文部科学省空中モニタリングマップ。空間線量率。

2011年冬死亡者(2011/12〜2012/3)と2010年冬死亡者(2010/12〜2011/3)による市町村別死亡者増加率。高いところも低いところもあってバラツキが大きい。
静岡県は、2011年冬は2010年冬と比して死亡者の増加率は相対的に低かった。
2011年冬対2009年冬、2010年冬対2009年冬の増加率の差を2010年冬対2009年冬の増加率の高い順に並べる。2010年冬に大きく増加した市町村ではさらに上げているところは少なく下げているところが多いが、2010年冬の上げ方が中間的なところ、低いところは上げているところが多い。
2011年冬対2009年冬、2010年冬対2009年冬の増加率の差が県平均以上の市町村をピンク、-0.01未満の市町村を緑に塗った。浜岡原発の北にある市町村で死亡者が増加、伊豆半島もフクイチ由来と見られる汚染が強いところがあるという。
静岡県の年間死亡者数の推移。静岡県は都市化、工業化が進んでいるのに死亡率は全国平均を2008年、2009年、2010年と3年連続で上回った。
静岡県民は、フクイチのようなシビアアクシデントへの覚悟ができているのだとしたら、私は隣人になりたくない。
5/10、「木下黄太のブログ」に静岡県に住む方のコメントが載った。
「健康被害についてです。全てが放射能の影響か?はわかりませんが、私三十年近く、生きて来た中で、この様な状況は始めてなのでメールします。」と前置きし、吐血、胃がんによる死亡、子供の小児がん、年配男性の鼻のがん、虚血性大腸炎、血尿、下痢などの症状が書かれている。
長野県の南北の市町村別死亡率なども考え合わせると、日ごろ原発の影響を受けている地域は、フクイチからの放射性物質の飛来によって健康悪化が急に進むということがあるのではないだろうか。
静岡県には、被災ガレキの焼却に前向きの市町村もあり、今後の動向を注視する必要がある。避難先としては懸念材料が多く、「不適」マークを打とう。