福島原発から放射能気団の定期便: ずくなしの冷や水

2011年09月09日

福島原発から放射能気団の定期便

週末になると今は相場ではなく、空間線量率のデータの整理。福島第一原発で水蒸気爆発があれば、日本人の多くが悪性の病気を発症し、流離(さすらい)始める。日本の不動産はゴミ捨て場に使う以外に価値がなくなると言うのに、株式相場は崩れない。今は、相場どころの時代ではないのだ。

茨城県ひたちなか市常陸那珂の空間線量率は、一応傾向としては低下しているが、ときどきポーンと跳ね上がる。次のグラフは8/2から9/7までの10分おきの値の推移。中央のピークは、「福島第一原発から放射性ヨウ素の放出続く 核反応継続濃厚」で書いた8/19の異常値。右端のピークは、9/6、23時過ぎのピークだ。

これは常陸那珂だけの特異な現象ではない。ひたちなか市内のすべてのモニタリングスポットで時間を同じくして上昇している。

茨城県のモニタリングスポットを南北に渡って調べると、日立市大沼が21:10にピークをつけ、鉾田市樅山では23:50にピークとなっている。

これらのうち大洗町の2箇所のモニタリングスポットは、日立市久慈と同じ時間にピークをつけているが理由は不明だ。東海村の村松は、逆に23:20がピークだから、放射性物質、おそらくはヨウ素を含んだプルームの滞留時間が長かったのかもしれない。

いずれにしても、茨城県北の住民は、これでまた追加的な被曝を余儀なくされた。

福島第一原発は、政府が言うように安定なんぞしてきてはいない。この季節、福島浜通りから茨城県北部、南部を経由して風が東京湾に流れ込む

少しずつ秋の気配が増して、涼しい空気を家の中一杯に取り入れたい時期だが、これほど頻繁に放射性物質を含んだ風が流れてくると、リスクが大きい。気温が下がったら、窓は閉めなければならないし、外出時はマスクが必須だ。

東電が放射性物質が外部に放出される意図したベントなりオペレーションをやっているのか、どうか分からないが、もしそうだとすれば、影響を受ける近隣地域にはウォーニングを発すべきだ。

しかし、放射性物質の外部放出を認めたとたんに、行程表の記述と違うではないかと突っ込まれる。嘘をつくと、その嘘がばれないよう嘘を重ねなければならず、本当のことが言えなくなる。もっとも、行程表はフィクションだとみんながわかっているから、日本版「裸の政治家」なのだが。
posted by ZUKUNASHI at 20:15| Comment(0) | 福島原発事故
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