沖縄県で陽性者致死率が低い理由は簡単 入院者の検査をしていないから: ずくなしの冷や水

2021年07月09日

沖縄県で陽性者致死率が低い理由は簡単 入院者の検査をしていないから

2021/1/2から7/6までの間の日別陽性者死亡者


2020/1からの累積値


「中部病院では6月まで入院者全員PCRすらやってなかった」のだそうです。PCR検査をしなければ患者が陽性かどうかはわからない。そして亡くなったら新コロナウィルスと関係のない死因で整理をする。

入院しない人だけの陽性者致死率なら、それは他県に比べて低くなるのは当然。

沖縄県の2020/1以降の10万人当たり死亡率の推移。9月に死亡率が上がりましたが年末にかけて下がり、1月に大きく上昇してその後は前年同月を上回って推移しています。


2020/7以降の陽性者数と死亡者


沖縄の特徴は、陽性者が増える過程、あるいは陽性者が増えた後にもすぐに死亡者か増えていないことです。
ところが、2021/6/14から死亡者が高水準で推移しています。これは、新コロナウィルスによる死亡者が的確にカウントされていないということを示します。

県の病院当局も含んだ死亡者の計上不足があったことはほぼ確実です。日本の新コロナウィルス感染者の治療とその見届けに大きな問題があったということではないでしょうか。これに厚労省も噛んでいたとしたなら大変なスキャンダルです。南米、インドと変わらない。

なぜ2021/6/14辺りから死亡者が増えたのか。それは6月のいつかの時点でPCR検査が行われるようになったからです。他の県立病院でも同じような状況だったのではないでしょうか。「県立南部医療センター、こども医療センターでも未公表のクラスターありってサラッといった」と指摘されています。

亡くなった方の家族は、故人が新コロナウィルスに感染していることを知らされないで野辺の送りをやったんですね。それで感染した人もいるかもしれません。ひどい話です。





県当局、病院、そして地元経済界、マスコミが共謀して、いや阿吽の呼吸でそのように持って行ったのではないかと思われます。


共同2021/7/7 21:53 (JST)7/7 22:10 (JST)updated
「沖縄の声無視」と批判
県はまん延防止を要請
 沖縄県の緊急事態宣言を延長する政府方針が明らかになった7日夜、県幹部は「沖縄の声がことごとく無視されている」と批判した。新型コロナウイルスの新規感染者数が減少しているとして、玉城デニー知事がこの日、まん延防止等重点措置への移行を政府に要請したばかりだった。
 延長期間は8月22日までとなる方向で、観光業の書き入れ時と重なる。県幹部は「飲食店は生きるか死ぬかの瀬戸際で悲痛な声が上がっている」と嘆いた。
 ホテル経営者の男性は「一番の稼ぎ時に自粛して我慢しろというのか。沖縄経済に死ねと言うのと同じだ」と憤った。

琉球新報2021年7月8日 10:59
沖縄の緊急宣言延長を諮問 沖縄と北海道の旅行者に無料PCR 西村再生相が方針
 専門家らでつくる基本的対処方針分科会が8日午前、都内で開かれ、西村康稔経済再生担当相が11日を期限としていた沖縄県の新型コロナウイルス緊急事態宣言を延長することなどの政府方針を諮問した。東京都には4度目の緊急事態宣言を12日から発令するとした。沖縄県、東京都とも12日から8月22日まで。政府は同日夕に正式決定し、表明する。
 宣言対象地域では、酒類を提供する飲食店に対し酒類提供の原則停止を要請。営業は午後8時までとする。西村氏は、飲食店への協力給付金の支給を迅速化するために先渡しして支給することを表明したほか、酒類を販売する業者に対して要請に従わない飲食店などと取引しないよう要請することを明らかにした。沖縄や北海道への旅行者に対しては、無料のPCR検査を実施するとした。



posted by ZUKUNASHI at 10:02| Comment(0) | Covid19
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