重点は、ウクライナのEU加盟問題。加盟国候補に推すとの訪問者側の説明にゼレンスキーは納得したようです。
米国、欧州は、領土の割譲を前提としたロシアとの交渉を始めるかはウクライナが決めることとの立場を強調し、早期停戦を働きかける気がないことを示しています。
早期停戦を働きかけたら、ウクライナからどんな要求を突き付けられるかわからない。
米国は、ロシアとの戦闘を長引かせる方針です。欧州は、経済面の混乱に困惑していても現指導部の失策を認めることはできないので、ウクライナ戦争の継続がプラス。
2022/6の第二週に米欧、特に米国の株価が大きく下落しました。米国公定歩合の引き上げが原因とされていますが、スイスも公定歩合引き上げで事態の深刻さが強調されたためのようです。
米欧の当局は、この程度の経済面の悪化はしのげると考えているようです。ですが、物価上昇が基礎的物資の値上がりによって生じている以上公定歩合の若干の引き上げによって抑えられるとはとても思えない。これまでのバブルの部分はつぶせるかもしれませんが。
このままいくと、景気の冷え込みが企業業績の悪化となって現れ、株価はさらに低下していくでしょう。
今、米欧では、ロシアがの軍事作戦を支持するような発言をすると罰せられたり、強く圧力をかけられたりしています。ツイッターは、特にあからさまです。
ですが、軍事作戦では、ロシアの圧倒的有責は日を追って明らかになります。
対ウク武器供給、遅れ続く=火砲数は露軍が圧倒 https://t.co/TbURK9EdU5
— 知足隠遁 (@SukiyakiSong) June 18, 2022
@重火器を使いこなすには一定期間の訓練が必要。直ちに戦力強化につながるか、不透明
➋巨大な重火器の持ち込みはポーランドかルーマニア経由の陸路1500キロ。露巡航ミサイルが運送途上や訓練基地や司令部を爆撃する
その状況でも、ゼレンスキーが、そのバックにいる米国が停戦に動かないのは、ウクライナ軍が攻撃を止めればロシア軍は攻撃を止めることを知っているからです。
すでにロシアの支配下に置かれた領地は、停戦交渉をしても帰ってこないし、奪還をあきらめて戦闘行為から事実上撤退しても、結果は同じです。ロシアは、ウクライナ全土を占領する意図はないと言明しています。降伏文書に調印する不名誉を避け、抵抗者として居座り西側から資金援助をせびれば政権は汚職で潤います。
財政的にウクライナ存続不能な状況です。
プーチンは、サンクトペテルブルクの国際会議で世界の秩序は変わったと自信を示しています。ウクライナで多数の人が死んだのは、つらいことですが、これは西側とロシアとの歴史的な世界秩序の転換をめぐる対決の結果であり、そこに追い込んだのは西側です。
Dダグラス:ドイツやイタリアやスカンディナヴィア諸国が(イギリスを除く)すべてのヨーロッパの国々が「冗談じゃない。ヨーロッパを戦場にされてたまるか!」と言って立ちあがろうとしています。
— The Sun Snores Press (@taiyonoibiki) June 18, 2022