2007年02月10日

稼ぎがあるはずないと

来週末2/16から確定申告が始まります。

これまでこの時期になると、税務署から確定申告の書類が送られてきていたのですが、今年は届きません。ふーん、もう爺さんだから稼ぎがないとみなされているのかなと、ちょっぴりさびしい気もします。

年金生活者も所得金額の合計額が所得控除額を超える場合は、確定申告が必要なはず。私の場合年金をもらっても所得控除額を越えるはずもないし、他に不動産収入などもあるはずがないと・・・いちいちそこまで把握されているんですかねぇ。

でも、今年こそ、しっかり確定申告をしなければならないのです。今日は適時開示情報のサイトがメンテナンスで使えず、仕方なく、後回しにしていた確定申告のためのデータの整理を半日かけて終えました。

確定申告は、自営業者にとっては否応なしに年間の損益状況を突きつけられ、日頃の甲斐性のほどを反省させられる機会です。儲かっていてどうやって節税しようかと悩むのならともかく、大損こいている私の場合は、去年の数字はみたくありませんでした。

しかし、冷静に考えれば、株で損をしている人ほど確定申告はメリットがあるといえそうです。儲かっていれば売買益の1割を特定口座で天引きされ、それで納税関係は完結しますが、損が出た場合には確定申告をしておけば、翌年以降の利益と損益通算ができるからです。

例えば、2006年に新興市場の下落で大きな損、例えば100万円の損を出し、年内にはこれを取り戻せなかったとします。この場合、確定申告でその損を申告しておけば、翌年2007年に100万円の利益を出すことができれば、2008年2月に確定申告を行うことにより特定口座で天引きされた10万円の税金を取り戻すことが出来ます。

つまり、今年利益をあげることに成功すれば、その利益の10%に相当する金額が特定口座の残高には計上されない「簿外資産」として発生することになります。

将来的には、譲渡益課税の税率は20%になりそうですし、譲渡損は3年間繰越控除できますので譲渡損を申告しておかない手はありません。

また、株式の譲渡益は分離課税ですから、通常は総合課税にする必要はありませんが、私のような低所得者は損益通算を使うだけでなく、儲けの額が基礎控除やニートの息子の国民年金保険料の範囲であれば、総合課税にして譲渡益課税分を取り戻す手もありそうです。

今度の確定申告では、配当課税の還付も申告します。雀の涙でもないよりマシですから。

株式譲渡損失の申告書の記入はなかなか厄介ですが、所定の様式に証券会社ごと、特定、一般口座の別、上場、非上場の別にまとめて記入すればよかったと記憶します。証券会社から送付された個別の売買報告書を添付する必要はありませんでした。

もちろん、それらの証拠書類を整理した上で数字を足し上げたりする手間が厄介なのですが、この作業を半日も我慢すれば、後日キャッシュを得る道が開けます。

しょせん、たいした所得もない庶民には、確定申告をしたために納めなくても良い税金をとられてしまうということはあまりないように思います。

せっかくのお休みに嫌な話をしてしまいますが、税金に関する情報はネットでいくらでも得られますし、自治体によっては納税相談の場も設けられます。税金の話は面倒ではありますが、まずは調べて見られたらいかがでしょう。

もはや、お上から担税力なしと見なされてしまった私・・・気が楽ですけど、それに甘んじたくありませんので、今年はなんとしてでも税金の還付を狙います。
posted by ZUKUNASHI at 22:37| Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
所属の違う方に出会うのはどうしても遅くなるのでしょうか。今年に入ってから精読させて貰ってます。
私も2005年から書いておりますが、最近はすっかり書く力が喪失気味であります。株の方は厭きもせず鉄火場が開いているうちは楽天を、その他はチャートを眺めて過ごしています。
もう3年、自分では一生懸命やっているつもりですが、なかなか成績はあがりません。
今後とも仙人さんの煎じ薬を拳拳服膺して勉強させて頂きますので、遅ればせながら一言ご挨拶申し上げます。
Posted by sibatatu at 2007年02月10日 23:13
こんにちは sibatatuさん
ご丁重なご挨拶ありがとうございます。sibatatuさんのブログ、格調高いですね。自省を目的としておられるからでしょうか。

私の場合、ブログの一番の目的は自分自身の記録ですが、心の底に若い人や銘柄調査に時間を取れない人がスカを掴まされ損をかぶらないようにしてほしいとの願いがあり、「株式市場や世情に関する私的意見、世のワル達に関する噂・世評は風説の流布や名誉毀損にならない範囲で最大限書き込む」ことにしています。

アクセス数を上げる一番の近道は、大儲けをした事実を誇ることでしょうね。私は、ぜひそれをやってみたいというのが夢でして、日々利得を増やすよう睡眠時間を削って頑張っています。

「上場4,000社の一瞥巡覧」はすごいです。私は「買ってはいけない?」銘柄や調査対象外とする銘柄を増やし、それらの銘柄に時間を割かないようにしています。

「ポートフォリオの銘柄名を明からさまに書かない」ことは一つの見識だと思いますが、銘柄調査の結果を書いていると、結果的に自分の関心銘柄やPFに含まれる銘柄がわかってしまいますね。

チャート分析は苦手ですが、多くの方がテクニカル分析に依拠して売りや買いのタイミングを計っておられる以上、もっと習熟しなければいけないと思っています。

私の株式投資の指南書は、「ジム・クレイマーの株式投資大作戦」(名前のところに記事をリンクしました)です。日々の記事がそれに沿った実践の記録だと言えるようになれば、もっと成績はあがっているはずと期待しています。
Posted by Zukunashi Sennin at 2007年02月11日 07:18
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