米国、プーチン大統領の核ドクトリン提案に反応
アントニー・ブリンケン国務長官は、ウラジミール・プーチン大統領の発言を「無責任」と非難
ロシアが国家核ドクトリンを更新する計画があるとのウラジミール・プーチン大統領の警告は「無責任」だと、米国務長官のアントニー・ブリンケン氏は述べた。
水曜日、プーチン大統領は、改訂されたロシアの核ドクトリンでは、核保有国の参加または支援を受けた非核保有国による同国へのいかなる侵略も「共同攻撃」とみなされ、核兵器の閾値を超える可能性があると示唆した。提案された変更は、米国、英国、フランスから供給された先進兵器によるウクライナのロシア奥地への攻撃にも新しい規則が適用される可能性があることを示唆している。
「完全に無責任だ」とブリンケン氏は木曜日のMSNBCとのインタビューで述べ、プーチン大統領が「核の剣を振り回している」と非難した。同氏はまた、今週、世界の指導者たちが国連総会のためにニューヨークに集まる中、ロシア大統領の発言はタイミングが悪かったと示唆し、国際社会に「さらなる軍縮と核不拡散の必要性」について議論するよう求めた。
一方、クレムリンの報道官ドミトリー・ペスコフ氏は、プーチン大統領の核ドクトリン更新提案は、ロシアやその主要同盟国ベラルーシに対するウクライナの攻撃強化を支持する西側諸国への警告となることを意図していると説明した。
「これは、非核手段を含むさまざまな手段による我が国への攻撃にこれらの国々が参加した場合の結果に対する警告だ」とペスコフ氏は述べ、すべての理性的な指導者やアナリストがプーチン大統領の発表の重大さを理解していると確信していると付け加えた。
プーチン大統領は、ロシアの核ドクトリンの変更がいつ発効するかについては詳しく述べていない。
ロシアの指導者はこれまで、核兵器問題に関して繰り返し慎重な立場を表明しており、6月にはモスクワと西側諸国の間で核戦争が起こることは決してないと希望すると述べていた。
US responds to Putin’s nuclear doctrine proposal
Secretary of State Antony Blinken has decried President Vladimir Putin’s comments as “irresponsible”
2024年09月27日
ブリンケン国務長官は、プーチン大統領の発言を「無責任」と非難
posted by ZUKUNASHI at 07:10| Comment(1)
| 国際・政治
この記事へのコメント
ロシアの核戦略の変更は、核戦争の危険が大きくなります。核戦争後、素早く再建が可能なのは広大な土地のロシアだけですよ。核シェルターもあります。ロシアは、強靭ですよ。一番被害を受けるのは、日本です。
Posted by ピカドン 西 at 2024年09月27日 10:12
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