*川俣町から和歌山県に小学生の子ども3人を連れ自主避難した女性のツイートから
「小6の長男の尿からセシウムが出ました。福島から避難して約1年になります。家では東日本の食材は避けています。給食・牛乳は普通にとらせていました。あとおやつは市販のものを普通に食べていました。まずは牛乳と市販のおやつを止めるしかないですね...」
「上の子の検出限界値が0.059bq/kgで0.081出ました。予算の関係で下の子の検出限界値が0.089でNDやったんで、もし上の子と同じ値だったら出ていた可能性があります。2万円をけちったつけが..。でも3人とも同じと思った方がいいよね」
「れからはこの結果を学校に報告し、牛乳と市販のおやつを止め、それでどうなるかです。もう1回検査するのはお財布に痛いな...やっぱり給食もやめなきゃかな?」
「千葉県柏市から4日前に来た母が、「1ヶ月くらい続いていた鼻血が止まったわ。」と言ったこと。80歳だけど、やはり影響あったんだ!」
*ツイートから
「義弟の現場の話を聞いて暗くなる。新築中の小学校で高線量、鉛板で囲み工事続行、何事も無かった事にして竣工。これくらいじゃもはや隠蔽とは言わなくなったみたいだ。福島市周辺地域。」
*(週プレNEWS 3月6日(火)13時45分配信から)
郡山市から2011/5、小学生の息子とともに一家で東京赤坂のホテルに避難してきた母親の話。
「息子は運動が得意で学年でも2番目に足が速かったんですが、すごく遅くなってしまった。それから、いつも猫背になってしまって口がだらしなく開いて、寄りかかるようにしか座れなくなったんです」
2011/12、都内でホールボディカウンターで内部被曝線量を測ったところ、同じ日に検査をしたいわき市の家族に比べて、その値は数倍も高かったという。
「うちの子を測ったら、担当の先生が『うわっ』っと驚いて、『もう一度、測りましょう』って。複数回調べて、最後は洋服も脱いで測ったんですが、明らかに高い数値でした。事故から10ヵ月もたっていたのに。ショックでした」
*5歳と2歳の女の子の母親のツイートから
「移住の話。なんで岡山?ってよく聞かれるんだけど…。私飛行機乗れないんです。だから本州が今の限界地。少しでも西で、仕事・気候・災害を考えて岡山・広島を候補にしたんだ。それで、またまたTwitterで教えてもらったサイトの仮住まいに岡山があって、12月1ヶ月住んでみて…」
「岡山は親戚・友達すら一人もいない土地でした。そして住宅ローンもかかえ、決してお金に余裕がある訳でもなく、、でもあるのは勢い!行動力!」
「いろんな障害ももちろんあったけど。でも、旦那さんの理解、両親の理解(初めはなかったけどね。)があってこそ、ここまでこれた。本当に感謝!!母が、孫の健康のためなら私はどこでも行くって言ってくれたときは、本当に涙がでるくらい感動したし、旦那くんも子供の体が一番!俺はどんな仕事でもするって言ってくれたときは、本当に頼もしかった。そういう面で私は移住ができたんだと思う。甲状腺検査や尿検査で、背中を押され…やっぱりここまで気にしてきたら、不安を抱えながらの生活には限界があったから。人それぞれ考え方も感じかたも状況も違うから、難しいけど。」
*2チャンネルが警察の捜査を受けているという。次は、週刊朝日2011年12月16日号配信から
本誌は(2011年)11月24日早朝から、札幌市の雑居ビル2階にある事務所を、少し離れた場所から注目していた。"ガサ入れ情報"を事前にキャッチしていたからだ。だが、動きはない。昼を過ぎて、空からは小雪が落ちてきた。空振りだったか、と事務所の周辺を歩くと、十数人が乗り込んだレンタカーのバンが止まっていた。
彼らは間もなく、本誌が注目していた事務所に入っていった。そして、午後4時すぎ、スーツ姿の刑事たちは、続々と押収した書類などを詰めた段ボールを持って外に出てきた。さらに、大量のパソコン機器、ジュラルミンケース、紙袋などを路肩に停車したバン2台と普通車1台へ、次々と運び込んだ。予想以上に押収物が多く、車に積み切れなかったのだろう。「書類」と書かれた段ボール4箱は、民間業者が集荷して運んでいった。"ガサ入れ=家宅捜索"が終わったのは午後6時すぎだった。
この"ガサ入れ"中の午後4時、インターネット上では、ある「騒動」が勃発(ぼっぱつ)していた。1カ月に約1千万人が利用している巨大掲示板「2ちゃんねる」の一部が、サーバーダウンのために、見ることができなくなったのだ。
2ちゃんねるの中に、「現在強制捜査受け中」とのスレッドが立ち、運営担当者のユーザー名で、ノートパソコンや携帯電話が押収されたとの書き込みがされた。2ちゃんねるの利用者の間では、「2ちゃんねるに捜査が入ったらしい」と騒ぎになった。
*3/7午前の時点で阿修羅の掲示板が閲覧できなくなっていたが、ドメインネームが変更されたようだ。
*3/7、午前10時10分の時点で養護老人ホーム「東風荘」 (双葉郡富岡町上手岡)の空間線率は2/28の最高値に接近。福島第一原発から放射性物質の飛散が続いている。
*(時事通信2012/03/04-14:39から)
「東日本大震災で米軍の被災地救援活動「トモダチ作戦」を指揮したウォルシュ前米太平洋艦隊司令官(57)=退任、テキサス州在住=が、震災1年を前に4日までに時事通信の電話インタビューに応じ、東京電力福島第1原子力発電所が制御困難になり、壊滅的被害が出る「最悪のシナリオ」を想定していたことを明らかにした。日本の周辺有事と同じ態勢を敷いたことも事実上認めた。」
*避難生活に踏み切り、健康被害などの情報をツイッターで交換している子持ちの女性に酒をたしなむ人が多い。飲酒は、決断力の源?? 酒が好きと公言する人は、既に人の目など気にしなくなっている強い人が多いのかもしれない。
3/5
*広野町役場の測定値が除染後の最高値に接近。降雪のあったところは軒並み一段の低下。
*「放射能健康相談.com」3/4の記事で子供の血液検査の結果とともに、「国からも行政からも見捨てられている東京近郊の高汚染地域に住み続ける子供たちから、将来健康被害が高率に出る事を心配しています。親に意見を求められた時には、避難を勧めています。」との医師グループの見解が示され、東葛地域周辺の高汚染地域に住む幼児を抱える親御さんは動揺しているだろう。
柏に住む方のツイッターで、「今、柏市は必死に除せんしている。市民も協力して除せんすれば住めると頑張っている。ほんとに感謝の言葉しかない。今避難してる人達もいずれは帰りたいのだから。私も今ここに居て微力ながらやれる事はやってる。しかし、敵は手強い。」とあるが、除染事業が行われると、地面などに落ちた放射性物質が大気中に舞う。
現時点では、福島第一から飛んでくるものよりよほど危険だ。柏市の除染事業が終わったころに、幼児の健康障害がよりはっきりしてくるだろう。
「除染作業中は避難がベスト」
子供さんの血液検査の結果、再検査が必要とされた方のツイートを見ると、事故後、外出も控え、その後ずっとミネラルウォーターを使用し、食材の産地にも気をつけていたと。子供さんの幼稚園は弁当持参で、給食の牛乳は最近やめた由。外出時はほぼマスク着用、庭は6月頭に除せん。室内も掃除して0.2前後、夏休みなどには汚染の少ない東北の実家に滞在していたとある。
ここまで気をつけておられれば、最善を尽くしたと言えると思う。ただ、私が少し気になったのは、この方がスイーツがお好きで、ご自分でも生クリームたっぷりのケーキを作っておられること。
事故後、牛乳乳製品をたっぷりと摂っていたなら、それが悪い影響を与えた可能性がある。幼稚園の給食は辞退しても、牛乳は飲み続けていたらしいところも気になる。
「2011年秋までの内部被曝は、吸引に加え水道水、牛乳乳製品、近郊野菜が主原因」に書いたように、事故後半年間は、高度汚染牛肉やセシウムが降下付着した葉物野菜、セシウムなどを吸い上げたタケノコ、シイタムなどを除けば、日常的に摂取する食品で汚染源になりそうなものは、水道水と牛乳乳製品、そして汚染された地場・近郊野菜だ。
「放射能回避日記 2012/2/29−3/4」から再掲
*洋菓子チェーン大手が消費者からの問い合わせに対して、500ベクレル未満でやっていますと答えたと憤慨しているツイートがあったが、今頃そんなことで怒っているのはおかしい。学校給食用の牛乳は検査されることが多くなってきたから、危ないのはみな加工用に回されている。
もともと、この洋菓子チェーンは、駅の人通りの多い通路に面した売店で、通路に置いた輸送箱からケーキを取り出してショーケースに並べており、前から衛生上の問題があると思っていた。
*3/5、15時23分と24分に岩手県近くで最大震度3の地震が連続して発生。
*2012/3/3のシンポジウムに群馬大学の早川由紀夫氏と福島県の原発事故被災地域の若者が参加し、早川氏が問題点を整理しつつ福島県の若い人たちの甘さを指摘している。
福島県の若い人たちも自分や仲間が暮らしていくのに手一杯という面があるのだろうが、早川氏の「そのカネは、誰、どこからどういう名目、趣旨でもらったのか」という質問に答えられないのは、現地での補償問題の混迷の極みを示していると思う。
こんな状況の中で死んでいった人は、補償もうやむやにされるだろう。