Russian Stocks Plunge on Region Referendum News
— RT (@RT_com) September 20, 2022
The Moscow Exchange Index lost as much as 10.61% Tuesday, alongside top Russian stocks.
EU and US stocks have also taken a dive. pic.twitter.com/tYuVSEcczI
ロシア株式は、9/20、一日下落基調が継続
9/21、ドルルーブルは前日同等レベルで始まった。
モスクワ現地時間10時 株式市場取引開始 前日に続いて8%ほどの下落で始まっています。現地時間12時には3%ほどの下落に戻しています。
プーチン演説
日本時間15時ころに演説があったようです。
14:45にユーロが下落していますからこのころです。
ドル円はいったんドル高に振れてドル安に反転し、ほぼ元の水準。ユーロドルは、0.996辺りから瞬間的に0.99を割り込んで、0.99を少し上回ったところ。
日経平均は前場の途中で再度下落。
午前10時半過ぎにメールを送信しましたから、相場をやっている方はタイミングをとらえられたでしょうか。ユーロの反応が予想外に遅かったです。
ドルルーブルは前日とあまり変わりません。
今夜は米国のFOMCへの関心が高いでしょう。
2022/9/21の午前3時に為替が動きました。米東部時間午後2時(日本時間22日午前3時)にFOMC政策決定発表がありました。ユーロドルはその後も下落継続。米国株式も午前3時から動いてダウは結局522ドル安。
2022/9/22の日本株は、日経平均が200円を超す下落。中国株市場が間もなく開きますが前日の流れを引いて下落しそうです。
ウクライナ紛争は、そう簡単には収まらない。米国はできるだけ長引かせようとしています。影響をもろに受ける欧州は、国内の政治的な不安定さが増しています。製鉄業などのエネルギー消費型の産業が停止に追い込まれています。影響は大きいです。
2022/9/22、午後5時ころ日本の円買い介入があったようです。ドル円は145.9円から141円にほぼ5円下落しました。
この先、当面こんな相場つきが続くのではないでしょうか。
2022/9/23、ドル円は昨日来の政府の介入が効果を保っています。波状的に介入しているはずです。
2022/9/22の米国株式は107ドルの下落でしたが、欧米市場の下落はそれよりも大きく、9/23の中国市場も大きく下げています。
2022/9/23の午後4時過ぎからユーロが下落。ポーランドが核戦争に備えてヨウ素剤を配布しているとのことですからそんな地域の通貨は買えませんね。ポンドも対ドルで急落です。9/23の夕刻のCFD日経平均は前日比400円以上の値下がりです。
9/23の欧州株式市場は軒並み3%前後の下落。
21時現在ユーロの下落がまだ止まりません。
英国で大規模減税が発表され、ポンドがさらに下がりました。1972年以来の大規模な減税案をきっかけとした英国売りだそうで英長期債への売りも継続。
9/23の22時のCFD日経平均は前日比500円の値下がりです。
23時、ユーロがまた値下がりしました。0.97割直前。
9/23の米国株は、一時800ドルを超え値下がりとなりましたが、最終的には500ドル弱安で引けています。CFD日経平均は前日比507円安。
この日、為替が特に大きく動いています。以下のグラフは、外為どっとコムのサイトから借りています。
9/23は、ポンドが暴落しました。トラス政権が大規模減税を決めたため、インフレが亢進との予想から債券をはじめとして金融資産が売られました。不動産価格がローンの支払い不能が続出して4割も下がるとの予想も出ています。

ユーロドルも下落が続きました。0.97を割り込みました。0.95で止まるのか底が見えません。

ユーロの下落が先行していましたので、対ユーロではポンドが大きく値下がりしました。

ドル円は、9/22に円買い介入が入りましたが、全体の流れから見れば微々たる動きにとどまっています。巨額な資金を投じても投機ファンドの利益機会を増やすだけ、時間稼ぎだとされるのもわかります。

人民元はドル円と似た動きですが、この5か月では5%ほどの動きにとどまっています。対ユーロでは4%以下の円安、対ポンドではわずかな円高になっています。

日本円を外貨に換えておくほうが良いと書いてきましたが、成果としては米ドルが最も大きかったことになります。ですが、米ドルは世界の基軸通貨としての地位が危うくなっていますので、何が起きるのかわからない状況です。人民元が長期的にリスクが少ないのではないかとの見方は間違っていなかったでしょう。
これは、EUが政策判断を誤るという敵失によるものです。これから今の傾向がどこまで続くか警戒が怠れません。
グラフ7

グラフ8

いつも貴重な情報発信をありがとうございます。
私も円を外貨にと考えていますが、なにぶん為替などには疎いので、頭の中でぐるぐる考えているだけで行動に移せていません。
あるオープンチャットで為替に詳しい方が、MMFや貴金属の購入や円を外貨(スイスフラン)へ逃すことなどをすすめていたのですが、何がベストなのかわからなくて困っています。
その方曰く、スイスフランは有事に強いからおすすめなのだそうですが、スイスフランなんて全然馴染みがないのでなかなか勇気がいります
そこで、誠に勝手ながら、ずくなしさんに白羽の矢を立てさせていただきました!
もし可能であれば、お話しいただける範囲でけっこうですので、ずくなしさんが資産保全をどのようにされているのか教えていただけないでしょうか?
または、資産保全の方法でもかまいませので、ご教示頂けましたら幸いです。
よろしくお願い致しますm(_ _)m
ですから実践論は苦手なのです。逆に自分のリスクがないぶん客観的に、冷静に眺められるという面はありましょうか。
@ お金や資産の運用にベストはありません。経済環境は刻々と変化し、時に大きく動きますから、基本的に損をしないためにはどうしたらよいかを考えるべきでしょう。
A 日本円の資産価値保全を考えた場合、投資先は ア 外国通貨、イ 貴金属・エネルギー、ウ 不動産(内外)が投考えられます。
まず、国内の不動産の価格動向は関心を持って調べたことはありませんが、この先あまり大きく上がるとは思えません。私のウォーキング先は老人だけが残っているさびれた団地が多いです。都心のタワーマンションは相続時の節税対策だそうです。
海外の不動産に投資している方もおられます。資産価値がどう変化しているかわかりませんが、東南アジアなどでも円換算の価値は上がっているのではないでしょうか。ただ不動産は、資金量が大きくないと運用できません。
次に貴金属、エネルギーです。これは現物ではなく株式市場でETF(上場投信)を買うことにより、現物購入と同じ効果を得ることができます。金、銀、原油などいろいろありますから、その中から選びます。金額が小さくても運用できるのはメリットです。ただ、これらの価格変動を見通すのは難しいです。前にロシアのルーブルが事実上の金本位制に移行したため、金価格が上がる可能性があると書きましたが、ルーブルの流動性が制約されていることもあり、さえない動きです。原油もETFの価格は一時より下がっています。
海外の通貨は、比較的トレンドが出やすいので、このトレンドをうまくつかめれば、手元の貨幣価値の減価を抑制することができます。
今、ドル高が進んでいますが、この動きが大きく、介入があっても米ドルを保有しているだけで円に換算した値は大きくなっています。一方、ユーロやポンドを保有していれば換算値が増えていない、あるいは減価している例も出ています。
実は以前に外貨投資について書いたことがあります。人民元をお勧めしました。当時19円をわずかに下回る水準でしたから、その後の高値が21円を少し下回るところまで上がりましたから約1割の上昇でした。
2022年05月07日
金融市場はウクライナ戦争終結を見込む? 経済制裁は効いていない
http://inventsolitude.sblo.jp/article/189498829.html
ご例示のスイスフランは選択の有力候補です。対ドルでは上げたり下げたりですが(記事本文のグラフ7)、対円では5月始めからですと130円が143円ほどになっており(記事本文のグラフ8)こちらもほぼ1割の上昇です。
ただ外貨は身近な銀行でどこの国の通貨でも買えるわけではありません。人民元を扱う銀行は限られるでしょうし、他の通貨も扱っていないものがあると思います。ソニー銀行は、人民元やスイスフランも扱っているようですからそういう取扱銀行に外貨預金口座を作っておけば、為替相場の変動を見ながら購入していくことができます。
外貨投資では証券会社で扱う外貨建てMMFも利用できますが、外貨の種類が少ないので選択肢の幅は広くありません。
私は、若い方には、ぜひ外貨投資を活用してほしい思っています。ただ、ユーロだけポンドだけなどの集中投資は危険であることが今回も明らかとなりました。投資の基本は分散投資です。米ドルだって基軸通貨の地位から引きずり落されようとしています。
外貨投資では国際環境、国際情勢の変化に目を配ることが欠かせません。このブログではそのような情報も伝えられるように考えてはいますが、最後の判断は読者ご自身です。
ずくなしさんのアドバイスを受けて、やはりスイスフランいいなーと思いました。
人民元もいいんですね!
もし、それらを手に入れたいとなった場合は、私は銀行ではなく、インターネットの外貨両替を利用したいと思っています。
でも、石橋を叩いてなかなか渡らない性格の夫と意見が合わずで困っています(-_-;)
私は、
・新紙幣発行の際、旧札の使用が禁止されて下手すると財産税を課されるかも?
・ハイパーインフレになって紙幣が紙屑になるかも?
とかなりダークな事を考えている人間なので、
多少のリスクは仕方ないと割り切って早く動きたいのですが、夫は「損」をするのが嫌なのか、重い腰を上げてくれません。
私に言わせれば、「いや、円安が進んでいったらそれこそ損をするのよー!」ってかんじです。(違うでしょうか?)
内緒でやるのは流石に良心が咎めるのでやりませんが、正直「いつまで待てばいいのかしら?」とは思います。
それから不動産投資や外貨による投資ですが、今のところは考えていません。
私(夫も)は今まで投資というものに全く縁がなく生きてきたので、投資はハードルが高いです(>_<)
あとは、貴金属の購入ですが、こちらは本当ならゴールドが欲しいです!
でも今はあまりにも高くて購入を躊躇してしまってます。(躊躇してる場合じゃないと思ってはいるのですが)
それこそ夫が石橋を叩き続けている状態です(^_^;)
ずくなしさんがおっしゃるように、資産運用にベストはないと思うので、めいいっぱいアンテナを高く立てて、自分にできる事をやっていきたいと考えています。
でも、うまくいくかな〜?(⌒-⌒; )
不安でいっぱいですが、なんとか頑張ります!
この度は、一読者の我儘なお願いを聞いていただき、本当に有難う御座いましたm(_ _)m
>・新紙幣発行の際、旧札の使用が禁止されて下手すると財産税を課されるかも?
>・ハイパーインフレになって紙幣が紙屑になるかも?
こういう事態がないとは言えませんが、そんな極端なことを心配するよりも、地道な財産目減り防止対策を考えましょう。
極端な笑い話の例を挙げると、一時、主婦の間で1円硬貨をアルミの地金と考えてたくさんため込んだほうが良いとの話が流れたそうです。1円硬貨は1個1gですから1万円を1円硬貨で持てば1万グラム、10kgです。100万円を1円硬貨で持てば1トンです。家のどこにそんなものを保管できますか?
余裕資金を信用できる銀行の安定性の高い通貨で少しずつ積み上げていくのは、賢い主婦のへそくり術です。
資産の多い人はFXで大きなリスクをとったりして大きな穴をあけたりすることもありますが、銀行外貨預金なら増えても減っても2割、3割です。
せっかくずくなしさんにアドバイスをいただいたのに無駄に終わってしまいそうですみません汗
石橋を叩いて最終的には渡ってくれるならいいんですけど、割ってしまったら渡れないですよねえ汗
もし、奥様がやはり家計の防衛策として、外貨投資をやってみたいとお考えなら、バーチャルでの投資をやってみたらどうでしょう。ある日に外貨を購入したと想定し、相場変動の記録をけます。1週間に一回でもよいですから相場変動の記録を付けます。そして、半年、1年継続して成果を評価してみましょう。
この方法ならリスクフリーで投資の練習ができます。
そして、金融経済、世界経済に対する情報に目を通して、知識を増やしましょう。
そういう勉強の中で有望な投資対象が見えてきます。
そして、それは外貨投資だけでなく、世の中の動きをより的確に把握、理解することにもつながると思います。
もし、奥様がやはり家計の防衛策として、外貨投資をやってみたいとお考えなら、バーチャルでの投資をやってみたらどうでしょう。ある日に外貨を購入したと想定し、相場変動の記録をつけます。1週間に一回でもよいです。そして、半年、1年継続して成果を評価してみましょう。
この方法ならリスクフリーで投資の練習ができます。
そして、金融経済、世界経済に対する情報に目を通して、知識を増やしましょう。
そういう勉強の中で有望な投資対象が見えてきます。
そして、それは外貨投資だけでなく、世の中の動きをより的確に把握、理解することにもつながると思います。
大きな決め事の際は、最終的な決断は夫に権限があるので(その時は私も納得はしています)、夫が首を縦に振らないことを私の独断でやるのは、やはり躊躇してしまうんですよね。
(内心、独断でやりたい気持ちもありますが)
そうですね、バーチャルでの投資なら夫も文句は言わないと思います(笑)
どこまで出来るかわかりませんが挑戦してみます!
たくさんのアドバイスありがとうございましたm(_ _)m
ぜひ維持されてください。
国際金融情勢は激変が続いています。クレディスイスの問題も出てきました。ブリックスが統一通貨を設定する話もあります。
米ドル、ユーロ、スイスフラン、人民元の動きを追うだけで世界の動きが見えてくると思います。