イベルメクチンの効き方が落ちているということではないようだ: ずくなしの冷や水

2022年04月28日

イベルメクチンの効き方が落ちているということではないようだ

知人から開業医の方のブログでオミクロンにはイベルメクチンが効かないと書いてあると教えてもらいました。

「オミクロン株(と思われる)にはビタミンDが効いていないケースが結構ある」、2人の感染者は「イベルメクチンを1日目に内服しています。しかし全然効きませんでした。」
とあります。

取り上げられている症例は、5人(うち3人は家族)で、4人は日ごろからビタミンDを服用していたとされています。この開業医の指導によるものでしょうか。なお、5人ともにワクチン未接種。

ビタミンDは、抗ウィルス薬との位置づけがなされる場合もあります。

COVID-19 に対する薬物治療の考え方 第 7 版
<COVID-19 に対する他の抗ウイルス薬>
COVID-19 に対する治療に使用できる可能性のある抗ウイルス薬にはインターフェロン、カモスタット、ナファモスタット、インターフェロンβ、イベルメクチン、フルボキサミン、コルヒチン、ビタミンD、亜鉛、ファモチジン、HCV治療薬(ソフォスブビル、ダクラタスビル)などがあるが、それらの効果や併用効果に関しては今後の知見が待たれる。

COVID-19 に対する薬物治療の考え方 第 13 版

取り上げられている5人以外の症例、投薬状況とその結果が示されていませんので、他のビタミンD定期服用者の感染時の症状と、イベルメクチン服用の効果などがわからず比較ができません。それに症例(イベルメクチンについて2名)が少ない感じもします。

イベルメクチンの効果については、興和と北里大学との共同研究(非臨床試験)が行われており、2022/1/31に次の発表がなされています。

興和 イベルメクチンの「オミクロン株」への抗ウイルス効果を確認

オミクロンは、さらに変異が進んでいるようですから、症状も薬の効き目も変わってきていることはあるのかもしれません。

イベルメクチンを処方している関東の開業医の方も以前のようにスカッとは治らないと述べています。

イベルメクチン以外の抗ウィルス薬を併用する必要が出ているのかもしれませんが、私はもう少し様子を見たいと思います。

イベルメクチンのほかに、副作用が少なく自己判断で服用できそうな抗ウィルス薬としては、ビタミンD、亜鉛、ファモチジン(商品名例 ガスター10) がありますので、これらの併用は考慮してもよいのではないかと思います。

上の開業医の方のブログには、他にも参考になることが書かれています。

鼻症状 ビタミンA 10,000IUを内服 翌日改善
咽頭痛 トローチタイプの板藍根(バンランコン)が効果

「ワクチン接種者は当初は症状がでにくいです。しかしいずれウイルスが増殖し症状がでます。
ワクチン未接種者はすぐに症状がでますので、とてもわかりやすいです。すぐに隔離されますので周囲には感染させにくいです。」

「(感染者がかじったものを他の人が食べた)ケースでは、たった一口で感染」

・・・・・

最近家族全員が感染された方から、追加情報が寄せられました。次の表は、ご家族5人の発症日、IVM服用日、解熱日を記載したものです。最初に発症した方の発症日を0として1日後が1、2日後が2・・・となっています。

Aさんが発症されたと同時にこの家の主婦は、高齢の方を除いてIVMを即服用させています。解熱日を含めなければ、発熱日数はAさんが4日、Bさんが2日、Cさんが3日、Dさんが2日です。

管理人が知人から伺った事例では、壮年男性、39度に発熱した日からIVMを服用させたところ、翌日は37〜38度の発熱が続き、その翌日は37度以下の発熱と倦怠感、頭痛があったものの、その翌日(最初の発熱日から数えて4日目)にはほぼ平熱となり、倦怠感も消えたとのことです。

この例では発熱期間は3日になりますから、上の家庭内感染の例では、同じような短期間で症状を解消することに成功しています。

上の家族を守った主婦がこの記事についてコメントしてくれていますが、オミクロンは感染から発症までの時間が短く、発症した時にはすでにウィルスが体内で増殖してピークに近いのではないか、そのため、発症前からIVMを服用した人は、濃厚接触感染でも比較的短期間に発熱を止めることができたのではないかとの考察は頷けます。

イベルメクチンは、手元に置いて、リスクが高い環境に身を置いたと感じた場合や感染者と接触があった場合には速やかに服用することで効果が出ることは確実です。

今日は、たまたまIVMに強力な抗がん剤としての作用が確認されたというニュースもありました。呑みすぎにならないように注意しながら、有効に使いたいものです。

次の例があります。


検査も必要ですが、安い薬なら検査結果が出る前から服用できます。トラネキサム酸は人工合成されたアミノ酸で、止血剤・抗炎症剤として出血の予防・治療に用いられる。
カルボシステインは去痰薬。新型コロナウイルス治療薬モルヌピラビルのジェネリック医薬品は、1錠200mg、40錠1万円程度で個人輸入できるようです。副作用は、下痢、悪心、浮動性めまい、頭痛、嘔吐など。
この方は、特別にモルヌピラビルを処方されたようです。
「持病があるので希望があればラゲブリオ(モルヌピラビル)処方します。」





posted by ZUKUNASHI at 00:05| Comment(3) | Covid19
この記事へのコメント
私の推測ですけれど、効き方が悪くなっているのではなくて、デルタは潜伏4日程でしたかね?オミクロンは2日ですよね。

感染してから発症までのウィルス増殖がより急激なんだろうな。しかも発症がピーク(頂点)なのかも。デルタの発症がウィルス増殖のピークでなかったら、イベルメクチンは効きが良く見えるかも。

感染した家族の様子を整理すると以下のようになり、だからこそ上記のような事を思うわけです。

A:ワクチン無し 最初の感染 発症日にイベルメクチン服用 解熱4日後

B:ワクチン無し Aの発症翌夜発熱 A発症時からイベルメクチン服用 解熱2日後

C:ワクチン無し Aの発症翌夜発熱 Aの発症時からイベルメクチン服用 解熱3日後

D:ワクチン2回 Aの発症から3日後発熱 Aの発症時からイベルメクチン服用 高熱に至らず解熱2日後

E:ワクチン2回 Aの発症から4日後発熱 イベルメクチン服用無し

年齢幅もあるので回復力に差も有るから何とも言えませんが。

発症前から服用して増殖を抑えられれば、効果は有るように思えます。

後は、解熱剤と対処療法の薬しか出ない中、ウイルスを抑えてくれる薬を服用できる安心感は何物にも変えられないですよやっぱり。
Posted by ビッケ at 2022年04月17日 22:34
ご指摘の通りのようですね。
家族の一人が発症して即、皆に服用させたのは大変な好判断。
解熱日を入れなければ、長い方で4日、短い方で2日で軽快しておられますね。他の方の症例と比較しても、うまく乗り越えたといえると思います。

>発症前から服用して増殖を抑えられれば、効果は有るように思えます。
そうですね。そこが最大のポイントですね。
Posted by ZUKUNASHI at 2022年04月17日 23:29
ビッケさん、ずくなしさん、ありがとうございます。
Posted by モトコ at 2022年04月18日 05:58
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