タリバン政治部スポークスマンへのTBS記者インタビュー: ずくなしの冷や水

2021年09月03日

タリバン政治部スポークスマンへのTBS記者インタビュー



なかなか面白いです。取材に答えているのはカタールにある政治局のスポークスマンSuhail Shaheen、名前を紹介してないようです。質問者は 中東支局長とありますが、質問の背景は欧米メディアの流した偏見に満ちた理解です。
このスポークスマンは、この数か月で顔つきが変わりました。若く見えるときもありますが老けて見えるときも。やはり激務でやせた?

彼らは海外論調についてもしっかり調べています。カブール陥落前に中国に代表団を送ったりしています。このインタビューでもタリバン側は、しっかり想定問答を作っています。

新政権は、各民族と協議を続けているために政権樹立が遅れていると言っています。

記者:
対タリバン勢力が(アフガニスタン国内の)パンジシール渓谷に集結している。彼らの要求は、すべての民族や部族が組み込まれる包括的政府の樹立だ。それがあれば戦闘行為に及ばないと言っている。実現可能か?

報道官:
わたしたちの国には多くの民族がいる。例えばタジク、ウズベク、ハザラ、パシュトゥーンだ。彼らと包括的な政府を作りたいから、未来にむけて協議を続けている。だからこそ政府樹立の発表までに時間がかかっている。

記者:
ただ歴史を振り返るとタリバン前政権は、ハザラ人(アフガニスタンの少数民族)を迫害した過去がある。わたしたちは歴史からしか未来を予想することができない。全ての民族を含む包括的政府の樹立は難しいのではないか。

報道官:
まずお伝えしたい、あなたが歴史に学ぶというのなら、アメリカ人と北部同盟(反タリバンで結束した部族同盟)のことを思い出してほしい。連中は政府の高官を独占した。私のようにヒゲとターバンをつけている人物は独房に入れられて拷問され殺された。でも私たちは今回、財産や命を保障した。そして包括的な政府のために協議をしている。(アメリカとタリバン)2つを比較して欲しい。どちらが人道的か。これが事実で、これが歴史だ。残念ながら世界のメディアは偏向している。現実から目をそむけ片一方の意見ばかり紹介し、私たちを貶めようとしている。


posted by ZUKUNASHI at 18:44| Comment(0) | 国際・政治
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