生き馬の目を抜く東京は女子供の住むところではない: ずくなしの冷や水

2012年09月30日

生き馬の目を抜く東京は女子供の住むところではない

「2012/8分までの人口動態統計に基づく人口自然増変化指数 その2」のグラフを眺めていると、東京都に関しては、どうも地域的にトレンドが出ているようだ。以前からリスクは西高東低と書いてきたところだが、東から西へ小選挙区の位置に応じて並び替えてみた。

@ 事故前後の動向(2011年4〜8月の死亡数、出生数の前年同期比)
左側から江戸川区、葛飾区、足立区、墨田区・・・の順に並んでいる。

こちらの出生数の伸びを示すピンクのラインは、福島第一原発事故による影響はまだ少ない。

A 事故後の動向(2012年4〜8月の死亡数、出生数の前年同期比)

死亡数の伸び率の分布は、@、Aであまり変わらない。事故後も健康被害が出続けていると言うことになる。

B 人口自然増変化指数(2012年4〜8月の死亡数、出生数の前年同期比で計算)

近似直線の決定係数は0.215と低いが、トレンドは明らかだ。年を追って健康被害がさらに顕在化する恐れが強いのではなかろうか。

2011/3/15、台東区(東京2区)で専門家が大気中の放射性物質を測定し、推算した結果によれば、この日1日だけで1ミリシーベルトの被曝と見積もられている。西の方は、さらに被曝量が多いと考えるのが自然だ。
posted by ZUKUNASHI at 19:11| Comment(0) | 原発事故健康被害
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