今日の放射能 備忘録1: ずくなしの冷や水

2012年01月31日

今日の放射能 備忘録1




おがくずを使った菌床栽培のきのこも怪しくなってきた。雪国まいたけが2011/11/15のプレスリリースで40Bq/kg以上の値が検出されたキノコは出荷しない方針を表明したのに対し、ネット上では、従来20Bq/kgの検出限界を越えるものがなかったのなら、むしろ改悪、限度引き上げではないかとの見方が出でいる。

生のしいたけ100gで4Bqだとしたら、さて、どうしようか。福島県産のナラのしいたけ原木で高い放射能が検出されており、他の産地に切り替えることも難しいのだろうか。きのこが使えないと料理も味気なくなりそうだ。

EX-SKF-JP の12/29の記事に、世界気象機関(WMO)が全世界に8箇所運営している「地域特別気象中枢, RSMC)」の一つ、RSMC北京が作成した資料に、3/15に3号機の2度目の爆発があったと記されているとある。

「3月15日、2号機で爆発音が聞こえ、圧力抑制システムが破損し放射能を含む冷却水が漏出した。そのすぐ後、4号機が爆発によって損傷し大量の放射性物質が空気中に放出された。3月15日日本時間午前11時、3号機が再度爆発した。当時は東風で福島周辺に降雨があったため、東京、長野、仙台などの場所で高い放射線量を計測している。これはシミュレーションの結果とも合致している。」

若者よ、外国語を勉強しよう。日本語で流れる情報は、翻訳物を除いてウソばかりだ。旧ソ連以下の情報統制の国に住み続けていいのか、自信がなくなってきた。

12/27、古くからの友人達との恒例の忘年会は、今年は昼飯会になり、イタリア料理店でのランチ定食。それぞれに、いろいろ健康問題はあっても、差し迫った危険はなさそう。近親、知人の中でも特に放射能によると見られる健康障害を発症した人はいないという。

それにしても、年金で何とか暮らせる年齢に達したというのに、東電と政府に殺されるリスクが高まっても、なんというおとなしい羊の群れだろう。65歳以上が多く死ねば、それだけ若年世代の社会福祉負担が少なくなり、喜ばれると自覚、覚悟しているわけでもあるまい。

私らの世代より、これから何十年も生き続けるはずの子供や孫に、より影響が多いことを忘れているのか。というより、明日、また大地震が生じて逃げ惑うなどいう事態、やっと手に入れた住宅などを失う事態を考えていたら、生きる元気が無くなってしまうということかもしれない。

でも、私は諦めないで戦う。

11/26、自宅周辺の空間線量率を測ろうとサーベイメーターを持ち出して少し動いたところで検出音が急に高まり始めた。あれ、何かあったのかと自宅に戻り、2〜3箇所のモニタリングポストの値を見るが、変化はない。サーベイメーターの値は一時8000CPMまで上昇、ガーガーという音を初めて聞いた。とうとう壊れたようだ。困った。

11/16朝、自宅の北側玄関近くに置いた測定器の空間線量率がえらく高かったが、近所の運動施設で人工芝張り替えの工事をしていた。強い北風が吹いていたが、家の周辺で樹木の枝下ろしや草刈、地面の表面をいじる工事があると室内の空間線量率が上がる。別に、砂埃が舞っているようにも見えないのに、ずいぶん影響があることに驚く。これから季節風の吹く時期には、マスクが必要だ。

11/13、所用で外出したついでに、サーベイメーターを持ち出し、空間線量を計ってみた。松戸市の21世紀の森をまたぐ道路の林近くで50CPM、柏市根戸の問題の市有地から300mほど北側の舗装道路上で40CPM程度。根戸は全般的に高いようだが、私がいつも計っている自宅近くの高線量のスポットと水準的にはあまり変わらない。自然のままの常緑樹の多い林の近くが高く、都市的な地域では、セシウムが流出してどこかで自然濃縮が進んでいると見られる。

11/2未明に福島第1原発2号機で原子炉格納容器内の気体に放射性キセノンが含まれている可能性が判明、東電は核分裂が起きている恐れが否定できないとして、原子炉に核分裂を抑制するホウ酸水の注水を始めたが自発崩壊だったと訂正。

私は確認していないが、10/28、17時30分ころから茨城県のモニタリングポストの表示が止まったらしい。この日午後4時25分ごろ、東海再処理施設で、屋外にある排気ダクトに腐食穴が見つり、穴からは微量の放射性物質が大気中に漏れ出たとみられたというから、これとの関連で止めたのだろう。

10/29昼現在では、10/28のデータに欠落は見られないが、隣県の事故の際にはモニタリング表示継続、自県の事故の時には表示停止ということでは、モニタリングシステムの信頼性はゼロだ。

10月に入って自宅屋内の空間線量率が高かった理由が分からない。他の地域での測定値との比較でも、自宅での測定値の推移からしても異常に高かったのだが、最初の想定のように大気中にラドンでも浮遊していたのか、それともあちこちの公園や団地で下草刈りや樹木の剪定が行われていたためなのか?

11/5、アルファ線とベータ線を遮断するために水道配管用の肉厚のビニールパイプを買って検出器を覆ってみた。測定値はかえって上がった感もあり、ビニールパイプが汚染されている可能性濃厚。酢を入れた水で洗ってみたがあまり変わらない。ラドンの影響ではなく、近くの剪定作業などによる大気中のエアロゾル増加が原因だったようだ。

下草刈りや樹木の剪定は一巡したようだから、線量率は落ち着くだろうか。

10/6、測定器を持ち出し、自宅の近くを計ってみた。高い建物、常緑樹の近くで値が高い。35〜40CPM、ヤマモモやホルトノキ、タブノキなどが並んだところは特に高く50CPMに達した。風が吹くと値が変化する。

下草刈をしている公園の近くで針が振り切れた。上限100CPMを瞬間的に超えたらしい。さてとうとう寿命かとスイッチを入れなおしたら50CPMを指した。ブロアーでゴミを集めており、そのホコリが飛んできたのだろう。針が振り切れたのは初めてだが、まだちゃんと反応しているということか。

これから紅葉の季節。林の中を歩くときは、マスクをつけたほうがいい。

パートを通じた知り合いと雑談の際に放射能問題に話を向け、体調の変化を聞いてみると、脚にあざができたという婦人が1名、生理不順で医者の診察を受けようと思っていたという婦人が1名。一人の婦人のご主人は原因不明の発熱、その同僚には体のだるさを訴える人が複数いるとのこと。

その他の一次情報。
@ 今福島第一原発で働いている作業員からの情報では、汚染水の処理が間に合わず、処理途中で廃棄しているように見えると。
A 福島第一原発で20日程度働いてきた作業員は、体調を崩し、関東に帰ってきてからも働けない状態だと。
B 関東で建設関係の労務に従事している同年代の単身の親父は、まめで自分で料理を作るが、ここ数日、下痢が続いていたと。
C 福島第一原発向けに作業員の大量募集が続いていると。これは人入れ稼業をやっている親父から直接聞いた話。

もちろん、放射能との関係はわからないが、ネット上で報告されている症状は身近にある。放射能で免疫機能の低下が生ずるとの見解もあり、寒さに向かう時期、体の変化に気をつけたほうが良い。

セシウム合計268μBq/m3とは、どの程度の放射能なのだろう。
6畳間の容積を25m3とすると、268×25=6,700μBq。
1時間、3600秒間だと、6,700×3600=24,120,000μBq=24.12Bq。
6畳間の空気の中で、1時間当たり24個の原子核が崩壊して放射線を放つ放射能の量ということになる。

一方、東電は8/10、福島第1原発2号機の原子炉格納容器内の空気に含まれる放射性物質濃度を測定したところ、セシウム134は1立方センチ当たり0.82ベクレル、137は同0.96ベクレルだったと発表した。CTBTのデータと比較すると、60億倍ほどの強さとなる。

9/8、毎日放送「たね蒔きジャーナル」での小出裕章氏の解説。

「私が一番恐れているのは、圧力容器の中で水蒸気爆発が起きるという可能性なのですね。2号機と3号機ですけれども、原子炉の炉心というものがまだ元の場所にあって、何がしかの形として残っていて、これからその冷却に失敗したときに、ドスンと下に落ちると。そういう時に下に水がもし残っていると水蒸気爆発が起こります。そうなってしまうと、 圧力容器は多分破壊されますし、その外側の格納容器は比較的弱い構造体ですからそれも壊れると思います。そうなってしまうと大量の放射性物質が大気中に撒き散らされてしまうということになりますので。一度は大気中への大量放出というのはおさまったのですが、もう一度起こる可能性があると。それを私はずうっと恐れてきましたし、その可能性がないと、自信を持って断言できないというのが現在の段階です」

「福島第一原発から放射性ヨウ素の放出続く 核反応継続濃厚」に書いたように、福島第一原発は、まだ、おとなしくなっていない。核反応が継続しているのは間違いなく、燃料が高熱になっているのだから、小出裕章氏が恐れている水蒸気爆発は、次なる地震などで現実のものになる危険性は大きい。警戒は緩められない。

ネット上の情報だが、数ヶ月前に、横須賀の米軍基地では、すべての建物の窓に目張りをしているとの話があった。

米国務省の渡航情報は、10/8、福島第一原発から半径80km圏内に出していた米国民向けの退避勧告を半径20km圏内に緩和。ただし、日本の計画的避難区域や特定避難勧奨地点は避けること。妊婦、子供、高齢者は30キロ圏内には入らないこと。福島第一原発から半径80キロ圏内に1年以上住んではいけないと勧告。

10月上旬の時点で、横浜市の中区、磯子区、南区にまたがる根岸米軍住宅地域は、住人が避難してもぬけの殻状態だと。

米軍の情報・情勢判断は迅速で、3/15の東京へのプルーム到来前には航空機が北から南へ移動していたし、3/21には、米原子力空母ジョージ・ワシントンが13:10頃米海軍横須賀基地から緊急出港し、在日米海軍司令部は横須賀基地と厚木基地内で微量の放射性物質を検出したとして将兵や家族、基地従業員に屋外へ出ないよう通知していたという。

そんな状況なのに、観光庁は、東日本大震災後に激減している外国人観光客の回復を狙い、2012年度に全世界から、旅費無料で1万人の一般観光客を日本に招待する方針を固めたと10/10に報じられている。都心などの高級ホテルの苦境は、日に日に強まっているだろうが、旅費無料で来日する観光客が日本のどこを訪れ、どこに泊まるのだろう。

簡易放射線計測器が売れているようだが、小出裕章氏が、「簡易型測定器の測定値は、相当誤差の大きなもので、5個とか6個とか10個買ってきて、それを同じ所で測ってみたところで、値自身は何倍も違うと思う」と述べている。放射線の計測は難しいもののようだ。

12/4、パートの同僚が、1ヶ月前に会った60歳前後の人が急死したとショックを受けていた。原因は不明だが、1ヶ月前にはすこぶる元気で舟に乗っていたという。急死なら、脳内血管障害か、心臓障害だ。

「農家の婿のブログ」の12/4の記事に、福島県産農産物の産地価格についての情報がある。前年価格に比べて大幅に安く買い叩かれているとの考察だ。これらの農産物が、どこに流れているのか、婿氏の述べているとおりだと思う。

「肉牛なんて、今年2月時点で1750/kgだったりした相場が、11月20日時点で650円/kg ぐらいですわ
米についても、直聞き情報として1俵8000円提示
中通りの伝聞情報として、1俵5000円提示
野菜だって似たようなもんでしょう
今日1玉98円の白菜を見ましたよ」

由紀日記(桐生市議会議員・にわやま由紀の議会ノート)

桐生市教育委員会が給食食材の群馬県産はくさいからセシウムが18ベクレル/kg検出されていたのに、この事実を公表せず、検査の事実さえも隠していたことについて、厳しく指弾した2011/12/4の記事から。

「桐生市の言うことを信じてはいけない! 桐生市教育委員会の言うことを信じてはいけない! 群馬県産の白菜には放射性セシウムが含まれている! 自分の子どもの健康といのちを危険にさらしたくなかったら、お弁当を持参してください。「子育て日本一」などと亀山市長は言っているが、そんなの大ウソだ! 桐生市を信じていたら、みんな被曝させられるぞ!」

被曝防止は、浴びない、吸わない、持ち込まないに尽きる。それでもダメなら逃げるしかない。

このブログに転載した、放射能による健康被害に関するバンダジェフスキー博士の論文要約や医師の方が書かれた考察記事の閲覧が急増している。リンク元を見ると医療関係者が読み始めたようだ。

私が見聞きする限り、突然死の情報が続いている。否定したい気持ちの一方で、無視できなくなったという状況ではなかろうか。

木下黄太のブログによると、東京都内の会社の例で多くの人の健康障害と白血病や心臓病での急死があるという。放射能による免疫力の低下に加え寒さも加わり、健康障害が増えているのは確実だ。

今は、非常時。去年までの冬とは環境が様変わりしていることを認識しよう。スギ花粉も飛び始める。

メディアにも良く出ているらしい登山家の野口 健氏のツイッターから。

「僕の体はどうなってしまったのか。慢性的な怠さ、息苦しさ、めまいに息切れなど。血液検査で中性脂肪の数値が低いことから甲状腺の悪さが懸念されて検査したけれど今のところ分からず。さいさい検査となりました。早く原因を突き止めたい。」

EX-SKF-JPの2011/12/21の記事によると、福島由来の放射性降下物の影響で、アメリカで事故後14週間の間の死亡率が上昇、1万4千人が福島由来の放射性降下物の影響で亡くなったかもしれない、という論文が米国の科学雑誌に掲載されたとのことだ。

木下黄太のブログの英語版ができている。読者からの情報で内容が重要なものを選択して掲載しているようだ。日本の惨劇の具体例が世界に発信され始めた。日本の政府は国民を見殺しにしているとの怒りのアピールだし、原子力はこんなに怖いという日本発のメッセージだ。

12/23、朝日新聞記事

米原子力規制委員会は12/22、東芝傘下の米ウェスチングハウスが開発した改良型加圧水型炉「AP1000」を、米国内で使用できる原子炉として認定した。これによりAP1000の採用が決まっている米国内2カ所4基の原発の建設・運転の申請が年明けにも認可される見通しとなった。米国で原発建設が認可されれば、1978年以来34年ぶりとなる。

日立製作所は12/23、リトアニア政府が建設を計画中のビサギナス原子力発電所の建設受注に向け同国と仮契約を結んだと発表した。今後、ラトビア、エストニアを加えて共同出資のプロジェクト会社をつくり、来年2月の基本合意を目指す。正式に契約できれば日立が海外から原発建設を受注する初のケースとなる。
posted by ZUKUNASHI at 23:00| Comment(0) | 福島原発事故
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