2026/6/3: ずくなしの冷や水

2026年06月03日

2026/6/3

1 イランが米軍によるゲシュム島など爆撃への報復としてクウェーやバーレーンを攻撃しています。

イスラエル北部への攻撃に関する情報はまだありません。

イランは米国と交渉条件としてレバノンへの攻撃、ガザでの殺人の停止を求めており、イランの要求に対する国際的な評価を高めていますが、イスラエルを従わせることは困難で米イスラエルの交渉は見通しが立ちません。

トランプの発言は、ネタニヤフを電話で強く非難したとの話を含めて信ぴょう性を疑う人が多くなっています。

2 ラリー・ジョンソンとペペ・エスコバルが独自のルートから情報を得てイランが核兵器を入手したとの説を唱えています。

入手先は、パキスタンが可能性のある候補の一つですが、ロシアまたは北朝鮮からノウハウを得て自国で製造した可能性もあります。

パキスタンから入手したということであれば、近い関係のある中国はこれを知っており、パキスタンを止めなかったということになります。

ロシアは核兵器不拡散に強い意欲を有しており、ロシアが核兵器をイランに供与することは考えられません。

ラリー・ジヨンソンらのこの説についてミア・シャイマーは、核兵器を1個だけ入手し、これを示威的に実験して見せることになれば、イランは核兵器を持たないことになり、意味がないと指摘しています。

軍事的に意味があるのは、イラン国内で核兵器を製造する能力を持つことであり、他国から入手したとの説はそれに至る経過的な段階を示すものかもしれません。

この説は、特にイスラエルを刺激することとなり、イスラエルが核兵器の使用に傾く恐れがあります。

3 西側諸国政府は、先行きの経済悪化に対する懸念の表面化を抑制的に対応していますが、イランとの交戦が再開したことなどから、悪影響が日を追って強まるとの見方が強まっています。

ディーゼル燃料の製造に必要な中東産原油の供給不足、肥料原料の生産減、フロンガスの供給源は、流通から肥料、半導体生産まで広く影響が及びます。

4 中国のイランやパキスタンへの影響力の強さをうかがえる動きが年々強まっています。中央アジアを抜ける鉄道網の整備は目に見える変化の一つです。各国は中国を批判、非難したりしながらも依存度を高めています。韓国の大統領は米軍の撤退を望む旨の発言をしています。

米軍が韓国にいるのは、北朝鮮ではなく中国への対応です。韓国が米軍を排除して中国に接近したら強力な経済圏ができます。北朝鮮も含まれるかもしれない。

日本は、疎外されるでしょう。

5 有力論者が対談で見解を表明することが増えています。文字起こしと翻訳までやってくれるものが多くなっていますが、文章を取り出すことができないため、引用を見送っています。

6 論者の中で早期に交渉再開、合意成立を見込む声は見当たりません。
posted by ZUKUNASHI at 13:37| Comment(0) | 国際・政治
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。