一方、死亡数も新規感染者数と同じ動きで8月からまた増加しています。
人口100万人当たり感染者累積数の推移

人口100人当たりワクチン接種回数 横軸の始まり、左端が2020/12/15になっています。

人口100万人当たりコロナ死亡者累積数の推移

イスラエルの感染者が再び増え始めた7月半ばからの新規感染者と死亡者。

ワクチン接種が進むと感染者の動きと死亡者の動きにタイムラグが少なくなってきているようです。
感染しないように全力を 感染したら後々まで注意をに掲げたグラフから
マレーシアはワクチン接種に積極的です。

イタリアもワクチン接種率は高い。

一方、ワクチン接種率の低いイランは

ワクチン接種が一定の段階に達して約5か月経過するとこのような変化がみられるように思います。ワクチンの効果がほとんど失われるのが6か月後ともいわれており、5か月はこれに見合います。
仮に2021/6に2回接種を受けた人がいたとします。2021/11末には5か月経過です。ワクチン接種の効果が人によりましょうがかなり失われます。特に感染防止面。
ワクチンを接種した人も新コロナウィルスに感染することはあり、ブレイクスルー感染と呼ばれます。無症状のこともありますが、その人が他の人に感染させないわけではありません。
ワクチン接種した人は、感染して重症化防止の面で効果があったとされており、それは事実のようです。ですが、時間の経過とともにそれも怪しくなる、そのためにタイムラグなしで亡くなる方が出てきているのではないかと思われます。
イスラエルで7月に発生した接種済み入院患者でのアウトブレイク。感染者23人の情報を見ますと(画像)、2人のみ非接種で5人が死亡(非接種者は死亡していない)。Severe-criticalも多いですね。最初の症例は接種済みの透析患者でCt値が15。いずれも接種後半年ほど経過しています。https://t.co/9H4IxUs0xT pic.twitter.com/wEgGEm00NU
— ペン二郎 (@morilyn1123) October 4, 2021
補足: 元ツイの表は有症状者に限った情報です。全体では42人が感染し、4人は未接種。接種者は21/38で55%が症状あり。接種者の死亡率は5/38=13%とかなりの高さです。沖縄でも院内感染で相当な数の死者が出ている施設がありましたが、もともと状態の良くない人も多いのでこういう結果になるのでしょう。
— ペン二郎 (@morilyn1123) October 4, 2021
人民網日本語版 2021年10月4日(月) 18時50分
新型コロナ、中国の完全な制限解除はいつか?専門家の見解―中国メディア
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う制限の完全解除の時期について、鍾南山院士は「少なくとも80%、または85%以上と、圧倒的多数の人々がワクチンを接種してからだ」と述べた。
新型コロナウイルスの感染拡大に伴う制限の完全解除の時期について、中国国家呼吸医学センター、広州医科大学附属第一病院、広州呼吸健康研究院の鍾南山院士は「少なくとも80%、または85%以上と、圧倒的多数の人々がワクチンを接種してからだ。ワクチン接種後は病気に対する予防力、特に症状悪化を防ぐ力が強くなる。つまり我々の多くが無症状、または軽症に過ぎなくなる。これが一つ」と述べた。広州日報が伝えた。
鍾氏は「次に、中国はこの状態を長く続けるわけにはいかない。これは世界的な疾病であり、中国と世界が共に努力して打ち勝つ必要があるからだ。各国、特に大国では、感染状況が比較的抑えられている。ワクチン接種率が比較的高ければ、死亡率も下がっていく。こうなって初めて、完全な制限解除が可能となる」と指摘。
「中国のワクチン接種率は2021年末には80%以上になるだろうが、ワクチン接種後、一般的には、国内外を問わず、半年以降に予防効果が著しく下がる。そのため、我々はさらに多くのワクチンを開発するとともに、この問題を解決するために免疫を強化する方法を研究している」とした。(提供/人民網日本語版・編集/NA)