エルドアンは我慢の限界と: ずくなしの冷や水

2021年10月24日

エルドアンは我慢の限界と

2021年09月28日
久方ぶりにエルドアンのスキャンダルから続く


2021/9/29のプーチン・エルドアン会談の結果が伝えられません。両者ともに記者会見はやらなかった。

かなり深刻な話がなされてプーチンが持ち帰った形でしょう。管理人の想像では、エルドアンはクルドの過激派によるトルコへの攻撃を止める保証を求めた。しかし、ロシアはクルドからそのような保証を取り付ける手段は持っていません。シリアのアサドも同じ。
クルドの過激派に戦闘行為をやめさせるにはまず後ろ盾になっている米軍の支援をやめさせなければなりません。
シリア北西部のテロ行為を止めるには、北東部から米軍を追い出し、この地域の戦闘行為を止めさせることが先決になります。

エルドアンの要求に関しては、シリアのアサドと協議が必要です。9月下旬にプーチンとアサドが会談してイドリブ本格攻撃について両者は意見の一致を見たはずですが、トルコ軍を戦闘行為を回避しつつ引き揚げさせることができる道があれば、それは検討に値する。

トルコリラが史上最低値をつける中でエルドアンも戦費の支出は避けたいところのはず。トルコに軍を引き揚げさせるにはよいタイミングですが、エルドアンはしたたかに、国民に向けて示せる成果を求めています。

S-400の追加購入などはエルドアンのロシアに対するポーズにすぎません。シリア北部のクルドにどう縛りをつけられるか、また同じ問題が中心になっています。

トルコからシリアのイドリブは現状維持だとのリークが出ています。でも、それはトルコの願望にすぎません。

上のタスのツイートに付された画像。表情がわかるように拡大しました。プーチンはエルドアンでなくよそを見ています。エルドアンは、おい、どうなんだとでも言いたそうにプーチンを見ています。


ラブロフとショイグはまた難題を背負わされました。




エルドアンがPKKに対する米国の支援を批判しています。

エルドアンもクルドを抑えるためには米軍の支援を止めさせることが必要、と行動に出たのでしょうか。



zerohedge.com Monday, Oct 11, 2021 - 08:00 PM
"Final Straw": Erdogan Signals New Turkish Military Operation In Syria, Sending Lira Plunging
by Tyler Durden
On Monday Turkey's President Recep Tayyip Erdoğan announced that he's preparing "necessary steps" in Syria to eliminate the "YPG threat", Turkish media reported.

The pledge of what appears to be a coming military operation along the Syrian border area comes after reports of two Turkish police officers killed and multiple more wounded in Azaz in northern Syria, according to an Interior Ministry press release Sunday. "We have run out of patience," Erdogan told reporters. "Turkey is determined to eliminate threats arising from northern Syria, either together with forces active there, or with our own means."

プーチンからは好ましい回答がなかったということですね。



トルコ中央銀行の副総裁ら解任
【イスタンブール共同】トルコのエルドアン大統領は中央銀行の副総裁2人を含む金融政策委員会の委員3人を解任した。14日公表の官報で明らかにした。インフレが加速する中、エルドアン氏は利下げを主張しており、中銀介入を強化するとみられる。通貨リラはドルに対して9.10リラ台に急落、最安値を更新した。
 中銀は9月23日の政策決定会合で主要政策金利を1.0%引き下げ、18.00%と決定した。インフレ抑制には利上げが必要とされるが、市場はエルドアン氏による圧力の結果と受け止め、リラ売りが進んでいた。

・・・リラ安に誘導して輸出ドライブを狙う? 何を考えている?

BBC2021/10/24
トルコのレジェプ・タイイップ・エルドアン大統領は23日、アメリカやドイツ、フランスなど10カ国の大使を国外退去処分にするよう命令した。

アメリカ、カナダ、フランス、フィンランド、デンマーク、ドイツ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スウェーデンの大使は18日、4年以上にわたり拘束されているトルコの活動家オスマン・カワラ氏の即時解放を求める声明を発表していた。10カ国のうち7カ国は、北大西洋条約機構(NATO)でトルコと同盟関係にある。

北西部エスキシェヒルでの演説でエルドアン大統領は、「外務大臣に必要な命令をして、何をすべきか指示した」と述べた。

大統領は外相に、ただちに10カ国の大使を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定するよう命令したという。ペルソナ・ノン・グラータ指定とは、外交使節としての信認取り消しや国外追放を意味する外交用語。

大統領は演説で、対象10カ国の大使が「トルコ外務省を訪れてあれこれ命令するなど、あり得ないことだ」とも述べた。

また現地報道によると、エルドアン大統領は演説で、大使らはトルコを理解するか、離れるかの2択しかないと述べた。

ただし、今後のトルコ当局の動きについては詳細は不明だ。

posted by ZUKUNASHI at 23:38| Comment(0) | 国際・政治
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