日本は過剰流動性相場になるらしい: ずくなしの冷や水

2020年06月11日

日本は過剰流動性相場になるらしい

知人から日本は過剰流動性相場になりつつあると聞きました。確かにこのところ株式市場は急速に戻してきました。2020/5/26は日経平均が2.55%も上昇。

知人の説によれば、過剰流動性の一つが「持続化給付金」であり、日銀は流動性の供給に積極的とか。

毎日新聞2020年5月26日 16時49分(最終更新 5月26日 16時49分)
中小支援「持続化給付金」申請は120万件超 6000億円が支給済み 経産相
 梶山弘志経済産業相は26日の記者会見で、新型コロナウイルス対策として中小企業などを支援する「持続化給付金」の申請が、25日までに120万件以上あったことを明らかにした。うち約46万件、6000億円を既に支給したという。

全部で2兆円ほど出るのでしょうか。この給付金は、3月、4月の売り上げが最も落ち込んだ月を基準にして落ち込み額の12か月分を給付する。給付額は税務上は売り上げと同じ扱いとなるのだそうです。

給付金が給料、賃金で消えれば税金がかかりませんが、費用を賄って余りがあれば利益として計算され、課税されるという仕組みのようです。

中小企業主などの中には、この資金を使って株式投資をしているのだと聞いたのですが、本当でしょうか。

日銀は日本株の底上げをしたい、安倍政権支持層はまた株で儲けられるなら安倍政権支持が強まり支持率に歯止めがかかるのだそうです。

海の向こうでもドルを増刷してばら撒いていますしね。世界的なバブルが強まる? 

でも企業倒産も増えていますね。

ビジネス
2020年5月26日 / 17:59
日銀、26日に通常のETFとJ−REITの購入なし
[東京 26日 ロイター] - 日銀は26日の東京株式市場で、通常のETF(上場投資信託)とJ−REITの買い入れを行わなかった。
設備・人材投資に積極的に取り組んでいる企業のETFは前回25日と同額の12億円買い入れた。
前場のTOPIX.TOPXは前営業日比1.57%高だった。

2020/5/26は、少しドル安が進んでいます。

日本株は、2020/5/28も大幅上昇。バブル化は確実のようです。


当面24000円が目標で、この際、御祝儀で25000円まで行こうか。という勇ましい声が行き交っているだろうと思います。

果敢に荒海に乗り出すのもよし。

でも一つだけ、いや二つかな、心にとめておいたほうがいいのは、

現政権が倒れると日本株は暴落します。バブル化が進んでいれば、その分変化は急激で大きいはず。

もう一つは海外の金融機関の破綻による金融危機の勃発です。

2020/5/28の日経平均 +497.08 (+2.32%) で引けました。政府がチアリダー? 買い手が群がっているような気もします。今週中に22000円を超える? 日銀はここまで急いで押し上げる必要はない。

問題は、その後、来週です。

・・・・・

2020/5/29は動きが少なかったのですが、6/1は日経平均が22,000円を超えてきました。ずいぶん強いです。6/2も続伸。23000円まで675円ほどですから今週中にも到達するかもしれません。でも警戒すべき要因も出ています。



また新コロナ感染者が出てきました。当然ですが。

それにドルが他の主要通貨に対して弱くなるトレンドが続いています。円は例外ですが。

パニックが起きると最初は、流動性の確保に走ります。現金化が進みます。最初の混乱が収まると、資産を再取得しようとする動きが始まります。リスクテイクと言われます。

それだけならパニック開始前の水準に戻って終わりのはずですが、ユーロドルは昨年末の水準に戻してもなお動きが続いています。米国は金融機関保護のためにドルの供給を大幅に増やしているとされます。もうドル不足はない。それでこの動きが続くのは何か要因がありそうです。

米国は、原油価格の下落、世界各地で進めるレジムチェンジ作戦の失敗、人種差別を巡る混乱。くすぶる金融危機。経済制裁のツールとしての乱用がもたらしたドル離れ。

もはや世界は米国を軸にして動いていない。その一言に尽きるのかもしれません。

共同2020/6/2 19:44 (JST)6/2 19:57 (JST)updated
邦銀の海外投融資、損失の恐れ
コロナ影響、日銀が警鐘
 日銀と金融庁は2日、大手銀行や地方銀行による海外向けの投資や融資に関する合同調査結果を発表した。新型コロナの影響で保有する金融商品の価値が下がれば、損失が発生するリスクがあると警鐘を鳴らした。
 調査は、信用力が低い企業への融資を束ねて証券化した「ローン担保証券」(CLO)に着目。CLOは2019年3月末の世界の投資残高が82兆円で、このうち日本の金融機関による保有は18%に当たる14兆3千億円。
 うち12兆8千億円は農林中金や三菱UFJ銀行といった大手銀行が購入。超低金利に直面する邦銀が、高い運用利回りを求めて海外での投融資を増やしたことが背景にある。

2020/6/5は、日経平均は2万3000円まであと1歩のところまで来ています。来週は2万3000円を超えるのは確実でしょう。

問題は2万3千円を超えてからですが、日銀は株式市場を通じた銀行救済の意図でも持っている? 当面強い相場が続くかと見ていますがどうでしょう。

為替で円安進行、株式相場にはプラスです。

週明け、2020/6/8は、2万3千円を超えてきました。管理人は、現政権のめちゃくちゃなアンプロフェッショナルな政策運営で支持率が下がる間は、株価を落とすわけにはいかないはず。常識外れの展開もありうると見ています。6/9は日銀のETFの買い付けは限られたものだったようですが、いつ動くか。

2020/6/2に円安に動いたドル円が6/5に反転し円高に動いています。下げ方が急。そもそも円安はドル以外の他の通貨の動きと反対です。中期的にはドル全面安の可能性のほうが強いと見ていますが、意外に早いかも。米国金利の場合によってはマイナスへの低下、米中対立で財務省証券の処分加速。先が読めません。

Sputnik2020/6/11
Treasury Department: US National Debt Exceeds $26 Trillion for First Time
WASHINGTON (Sputnik) - The United States' national debt total has exceeded $26 trillion for the first time in US history, Treasury data revealed.
The data published on Wednesday showed that as of this week the United States' debt sits at $26,003,751,512,345 as the nation grapples with economic relief from the novel coronavirus pandemic.
The US government has provided up to $5 trillion in coronavirus relief since March. The Coronavirus Aid, Relief and Economic Security (CARES) Act was passed on 27 March and included $2 trillion, while the $3-trillion Health and Economic Recovery Omnibus Emergency Solutions (HEROES) Act adopted in May.
Earlier on Wednesday, the Treasury Department published a monthly report showing that the federal government budget deficit for the first eight months of the current fiscal year, which started on 1 October 2019, has reached $1.88 trillion - already higher than any full fiscal year 12-month deficit in US history.
That eight-month deficit more than doubled the $738.6 billion deficit for the same period in the fiscal year 2019, the report read.
The debt has risen dramatically over the past few years, with a major spike amid the lockdown crisis in the first half of 2020. According to the Peter G. Peterson Foundation, the United States spends $1 billion every day on the interest alone. At the moment, the US federal debt amounts to $179,000 per household or $70,000 per person.

2020/6/11の米国市場、ダウが900ドル超の下落、米国債10年利回りが低下、原油先物が下落。ドルは、ユーロ、円に対して下落。欧州市場も3%程度の下落。世界景気の悪化を織り込んできている?
posted by ZUKUNASHI at 22:43| Comment(4) | 社会・経済
この記事へのコメント
16営業日にわたり、107円台で膠着していた米j/円相場が、昨日の海外市場で約1円急伸した。チャート分析的には、保合い上抜けの形。
ユーロ/円にいたっては、連休明けから約7円の急上昇。世界的な株式相場の上昇と共に、主要通貨に対する日本円の下落が顕著になってきた。昨日の米j/円相場の急伸が、日本円の本格的下落への号砲となった予感もする。米jも対日本円以外の通貨に対しては下落傾向で、米j指数のチャートは弱い。米jの下落は、米国商品先物市場上場商品にとっては上昇圧力となる。すなわち、不況下の物価高。日本にとっては、日本円の下落で輸入コストの上昇が加わる。本格的なスタグフレーションの到来か?
Posted by 真実の瞬間 at 2020年06月03日 08:25
得体のしれない巨額財政支出に日本の銀行は「ローン担保証券」で損失の恐れ。新コロナ対応も中韓に比べて失敗、尾を引けば経済にマイナス。トルコリラのようにならなければいいですが。
Posted by ZUKUNASHI at 2020年06月03日 08:41
ドイツ銀行の破綻が先送りされたようですが、《いつか》来ます。私の当てにならない予感では、少なくとも本年中はないのでは、と考えています。大統領選挙を控えたトランプがそれを許さないのでは、という読みです。でも《いつか》来ます。その時は、日本のほとんどの金融機関が破綻の危機に見舞われると思います。リーマンショック時には、日本円は全ての主要通貨に対して急騰しましたが(有事の円買い)、ドイツ銀行破綻時の外為相場がどのように変動するのか、私には全く予想がつきません。
Posted by 真実の瞬間 at 2020年06月03日 08:55
ずっと先送りのままですね。
Posted by ZUKUNASHI at 2020年06月03日 09:04
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