社会経済への影響は長く続くだろう 市場観察: ずくなしの冷や水

2020年03月06日

社会経済への影響は長く続くだろう 市場観察

新コロナウィルスによる感染者の増加、それに伴う経済的な混乱は長く続くのではないでしょうか。

各国の中で防御態勢が最もしっかりしているとみられるロシアは夏に予定されていたサンクトペテルブルク国際経済フォーラム(SPIEF)の中止を決めました。

日本のオリンピックなど論外、すでに中止が世界の暗黙のコンセンサスです。

国際金融面でも波乱が続いています。当初ドルが強くなりましたが、トランプが強硬に利下げを主張して当局がこれを受け入れたのちはドル安が進行しています。米国自体も感染者が続いており、経済面への影響は避けられないでしょう。

日本株は下落中ですが、新コロナウィルス感染拡大の実態面から見たら、パニック売りという状況にはなっていないようです。日経平均はこの3年に見られた何回かの安値をまだ更新していません。悪材料としては、それらの安値をもたらした材料よりもインパクトの大きさや時間的な持続性の面で比較にならないほどの大きなものだと思いますが、市場参加者の多くはそうは見ていない。

そうなると新コロナウィルスの脅威が姿を現すにつれて市場への悪影響はさらに強まるということではないかと思います。

福島第一原発事故後にかかりつけの医師と雑談の際に、医師がSARSを引き合いに出し、この手の感染症が文字通り蔓延すれば、上水道の管理職員がいなくなったりして水道が止まることさえもあると見られていたが、今回はそうはなりそうもないと言ったのが記憶に残っています。

感染者の隔離措置を厳密にやっていけば、社会のインフラを維持できない状態になるわけで、初動に失敗し、その後も他の国に比べるとモタツキぶりが明らかな日本は、新コロナウィルスを抑え込むのに失敗し、医療崩壊を通じて深刻な事態になりかねないと憂慮しています。

最後は人と接しないことしか個人が取りうる方策はないわけで、そういう事態、あれがない、これもない、あそこも休業、ここも閉鎖という事態を念頭に置いた準備が必要かもしれません。

簡単に言えば、飲み水と食べ物。これからは暖かくなりますから暖房用燃料はあまり心配いらないかもしれません。

私たちは、311後に電気、ガス、水道が止まる体験をした人も少なくありません。私は三つともに体験しました。ガスはごく短時間でしたが。

あと4回寝れば311から丸9年になるんですね。
posted by ZUKUNASHI at 21:26| Comment(0) | Covid19
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