地域区分ごとの調査状況
1 福島市旧小国村 調査戸数135戸、調査点数5,066点。調査期間11月16日〜12月18日。検出最高値1,270Bq/kg。
2 特定避難勧奨地点が存在する地域等 6市町村22旧市町村 調査戸数4,910戸、調査点数6,852点。調査期間11月22日〜2月3日。検出最高値1,540Bq/kg。
3 放射性セシウムが僅かでも検出された地域 29市町村128旧市町村 調査戸数18,202戸、調査点数20,837点 調査期間12月28日〜2月3日。検出最高値550Bq/kg。
4 合計29市町村151旧市町村 調査戸数23,247戸、調査点数32,755点。
旧市町村別の検出最高値の分布。検出せずは除外。
検出最高値が300Bq/kg以上の旧市町村の検出値階層別点数の構成比。左から検出せず、以下100Bq/kg刻みで右端は500Bq/kg超。
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福島県の米緊急調査が続いている。2011/12/28に福島県が発表したプレスリリースによると、緊急調査対象市町村28に対して6、対象旧市町村151に対して22、対象農家戸数25,100戸に対して4,840戸の進捗率となっている。農家戸数で20%が終わっただけだ。
12/30には、伊達市旧堰本村1戸の1検体から550Bq/kgの放射性セシウムが検出されている。15点が暫定基準を超えた。
年が押し詰まってから、出荷自粛を告げられる農家の側も辛いだろう。一方、暫定基準超過の米がほぼすべて自宅や流通業者の倉庫に保管中というのも、解せないところがある。
このペースで緊急調査が進むとあと数ヶ月時間がかかるだろう。
福島県は、12/28現在の結果総括として
○ 全体の79.3%が「検出せず」であった。
○ 検出せずを含む100Bq/kg以下の検体は、全体の94.5%となった。
としている。
5.5%の検体が100Bq/kg超の放射能を示したわけで、これをどう受け止めるかは、個人によって異なるだろうが、私は、100Bq/kgでも食べたくない。ご飯1食精米80gとすれば、精米の過程でセシウム濃度は低下するものの玄米ベースなら8Bqも口に入れてしまうことになる。
3食で160g食べれば、1日16Bqも口に入る計算になる。カリウムでセシウムを抑えられるかに書いたように、このうち7割が体内に吸収されるとすれば、1日11Bqも体内に吸収されることとなる。精米ベースで半分としても、5.5Bqになる。
そんなに口に入れていたら、健康被害の発生は、時間の問題だ。今、一番の内部被曝要因は、なんと言っても米だろう。
新潟県が、全国で販売されている「新潟県産コシヒカリ」を対象にDNA検査をした結果、64点のうち、新潟県内だけで栽培されている「コシヒカリBL」が100%だったのは半数近くにとどまり、1割以上の商品にコシヒカリ以外の品種が混じっていたという。
混米の根絶は進まないだろう。これまでは、他県のコシヒカリが混じっているくらいなら消費者も大目に見ただろうが、放射能で汚染された米が混じっているのは容認できないだろう。
農林水産省は、しっかり規制しないと米の消費縮小を招くだろう。いずれTPPで日本の米は壊滅的な打撃を受けると早々に白旗を掲げられてはたまらない。
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2012/1/6 日本農業新聞
福島県は、今秋収穫する米の出荷分から、放射性物質を全袋調査する体制を整える方針を固めた。県内のJAや流通業者が導入する高精度の測定機器に全額を補助する。米販売時には全袋に2次元コード(QRコード)を付け、消費者が放射性物質調査の結果 を確認できるようにする。費用は20億円ほど掛かる見通し。