次なるプルーム来襲時にはどうするか。車で逃げるのは考え物: ずくなしの冷や水

2012年08月22日

次なるプルーム来襲時にはどうするか。車で逃げるのは考え物

茨城県にお住まいだった方で母子ないしは一家をあげて避難された方は少なくない。そんな方の避難の例を見ると車での避難は時間の融通性があるが、タイミング選びの難しさもある。

3/15未明に水戸市を車で出たという方の例で考えてみる。水戸市の中心部を3/15の午前1時に出発したと仮定する。

まず、常磐道の水戸インターを目指すだろうが、一般道を約10kmだから所要15分とし、高速に乗った後は時速80kmで走行できたとする。1時間後の午前2時には水戸インターから60km南西の茨城、千葉県境に到達する。ここから首都高速まで15分と見て、首都高速を抜けて東名高速入り口に着くのが2時間後の3時と見込む。

東名高速は、時速100kmで走行できたとすれば、3時間後の4時には沼津近辺まで到達する。ここまでくればやれやれだ。


ところが、この間のプルームの動きを見ると、午前1時午前2時午前3時午前4時。東名高速に乗るまでの2時間はプルームの中を走っていたことになる。そして午前5時には、プルームが沼津にまで到達する。途中で仮眠を取ったり、道路が混雑していれば、ずっとプルームの中にい続ける事態だってありえただろう。

自動車は薄い鉄板1枚で仕切られているだけだから放射線の遮蔽効果は低いとされている。

そして換気を止めていても、一度、サービスエリアでドアを開けてしまえば、外と同じ空気になる。

自動車には荷物も詰め込めるし、いざという時には臨泊もできるから小さい子供がいるときは、やはり便利だ。だが、多くの人が先を争って逃げるようなときには、身動きがとれず、屋内にとどまる場合よりも余計に被曝してしまうこともありそうだ。

車で避難するなら、道路の混雑が見込めず、プルームの襲来もとりあえず見込みないときを選ぶべきだ。そして、風下ではなく、風の向きと直角に逃げるのが良いという。

上の例で常磐道を下らず、北関東自動車道で長野方面に走れば、午前2時の時点でプルームから外れていただろう。もちろん、そんなことを言っても結果論でしかないが、もし3/15のプルームの拡散予測がWSPEEDIによって計算され、公表されていれば、別の避難コースを取った人も多かったのではないか。
posted by ZUKUNASHI at 20:46| Comment(0) | 原発事故健康被害
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