行楽シーズンだが気分は低空飛行 1: ずくなしの冷や水

2012年04月25日

行楽シーズンだが気分は低空飛行 1

まもなく、大型連休。いろいろ計画を立てておられる方も多いだろう。水を注すつもりはないが、昨年と違って今年は、放射能関係のデータも多い。できるものなら余計な被曝は避けたいものだ。私は、汚染が強くない地域を選んでゴーグルとマスクで防護して木々と親しむ予定だ。

弁当は、もちろん持参。ラップに包んだ握り飯にかぶりつけば、放射性物質に入り込む隙を与えない。飲み物はコップでなどと上品ぶってはいられない。ボトルに口を付けて、すぐフタをする。

さて、本題だが、「セシウムは関東・東北にまだ降っている」のフォローアップだ。

文部科学省が各都道府県に委託して行っている定時降下物の測定結果を2011/3までさかのぼって集計した。初期のデータファイルは、PDFでデータの変換がやりにくく、手打ち入力している部分もあるので、数値の入力間違いがありうることをお断りしておきたい。

まず2011/3以降の月別のセシウム計の降下量。飛びぬけているのが福島県双葉郡。年明け以降降下量が増えているのは、前の記事で書いたとおりだ。

上の表の各月の降下量を2011/3分から累計すると次のグラフになる。福島県は除外しているし、宮城県は定時降下物の測定をサボっているからどれだけ落ちているのか不明だ。

累計値が高い順に並べると、次の表になる。茨城県(ひたちなか市)がやはり高く41,000Bq/m2、次いで山形県、東京都、栃木県、埼玉県、群馬県、千葉県(市原市)、神奈川県(茅ヶ崎市)、岩手県、長野県、静岡県、山梨県、秋田県、青森県、新潟県と続く。秋田県が意外に高いし、山形県については、ガレキ処理に意欲的だから、まだこの降下量では足りないらしい。

この測定は、測定設備の精度、測定場所の条件、測定者の技量によっても差が出てくるようだから、東京都の数値が高いのはそんなことも影響しているのかもしれない。

新潟市の後には、これも意外にも高知県、福井県、三重県、富山県と続く。福井県は、福島第一から来たセシウムだけではないような気もする。中部から西の府県は、4月、5月に降下物が急増している。放射性物質が時間をかけて拡散したようだ。

この表の右端は、中央のBq/m2を65で除した数値。土1Kg当たりの濃度に換算する計算方法を使ってみた推測値だ。

行楽シーズンを控えて気をつけたいこと。
@ 今なお、放射性物質は降下しているし、短期的には増加傾向にある。屋外に長時間いるときはマスクが必要だ。屋外で食事をするのは、勧められない。

A 茨城県下では、水戸市ひたちなか市で1平方メートル当たり41,000Bqも沈着しているわけで、1年経過してセシウムが流出したり、セシウム134が減衰しているといっても、やはり高い。デブの親父が地面にどっかりと胡坐をかいて座れば、2万ベクレル程度の被曝は確実だ。私はホルミシス効果を信じていないし、現にカラダのどこも元気になっていない。

B CTBT高崎観測所のデータを用いて、ヒトが2011/3/13から2012/1/4まで高崎観測所の計測器の前で298日間、昼も夜も毎分16回、1回500CC呼吸した場合に、吸気の中に含まれていた放射性セシウムの量を計算したことがあるが、262.07Bqだった。

64平方センチメートル(8cm×8cm)の地面にあるセシウムは、流出や減衰を考慮しなければ262Bqだ。1平方cm当たり約4Bqということだから、屋外の行楽でセシウムを体内に取り込む危険性は高い。しかも、行楽地で弁当を広げる場所は、たいてい芝生だ。芝生の場所は、セシウムを溜め込んでいることが多い。

C テレビは、この連休に東北に出かける人が多いと報じていると友人が話していた。海外や西日本から東京に来ただけで具合が悪くなる人もいるのに、日ごろたくさん被曝している人がわざわざ被曝を増やしに出かけることはない。特に宮城県、岩手県は情報開示を怠っている。

D 市原市や茅ヶ崎市でも地面1平方cm当たり1Bqのセシウムがありうる。これが濃縮するとミニホットスポットだ。味気ない話だが、行楽時も放射能に対する警戒は怠れない。

E 脳障害や突然死が増えているから、交通事故も増えるだろう。自動車運転時には特に注意。歩道のない道を歩くのは避けたほうがいい。

最後にもう一つ、大変言いにくいことだが、大型連休の前半くらいまでは、私の大型地震警戒期間だ。遠出するときは、すぐに自宅には帰れない可能性かあることを想定して、準備をしたい。
posted by ZUKUNASHI at 01:12| Comment(0) | 原発事故健康被害
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