熊谷俊人千葉市長が、ツイッターでまたしくじったらしい。千葉市の下水汚泥のセシウム濃度が増加していることをツイッターで指摘した人を、デマ呼ばわりし、謝罪しないまま自分のツイートを削除した。
千葉市の南部浄化センターの焼却灰セシウム濃度がここ数ヶ月上昇していることは、4/18からネットで指摘する声があった。千葉市長の頭がおかしいのではないかと疑われる度重なる失態に「熊谷は以前から放射性物質のリスク懸念する人への嘲笑や攻撃を煽るツイートを繰り返してきましたが、とうとうここまで来てしまいました。熊谷俊人よ、お前には市長の資質はない! 早急に辞任せよ!」との批判まで。私も同意見だ。
さて、本題に入ろう。今回発表分は2012/1/11採取から4/4採取分まで。
昨年6月の測定開始以来の数値の変化を見ると、今年に入ってからのリバウンドが尋常ではない。千葉市稲毛区にある日本分析センターの観測でも1月始めと4月初めに降下物が観測されているから、下水汚泥のセシウム濃度が高くなってもおかしくない。だが、このように傾向的、安定的に上昇するのは異例で何か別の原因があるはずだ。
南部浄化センターは、千葉港の南の端にあり、緑区、若葉区のほぼすべてと中央区の南半分、稲毛区の一部を処理区域としている。だが、もう一つ千葉市が管理する下水処理場の中央浄化センターでは、発生した下水汚泥を南部浄化センターに圧送し集約処理しているから、南部処理センターのこの焼却灰は、千葉市全域から花見川区と稲毛区の一部を除いた全部の区域の下水汚泥のセシウム濃度を示している。
何が原因だろう? 春は上昇気流が発生し土ホコリが立つし、スギ花粉が飛んで下水に流れ込めば、下水汚泥のセシウム濃度は上がるだろうが、上げ方が異常だ。
誰かが何かの焼却灰を下水に流し込んでいる恐れもありそうだ。千葉市当局は、検査結果を見てもなんら問題意識を持たなかったらしい。
そして市長は、ツイッターでよく見ろ、上がっていないと発言していた! これでは市民の健康が守れるはずがない。千葉市民の健康被害は亢進しそうだ。
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posted by ZUKUNASHI at 17:18| Comment(0)
| 福島原発事故
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