久方ぶりにエルドアンのスキャンダルから続く
29日、ロシアのソチで、プーチンとエルドアンが通訳だけを交えて会談。双方とも記者会見はなし。
— mko (@trappedsoldier) September 30, 2021
シリアのイドリブで地上戦開始? https://t.co/clgutwTMte
2021/9/29のプーチン・エルドアン会談の結果が伝えられません。両者ともに記者会見はやらなかった。
かなり深刻な話がなされてプーチンが持ち帰った形でしょう。管理人の想像では、エルドアンはクルドの過激派によるトルコへの攻撃を止める保証を求めた。しかし、ロシアはクルドからそのような保証を取り付ける手段は持っていません。シリアのアサドも同じ。
クルドの過激派に戦闘行為をやめさせるにはまず後ろ盾になっている米軍の支援をやめさせなければなりません。
シリア北西部のテロ行為を止めるには、北東部から米軍を追い出し、この地域の戦闘行為を止めさせることが先決になります。
エルドアンの要求に関しては、シリアのアサドと協議が必要です。9月下旬にプーチンとアサドが会談してイドリブ本格攻撃について両者は意見の一致を見たはずですが、トルコ軍を戦闘行為を回避しつつ引き揚げさせることができる道があれば、それは検討に値する。
トルコリラが史上最低値をつける中でエルドアンも戦費の支出は避けたいところのはず。トルコに軍を引き揚げさせるにはよいタイミングですが、エルドアンはしたたかに、国民に向けて示せる成果を求めています。
S-400の追加購入などはエルドアンのロシアに対するポーズにすぎません。シリア北部のクルドにどう縛りをつけられるか、また同じ問題が中心になっています。
トルコからシリアのイドリブは現状維持だとのリークが出ています。でも、それはトルコの願望にすぎません。
上のタスのツイートに付された画像。表情がわかるように拡大しました。プーチンはエルドアンでなくよそを見ています。エルドアンは、おい、どうなんだとでも言いたそうにプーチンを見ています。

ラブロフとショイグはまた難題を背負わされました。
30 Sep 2015, On this day our Russian Brothers came to the aid of Syrians, Bringing with them peace and stability to Syria!
— RealSyria
Huge Thanks to The Russian Army for their Amazing work in Syria as well the leadership of Mr. President Vladimir Putin.
Спасибо Россия️
pic.twitter.com/uUQHwitTMV
️ (@realsyriaa) September 30, 2021
“Abdi said he would prefer the Americans to promise to stay until there is a final political settlement to the Syrian conflict. With [US] military presence, he would have high hopes of winning the formal recognition he has long sought for Kurdish autonomy”https://t.co/XU9JJuIjRR
— Abdulla Hawez (@abdullahawez) October 1, 2021
I have good news and bad News:
— RealSyria
The good news is Battle of Idlib 2.0 is approaching!
The bad news is one of our Truthtellers got banned from Twitter and he is The President of Syrian Twitter, Much appreciated if you guys show him support️ @SouriHaskawi #Syria
️ pic.twitter.com/EBgWjNlDZt
️ (@realsyriaa) October 1, 2021
エルドアンがPKKに対する米国の支援を批判しています。
Turkish President Recep Tayyip Erdogan has launched a scathing attack on the Biden administration, accusing a senior official of being directly involved with militant groups such as the outlawed Kurdistan Workers’ Party (PKK). pic.twitter.com/VGTTdqT07Y
— RT (@RT_com) October 1, 2021
エルドアンもクルドを抑えるためには米軍の支援を止めさせることが必要、と行動に出たのでしょうか。
"エルドアン氏がターゲットにしたのは、国家安全保障会議のブレット・マクガーク調整官で、同氏が過激派グループと手を組んでいると非難した。「彼は、我々がテロリストに対抗しようと努力している地域で、彼らと武器を持って歩き回っている」"https://t.co/5XSSwtslDB
— Tweezer (@eihc2448) October 2, 2021
zerohedge.com Monday, Oct 11, 2021 - 08:00 PM
"Final Straw": Erdogan Signals New Turkish Military Operation In Syria, Sending Lira Plunging
by Tyler Durden
On Monday Turkey's President Recep Tayyip Erdoğan announced that he's preparing "necessary steps" in Syria to eliminate the "YPG threat", Turkish media reported.
The pledge of what appears to be a coming military operation along the Syrian border area comes after reports of two Turkish police officers killed and multiple more wounded in Azaz in northern Syria, according to an Interior Ministry press release Sunday. "We have run out of patience," Erdogan told reporters. "Turkey is determined to eliminate threats arising from northern Syria, either together with forces active there, or with our own means."
プーチンからは好ましい回答がなかったということですね。
IMF's new forecasts for Turkey has the worse of both worlds: low GDP growth with consistently high unemployment and inflation. IMO, you'd only get below 4 percent GDP growth 2023 onwards if the President of Turkey is not Erdogan. https://t.co/r1JaaVQRum pic.twitter.com/QtCTnEqoea
— Erik Meyersson (@emeyersson) October 12, 2021
トルコ中央銀行の副総裁ら解任
【イスタンブール共同】トルコのエルドアン大統領は中央銀行の副総裁2人を含む金融政策委員会の委員3人を解任した。14日公表の官報で明らかにした。インフレが加速する中、エルドアン氏は利下げを主張しており、中銀介入を強化するとみられる。通貨リラはドルに対して9.10リラ台に急落、最安値を更新した。
中銀は9月23日の政策決定会合で主要政策金利を1.0%引き下げ、18.00%と決定した。インフレ抑制には利上げが必要とされるが、市場はエルドアン氏による圧力の結果と受け止め、リラ売りが進んでいた。
・・・リラ安に誘導して輸出ドライブを狙う? 何を考えている?
BBC2021/10/24
トルコのレジェプ・タイイップ・エルドアン大統領は23日、アメリカやドイツ、フランスなど10カ国の大使を国外退去処分にするよう命令した。
アメリカ、カナダ、フランス、フィンランド、デンマーク、ドイツ、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、スウェーデンの大使は18日、4年以上にわたり拘束されているトルコの活動家オスマン・カワラ氏の即時解放を求める声明を発表していた。10カ国のうち7カ国は、北大西洋条約機構(NATO)でトルコと同盟関係にある。
北西部エスキシェヒルでの演説でエルドアン大統領は、「外務大臣に必要な命令をして、何をすべきか指示した」と述べた。
大統領は外相に、ただちに10カ国の大使を「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」に指定するよう命令したという。ペルソナ・ノン・グラータ指定とは、外交使節としての信認取り消しや国外追放を意味する外交用語。
大統領は演説で、対象10カ国の大使が「トルコ外務省を訪れてあれこれ命令するなど、あり得ないことだ」とも述べた。
また現地報道によると、エルドアン大統領は演説で、大使らはトルコを理解するか、離れるかの2択しかないと述べた。
ただし、今後のトルコ当局の動きについては詳細は不明だ。
バイデンが、クルドを使って議会クーデターでエルドアンを倒すと語っている! これは2020年に語ったものだがトルコのTRTが、拡散している。https://t.co/EHAXzgOFlE
— mko (@trappedsoldier) October 24, 2021
ロシア軍とシリア軍が、クルドSDFが支配するハサカで初の空軍と地上軍の合同演習! SDFの同盟である米軍が事前に知らされていたかどうかは不明。この演習は明らかに、対SDF攻撃を宣言しているトルコに対するけん制 pic.twitter.com/htIZdkwR52
— mko (@trappedsoldier) November 1, 2021
ローマでバイデンと会談した後、エルドアンはアメリカがシリアのクルドを支援していると批判した。シリアのクルド組織SDF/YPGは、トルコがテロ組織認定しているPKKの下部組織。このSDFに対する大規模な攻撃を開始するとエルドアンは宣言しているが、もし攻撃が始まればシリア軍とロシア軍が許さない pic.twitter.com/Vs5URxvEGy
— mko (@trappedsoldier) November 1, 2021
どうした、エルドアン? https://t.co/puEtssFT4r
— mko (@trappedsoldier) November 3, 2021
9月のエルドアン・プーチン会談ではエルドアンの希望は容れられなかった。イドリブでは、シリア軍の本格的な攻撃が近づき、テロリストが逃走する事件も起きています。
トルコは、イドリブのテロリスト全体を指揮下に置いたともされており、シリア軍の攻撃に備える体制を整えているようですから、エルドアンもシリア軍の攻撃は避けがたいと判断しているのでしょう。
シリア軍は、ロシアの援助で軍事能力は高まっています。ロシア軍のイドリブ空爆が続いています。
いつ戦闘が激化してもおかしくない情勢です。
・・・・・
2021/12/20、トルコ株式の指数が7%超の下落でサーキットブレーカーの仕組みが働き、売買停止です。トルコリラも大きく下落。トルコリラ・円は買い手不在の状況とも。


デンマークの株式が4.59%下落


トルコが反撃しましたが、これで終わるかどうか。
2021/12/21、トルコ株式指数が5%の下落。またサーキットブレーカーが作動しています。トルコリラが乱高下。国際的な投機筋がトルコをターゲットにしています。
秋から株式が5割も上がっていたんですね。

アサドの呪いか、無謀な政治の結果か。
— Spriter (@spriter99880) December 20, 2021