東京都世田谷区の黒い粉又は黒い砂: ずくなしの冷や水

2012年02月21日

東京都世田谷区の黒い粉又は黒い砂

世田谷区にある団地の屋上で、2011年10月ころにα線、β線、γ線を測定した動画がYouTubeにアップされている。

「各線種のカウント数を3分間測り、γ線が約156カウント=52CPM=約0.156μSv/h、β線が差分で793カウント=約264CPM、α線が差分で94カウント=約31.3CPMでした」とある。β線がγ線の5倍もある。

南相馬市の消えない夜さんのぶろぐ2012/1/27の記事には次のようにある。

南相馬市某所の測定結果。測定機器:Inspector。
γ線のみ 901cpm (Wipe-Test Plateあり)
α、β、γ線 13,380cpm (Wipe-Test Plateなし)
β、γ線 10,330cpm (Wipe-Test Plateなし、コピー用紙1枚で遮断)
差し引き計算をすると、β線が9,429cpm、α線が3,050cpm、γ線が901cpmだ。

さらにデータを探して須賀川市と東金市、秦野市のデータを見つけた。須賀川市は、Safecastから。2011/5はじめに木の根元で測定したもの。α線 2,537cpm、β線 1,327cpm、γ線 1,287cpm。

東金市と秦野市は、食の安全を考える放射線測定から。このサイトは製品販売のPRサイトだが、データは使えるだろう。 

東金市は公園の側溝蓋上、秦野市は学校前庭。γ線測定値からBGの数値を控除している。2011/10下旬の測定だ。
東金市 α線 8.8cpm、β線 18cpm、γ線 11.6cpm。
秦野市 α線 14.6cpm、β線 11.6cpm、γ線 12.6cpm。

まず、5地点の水準を見ると、南相馬市が一番高いが、須賀川市と比較すると、α線とγ線はそれほど差がなく、南相馬のβ線が極端に高い。須賀川市は、2011/5はじめの測定データだから、半減期の短いさまざまな核種の影響が出ているのかもしれない。

関東の3地点のサンプルデータは、福島に比べて格段に低い。このうち、世田谷は建築物屋上の堆積物のデータで自然の風選を受けていると見られる。東金市のデータも同じような影響によってか、β線の割合が高い。

秦野市のデータは、前庭の土の上での測定データだからか、α、β、γ線の割合が須賀川市に似ている。

α線の線源は主としてウランかプルトニウムかアメリシウム、β線の線源は主としてセシウムとストロンチウムだろうから、上のα線とβ線の構成割合を見る限り、ウラン、プルトニウム、ストロンチウムが広範囲に相当量沈着していると見なければならないだろう。大変なことだ。

この先、セシウム134が減衰して行き、セシウムの測定値は下がるだろうが、農作物などに吸い上げられたウラン、プルトニウム、ストロンチウムが健康被害を引き起こすことは避けられない。

「放射能防御プロジェクト」の2012/1/28のポストに江戸川区東小岩の土壌ストロンチウム測定結果が載っている。
検出限界:2.00Bq/kg、放射性ストロンチウム(sr90,Sr89)合計:32.6Bq/kg。
γ線測定による鉛-212,-214、Bi-214検出なし。ICP-MS分析にて鉛-210検出なし。この検体のCsは2万Bq/kg程度。
posted by ZUKUNASHI at 22:18| Comment(0) | 福島原発事故
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