新コロナウィルスと糖尿病は双方向の関係性: ずくなしの冷や水

2020年10月22日

新コロナウィルスと糖尿病は双方向の関係性

ロイター2020/10/19
アングル:新型コロナウイルスは糖尿病の引き金か、症例相次ぐ
By Chad Terhune
[19日 ロイター] - マリオ・ブエルナさん(28)は、子どものいる健康な男性だった。それが発熱から呼吸困難に陥ったのは今年6月。間もなくCOVID−19(新型コロナウイルス)の陽性と診断された。
数週間後、回復過程にあるように見えたブエルナさんは、脱力感を覚え、嘔吐(おうと)するようになった。8月1日午前3時、彼はアリゾナ州メサの自宅で意識を失い、床に倒れた。
救急隊員が彼を近くの病院に急送し、医師たちは昏睡(こんすい)状態を解消した後で集中治療室に運んだ。診断された病名は「1型糖尿病」。ブエルナさんは仰天し、震え上がった。これまで糖尿病の病歴など全くなかったからだ。
医師からは「COVID−19が原因だ」と言われた、とブエルナさんは言う。
ブエルナさんを襲った危機や類似の症例に見られるように、糖尿病とCOVID−19の危険な関係について新たな懸念が生じており、世界中の医師・科学者らが解明を急いでいる。COVID−19が糖尿病発症の引き金になりうると確信する専門家も多く、従来のリスク要因とは無縁だった一部の成人・子どもでさえ、例外ではないという。
糖尿病患者がCOVID−19に罹患(りかん)した場合、重症化・死亡のリスクがかなり高くなることは、すでに十分に報告されている。米国の保健当局者は7月、COVID−19による死者の40%近くは糖尿病を患っていたことを明らかにした。ここに至って、ブエルナさんのような症例からは、2つの疾病の関係が双方向であることがうかがわれる。
キングスカレッジ・ロンドンで代謝障害・肥満治療部門を率いる糖尿病研究者のフランチェスコ・ルビノ博士によると「COVID−19は、ゼロから糖尿病を発症させる可能性がある」という。
posted by ZUKUNASHI at 18:23| Comment(1) | Covid19
この記事へのコメント
ずくなしの冷や水様
いつも貴重で幅広い情報をありがとうございます。興味深く読ませて頂いています。
今回の、新型コロナウィルスに感染した男性が1型糖尿病を発症したという記事、私が大変怖いと思っていたことが実際に起きたなという感じです。成人してから発症する1型糖尿病というのは、何らかの原因で自己免疫機能が暴走し、膵臓のランゲルハンス島にあるβ細胞を破壊してしまうことからおきます(一般に生活習慣病と言われている2型の糖尿病とは発症のメカニズムが違います)。このβ細胞は体内でインスリンを作っている細胞で、ここが壊れるとインスリンを作ることができず、インスリン注射などで補うしかなくなります。一度壊れたβ細胞は再生されません。この免疫機能を暴走させる原因が、強度のストレスやウィルスといわれています。ウィルスが免疫暴走のトリガーになるということです。これは、3年ほど前に私が1型糖尿病を発症した時にドクターから受けた説明です。ドクターは、どんなウィルスが原因になるかはわからず、ありきたりの風邪のウィルスでも起こりうると言っていました。今回の新型コロナウィルス、いろいろな症状や後遺症を引き起こしているようですが、免疫機能を暴走させるということも大いにあると思います。それはとても重大な結果を引き起こすので、とにかく感染しないようにすることが一番です。用心してし過ぎることはありません。ずくなし様もくれぐれもご自愛くださいませ。
Posted by Michiru W at 2020年10月23日 00:01
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