千葉のコロナ感染者は埼玉の倍の率で死ぬ: ずくなしの冷や水

2022年05月29日

千葉のコロナ感染者は埼玉の倍の率で死ぬ

先日、ウォーキングで幕張の街を歩いた際に、千葉街道の歩道橋を降りたところに「日本総合検査センター」という看板がかかっていました。一見、元ガソリンスタンドという感じです。なんだろうとガソリンスタンドの事務所の前に回ると、コロナのPCR無料検査所でした。

これが話に聞く無料検査所かとジロジロ見ていると、職員の方が出てきて説明してくれました。県民ならだれでも無料で検査が受けられるとのこと。ですが、その日、私は名前や住所を確認できるものを持参していなかったので、検査は受けられませんでした。

それにしても、検査を受ける人の姿が見られませんでした。ドライブスルー検査もOKなのに。職員に聞くと、答えを渋りましたが、検査を受ける人はまれにしかいないようです。

そしていつまでやるかも、見通しがないと。検査を受ける人が行列を作るなどというのはどこの話なのでしょう。

検査を受けられる医院は、私が自分の街で調べた範囲では決して多くありません。感染疑いの時にどこに行こうか今でも迷っています。

千葉県の感染者死亡率が依然として高いです。
船橋市の死亡例でみると、介護施設の入居者がそこで療養中に死亡という例が何件もありますし、死後に陽性確認という例もあります。

最近は、船橋市も介護施設の集団感染は少なくなっています。それにもかかわらず介護施設の入居者が施設内でコロナで亡くなっている。

誰からどこで感染した? そして入院できなかったのは、要介護の度合いが高くて病院で世話しきれなかったからでしょうか。

千葉県は人口が埼玉県、神奈川県より少ないのですが、感染者は人口に対する比率で見ると、千葉県は少ない。それにもかかわらず人口に比した死亡数は千葉県は多い。2022/5/19時点の人口当たり患者数は千葉が134人なのに神奈川、埼玉は170人を超えています。それなのになぜ千葉は人口当たり死亡数が多い?



なぜでしょう。
千葉県は、感染者の捕捉率が低い。
入院できない者が多い。高齢者でも。
感染予防の啓発が足りない。(だから検査を受ける人が少ない)

その日、街を歩いていて飲食店の利用者が多かったです。気温が上がってきて窓やドアを開けている店が多くなっていますが。

以下の計算に使ったデータは、NHKのサイトからとっています。

北海道は早くも感染者が増大しています。21日移動平均で増加しているということです。死亡者は日次。感染者のピーク3100人に対して死亡者の最大が17人

埼玉県は感染者に比べて死亡者が少ない。感染者のピーク5200人に対して死亡者の最大が12人

千葉県は感染者のピーク4500人に対して死亡者のピーク25人。

東京都は感染者のピーク17000人に対して死亡者の最大が32人

神奈川県は8000人に対して死亡者の最大が35人

日次の死亡者数は事務処理の都合でまとめて発表されたりすることがあります。

上の期間(2021/7/13から2022/5/13まで)について感染者の死亡率(死亡者合計÷感染者合計)を計算します。
北海道 0.00214
埼玉県 0.00140
千葉県 0.00266
東京都 0.00163
神奈川県 0.00183
千葉県がダントツに高いです。次いで北海道。最も低いのが埼玉県と出ました。

うーん、これまで私が抱いていた疑問は間違いなかったのですが、さてその原因は何か?

感染者数が少ない県では、致死率が上がるということがありそうです。でも、次のグラフでは、傾向が出ていません。感染者の少ない県でも致死率に大きな差があります。 千葉は致死率で京都、大阪と並んでいます。


さらに人口当たりの感染者数ではどうでしょう。このグラフでは、右上へのトレンドラインが引けそうです。そしてそれよりも顕著なのは関西の大阪、兵庫、奈良、京都と関東の東京、埼玉、神奈川のグループに分かれて後者が前者よりも格段に致死率が低くなっています。関東グループに入るべき千葉は例外で関西グループに含まれています。千葉県知事が維新と交流があるためとの説がありますが、それが原因かは確信がありません。愛知、福岡は、関東グループと関西グループの中間です。


次は、パンデミック開始以来の累計と2021/7/13以来の累計で計算した感染者致死率です。

北海道は、当初図抜けた致死率を示していましたが、感染拡大とともに致死率が低下。コロナ流行当初には北海道の医療従事者はなすべきすべを知らず、患者がバタバタ死んでいったのです。幸いこの10か月では、他の県と大きくは変わらない致死率になっています。

当初の致死率が高かったという点では、徳島県がそうですし、北陸3県も同じです。これらはこの10か月では高いとは言えなくなっています。

この10か月の致死率が高いのは、北から、千葉県、京都府、大阪府、奈良県、山口県、高知県、宮崎県です。これらの県は感染流行当初来の累計の致死率の下がり方が鈍いのです。

管理人は千葉県に住んでいることもあり、千葉県の致死率の高さに危機感を持っています。近県だってそんなに褒められたコロナ対策をやっているとは思いませんが、とにかく致死率が高いのは何とかしてもらわなければなりません。

コロナは、この先何年も続きます。その間、ずっと手抜かりのあるコロナ対策でその付けを回されるのはたまらない。もっとできる知事が必要です。全国を見渡せば、見識を持って取り組んでいる知事が何人もいるではありませんか。

千葉県知事はリコールに値するのではないでしょうか。担当部長の言いなりなら部長も含めて刷新する必要があります。

松戸の市議会議員にやってもらったほうがよほど良い結果になる。



・・・・・・

埼玉県の3月以降の感染者、死亡者


posted by ZUKUNASHI at 10:22| Comment(2) | Covid19
この記事へのコメント
こんばんは。

でも、このところ埼玉の死亡者数が増えているんですよ。 気になりす。

やっぱり、保健所の数や公的医療機関の数・職員数の違いが対応能力の違いになって致死率に反映するのでしょうか。

人口の少ない自治体は人手も足りていないだろうから対応しきれないですよね。

中国があれだけの事を出来るのも人手に不足がないからかも。

日本の超少子高齢は労働力不足となって各方面で自分達に跳ね返ってきそうですね。

埼玉の知事は保健所業務の逼迫改善に力を入れ、医療資源の捕捉を図っていたように思います。それが出来るのも首都圏で人手が確保できるからですよね。

人手が確保できるというのは人流が生まれて感染拡大のリスクもあるということです。

それでも、致死率が低い病ならパンデミックにはならないと考えたのではないでしょうか。

パンデミックにならなければ、経済活動も通常化できると、そういう見通しを立てていたように感じます。
Posted by ビッケ at 2022年05月14日 23:36
こんばんは
そうです、埼玉県はこのところ死亡者が増えていますが、4月に発生したものが後ずれして計上されているようです。感染者も少し増えていますが、それによるものであれば発生が早すぎます。
千葉と埼玉の違いは、ご指摘の通り「保健所の数や公的医療機関の数・職員数の違いが対応能力の違いになって致死率に反映する」としか考えられないです。それらの保健所の働き具合の優劣を比較するのは難しいですが、結果としては数値で出てくるのだろうと思います。北海道の致死率の高さがまさにそれによるものですし、岩手県も以前はかなり高かったのです。


Posted by ZUKUNASHI at 2022年05月15日 00:09
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