中国製格安PCは使えるか: ずくなしの冷や水

2017年07月15日

中国製格安PCは使えるか

2012年の体育の日の連休、パソコンが不調で修理とデータの移し替えに時間を取られた。子供が不用品処分代わりにくれたペンティアム4の古いパソコンは、私の6、7年前の自作パソコンより確かに能力があるのだが、マザーボードに不調なところがあるらしく、なかなか起動しない。

それに、とにかく電気を食う機械で冬は暖房代わりになりそうなほど排熱が大きい。まず、電源のファンがガーガーと音を立て始めて古いパソコンから取っておいた電源に交換したが、日曜には使用中に画面が消えてしまった。

以前使っていた自作パソコンを動かして当座をしのいだが、こっちもいついかれるか分からないし、HDに不良セクターありとの警告が頻繁に出る。ネットの閲覧も遅い。

さて、どうする? パソコンを自作するならマザーボードとCPUにメモリーは必須だから3万円は間違いなくかかるだろう。今は、3万円程度でWindows7の入った機械が買える。もうパソコン自作は止めて中国製の完成品を買うことにした。デスクトップ本体モニターなしで予算3万円、安いところを探して26,000円で購入。キーボード、マウス、スピーカー付属。

表計算やデータベースソフトは、Windows2000用のものを使い、モニターも古いものを使うから追加出費はない。ただ、HDDがひとつだけなのでデータのバックバックアップ手段が必要だ。

以前は、家庭内のLANを通じて別の機械にデータをコピーしていたが、子供にセキュリティ無視のすごい荒技だと呆れられたことがある。それにもうちゃんと動く別の機械はないから、古いパソコンから外したHDDを外付けにしてデータをコピーしておくことにした。

この外付けケースが4千円で買えるはずだから合計で3万円と予算の範囲内に収まる。

火曜に注文したら水曜に届いた。ソフトを入れ、メーラーの設定、自分のブログにアクセスするためのIDとパスワード、他にもいくつかIDとPWの入力が必要だ。画像などをレンタルサーバーにアップするためのファイ転送ソフトをダウンロードし、設定。

データをコピーしておいたHDDを一応動くパソコンに取り付けてLAN経由で新しいパソコンにコピー。古いメールとブラウザのお気に入りは、外付けHDDが用意できてから、なんとか取り出そう。

半日で一応、基本的な作業が可能な環境に整った。

新しい機械は、ペンティアム4の機械と同じ位にネットの閲覧が速い。大きなファイルの処理も特にイラつくことはない。音も静かで今のところ安定して稼動している。

問題は、いずれ起きるであろうHDDの不調時の備えだ。HDDにプリインストールされたシステムは、自分でバックアップディスクを作る。DVDで6枚になるというから、時間がかかりそうだが仕方がない。(4.8GB4枚で足りた、途中でミスをして1時間ほどかかった)

これだけのコストパフォーマンスがあれば、米国の低廉なパソコン直販メーカーも立ち行かないだろう。日本のメーカーは言うまでもない。(lenoboは7〜9期PC売り上げ世界1位になった)

日本のコンデンサーや抵抗器のメーカーは大変だと改めて思う。液晶メーカーが経営危機に陥るのもそんな流れだ。

世の中、安いもので済ませるには手間がかかるが、これは仕方がない。面倒な作業を厭わない方、壊れてもあわてないで済む方には、中国製の格安パソコンは、十分使えると思う。ただ、説明書はきわめて簡略で、内容も、使われている日本語もかなり分かりにくい点があるので、手馴れた人のアドバイスが必要なこともあるかもしれない。

私は、耐用年数2年と見込み、毎月電気代千円節約で元が取れると計算しているのだが、どうなるだろう。

・・・

パソコンを更新して1週間が経過。カスタマイズを終えて「営業運転」中だが、不満に感じるところは別にない。OSがXPから7になったのに伴い、FIREFOXも最新版になり、その他のフリーソフトも最新版に更新されて印象が大きく変わった。

このパソコンには、KingSoftという会社のオフィススイートがプリインストールされているから、手持ちのオフィススイートソフトがなくても表計算や文書作成はできる。私は、Win2000用のオフィスをインストールしてこれを外した。

付属のセキュリティソフトは、フリーソフトをインストールしている間は役に立ったが、無料の利用期間が終わりかけたのでこれも外した。

静かで、排熱も大きくないし、USBやDVD、音声取出端末も安定して動くのでストレスがない。

OSプリインストールの機械は、OSのバックアップが必須。このパソコンには、メーカーの用意したWindows起動前の再インストールツールが用意されていて、ひとつはHDDの隠しディレクトリィに、もうひとつはDVDに書き込んでおくようになっている。早い時点で、DVDによるバックアップファイルの作成が必要だ。

操作の不都合でシステムファイルが損傷して起動できない場合は、HDDからの再インストールができるし、HDDの損傷交換ならDVDから再インストールすることになる。

その他にもWindows7自体がシステムバックアップの仕組みを持っている。すべてのバックアップシステムを使うことにした。

発見は、DVDドライブをハードディスクドライブのように個別のファイルごとに読み書きできるようになっていること。数年前から一部のメーカーからそのようなDVDドライブが出ていたが、DVD−RWのディスクを使ってそのように使えるのは便利だ。

これを知って、外付けのハードディスクドライブを買うのを止めた。データのバックアップは、DVDを使うことにした。DVDドライブの書き込みスピードはずいぶん速くなっているし、特別のソフトを必要としないので簡易だ。

いつ故障するか、それが問題だが、もうパソコン自作はしないだろうから、中古パーツなどを処分しなければならない。

・・・

パソコンを更新してから1ヶ月が経過した。特にトラブルはない。休止やスリープからの立ち上がりも速くて確実。10月の電気代は予定通り1000円安くなった。日本と米国のパソコンメーカーが壊滅的打撃を受けるのは避けられない。

2013年09月30日
格安パソコンはほどほどに使え
全国サムネイルのサイトから、せっせと全国の空間線量率のデータを蓄積していたら、29日分が貯まり、ファイルサイズが膨大なものになってしまった。1日に55万行ほどだから、29日間で1,600万行ほどになる。

これだけになると、データベースソフトのテーブルを思うように加工できないようになり、分割しようにもどこがネックなのか分からないが、エクセルにもテキストエディターにもエクスポートできなくなった。

闇雲にファイルを変換して保存しようとしていたら、モンスターファイルが出来て、いったんそれをクリックするとPCがフリーズするようになってしまった。クリックした途端にフリーズだから削除も出来ない。

幸い、毎日、データのバックアップを取っているので、モンスターファイルの入ったフォルダーを丸ごと削除したら、ようやく消すことが出来た。

リカバリーのためのDVD使用枚数が多いためにえらく手間を食った。最初に、消したいファイルだけを残して、必要なファイルを別のところに避難させて残ったファイルをフォルダーごと削除して、その後、同名のフォルダーを作って、そこに避難させたァイルを戻すと言う方法が一番手間がかからなかったようだ。

中国製格安パソコンがおかしくなったのは、今回がはじめて。酷使しすぎたと反省しきりだ。

2017/7/15
中国製のデスクトップパソコンを格安で購入して5年近くになる。最近は、海外ニュースのチェックでブラウザーのタブを20以上開いていることも多く、ブラウザーがフリーズすることも多いがこれは私が無理な使い方をしているためだ。

その他には特に支障は出ていないのだが、7月に入ってから暑い日が続いたためだろう、何かホコリが焼けているような臭いがするようになった。

あれーっ、とうとう寿命かな? でも5年間パソコン内部のホコリ掃除もしていないなぁと気付いて、7/15は朝一番でパソコンメンテナンス。冷却用ファンが少し音を立てていたからもしそれが故障なら交換しよう、近くで入手できなければ秋葉原まで行くことにしようと決めた。

ケーブル類を外して横板を開ける。ウォー、すごいホコリ! これでよくファンが回っていたものだ。精密ドライバーを使ってファンを外す。その下にあるアルミの放熱板にもホコリが詰まっている。

洗面所で古歯ブラシを使ってファンのホコリを除く。アルミの放熱板は湿ったテッシュで丁寧に拭き、ホコリを除いた。

ファンから異音がしていたのは、ホコリのせいだ。交換せずそのまま使うことにして取り付ける。横板もはめて、ビス留め。

ケーブル類を取り付けてスイッチを入れるといつものように動いた。異音は無くなった。ホコリのこげるにおいも気にならなくなった。やれやれ。

(初出 2012/10/14 追記10/17 11/14 2013/9/30 2017/7/15)
posted by ZUKUNASHI at 13:47| Comment(6) | デジタル・インターネット
この記事へのコメント
「いずれ起きるであろうHDDの不調時の備え」
過去27年間様々なHDDを使用していますが、一度も不調の経験はありません。HDDは温度管理さえすれば半永久的に使用できます。
2.5インチ型が音・発熱量の点で有利ですが、できればミニタワーなどの高さのあるケースのできるだけ低い位置に設置します。その際、ゴムなどを介しての遊びを与えず金属ベースにかっちりと固定します。ブレを無くし安定させるためです。
そして必ず大型のヒートシンクをシリコングリスを付けて載せます。スタビライザーの役割もします。底面がフラットのヒートシンクをHDD用に備えていれば一生使い回せます。その上部に放熱のための余裕を持たせます。熱が篭るような状態なら、更にファンで冷却すれば十分でしょう。ファンは5Vか7V固定でよいです。
OSの電源管理では、HDDの停止時間を3分程度に設定します。頻繁に停止・起動を繰り返すのは良くないと言う人もいますが、温度上昇を避けるのが全てです。
上記が、無事故でHDDを使用する方法です。もし、購入時からキーンという高音を発するHDDの場合は欠陥品なので使用してはいけません。

Posted by Driyos at 2017年07月15日 18:57
ご教示ありがとうございます。パソコンを自作していた頃、バルクのハードディスクが壊れたことが何度かありました。熱と振動、特に熱が強敵なんですね。
今使っているレノボはコンパクトなボディでHDも増設できないのですが、やはりスペースに余裕のあるケースのほうが良いでしょうか。
でも、パソコンの使用時間も次第にフェーズアウトになるでしょうから、今のパソコンの健在記録更新を願うだけですね。
箱を開けた際にメモリーの空きスロットが目に入りました。4MB増設するか迷いましたが、今さらと思い止めました。
Posted by ずくなし at 2017年07月15日 19:14
メモリーの増設は、ハードディスクの不必要な負荷を減らすことができますからお勧めします。
値段もたいしたことはありませんし、中古品でもまず問題ありません。
OSやPCの条件の範囲で載せられるだけ載せてやってください。
Posted by SY at 2017年07月16日 00:14
箱の横板を開けたとき、SYさんのたかが数千円(のものも買えないほどに貧乏なのか)というコメントを思い出して(心の中で)泣きながら作業しました。
今は、新しいOfiiceプロフェッショナルを6万円強出して買うか、どうかで迷っています。
ダウンロードしたエクセルファイルが直接開けなくなっています。viewerで開いてコピーする手間がかかるだけですけどね。
Posted by ずくなし at 2017年07月16日 00:21
それはどうも
食生活の状況からすると私の方がずっと貧乏だと思ったもので
牛肉など年一回食べるかどうか、酒類とも無縁、乳製品もほとんどご縁がありません。

しかし矛盾するようですが、新しいOfficeソフトを使うのならメモリー増設は必須です。
4Gでは苦しいでしょう。
管理人さんより若造の私のコメントにいちいち引っかかっても仕方ありませんよ。
ご自分の使命に忠実になってください。
Posted by SY at 2017年07月16日 01:19
私の使命はもう終わりました。後は、SYさんのような若い方の活躍に期待するだけです。
私をここにいる方たちと同じ境遇に追い込まないでください。
それだけが望みです。
http://inventsolitude.sblo.jp/article/180349512.html
Posted by ずくなし at 2017年07月16日 01:35
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。