除染作業中は避難がベスト: ずくなしの冷や水

2012年01月12日

除染作業中は避難がベスト

12/19、環境省が「汚染状況重点調査地域」を指定し、年明けから除染作業が本格化する。

私の体験では、近所で地面をいじり、表土を動かす作業があると空間線量率が上がる。

12/21朝、福島県富岡町上郡山のモニタリングポストの値が大きく上昇していた。12/21、21時40分現在でも2,081を示していて、12/16、8時現在の1,753に比べて2割弱高い。次の図は、モニタリングポストの推定位置(緯度経度が分からないので地名で探したもの)と役場の位置を示した。

この地点から富岡町役場まで約1km。福島第二原発まで1.5kmほどだが福島第二原発で放射能漏れがあったとは聞いていない。自衛隊による富岡町役場の除染の影響たろうか。

12/22朝には、富岡のモニタリングポストの値も高くなった。8時50分現在で4,258nGy/hだから、12/16の午前8時の3,562nGy/hに比べてやはり2割弱高い。

次は、時事通信社のサイトに掲載された自衛隊による富岡町役場除染作業の動画のスナップショット。



どの作業も地表の放射性物質が空中に舞い上がる危険な作業だし、この場所で長時間作業すれば、外部被曝もある。

自衛隊の作業は12/7から始まり、約2週間の予定だというから、12/21、22は、終わったころだ。役場の線量率は下がっても周辺の線量率が上がっている。富岡町役場の周辺が特に高くなっているし、その他のポストもこれまで大きく低下してきたのに、低下が止まった。

次の表は、汚染状況重点調査地域の市町村の人口と面積を県別に合計したもの。居住人口では千葉県が福島県に勝る。

柏市の面積は約115平方キロメートル。柏市は2013年度末までの3カ年で35億円超の費用を除染に投じる考えのようだ。

特殊車両の需要増が見まれるということか、特殊車両メーカーの一角が株価上昇となっている。

除染は必要だが、除染に伴う住民の二次被曝、特に内部被曝の危険性も大きい。作業員の防護措置も十分ではない。除染が終わって喜ぶ一方で、病院は満杯、ということにならないよう願うところだ。

東葛飾地域でいっせいに除染が始まると広い地域で影響が出る可能性があるから、この間避難できればベストだし、それが無理でも内部被曝の防止にマスク等が欠かせないと思う。

北関東の観光地も、除染作業の間は敬遠が無難だ。

・・・・・

毎日新聞によると、環境省は、12/22、自衛隊が楢葉町、富岡町、浪江町および飯舘村の各役場周辺で除染作業を行った結果、舘村役場の芝地が毎時4.39マイクロシーベルトから0.96マイクロシーベルトに下がったが、浪江町役場の近傍は、0.35マイクロシーベルトから0.32マイクロシーベルトとほぼ横ばいだったと発表した。

環境省は「効果が高かったのは草地や芝生、砂利の除去などで取り除く方法だった。一方、高圧洗浄だけでは比較的、効果は低かった」と分析しているという。

・・・・

いいたてふぁーむ管理人伊藤延由のブログ」によると、2012/1/10飯舘村役場の石畳の線量は3.26μSV/h、2011/12/29は2.87μSV/h、除染直後の2011/12/20は1.57μSV/hだという。伊藤延由氏は68歳、民間企業の農業研修施設の管理人で農民見習い中とのことだ。
posted by ZUKUNASHI at 00:11| Comment(2) | 除染
この記事へのコメント
すみません。ご挨拶もなしに「書き込む」ボタンを押してしまいました。上のホームページをご覧下さい。こういうもので、やはりあやしいものではありません。
(ホームページはお名前のところにリンクがあります)
Posted by ナカムラ at 2012年02月19日 12:30
中村通孝さん こんにちは
私は長野の生まれではありませんが、「ずくなし」は知っていました。残念ながら「てずくな」は知りません。長野では、「おおずく」、「こずく」とも言うと聞きますね。HPを拝見し、美術家が樹や林を撮ると、こんな風に映るのだと感心しています。
私の写真も、少しは芸術性が感じられるように心がけたいと思いました。
どうぞ、ご活躍を。
Posted by ずくなし at 2012年02月19日 18:26
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