すばらしい和歌山県知事の見識と指揮: ずくなしの冷や水

2020年04月27日

すばらしい和歌山県知事の見識と指揮

次のグラフはどんな知事を選ぶかで県民の命が左右されることを如実に示しています。

県民10万人当たりの新コロナウィルス検査数を見ると、和歌山県が301人で突出しています。同県の10万人当たり感染者数は5.6人。10万人当たり陽性者数を同検査数で割ると0.02ですから検査した人の2%しか陽性でなかったということになります。
10万人当たり検査数は右軸


一方、東京都は、64人中27.1人ですから検査を受けた人のうち42%が陽性ということになります。


新コロナウィルスの検査は、感染の疑いの強い人を選択的に検査していますから、そのスクリーニングが強ければ強いほどに陽性者率は上がります。このスクリーニングは渡航歴があるとか、重い症状が出ているとかを基準に行われていますから、軽症者、症状が出ていない者はここではじかれています。

一応この基準は全国共通で適用されており、検査対象を拡大するには知事の決断が必要です。つまり、10万人当たり検査数が相対的に多いところは、軽症者や無症状の者についてもより多く検査が行われていると言えます。

10万人当たり検査数が相対的に多いのは、和歌山県、大分県、熊本県、山梨県と続きます。陽性者割合が高いのは、東京都、福井県、埼玉県、石川県、富山県、大阪府、北海道です。

次のグラフで各県をパターンにより分類できそうです。

A 陽性者÷検査数の割合が低く、10万人当たり検査数が相対的に多い県・・・和歌山県、大分県、山梨県など
B 陽性者÷検査数の割合が特に高く、10万人当たり検査数が相対的に多い県・・・東京都、福井県
C 陽性者÷検査数の割合が高く、10万人当たり検査数が相対的に少ない県・・・埼玉県、福島県

まず、Aについては、検査を受けた人のカバレージは他県より広かったが、陽性者はそれほど多くないということですから感染拡大にはある程度ブレーキがかかっていると見られます。
Bについては、検査数を増やせばそれに応じて陽性者数が伸びていくと見られます。新コロナウィルス蔓延型と見ていいでしょう。
Cも検査数を増やせば陽性者が増えていく余地が大きいです。

とにかく問題は東京都。茨城県では週末などに東京に出た若者に感染者が見つかったりしています。東京電力は本社にも柏崎の事業所でも感染者が出ています。大手企業の人の移動に伴って新コロナウィルスの感染が広がっていることは確実で、東京都の封鎖はいずれ必要になるでしょうし、それがなければ感染拡大は続くと見られます。
このツイートに付されている画像の拡大図です。東京都から帰省、東京訪問、東京勤務という例が目につきます。


新型コロナウイルスのPCR検査総実施件数(都道府県別)(期間:1月15日〜4月18日)
https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/000624010.pdf

※ しわ枯れパパ@chanchan_papa氏の2020/4/25のツイート
「(4日間医師にかからないでいたら)ひょっとしたらその方が二次感染をさせてしまう可能性もあるし」「その方がとても重い病気になる可能性がある」
和歌山県知事がこれを言っていたのが2月末。今実際に起こっていることを見ると慧眼というしかないな。
posted by ZUKUNASHI at 18:03| Comment(0) | Covid19
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。