった。

さらに、2012/3/1の地震後、「東海第二原発から約3キロ離れた地点で測定した空間放射線量は0.86μSv」との個人の測定記録情報もある。

2012/10/25にも、原子力機構の施設で廃液漏れがあったと報じられている。

「今月19日、大洗町にある日本原子力研究開発機構・大洗研究開発センターの材料試験炉「JMTR」の施設内の配管が通る場所で、配管の表面に水漏れのようなにじみがあるのを点検中の作業員が見つけました。原子力機構が配管表面のにじみを拭き取った布を詳しく調べたところ、微量の放射性物質が検出されたということです。」

この報道に関連する2チャンネルの投稿。

−−−転載開始−−−

663 名前:地震雷火事名無し(やわらか銀行)
投稿日:2012/10/25(木) 21:26:01.70 ID:Iu5UrB7O0

茨城県内のウラン量については以前書いたが、また貼っておく。

(注:原文を字崩れしないよう表に整理した。東大原子炉は、2011/3/11をもって永久停止。)

東海第二以外の原子炉のウラン燃料使用量(t/年)は各原子炉の熱出力データを元に、比例計算により年間ウラン燃料使用量を求めた。
JCO臨界事故は、わずか1mgのウランの反応だった。

JMTRは、熱出力5万Kwで、ウラン燃料2tが、原子炉に収納されている訳だ。常陽の3基の原子炉合計のウラン燃料12.6tなのと比べれば、16%程度だが、JCO臨界事故で反応したウラン1mgと比べたら、気が遠くなるくらいの大量のウラン量だと言える。

東海村には、気持ちの悪い核施設が山ほどあり、東海村の周辺を含むウラン保有量は2,114tで、福島第1原発1〜4号機と同等だ。

−−−転載終わり−−−

私のニセモノに注意 ‏@tokaiama氏の2012/10/26のツイートから

「大洗町の原子力機構前を昨年、5回ほど通過し測定した。正門近くで突如、測定器のアラームが作動し、0.3が数マイクロに跳ね上がった。すぐに消防に通報したがフクイチ由来と決めつけただけだった。東海村量子ビーム研前も凄い。土壌は平米120万Bq 空間1マイクロ超 原発事故由来でない」

東海村近辺の主な「原子」と名がつく施設。

「量子ビーム研」とは、「日本原子力研究開発機構東海研究開発センター 原子力科学研究所量子ビーム応用研究部門研究推進室」のことだろう。東海第二発電所の近くの原子力科学研究所の一部門のようだ。

東海村には、上記以外にも原子力関係事業所がある。東海村にある原子力関係事業所

これだけ核関連施設が集中していると、しょっちゅうMPの値が上がるだろう。県も住民のストレス回避のためにピーク線量をなかったことにしているようだ。

茨城県のMPは信頼できない。何年か前に大洗のフェリー埠頭まで人の送迎で行ったことがあるが、もう行きたくない気がする。知らない間に大量に被曝してしまう恐れがある。


(初出 2012/10/27 追記改訂 11/19 11/23)
posted by ZUKUNASHI at 13:46| Comment(0) | 原発事故健康被害
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