金融市場の波乱は早まっているように思える SVBが破綻: ずくなしの冷や水

2023年03月11日

金融市場の波乱は早まっているように思える SVBが破綻

2023/3/10の株式市場は、前日の米国株式市場の下落を受けて、オセアニアからアジア各国ともに1%を超える下落を示すところが多くなっています。

これらは、株式市場からの資金流出を示しており、その背景に共通するのは、米国金融市場の波乱懸念です。

為替は、対ユーロでドル安傾向が出ているほかには、今のところ特に方向性は強く出ていない。

金融波乱は、数か月以内とされていましたが、早まっているのかもしれません。

ビットコインをはじめ暗号通貨も大幅下落になっています。





論者のコメントでは
@ SVBは、資金運用担当者のミスが大きい。すべての銀行に通じる問題ではない。
A 政府や地方行政の救済を検討すべき。
との声がある一方で
B 預金者が預金から債券に資金を動かせば地方銀行には破綻するところも出る。
C 取り付け騒ぎが広がれば、海外にも波及しかねない。
との声もあります。それ以外にも
D 不況が進めば銀行の預金自体が少なくなる。
E 現に不況の芽は出始めている。
F モーゲージ債券の中には返済できないものも出てくる。
などの問題もあります。銀行株売却は当面続かないのではないでしょうか。今晩の米国市場に注目です。欧州市場は下げ幅が大きくなっています。

ピーター・ティールは、シリコンバレー銀行から資金を引き出すよう企業に助言しています。

預金額では、米国で 15 番目に大きい銀行です。

今日の在庫は60%ダウン。営業時間後にさらに26%。

これは古典的な銀行取り付けですか?

SVBが破綻、米当局の管理下に−過去10年余りで最大の米銀破綻
米銀シリコンバレー銀行(SVB)が10日に経営破綻した。カリフォルニア州の金融保護当局によって閉鎖され、連邦預金保険公社(FDIC)の管理下に置かれたと、両当局が発表した。過去10年余りで最大の米銀破綻となった。
  SVBは増資を計画していたが不首尾に終わり、破綻処理に動いたカリフォルニア州の同当局がFDICを管財人に選任した。 
  米銀の経営難が明らかになったのは今週に入って2例目。銀行持ち株会社シルバーゲート・キャピタルは8日、銀行業務の縮小と清算計画を公表していた。
posted by ZUKUNASHI at 09:49| Comment(0) | 社会・経済
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