2025/6/19: ずくなしの冷や水

2025年06月19日

2025/6/19

1 2025/6/18深夜になって、トランプがイランは航空防衛がないとかイランが手を差し伸べてきたが遅すぎるとか、イランが停戦に向けて動き出したような発言を重ねました。またイランの民間航空機3機がオマーンのマスカットに向かいました。

あたかも、イランが戦闘停止に向けて譲歩の動きを始めたように見えました。

ところが、5/19午前0時過ぎ、イラン外務省の関係者が一部報道機関にイランは協議再開のために代表団を派遣しておらず、ホワイトハウスでトランプ大統領と会談するよう求める者もいないと語り、トランプの発言を否定。思わず「えっ!」と声が出ました。

5/19朝の報道では米国は、湾岸の基地から戦闘機の避難を続けています。

イランの軍事報復継続の姿勢が確認される記事が出ています。

トランプの発言は、額面通りには受け取れない。それだけトランプも困難な局面にあるということでしょう。

2 ロシアのイスラエル批判が強まっています。プーチン、サハロワ。ロシアはイランに軍事協力はしていないとも表明。

3 トランプの妄想発言に加えて、Googleの機械翻訳に意図的とみられる誤訳が増えています。Xに組み込まれた翻訳もGoogleです。

4 Richard Medhurst@richimedhurst氏がスマホのセキュリティについて書いています。彼は、2025/2、現居住地のオーストリアの警察と諜報機関に拘留されています。当局はRichardの家とオフィスを襲撃し、すべての機器を奪いました。(このときの寄付要請にわずかですが応じています)

ジャーナリストですから取材先との通信の秘密については特に注意を払います。メールではなく、メッセージングアプリを多用しているようです。LINEもそうですが通信の秘密が確保するために
Signal、Molly、Sessionなどが使われており、スマホのOS にGrapheneOSというオープンソースのOSを使う場合もあるようです。スマホ本体のハード・ソフトのセキュリティについては、ファーウェイは弱いとされています。

日本ではこのような話題は見かけませんから、日本のジャーナリストの大半は、情報漏洩を何ら気にしていないということになります。

5 夏至が2025年6月21日土曜日 11:42。このところ夜昼関係なく不規則な時間帯に起きていてるので、実感がありません。イスラエル・イラン戦争がこのペースで何週間も続いたら、きっと倒れるかも。6/19午後3時前、ちょっと熱いなと感じます。電子気温計は30度ちょうど。

6 イラン、イスラエル両国にある日本大使館が日本人の近隣国へのバスでの退避を準備しており、早ければ同日中に実施する方向だと伝えられています。トランプの妄言はまったく信用されていない。

7 最近、インドに向かう飛行機の出発地への引き返しなどが多発しているようです。エアインインディアは、ボーイング787を多数保有しています。点検を進めているようですが、敬遠したいところです。日本からインドへの便はコードシェア便が多く、実際に運航を担当する航空会社がどこか調べれば使用機材は確認できます。

8 原油先物が6/19は底堅く推移しています。世界中のエネルギー関係者が原油価格の高騰に警戒を強めており、イランのホルムズ海峡にかかる脅しは効果を上げています。

9 プーチンが6/18深夜から6/19早朝まで、ベトナム、中国、インドネシア、ドイツ、カザフスタン、スペイン、トルコ、ベラルーシ、ウズベキスタン、アゼルバイジャンのジャーナリスト、そしてAFP、AP通信、ロイター通信の代表者らと台本なしの会見を行っています。

プーチンの応答は特に新しいものはありませんが、日中の行事を終えての数時間にわたる会見をこなす、体力、気力は並外れています。

10 韓国の情報機関、国家情報院の院長候補に指名された李鍾ソク氏は5/19、北朝鮮が韓国に核攻撃を仕掛けた場合、米国は核兵器で北朝鮮を攻撃するとの見方を示したそうです。日本が核攻撃されたら米国が本土から北朝鮮に核攻撃するか? しないと思います。報復で米国本土に被害が及ぶような核を利用した攻撃をするはずがない。韓国の政治情勢を知ろうと思ってXで何人かフォローしたりしていますが、彼らの視点が理解できない。彼らの論議は国際基準ではないローカルなものです。

11 RTがムラド・サディグザードによる「イスラエルの攻撃は、アメリカがいかに支配力を失っているかを露呈させている」と題する論考を載せています。このところのトランプの錯綜した発言の背景を解き明かしています。強く推奨。

12 時事通信がイラン大使館から正式抗議を受けています。特に海外情報については、日本の商業メディアは一切読む価値なし。フェイクニュースを恥ずかしげもなく垂れ流しています。

13 昨日来のイランのイスラエル攻撃は甚大な被害を与えています。昨日と様相一転。イスラエル領内からは戦闘機が飛び立てません。
posted by ZUKUNASHI at 17:23| Comment(2) | 国際・政治
この記事へのコメント
いつも貴重な情報をご提供いただきありがとうございます。
正確には記憶しておりませんが10年位毎日全てのご投稿を拝読いたしております。 
くれぐれもご無理をなさらず、お身体ご自愛くださいますようお願いいたします。
Posted by 柴田 梁介 at 2025年06月19日 13:04
柴田さん こんにちは
長らく、ご覧いただいてありがとうございます。
放射能問題が落ち着いてからは、ゆっくりと続てきたつもりですが、新コロナウィルスには適切な警告も出せずに悩まされました。
ウクライナ戦争は、プーチンの大きな決断で短期で終わると見込んでいましたが、今なお継続です。
やはり欧州のロシアの国土・資源に対する妬みは強いですね。
ガザ問題は、エバ・バートレットの記事などを通じて関心を持っていましたが、現在みられるような虐殺に言葉を失います。
こんなことが本当にあるんだというのが日々の実感です。
世界は底知れぬ闇を抱えています。いつまた、私たちがそこに飲み込まれるか、油断できないというのがこの10年余の教訓です。
個人的には、年齢的にもほぼ限界を感じています。世界の中では老人の発言が重みをもつことも多い。みなさん、りっぱだなと感心しつつ、何とか元気で過ごせる時間を増やしたいと努めています。
ご心配いただきありがとうございます。
Posted by ZUKUNASHI at 2025年06月19日 13:54
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