徳島県の青年たちはどこへ消えた? 関係者は勇気を出して事実を語れ それが尊い犠牲者への何よりの供養: ずくなしの冷や水

2012年04月25日

徳島県の青年たちはどこへ消えた? 関係者は勇気を出して事実を語れ それが尊い犠牲者への何よりの供養

都道府県別に2012/1・2月の死亡者計と2011/1・2月の死亡者計を比較すると徳島県の増加率が最高となっている。セシウムの降下量では全国30位だし、空間線量率も高くない。なぜ、徳島県が死亡者増加率で全国一となったのだろう。

次の図は、2011/12から2012/2までの徳島県の死亡者数の推移。青が男性、赤が女性だ。2012/1・2月の死亡者が昨年より高い水準にあるが、他県より少し高いくらいだ。徳島県が死亡者増加率トップになったのは、たまたまの偶然なのだろうか?

読者の方から、次のようなコメントをいただいた。「徳島県警は福島県に事故後かなり早い段階で車両や人員を出していた。目撃した人のツイッターでは「20kmの境界線で防護服も着ずに立っていた」とあった」と。

死亡者の月別年齢別内訳は入手できないので、2011/1から2012/1の年齢別人口構成を見てみた。警察の応援部隊は若い男性が中心だから、若い男性のこの1年間の人口変化を見れば、徳島県の警察官が亡くなっているかどうか、分かるばずた。

2011/1と2012/1の年齢別人口構成から生年が同じ人のこの1年間の人口変化を見る。男女別に2011/1に1歳の子供の数と2012/1に2歳の子供の数を比べる。次のグラフが、男女年齢別の1年間の人口変化だ。これには、死亡と転入転出が影響している。

高年齢層を除くと18歳から25歳の男性と、21歳から25歳の女性の減少が目立つ。男性の場合は、高校を卒業して都会に出る人が多いだろうから18歳、19歳にピークがある。女性のピークは23歳、数年前に都会に出ていた男性と結婚のために転出する例が多いだろう。

だが、男性の21歳から25歳までのピークは何だろう? 若い人の労働環境は徳島でも厳しいだろうから、転職のために転出する例もあるだろう。だが、26歳以上では減り方が小さくなっているから、そんな事情だけではない。ここに、若い警察官の死亡による人口減が含まれて変化が大きくなっているのではないか?

次の図は、年齢階層別の人口増減を2012/1現在の年齢男女別の人口で除した割合を示す。男性の21歳から25歳までの人口減は、その前後の年齢階層に比して際立っている。

確認のために2012/1現在の男女年齢別の人口を掲げる。年齢構成や男女比率に歪みが生ずるほどの人口減ではないが、応援に参加した若い警察官については、今後の症状の発現も懸念される。

放射能が原因になっていると、労働災害と認定されにくいという問題があるが、徳島県は福島県への応援活動に従事した警察官に手厚い補償をすべきだ。

徳島県は、被災地のガレキ処理を毅然として拒否し、評価の声が高いが、背景には、警察官が無防備で原発周辺での活動に従事させられ、健康被害が多発しているという状況があるのではないかと、個人的には推測している。

Rさん、ご示唆ありがとうこざいました。
posted by ZUKUNASHI at 14:44| Comment(8) | 原発事故健康被害
この記事へのコメント
警察は労災にならなくても手厚い補償が受けられます。
一般国民は公務員の懐の心配をする必要はありません。
公務員は自分達には全て都合よく制度を作って税金をむしりとってますから。

心配すべきは善意のボランティアや地元消防団などでしょう。
彼らにはほぼ、何の補償もありませんから。
Posted by ttt at 2012年04月25日 16:47
原発周辺警備の警察官…。

確かに、装備もろくになく、勤務させられていますね…。

どうか、健康被害なく、無事でいらしてほしいと思います…
Posted by ひと at 2012年04月26日 23:50
徳島県警の広報を確かめました。
今は検索エンジンで簡単に見つけられます。

徳島県警の去年4月の定数は警察官1525、事務職員299。
被災地に派遣したのは「延べ」546だそうです。
なお、婦警も避難所訪問と称して動員されています。

この数字では、そんな大きな統計を左右できるほどバタバタ警官が死んだ可能性は考えられません。第一、応援の警官は全国から駆り出されたんだから、徳島に被害が突出するはずがない。この死亡率の変動は偶然の範囲でしょう。
Posted by 西日本在住 at 2012年05月04日 22:28
コメントありがとうございます。徳島の若い警察官に何も異状が生じていなければ、なによりです。
ご指摘のように、応援の警察官は全国から駆り出されたのですが、警察庁のサイトに各県からの応援の警察官の活動状況が掲載されていますが、徳島県が見当たらないのですよ。これも偶然かもしれませんが。
http://www.npa.go.jp/archive/keibi/biki/katudou/syashin.htm
各県警察へのリンクにも徳島県は見当たりません。
http://www.npa.go.jp/archive/keibi/biki/katudou/katudou.htm
ネットで見かけたところでは、浪江町で仕事をしていた方は、「大丈夫すかね。マスクだけで。ぼく、結婚もしていなくて、まずいすよ」というのが偽らざる心情だったようです。
Posted by ずくなし at 2012年05月04日 23:13
念のため、私が情報を得た先を明記しておきます。
徳島県警本部
http://www.police.pref.tokushima.jp/
ここの下の方に、広報誌「阿波の治安」の案内があります。
http://www.police.pref.tokushima.jp/02syokai/docs/awa-chian.pdf
Posted by 西日本在住 at 2012年05月05日 02:31
徳島県警本部のブログは開けましたが、「阿波の治安」のブログは開けませんでした。
私のブログで引用した場合もしばしばこのようなことを経験しておりますが、さっぱり理由がわからず不気味です。
西日本在住さんも開けない理由は想像できるでしょうか?
Posted by 西日本在住さん at 2012年05月05日 10:32
不思議ですね。アドレスは正しい筈なのに。pdfのせいか?
県警本部トップページの「新着情報」の、上から5行目に「阿波の治安」最新号へのリンクがありますが、私はここから中を読めました。
Posted by 西日本在住 at 2012年05月05日 22:07
県警本部トップページ
http://www.police.pref.tokushima.jp/index.html
阿波の治安
http://www.police.pref.tokushima.jp/02syoukai/docs/awa-chian.pdf
私のブログからのアクセスが拒否されているわけでもないようです。
「あわの治安」には、「徳島県警察では、被災3県(岩手県、宮城県、福島県)に広域緊急援助隊*(警備部隊、交通部隊、刑事部隊)、機動隊等を、平成23年中11部隊、延べ546人派遣し、災害警備活動に従事しました」。
「宮城県多賀城市、福島県浪江町等へ延べ9回出動し、緊急交通路設置に伴う交通規制、福島第一原発事故に伴う立入規制、信号機が滅灯している交差点での交通整理等を行いました」とあります。
実人員でどこで何人が活動されたか分かりませんが、強い被曝を受けた方も少なくないはずですね。やはり健康面が心配です。
Posted by ずくなし at 2012年05月05日 23:01
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